多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→金田一少年の事件簿「オペラ座舘第三の殺人」読書日記13


金田一少年の事件簿「オペラ座舘第三の殺人」読書日記13

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

11/30 マガジン53号

 さあさあ、化けの皮が剥がれるどころかもう2枚も3枚も逝っちゃった感じのレオナさん。
開き直って証拠を出せるもんなら出せと。
 これまでこのセリフをはいて逃げ切った犯人をついぞ見たことがありません。

 おお、ハジメちゃんが出してきた電池でレオナの顔色が変わった!って、どれだけ
変わってんねん。
 おいおい、これだけ動揺しといて「電池がなんだっていうの」って。隠せてない、隠せて
ないよレオナ!
 ああ、電池で動揺してたのって指紋が残ってるからだってさ。
 …普通は電池入れ替えるのにも用心して手袋しませんか、犯人だったら。つーかここまで
頭のいい人ならそうするよね。
 いつも思うけど、事件が起きてる間はとても頭のいい犯人なのに、種明かしを始めると
とても「トリック成立したのが不思議」なくらいの致命的ミスがボロボロ見つかるのは何故?

 とか思ってたら次のページで、「いくら犯人が用心深くたって電池入れ替えまで手袋
してたとは思えない」とフォローが。
 いや用心深ければ深いほどそうするんじゃないですか?レオナではなく犯人として使う
ものならなおさら。
 ちょっと意地悪い突っ込みですかねぇ。
 少なくとも私が犯人として行動するのなら気持ちを入れ替えて、部屋から出る瞬間から
注意しますけど。

 ま、余計な突っ込みはさておき。

 その落としてしまった電池を回収できなかったのはまさに、火が怖くてロウソクを探せなかった
から。レオナさん、今度からLEDペンライト持ち歩くといいですよ。次はねぇけどな!

 でも火がつけられないってもロングチャッカマンでロウソクに火をつけて、そのままロウソクは
持たないで探せばいいよな!ってチャッカマンもっとるくらい用意周到ならこんなミスせんわー!

 さて次。
 やっぱりあの不自然な血痕は誘導だったわけですね。私としては「犯人がこちらに逃げた」と
思わせるためと思っていたんですが、レオナとしては剣持警部を見つけ出させるためだった
ようです。
 あー…出番ないまま最終回になっちゃったら困るからねぇ…うん。許さんぞぉぉぉぉぉ!とか
いってKOFのゾンビ八神庵になりかけてたし。
 
 すげぇ!おっさん指紋採取セット持ち歩いてんの!?それ鑑識が持つもんだよね。…まあ
市販の「探偵なりきりセット」あたりからでしょうか。あの、アルミニウム粉しか入ってないやつ。
現在の現場では、黒色粉末とかが使われてたりとか、気体法も使われてるみたいですけど。
 つーかオッサンの背広内ポケットは四次元ポケットか。
 でもここで、ハジメちゃんに電池を見つけられてしまったからととっさに「見せて」と取り上げた
レオナの機転は確かにすばらしいですな。私なら「ぅおっと、こうもりが!」とかいってどついて
その間に電池を拾い上げて「電池ね!」ということくらいしか思いつきませんが。
 っていうか落ちてた上ハジメちゃんが踏んで転んだのによくもまあ指紋が崩れず、きれいに
検出できたもんですなぁ。

 ええと…ハジメちゃんの指紋の下にレオナの指紋がついてると。
 あれ?こんなこと分かりましたっけ、指紋の重なり、どっちが先かっての。
 まあいいや。先に進もう。
 これが決定打だそうですよ。確かに!
 バカねぇレオナさん。そういう時に必殺つまずいたフリで指紋をグチャグチャにしてしまえば
よかったのに。

 軟弱冬彦が「ボクちんのレオナはそんなんじゃない!クリスティーヌのような人だ!」とか
言うてるぞ。誰かこいつ冬の日本海に沈めて来い。
 SIT〜、SIT〜、出番ですよー!(天下の警察機構をこんなことに使うな)

 レオナは、自らファントムの花嫁であることを選んだと言ってます。
 うおおお、このページすっげぇ気合入ってんなー。すごいきれいなページですよ。原画
見たいなぁ。
 でもレオナさん、イメージ画像なのでもう少しドレス、着てる服と変えてもいいんですよ?
(真っ白にしただけやん)
 どうでもいいけどカイトがずっとタバコくわえたままです。衝撃のあまり火をつけるのも
忘れてるみたいです。ちょうどいいから禁煙パイポ吸っとけ。

 そんなことを言ってる間に過去の話が語られました。
 霧生クンはやっぱりレオナのストーカーではなく、命の恩人だったそうです。
 別荘が炎に巻かれたときも助けてくれたとか。
 あとレオナさん、炎の中を移動する時は匍匐前進ですよ!め組の大吾で言ってたから
間違いない!

 こうして、怪我を負いながらも霧生クンはレオナを助け出したのでした。病院にいっても
そっけなくされたというのは多分、レオナのことを思いやってではないかと思うんですけども。
 で、劇は成功したけれども、劇団がレオナから霧生を遠ざけていたと。多分毎回ファントム
が劇場に来ていることについて「付きまとっている」という心無いウワサを流したのも、レオナの
行動を知っていて劇団がわざとやったのではと思うんですけども。
 ええ話やー!(ここで徳光さん号泣)

 さてここでまた次週に続くのですが何となく先が見えてきました。
 レオナのうわべだけしか見てなかったあの3人が、霧生さんとレオナを引き離したという
ところでしょうね。
 何となく見当のついていた動機ではあったけど、妬みそねみ、恨みで起きる殺人よりも、
恋愛絡みで起きる殺人の方が悲しいような気がします。
 レオナの心を救ってあげられるといいですね、ハジメちゃん。
 あと進級ギリギリの自分も救ってもらえるといいですね、ハジメちゃん。

<今日のメモ>
 3週連続増ページ、レオナのまつげも2割増し。
 あと、レオナが髪留めつけていたことに今初めて気がついた。


 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→金田一少年の事件簿「オペラ座舘第三の殺人」読書日記13