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金田一少年の事件簿「オペラ座舘第三の殺人」読書日記12

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

11/22 マガジン52号

 こないだ、金田一の最終回で明智警視が出てくる夢を見ました。なんだかなー。
 夢の中ではいつも、気になる話の先の展開を読んだりしています。でも起きると殆ど
覚えてない…。

 ええと前回までは確か犯人が分かって、えー…誰だっけ、ほれ、えー。あ、みきたに
殺害までのトリックが判明したのでしたね。
 要するにみきたに殺害においては、みきたに自身も共犯者であったといえなくもない
かも。殺されましたが。気の毒に。

 おおっ!なんと!
 今回のマガジンはハリーポッター映画特集がついてますよ!なんてお得なんだ!
 (金田一を読めよ、先によ)
 いやー、私としては予告でやってたボーパトン学校メンバーの「フォー!」を見るためだけ
に映画見に行きたい気分ですね。(フォー違うから)

 さてと前置きが長くなりましたが(まったくだよ)、金田一を読みたいと思います。

 いやーいよいよですね。あのトリックの謎が解明されます。
 なぜページごとにハジメちゃんの服のエリが立ったり寝たりしてたのか!(違げぇよ)
 
 なんか前回からうってかわってレオナがふてぶてしい女になっちゃってますよ。目もなんか
半眼みたくなっちゃってるし。うーんやっぱり先週までのは嘘泣きだったか。冬彦がこれで
PTSDにならないか心配なところであります。
 と思ったら。
 冬彦にまで「こんなのレオナぢゃない!」とか言われる始末。
 レオナさん、幕が下りる前に素が出たら女優引退でっせー。
 だから白神この場に及んでまでタバコを吸うなというに!お前はスーさんのCMを
見てないのか!(JT作スーさんは、やさしいたばこ)
 お前もたいがい悪じゃのう。
 誰か!ここに気化したガソリンお持ちして!(何をするつもりだ)

 さてハジメちゃんがひっかかったのは鍵。
 確かに、剣持警部が持っていたのに何故か元の場所に戻っている不自然さ。小人さんが
わざわざ運んできた、鍵に帰巣本能があるならともかく、これはあまりにも不自然過ぎ。
 つーか本当、剣持警部を殴り倒せたこと自体すごいといやすごいですよねぇ。刑事ですよ。
警察って何かの格闘技の段持ちですからねぇ。あれだな、きっと酔拳だな。
 のーめばのーむーほーどーにぃー。
 まあここで剣持警部が返り討ちにしていたら連載が3ヶ月どころか1ヶ月で終わってしまう
ので、剣持警部には辛抱していただきたいところです。

 レオナがそんなリスク(連載終了の、じゃないよ)をおかしてまで狙っていたのは、鍵を
元の場所に戻すこと。
 蜘蛛もスリッパもすべてはこのトリックのためでした。
 なんかこのページの白神の顔が無駄に可愛いんですが。不満たらたら、みたいな。
 
 あーでもレオナは、ハジメちゃんが暖炉に鍵(蜘蛛つき)を放り込むところまでは想定して
なかったみたいですねぇ。
 イヤ、まだこの先のトリック明かしは読んでないのであくまでも私の考えた、鍵を物理的に
取れない状況に見せかけることで心理的密室を作り上げた、というの前提で言わせていただく
んですが。
 ハジメちゃんの行動でレオナが得したのは
・城が劇場に閉じこもった(これは白神の言動でですが)
・城を呼び出して殺し、劇場に運び込まなくてよくなった
・鍵がとれないということを、鍵のある場所に人を絶えず置くことによって証明しなくてもよく
なった
 ということですね。

 もしこれでハジメちゃんが鍵を暖炉に放り込まなかったら?
 こんなあやふやなトリックでいいんでしょうか。理由をつけて完成させるにしても、暖炉に鍵を
放り込んだ時よりかなり不自然な事件現場になりそうな気もするんですけど。
 なんか、最大のトリックというわりには結構ずさんですねぇ。
(注:あくまでも私の想像したトリック前提でのお話です)

