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本日のニュース

2月15日(日)  10時00分

受け取り拒否のはずが…?

 バレンタインデーを前にして今月10日に、「指名手配犯高遠遙一と、怪盗1412号(通称KID)
宛に送られてくるチョコレート、品物の類は一切受け取りません」と公言した警視庁であったが、
何とその受け取り拒否をしたはずの郵便物、宅配物などが、該当局、該当の業者倉庫から消えて
いたことが分かった。
 また当局などでは、「その日配達にいったはずの該当者がなく、目下調査中である」と回答
している。
 東京中央郵便局では、「警視庁に向かう配達担当者が前日になって予定変更となっており、
当初の担当者は別の仕事についていたと推測される。しかし向かった人間の記録がなく、
各部署の配属を確認したが欠けていた人間はいない。つまり書類上では誰も配達及び回収
などに行ってないということになる。誰がやったのか検討もつかない」と戸惑いを隠せない。

 過去、警視庁に荷物を運んでいた車両が一時行方不明になったことはあったが、今回の
ように何者かが堂々と仕事の代理を果たしたケースは初めてだという。

 KIDを長年追いかけており、今回の計画の発案者である中森警部(捜査第二課)は、
「恐らくKID1人の仕業ではなく、高遠も一枚かんでいたと思われる。まさかあの2人でやって
しまうとは思わなかった。作戦が裏目に出た形で腹立たしい」と怒り心頭である。

 受け取り拒否をするならば、その返す手間を省いたつもりなのか、今回は堂々と2人して
警視庁に荷物を運んできたわけだ。受け取り拒否のサインをする総務部の担当者らを
目の前に、彼らは一体何を考えていたのだろうか。
 なんともユーモアの利いた犯行であることは間違いない。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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