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ニュース速報

2月14日(水)    14時03分

警視庁で盗難騒ぎ

   14日午後2時03分、警視庁記者クラブ付記者の情報によると、総務課宛に本日配達されてきた郵便物
及び宅配便において、職員が各課配送のため確認したところ配達簿の数と合わないことがわかった。
急ぎ改めたが消えた荷物の行方は不明。引き続き調査中である。
尚、盗難に遭ったと思われるものについて警視庁宛ではなかったという情報もあり、詳細は分かっていない。






本日のニュース

2月14日(水)  18時00分

「いらない荷物を処分しただけ」

   同14日午後発表の荷物盗難の件において警視庁は、「不要な荷物を処分したのを、職員が盗難と
勘違いしただけでそういった事件は発生していない」とコメントを出した。
 午後14時02分、各課宛の郵便物等を配送するため職員が仕分けしようとしたところ、配達時に記入
された数と実際の数が合わないことに気づき、再度点検を行ったがかなりの数が合致せずその為「盗難」
として届けたもの。無くなったと思われる荷物の中には、配達時職員が記憶していたものもあり単なる
記入ミスではないとの事から警視庁は捜査を開始した。
 しかしその後無くなったとされる荷物は処分扱いのものだったことが分かり、盗難ではないことが判明した。
担当職員は「こちらの勘違いで大変な混乱を起こしてしまい申し訳ない」と、進退伺いを提出していると
いう。
 警察庁ではこれを職務怠慢として、口頭で警視総監を注意した。
 これについて専門家の中には「状況的に、処分扱いのものを紛らわしいところに置いておくとは考え
られない。警視庁は意図的に何かを隠しているのでは」と穿った意見も出ている。





野次馬ニュース

週刊ダウト(2月28日号)記事より

チョコレート争奪戦!? 
           警視庁と犯罪者の対決か

 この号が発売になる頃には、それぞれ結果が出ているであろうパレンタイン。
 さてさてこの日にさえも警視庁は眠れないのである。
 14日、警視庁で荷物の盗難騒ぎがあり、それが「いらないものを処分」と訂正され各方面から失笑を
買ったことはご存知の通りだと思うが、実は盗難はまんざら嘘でもないようだ。警視庁の体面を保つ
ためにあえて肩透かし的な発表をした可能性があるのである!

 密かに当記者が取材したところによると、盗まれた配達物には共通事項があったらしい。たまたま
その日宅配便を配達したという匿名希望Kさんに話を聞くことが出来た。
 Kさんの話
「ええ、変だなとは思ったんです。警視庁宛にですからねぇ。でも届けなければ仕事にならないし、
いいのかなぁと思いながら配達しました。担当の人も首をかしげてましたね。え? あ、それがですねぇ、
“警視庁気付 怪盗KID様”だとかえーと、“高遠遙一様”とかだったかなぁ…。あれって確か指名手配犯
じゃないですか。僕もビックリしましたよ。爆弾たか変なものだったらヤだなぁって。でも…チョコなんス
よ…何であんな奴らに…」
Kさんは最後どこか寂しげにつぶやいた。

 ということはである。ゴシップ好きな我々としてはこの盗難騒ぎに一つの解答を見出すことが出来るのだ。
つまり、盗まれた荷物というのは彼ら宛のもので、犯人はそう、彼らだということに…!
 もしこの記事を読んでくれている読者の中に、彼ら宛に警視庁へ送ったという人がいたら。
 今年のホワイトデーはちょっとしたラッキーデーになりそうだね。何と言っても女性に対しては実に紳士
的な犯罪者なのだから(ちょっと不謹慎かな)。
 とはいえ、警視庁の皆さん。お疲れ様でした!
 そうそう。我々が追いかけているもう一人の彼、つまり明智警視はどうだったかというと…。
 もちろん予想通り。朝から仕事にならなかったらしいよ。いやぁうらやましい限りですな!
 取材帰りに明智警視とたまたまでくわした記者はがっくり肩を落として帰社した。何でも、両手に紙袋
4つ持っていたというから芸能人並だね。これじゃあお返しも大変そう。なんて余計なお世話かな。
 男性諸君、来月のホワイトデーには三倍返しをお忘れなく!

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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