6/4 ライバル7月号多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→金田一少年の事件簿「飛込プールの悪霊」読書日記
※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。
6/4 ライバル7月号
今回はハジメちゃんの中学生時代ですー！美雪ちゃんがかわいいー！
プールの授業ですかー。中学で飛び込みってのもすごいですね。(危ないのであまり
やらせない)
ハジメちゃんはここでカナヅチだという事実判明。なんとっ！
高校だと結構人気あって、ハジメちゃんの頭脳にも気づいてた女子だっていたというのに、
中３はダメダメ扱いだったんだなぁ…。これが噂の高校生デビュー！(違)
そういうわけでスイミングスクールに通うことになりました。
確かに正しいフォームが身につくとスイスイ泳げるようにはなりますよ。あとは秒数縮める
ことに関しては常に自分との戦いだけど。だって基本人は水に浮きますから。
話がずれましたけど、美雪ちゃんの通っているスイミングスクールにきた２人。
早宮先生という、滑舌悪い人は噛みますみたいな名前の先生がいました。
ハジメちゃんいきなり溺れてますけど！
ここで、高飛び込みの子が登場っス。
潮美波留ちゃんという、親のネーミングセンスに問題ありますみたいな子と、虹枝さんという
子です。ともに14歳ですかー。それと水樹さん。
この３人がいてともにライバルっぽくて(雑誌名がライバルなだけに←うまくねぇよ)、ただし
有名な体育大学付属校への推薦を勝ち取ったのは虹枝さんらしいです。
おっと大変なポロリが起きましたよ。
虹枝が潮の水着を破いたらしいんですが、破けかけた水着着てるからとどめをさしたにしても
ちょっと性格きついというか、ここですることないだろって思いますね。公衆の面前だぞ一応。
そういうのは更衣室でやりなはれ…。
でも破れかけた水着ってそこからどんどん穴が広がるので、新しいのに変えた方がいいのは
確かですよ潮さん。競技中に悲惨なことになったりするし。
もともと２人は仲良かったらしいんですが、高校への推薦話で対立したらしいです。
でもそれなら、推薦を勝ち取った今、虹枝に余裕が見えてもよさそうなもんなのに、それが
ないですよねぇ。金で推薦勝ち取ったと噂されてるからイライラしてるとか、知るかそんなもん。
で、えーと水樹さんによると「これも飛込プールの悪霊の呪いかなぁ」だそうです。なんか
ゴロ悪い！言いにくい！
練習中の事故で再起不能になった子が、水を抜いたプールで飛び込み自殺したらしいです。
いやいやいやそういうことすると施設に迷惑かかるから！しちゃダメだから！
んで、最近変なことが起きると言ってますが。
夜中に水音を聞いた→インストラクターの誰かが泳いでるかも知れん。
誰もいなかったはずなのに朝シャワーを浴びた跡が→乾いてないだけ！
飛び込みの選手が足がつっておぼれかけた→柔軟体操しっかりせい。
…中学生の噂ってこんなもんです。
休みの日もプールに向かう２人ですが、あの３人もちゃんと練習してたのはすごいなぁ。
やっぱこういう選手とかだともう休みとか関係なしなんでしょうなぁ。
で、潮が飛び込んだ時には何もなかったけど、次虹枝がおかしな飛び込み方になって、
心配した潮が飛び込むと、ぐったりした虹枝をつれてあがってきたと。
しかし潮の体にも髪の毛がいっぱいついていた。
誰ですかー、プールをお風呂代わりに使ってるのはー！この中で髪の毛洗っちゃダメ
だろうが！お前はプールにシャンプー持ち込む地元のおっさんか！
皆大騒ぎですよ。悪霊とかなんとか。
おっと１時間後、虹枝の死亡が伝えられます。
とするとこの時点であやしいのは潮ですよね。
動機があるもの。
ここでやってきた警察が剣持さんとか明智さんだったら面白かったんだけどなぁー。
まあ普通の刑事でした(笑)。
水樹さんは、美雪ちゃんが大声出したからそっちに気を取られてといい、それでバランス
崩した可能性が…とか言ってますよ。
いやありえんでしょそれは。
ゴルフで打つ時にパシャパシャフラッシュたくようなバカならともかく(禁止されてる)、こういう
とこでの大声はあることだし。
そしてハジメちゃんは、潮、水樹、早宮の様子がおかしいことに気付きます。どうした、
トイレ行きたいんか！
ジッチャンの名にかけての名ゼリフも出ましたけど、美雪ちゃんがかわいいなぁ。
夜、犯人がプールにて何かを探してます。
透明なビニールシートですか。なるほど。
犯人はこの人だ！
潮さん。
掃除がおわったあとのはずなのに鍵を持っていることに対して、合い鍵を作っていた
ことを指摘するハジメちゃん。
鋭いですなぁ。
まず最初に潮が飛んだ時に、着水点を大きくずらしたことが問題だったらしいです。
なるほど、そこからもう犯行ははじまっていたんですね。
つーかこのトリックがすごいっつーか絶対見つかるだろ的なアレなんですけど。
濃度のこい塩水を作って、ビニールシートで囲う。
そこに虹枝が飛びこむように仕向けたわけですよ。
なるほどねぇ。
そりゃ死ぬわ。
…っていうかこんな仕掛けほんとにしてたらどうやっても丸見えですから。水面にビニール
シートの上部分が出てないと、浸透圧の関係でどんどん薄くなっていくから。
それで助けるふりをしてこの仕掛けをとき、髪の毛も掃除のとき集めておいたものを
使った。そうすることで事件後プールに入る人がいないようにしたと。
事件後の、潮の水着についていた白い粉をつまんで口に入れたらしょっぱかったので
ハジメちゃん気づいたらしいです。
気づいたからいいけどなんでもなかったらただの変態だな。
潮自身はあれで死ぬとは思ってなかったようです。
いやいや、やり過ぎたんですよ君は。どんだけ冷静に計算してんだほんとに。
虹枝が水着を破いた本当の理由は、潮を思ってのことだったのがわかります。
虹枝本人は推薦を断って、最初から潮に譲るつもりでいた。
つまり、本人のためを思ってやったことが全然伝わってなかったための悲劇ってことですなぁ。
虹枝さんの将来の夢はシンクロを潮とやることでした。
つーか中学生でこんなトリック思いつくのがこぇぇっていうか、一晩でも潮が犯行を思いとどまって
いたら、結果はがらりと変わっていたのかも知れませんね。
つーわけで事件は解決しましたが、水泳大会はなくなりませんでした。
まあさらりと書かれた感じはありますが、トリックは意外でとても面白かった。
おしむらくは、水中にそんなもん沈めておいたら間違いなく薄まるってことでしょうか。
それのおかげで逆に死ななかった、なんてオチの方が中学生らしくてよかったんじゃないかなと
思いましたよ。
＜今日のメモ＞
美雪ちゃんがシンクロナイズドスイミングに通っていたエピソードは今後生かされる予定あるんで
しょうか…。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→金田一少年の事件簿「飛込プールの悪霊」読書日記