多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→金田一少年の事件簿「錬金術殺人事件」読書日記12
※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。
7/21 マガジン34号
春から始まったこの連載も気がつけば夏まっさかり。途中歯が痛くてウンウン言ってたのも
いい思い出です。ちなみにまだ歯は痛いです。あのヤブ医者がー!
えーとー…なんだっけ?神丘が血のつながった兄とかでびっくらこいた展開か。
なんかそういうの、事件報道の時にマスコミが書き立てるような気もするんですけどねぇ。
小さい頃両親が死んで施設に預けられ、別々の里親に引き取られたという神丘。
あれ、初めて夕凪はるかの顔(子供時代だけど)でてきた気がする…。
でも引き取られてから連絡はとらなかったんですかね。
普通はそういうのあると思うけど。
神丘が育った家庭は、よくある気の毒なパターンですね。実子ができてよそよそしくなって
しまう、みたいな。
まともな親ならどちらも分け隔てなく育てるんでしょうけど。
神丘も可哀想な人だと思います。あんなひねくれた子に育って…。(待て)
そんなある日、はるかが芸能界デビューしたのを知った神丘はファンのフリをして
ファンレターを書き、その中に自分達しか知らない暗号を入れておいたところ、はるかから
電話がかかってきて、やりとりするようになったみたいです。
はるかも多分、兄と出会えるように、すぐ気づいてくれるようにわざと本名でデビュー
したんじゃないかなぁって思いますね。多分手を尽くして調べようとしたけどわからなかったん
じゃないかなって。
でもスキャンダルのことも考えてっていうけど堂々とあえばよかったじゃん、神丘。
「はるかちゃん、スタッフね、手を尽くして探しました。その結果お兄さんね、見つかりましたよ」
ってな具合に。(某番組じゃねーか)
はるかの応援で神丘は歯科医を目指し、大学に通い続けていたある日事件は起きた。
うーん…はるかが思い切って神丘に頼っていたらまた結末は違ったのかなぁと思います。
多分兄に迷惑をかけてはいけないと自分一人で抱え込んで、追い込まれたんだろう
なぁと。
はるかが自殺して数日後手紙を受け取った神丘は、はるかが自分を引きずり降ろそうとする
人間にハメられたことを知ります。
こういうのは警察も徹底的に調べるから、多分取りしらべでも鬼沢、繭村、蛍、美影は口裏を
あわせていたんじゃないかなと。
ホントやり方汚いですよねー。
なんか神丘が高遠さんにダブる感じでやるせないです。
美影は自分はグルになってない、と主張してますが。
鬼沢に、蛍の後見人は暴力団と聞かされて黙らざるをえない状況になったって。
おいおい…こっちの方がタチ悪いじゃん。
ハジメちゃんも戻ったら、剣持さんに連絡いれて、こっちの方で覚せい剤入手ルートを
洗ってもらいたいものですね!でないと神丘が浮かばれない!←死んでない、死んでない。
主役がはるかから変わって助演も変わる時、神丘は玲香自身が助演をやりたいと
言いだしたことについて聞くのですが。
玲香は知っていたという。
でもそれは、このスキャンダルの真相じゃなくて、はるかから受け取ったメールのことでした。
紛らわしい!倒置法で言わないように!激昂した犯人に襲いかかられたらどうするつもりなんだよ!
玲香がはるかから受け取ったメールには、映画への思いとかいろいろつづられていた
そうです。そして、助演をぜひとも玲香にやってほしかったことも。
優しい玲香のことですから、その思いを自分が受け止める覚悟したんでしょうね。
ヘラヘラと蛍が演じているのでも、その向こうにはるかを見ていたという玲香は女優と
してすごい才能持ってると思います。
神丘は知らなかったとはいえ、玲香をも疑って犯人に仕立て上げようとしていたの
だから、彼女にだけは絶対謝ってほしいです。
まあそんなツッコミしてたら次のページでホントに謝っててどうしようって感じなんですけども。
そういうわけでこの話は終わりましたがもうちょっとだけ続くよ、ってな感じみたいです。
よく考えたら遺体の引き取りと本土への連絡どうすんだろう…。
あと金塊はやっぱり山分けなんでしょうか?
玲香の輝きは本物の黄金とか言うてましたがそれは次回のお話への伏線ということで
よろしいか。
というわけで今回、谷河のセリフはほとんどなしで終わったのでありました。
…あれ?理科子さんいましたか…?
あ、いたわ。1コマだけ出てた。
なんだ、てっきり「金塊は私のものよォォォォ!」って一人先に行ってたかと思ったよ…。
(今回メチャクチャ大事なシーンだよ!)
次回、多分今度こそ最終回ではないでしょうか!
(てっきり今回だと思ってた)
確か、ドラマ「HERO」の映画版の方だったと思うんだけど九利生が事件の内容を詳しく
語ったあと「これが、新聞記事で数行の事件の真相です」って言うシーンがあるん
だけども。
この事件だけでなくすべてのことに言えるわけだけども、報道を見た側からは単なる
アイドルの覚せい剤汚染による自殺としか思えないことでも、当事者たちにとってはそう
ではないこともある。そしてそれが新たな事件を生むこともある。
つくづく、事件というのはかかわってみないとわからないことだらけです。
<今日のメモ>
スタッフね、あなたのために一生懸命探しました!
ありました、金塊!(もうやめなさい)
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