山陰同人誌即売会 花鳥風月

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花鳥風月トップ > 同人誌と著作権 > ネットのイラストとかは勝手に使ってもいいもの?/海外版権もので活動されている方へ/ディズニーには気をつけて/ディズニー秘話
花鳥風月の名称等を不正使用する「まんが王国とっとり」「アニカルまつり」に関する注意喚起

同人誌と著作権 項目12から14


12.ネットのイラストとかは勝手に使ってもいいもの?

■ネットのイラストにも著作権はある
 ここまで読んでこられた方なら、ネットにあるからといって勝手に使ったり、自分のSNSで使ったり、配布してはいけないということをわかっていただけるかと思います。

 素敵なイラスト、テキストがあったからパソコン、スマホに保存しよう、これくらいなら問題ありません。
(そもそも閲覧の時点でキャッシュとして保存されているので)
 素敵な作品が掲載されているURLをSNSで紹介することも、そのURLがパス制だったり、直接リンク不可などでなければ問題ありません。

 やってはいけないことは
・ネットに掲載されている作品を自分のサイトやSNSへ無許可で転載する
・自分の作品と勝手に合成して発表する
・他人の作品を再配布する、加工して配布する
・自作発言
などです。
ただし、フリー素材であり規約においてこれらを許可している場合は問題ありません。使用する前に規約はしっかり読もう!

 最近では海外に無断転載されているケースもあるようです。
 海外の場合法律が違うので「無断転載禁止と書いてなければ転載してもいい」という考え方が多いです。
 SNSで作品を発表する機会が多いなら
 「無断転載やめてください Please do not reprint without my permission.」
 こちらを付け加えておいてもいいでしょう。

 参考サイト
 海外の人に「無断転載やめて」 アドバイスされたメッセージが話題
 http://otakei.otakuma.net/archives/2017042002.html

■SNSで公式絵を使った加工、配布について
原作やアニメの絵を使って待ち受け画像やアイコン、背景を製作、配布している方がいると思います。
こちらもかなりグレーではありますが、公式からお目こぼししてもらっている状態です。
注意されないからやってもいい、みんなやってるから問題ない、ではないので十分気をつけて下さい。
有料販売はもちろん完全にアウトになる可能性が高いです。

13.海外版権もので活動されている方へ

 海外版権ものジャンルで活動される方を取り巻く状況は2000年代(2000年ではなく、年代)にかなり大きく変わったといえます。
 ハリーポッターの大ヒットです。
 同人ジャンルとしてもかなりの人気…だったのはいいのですが、一般の人気もすごかったため同人誌を知らない人がBLサイトに迷い込む、イベントがいくつか中止になるなどいろいろトラブルが起きました。

 もし海外版権ものジャンルで訴訟に巻き込まれた場合、当然対応も面倒くさくなるので、対策はしっかり取る、ガイドラインを確認しておくなどよりいっそう気をつけて下さい。
 海外作品は名前、名称などを商標登録していることも多いため同人活動が営利目的ととられる可能性もあります。
 自己責任でお願いします。

14.ディズニーには気をつけて

 実は花鳥風月ではディズニー作品の持込はお断りしていたのですが、2013年革新的なことが起きました。
 ディズニーが企業ブースとしてコミケットに参戦したのです。
 当時大きな話題になりました。

 だからといってディズニーが二次創作を認めた、ということにはならないですけれども、これを皮切りにして花鳥風月でも明記はしないものの、ディズニー持ち込まないでねという表記ははずしています。

 では今改めて何が問題なのか。
 さっきも書きましたが、コミケに参戦=おおっぴらに二次創作を認めた、というわけではないということです。
 他の作品同様に、元の作品のイメージを損なわない、著しくイメージを失墜させることはしない、など気をつけましょう。
 ディズニーはそういった作品の管理に関しては本当に厳重です。
 またグッズは、ディズニー自体が非常に幅広く販売していること、公式と間違えられやすい可能性があることなどから出来れば自粛をお勧めしたいです。(強制するものではありません)
 

14.2ディズニー秘話

 せっかくですから、そのディズニーが何故ここまで著作権を厳しく追及するかを説明しておきましょう。

 ディズニーの設立者であるウォルトディズニー氏は青年時代、我々と同じような漫画が大好き、アニメが大好き、それらで人を感動させられたらいいなと思っている貧乏なアニメーターでした。それも超ド級の、が着くほどの貧乏。部屋を借りるお金さえなくて、勤め先の倉庫で寝泊りしていたくらいです。
 そんな彼は苦しい生活の中、「うさぎのオズワルド」という映画作品を作り上げました。これが大ヒット。あっという間に踊る大捜査線も真っ青というくらいのヒットを飛ばしたのです。
 これで大金持ちになった彼はディズニーカンパニーを興し…となっていたら、ディズニーはもっともっと、二次創作大歓迎、パロディ歓迎の会社になっていたかも知れません。
(もっとも、そこまで大きくなれたかどうかは不明ですが)
 ところがそのヒットに目をつけた映画配給元が、彼が著作権が自分たちにあるということを明記していないのに気づき、作品を横から奪い取ってしまったのです。つまり、ディズニー氏の手からは作品もお金も名誉もすべて奪われてしまいました。
※今は著作権法がかわったので、作った時点で著作権が作った人に発生

 失意のまま一緒に作品を作った仲間も配給元にスカウトされてしまい、彼は故郷に帰ることになります。ところがその帰路の途中、彼はあるアイディアを思いつきました。
 そして故郷で一生懸命作り上げたそれが、ミッキーマウスでした。

 彼がどうしてディズニーの作品を他人に作らせたがらないか、夢を壊したくないと願っているか、少しは分かりましたでしょうか。
 同人誌界でも誰が誰の作品をパクッただの、類似品だの、同人誌同士でのパクリあいなどあります。ディズニー氏自身、自分の大切な作品がそうやって他人のものになってしまった経験を持っているわけです。

 もちろん他の作品だってパロディをしていいというわけではありませんが、ディズニーにはこんな事情があったのだと理解し、気をつけていただければ幸いです。
 

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