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金田一少年の事件簿「雪霊伝説殺人事件」読書日記13

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

4/18 マガジン20号

 さぁさ長かった話もいよいよ最終回。どんな展開になりますやら。



 …あれ?
 なんかいきなり靴の話になってんだけども。
 犯人目の前にえらい呑気ですな。
 少なくとも誰かは一人目を離さずに監視して、残りが探しに行くべきだと思うんですけど。
 大体「ベッドの下」と「隣の空き部屋」を間違える犯人がおるかぁぁぁぁ!

 って窓から逃亡してやがる!
 剣持のおっさぁぁぁぁん!!!!
 あんたはアホやー!

 いやマジな話、例え自殺するつもりだとしてもですね。
 目を離しちゃいけませんて。
 なして犯人一人にして先に部屋出ちゃうかな。刑事としてあるまじき失態ですよ。

 それとまた扉のあおりが「己の罪は己で罰す…!」ってなってるけど。
 犯人にとってはもう復讐は遂げたわけだし、罰するというより単にもうどうでもいいって
ことでしょ。
 多分悪いことだとはわかっていてもやり遂げたという気持ちの方がでかいと思うんだけど。
 なんか今回内容にそぐわないフレーズ多いな。

 で。
 黒沼さんを探すために4人が…。えらい迷惑かけてんな黒沼さん。
 しかもハジメちゃんが遭難しかけてる!
 金田一少年の事件簿・完。長らくの応援ありがとうございました。

 って終わってたまるかぁぁぁぁぁ!
 あ、すべり落ちたところに黒沼さんいたよ。やつもこれで落ちたクチか。
 結構重傷みたい。
 で、連れ帰ろうとするハジメちゃんですが…。
 なんと二重遭難しました。これは今までにない斬新な展開!(別に嬉しくない)
 しかも雪霊きたぁぁぁぁぁ!
 私ならもう相手殴り飛ばすね、怖いから。(幽霊相手に何しとん)

 にしても真っ白な雪の中、別れた仲間が近づいてきたと思ったら幽霊だった、という
のは、家の中で不審な物音がして、友達が脅かしてると思ったらジェイソンだった
つーくらい嫌なものですな。いやジェイソンの方が間違いなく殺られる分すごいイヤ
だけど。

 …あ。雪霊冗談かと思ったらマジ話だった。
 ヤマダさんを探して現れた「タカハシ」にヤマダさんが答えたんですね。
 うわなんか一転していい話だよチクショウ。鼻から塩辛い水が…!(おばさんそれ鼻水)
 ええ話やー。
 これでタカハシも成仏できたんですね。

 ちょいと話はずれるのですが、遭難時眠らないための方法として、部屋の中四隅に4人が
立ち、一人がスタートして次の角まで歩いて行き到達した先の相手の肩をたたき、叩かれた
人は同じように…という方法がありますよね。ちょっと考えてもらえばわかるのですが、これ
4人では出来ません。4人目がたどり着いた最初の角には誰にもいないからです。
 ところがこれを実際遭難した時に行い、4人でできるはずがないのに延々、朝になり、吹雪が
やむまで続けて助かったという人達がいます。
 その人達は救助されてからこの方法で助かったということを話し、「それ4人では出来ませんよ」
と指摘されて初めてその事実に気がつき、愕然としたといいます。(不思議なことに、やっている
間は誰一人として気がつかなかった)
 その五人目が誰だったのか、確かめる術はありませんが、ひょっとしたら過去そこで遭難した
人の霊だったのかも知れません。
 閑話休題。

 山荘で目を覚まし、タカハシが導いてくれたことを知らされる黒沼さん。
 そんな彼にハジメちゃんは、唯夏さんが遭難したとき二人分の荷物を持っていたのは
どうしてだと思う?と尋ねました。
 あの遭難騒ぎを黒沼さんが遭難したと思った彼女は一度山荘に引き返し、彼のために
氷壁岳に入ったのです。だから4人に装備を分けてあげられなかったと。
 うーん…確かにいい話なんだけど、二重遭難する危険もあるから、知っていれば、恋人の
ことが心配であるならばなおさら一人でなんて山に入らないと思うんだけど…。
 いや、アヤつけちゃいけませんが。うーん…。
 ちょっと最後の最後でひっかかってしまった。いい話なだけに。
 
 救助隊の話で、タカハシは過去にも人を救っていたことが判明します。あー第1話の冒頭の
あれですか。なんつーロングパス。でもこういうのは好きだな。くそう、第1話の貴重なカラー
ベージをチョイ役がとりやがって。この。

 あー…1億円は結局パーかよ。残念ですな。
 いつきさんが久々出てきましたよ。
 なんかスッキリいい男になったな。
 いつきさんから更なる背景がわかってきました。
 氷垣さんは唯夏さんと黒沼さんの結婚祝いのつもりで写真展と写真集の出版をサプライズとして
用意していたみたいなんですね。ところがそのために、彼女は氷壁岳に行き、こんなことになって
しまった。責任を感じた檜垣さんは黒沼さんの復讐を協力したと。
 これは墓場まで持って行きたい後悔だったでしょうなぁ…。
 そんなこんなで1億がパーになりましてこの話は終幕。
 まああれですよ、高遠さんにでもたかったらどうですかね、1億。

 さてさて今回の話は終わりましたが「あとちょっとだけ続くよ」ってなもんで次短編だってさぁー!
やった、またマガジン買うぞー!…速水玲香か…。高遠さん出ないかな…(笑)。


<今日のメモ>
 次回はっ!マックスッ短編前編!(それドラマ違う)



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