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金田一少年の事件簿「人喰い研究所殺人事件」読書日記10

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

5/16 マガジン24号

前回のあらすじ:絶望先生のページに「金田一みたいな真相当てクイズとか実施しないんで推理結果を
送らないで下さいね」って書いてあって超笑った。

 さて、財前が中神の部屋で見つけたあるものとは!?
 ハジメちゃんは言います。
「その説明をする前に場所を変えよう」

「なんでだよ、ここでいいだろ、移動しなくても話せるだろ、今話せすぐはな」(切られました)by鍵のかかった部屋

 さて場所は財前が殺された地下の第一研究室へ。
 皆をここにいれてハジメちゃんは、財前が見つけたあるものとは、PHSだと言います。
 …前回のトリックの大元かよ…。
 それで財前はアリバイトリックに気づいたというハジメちゃん。
 財前がそんだけ頭よかったら、もうちょっとマシな行動してたと思うんですが。
 前回の「鍵のかかった部屋」の犯人みたく、パパッとトリック考え付く人もそうそういない気がする。
いいですけど。
 ともかく、それをネタに中神をゆすったのではないか、と指摘するハジメちゃん。
 取引現場はここ、恐らく財前は先にここへやってきたはずだ、ということらしいです。
 それはいいとしてこのピッチ、ちいせぇな!(そこは割とどうでもいい)

 地下にやってきた財前は中神の指示に従い、マットの下にある鍵を取って中へ。
 この後やってきた中神は不意をついて財前を失神させたと。
 …財前が油断してなかったらどうしたんだろうとかいうツッコミもない方がいいですかね?
 どうしよう、新八君!キミの出番はなさそうだよ!(いや元々出てる漫画違いますから!)
 ハジメちゃん曰く、この後中神は自殺に見せかけるべく工作を始めたということらしいですが、
その時思わぬハプニングが起きたらしい。
 寝起きドッキリ!?(いやそのハプニングではなく)
 ああ、この時何も知らない繭が、ハジメちゃんらと話していて、第一研究室に行きたいよーんと
電話かけてきたのか。
 やっぱりこの時のあわてっぷりからして何かやってる時だろうなとは思いましたけども。
 このままではいろいろまずいと考えた中神は、この部屋にある二つの扉を使うことにした。
 財前を首に縄がかかった状態のまま、2つ目のドアを開けると死角になる位置に隠す。
 んで電話を続けながら、自分の部屋から持ってきた鍵をドアの隙間からマットの下に入れた。
 そして1つ目のドアの死角になる位置に身を隠した。
 後は予想してた通りですかね。
 繭達が中に入ってきてあーだこーだしてる時に、いかにも今現れたかのように装って
姿を現し、外に追い出すことで、自分が立っていたドアの死角においてた、財前の体を
隠したというわけですか。
 この時にロープを引っ掛けてドアを閉めたわけですね。
 まあドア閉めのトリック自体はこれしかないと思ってたけど、まさかハジメちゃんらの
目の前で堂々とやってたとは思わなかったなぁ。
 で、鍵を戻すフリをして自分がキープと。
 この時に、財前の首にまいたロープ、二重にしておけば確実に死んでたと思うけど
それだと死亡推定時刻がやばいと思ったのかもしれませんなぁ。

 繭は、ドアノブに首を引っ掛けただけでは窒息死するとは限らないのでは、と言います。
 この手の事故死結構多いんですけどねぇ。
 
 えーと、中神らと研究室を出たのはまだ夜10時にもなってない、9時ごろだったという繭。
 その時財前が死んだのなら、死亡推定時刻は大体その頃になるはずだと指摘。
 しかし医者の推定では11時から12時の間だと。
 中神も、その頃はアリバイがあるからどうやって犯行に及んだのか、と反論。
 ここでハジメちゃん、殺し屋を送り込んだんだろう、見えない殺し屋をと言ってます。
 赤屍さんか!(いやあの人違うしその漫画もう終わったし!!!)
 
 研究室から出た後、中神に誘われて彼の部屋に行ったのが、アリバイ工作だったという
ハジメちゃん。
 コーヒーメーカーがコーヒーを作っている間に勝手口から中神は外に出て、水道管のバルブを
いじって地下の研究室に二酸化炭素を送り込んだらしい。
 水道管に直結しておいた、藻のための二酸化炭素ボンベから送り込んだってことらしいです。
 ………え?
 う、うーん…。
 いや、まあいいですけど…。
 ともかく、そういうトリックで財前は死んだということらしいです。
 ドアを閉めた時点でもし生きてたとしたら、殴られたとかじゃないんだから、ロープ外そうと
したんじゃないかと思うんだけど。薬で意識失ってただけで動けないわけじゃなし…。そしたら
外そうともがいた跡が首回りにできるのでは?
 まあ意識ないうちに二酸化炭素が充満して動けなくなって窒息死の状態はありえるんだろうけど。
 なんか今回トリックがムチャクチャだなぁ。
 これ解剖されたら死因違うってわかるし。(この状況の中の死亡なので自殺とみなして解剖なし、は
多分ない展開)
 
 ともかく、ハジメちゃんは、この部屋の水道管が開けられたことは証明できるという。
 入れ歯洗浄剤を使ってでした。
 ああ、S字管のとこに水がたまってるから、それの証明ってことですか。

 ここまで証明してみせても中神しぶとい!
 本当にこいつ最後、メガネ外して人格変わる展開とかじゃないだろうな!
 証拠あるんですか、とセリフの書体も変えやがった!(それは写植の人が頑張ったの!)
 
 第一研究室にはもともと鍵がかかってなかった、だから財前もマットの下にあった鍵を
使う事なく中に入れたというハジメちゃん。
 財前が握っていたこの鍵は、事件の前後から本当の鍵として使われたことがない、という
ことらしいです。
 なるほど、マットの下にあったから何度も踏みつけられていたこの鍵がはたして今でも
使えるかな、ということらしいですね。
 ハジメちゃんは、この鍵が使えるかどうか、繭に試してみてくれと言います。
 それは多分、繭がやろうとしたら必ず中神が止めるだろうみたいなことを予測しての
ことなんじゃないかなと。
 いやー最後のページの中神がすがすがしいほどの笑顔でなんか可哀想な感じでしたね。
 やはりここは最後メガネ捨てて逃げ切って欲しいですね。
(だから高遠さんじゃないっつの)
 
<今日のメモ>
 中神の弁護人として「リーガル・ハイ」の古美門を要請します!(やめなさい)



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