4/23 マガジン21・22号多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→金田一少年の事件簿「「血溜之間」殺人事件」読書日記4
※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。
4/23 マガジン21・22号
えー今週号はごちゃ混ぜになった３００個以上ある碁石を一瞬にして分ける技から。
いや技じゃなくてトリックか。
つかあれ３００個もあったんだ…。
もし本当にあの文字が碁石使ってかかれてたのなら犯人ごくろうさまって感じですが。
いや写真とかのトリックにしろ撮影するためにどのみち並べないといけないんだから
やっぱりごくろうさまか。苦労した割に見返りが少ないな今回の犯罪は。
クライマックス刑事呼んだ方がいいですか？「いいじゃんいいじゃんポリスメーン」とか
歌いながらやってきてくれますよ？(それ思い切り違う番組だから)
さて。
…あ、誰だっけ。海峰君か。いきなり名前ド忘れしてたよ。
対局場に行かせるための誘導発言はともかくとして、サンダル隠してたのは気がつかなかったな。
だって最初からサンダル1つしか書かれてなかったからそういうもんだと思ってたし…。
中庭って玄関からすぐに回れないんですね。わたしゃてっきり回って出られるようになってるから
ここにサンダルは一応のための１組しかないのだと思ってたよ。なるほどね。
つまり海峰君は誰もついてこないようにさせるため、さくっと自分一人だけ先に行けるように
サンダル１組しか出しておかなかったと。
なるほろ、ハジメちゃんは裸足だったから、中庭から血溜之間まで突っ切っていけたはずが
それをいったん中に戻っていくしかなかったと。
…そこらへんの描写もくそもなかったような気がするのですが(中庭から行けるって話)。
いやほんといいけどさぁ…。
前の学園祭の時に、解決編で突然出てきた電気スタンドといい、最近の金田一はなんか
トリックのすべてを出してなくて不公平な感じがする。
まあいいわ。
海峰君は、ハジメちゃんらが戻ったのを確認し、自分はダッシュで星君の首を飾りにいったと。
Ｂボタン押したら早く走れるよね。(それマリオ)
しかし危険なカケをしたもんですなぁ。
もしもハジメちゃん達が足が痛いのも気にせずつっきっていたらどうするつもりだったんだろう。
そういう可能性にもかけたのかも知れませんね、海峰君は。
で、ハジメちゃんが不自然だと思ったのは、大切な碁石だったから、２分程度しかかからな
かったのが変だと。
…私なら「とりあえず」拾っておいて持ってきて、その後でゆっくり拭こうと思いますけど…？
だってその場で水没してるの発見したなら、拭くもの持ってない可能性もあるし、ハンカチだけ
じゃ300個全部拭ききれないもん。早いだけでおかしいと決めつけるのはちょい早計でしょう。
これはもちろん屁理屈ですけどね。
あんまり文句ばっかり言っていても仕方がないので、早すぎるから不自然という決めつけ方は
ちょっとハジメちゃんおかしいぞということで。あくまでも今の段階では「海峰君がトリックを成立
させるに十分な状況を作り上げていた」から犯人だ、という前提で進めないと。
なんだよ、次のページ見たら碁石が糸でつながってるって。
ん？なんか説明ないんですけど、やっぱり、もともと貴重な碁石の方はどこかに隠してあって、
安い碁石にドリルで穴をあけて糸を通し、トリックにつかったということでいいんでしょうか？
ここのトリックがさらりと流されすぎて意味不明。
「細工してあったのは掘り文字のない黒い碁石だけだから」というセリフが出てくるのですが、
それはつまり、白い碁石の方は糸でつなげてはなくて、その間を縫うようにして黒い碁石を配置
してそれには糸がつなげてあったってこと？
それならやっぱり10秒では片付けられないような気がしますけど？
よくわからん…。
本物の貴重な碁石をトリックに使ってないのだとは思うのですが。(どっかに数珠つなぎの碁石が
隠してあるはず、というセリフから)
何度読み返してみてもちょっとわかんないですね。
なので同じ糸を使うなら、白も黒も安い碁石が個々で糸でつなげてあって、水中から試しに拾い
上げたものは隠し持っていたもの、本物の貴重な碁石はあらかじめ隠してあった、くらいの方が
わかりやすいと思うんですけども…。
うーん…言い回しとか検証しなかったのかな。
ま、いいわ次。
そして海峰君の口から語られる過去。
星君とは親友だったらしいのですが…？
あーなるほど。受験で星君は失敗して補欠になっていたのですが、受かっていた海峰君の名前を
騙って入学を辞退し、繰り上げ合格したわけか。それで海峰君は希望校に入れず、不動高校へ
来るハメになってしまったと。
これ普通に公文書偽造だと思いますけど。私文書になるかは知りませんが。申し出れば
きちんと対応してもらえたレベルでしょう？なぜそういうことをしなかったんだろう。普通
しますよね。
んー…。
いや確かに星君のしたことは許せないし、お母さんが自殺したのも気の毒だけど。
星君を殺したところでキミに何が残るの、と思うんですけど。
あとそれと、勝負に横から口を挟んだものは、とかいう話、あまり関係ないような。
そして海峰君は天元さんの話を遮ったので知ることはなかったのですが、星君はここに
来る前に退学届を出していたとのこと。
それを知っていたなら海峰君は殺害を思いとどまったでしょうか？
どうなのかねぇ。
やりきれないっていうか、金田一の話の中でも結構上の方に来る、後味の悪い話だ
なあとは思いますよ。
殺した方も殺された方も決して芯からの悪人だったわけじゃないのだから。
最後のページでまた明智警視が口を出してきてたのには笑いました。
「ホーラホラ」っていうのに爆笑。
ま、笑っておいてなんですが、最後に海峰君に救いがあればよかったのになぁとは
ちょっと思いましたね。
せめて彼の親御さんが死んでなかったら海峰君は犯行を思いとどまったかも知れない。
星君の決断がもう少し早かったら…。
「好手のそばに悪手あり」、囲碁の格言です。
＜今日のメモ＞
それにつけても銀魂放映再開プリーズ！
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→金田一少年の事件簿「「血溜之間」殺人事件」読書日記4