 さてでは実際のトリックはどうだったのか確認してみます。

 ええと…当時はどうでしたっけ。
 城が入る前にレオナが鍵を皆で見張ろうと言い出し、城が劇場へ入りその後オーナーが
鍵を閉め白神が確認。その後鍵は袋の中へ戻されたという状況でしたね。
 ハジメちゃんは「あの時点で鍵はレオナのポーチの中にあった」と言ってるんですが…
どの時点だオイ。
 えーと。暖炉に鍵を放り込んだ時点で鍵はレオナが持ってた、ということかな。
 あ、これで間違いないみたいです。

 やっぱ夜食を届けようと鍵を探すふりをして蜘蛛を放ったようですね。その時にニセの鍵と
摩り替えてあったと。
 あーよかった。一応ここで考えたトリックは合ってたみたいです。…多分。(←自分の推理を
もう忘れてる奴)
 確かに、自分で毒の処理をしたクモを放つのなら出来ますよねぇ。見かけは不気味だけど
タランチュラはけっこうおとなしい蜘蛛だし。
 でもどうでもいいんだけど、これで鍵まで燃えちゃったらどうするつもりだったんだろう…。
あとハジメちゃんが動転して金バサミで蜘蛛ぶっ叩いてたらどうなったか、ってところですね。
 結構完成されたトリックとかハジメちゃんは言ってるけど人の行動の読みが甘いぞレオナ。
 そうかー、雑誌で叩かれたらと思っていたが雑誌もなかったのね。ハリセンを常備している
キャラがいなかったのは残念です。(最遊記の三蔵とか)…いや、奴なら撃ち殺すか…。

 うおおおおー、鍵の説明するレオナこぇぇぇぇぇぇ。
 何が怖いって半眼で顔に影トーンですよ!おめぇこええよ。
 レジで買い物してお金出そうとしたら小銭で26円しかなかった時くらいこぇぇよ!
 
 で。
 鍵のトリック。
 ハジメちゃん、剣持警部じゃなくて白神から無断拝借してやれよ、ライター。話の輪に加えて
やれよ。こいつここまで、冒頭から数えて4コマしか出てねーぞ。しかもそのうちの1コマは
ライターと手だけ。…入れてやれよ…。

 で、暖炉に放り込まれたのは燃える素材でできた鍵。まあ多分本物に見えるようにスプレー
加工とかしてあったでしょうね。ラッカーとか使うと手まで染色されちゃうんだよねぇ、あれ。

 




 …………………誰が煙突から鍵を落とせといった。

 サンタどころの話じゃねーよ!
 っていうか明らかにおかしいだろ!
 豪快すぎるよレオナ。

 ってちょっと待て。
 普通2階の窓からハシゴが煙突まで伸びてるもんですか?
 どういう構造なんだよこの家はよ。
 
 まだ交替の隙を見て鍵を暖炉に放り込む方がマシだったよ!もしくは燃えつきる寸前。
 要するにレオナが鍵に触ってないという前提があればいいんですよね。

 つーか煙突ってオイ…。
 ちなみに本当に煙突から投げ入れようとすると、全身すすだらけになる上に、視界なんて
ないも同然なので一目でバレます。サンタクロースの話を真に受けて、煙突から侵入しよう
とした泥棒が視界がきかず落下し、大火傷を負ったという話がありました。良い子のお父さんは
マネしちゃダメだぞぅ☆(煙突のある家が今どれだけあるのかと)

 で。
 物的証拠ですよ。
 なんかもうレオナが鬼の形相です。泣く子はいねがーって後ろに書きたいくらいです。

 …って次回に続くのかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
 こんな怖い顔のままでレオナ次号持ち越しかよ!


<今日のメモ>
 ハジメちゃん、ついに開き直って襟を片方は寝かせ、片方は立てるという荒業に出ました。
(最後から2ページ目のコマ)
 あと、「もうしま」の西本さんは、女性をつるペたに書きすぎだと思います。(コミックス2巻も
買いましたよ。3巻は買いません)



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