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金田一少年の事件簿R「人形島殺人事件」読書日記10

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

12/22 マガジン4・5号

 えーと…なぞは解けたんだっけ…?

 カリンが一応怪しいと思ってるんだけど、展開的に詩村もありそうなんだよなぁ、って感じですね。
 あの、今回「ここから読める全作品あらすじつき」ってあるけど、金田一もう謎解き編ですで…。

 さて祟り人形はいったい誰なのか!
 …祟り人形ってダサいなおい!
 もっとマシな名前ないのかよ。高遠さんに名前つけてもらえよ。(あの人逆に懲りすぎるから…)
 さあ犯人はいったい誰なのか。
 それより来週もまた飛ぶわけですが、私が話を覚えていられるのかが気になる!

 ここで存在の薄かった雨野が「なぜトキタは他のメンバーを殺そうとしていたのか」をハジメ
ちゃんに聞いています。
 あっ、そーいやそうだったな…。
 ハジメちゃんは、二人の存在が邪魔になってきたからだ、と言います。
 そんな動機で、と皆言ってるけど世の中、ハンガー投げつけられただけで人殺した犯人も
おるんやで。(by名探偵コナン)
 ハジメちゃんは、小説の印税が犯行動機ではない、と言います。
 もともと紅小路、つまりトキタのところにしか入ってなかったそうです。
 次のページで驚きの事実が。
 ペルソナドール自体が、ウソで出来上がった存在だったのです。
 あーつまり、正体を隠すために協力を頼んでいて、実際は自分ひとりの仕事だった、という
ことですかね。
 それで残りの二人に秘密をばらすとかなんとか言われて殺害した感じなのかな?
 
 ハジメちゃんは過去の記事を見せてきました。
 右の2枚が映画化の時のインタビュー記事、3枚目が今回船の中でいつきさんが撮影した
写真だと。
 いつもは、3人そろって公の場に現れることはなくて、大体紅小路が現れ、たまに他の二人が
分担するみたいに一人で登場していたらしいです。
 なるほど、それだとトキタが全部を一人でやってたと考えられますね。(一人で登場の時)
 この3人で映っている写真に不自然さがある、というハジメちゃん。
 まことは気付いたようです。
 やっぱり身長でした。
 過去の記事ではばらばらなのに、船の中ではほぼ皆同じだと。
 成長期なんだな。(違います)
 
 もともとペルソナドールはトキタ一人の作品だった、と。
 カリンは、ずっと密着してきて、3人でいるところを何度も見ていると言ってます。
 ハジメちゃんは、残り2人はそま都度バレにくい外国人などをアルバイトとして雇って
ごまかしていたとか言ってます。
 え…そんな適当すぎる間に合わせ方なんだ。
 その人らが帰国してツイッターとかに書いてたらバレると思うんだけど。
 で、邪魔になったから殺すつもりだったというのは、単に存在を消すという意味だったらしいです。
 事件を装って殺すつもりだったと。
 その中身(人間)の調達どうするつもりだったんだよ…。
 てーか「解散してそれぞれ帰国した」ってことにすれば一番楽なのにね。
 家庭の事情でそっとしておいてほしいので、連絡先など一切交換してないとかなんとか。
 なんでこんなややこしい手法にしてしまったのかって思いますけど。
 
 ともあれ、なぜトキタは3人のユニットと嘘をついて小説を発表するようになったのか。
 それが今回の事件の動機につながるそうです。
 彼女は以前別のペンネームで小説を書いた。
 ヒット作になった作品ですね。
 もとにした事件は田中の母親が殺された事件だった。
 ところが小説である必要上、フィクションも多く含まれていたわけですが、そのせいで加害者の
妻子は無理心中してしまった。
 これはトキタが悪いですね。
 実際の事件を下敷きにしてフィクションを書く場合は必ず、元の事件がわからないようにするのが
普通です。
 でなければこのように、加害者の名誉を棄損してしまうことになる。
 加害者の人権云々言うのではなくて、被害者のこと、被害者家族の心情も尊重することが
大事だけど、罪憎しでありもしないことを書けば、責められるのは書いた方って意味です。
 今回の話のようなことになりかねない。

 そうして、加害者の妻子は無理心中してしまった。
 トキタもそれにショックを受けた。
 まあそりゃあこっちにも取材殺到しますわな。
 それで彼女は教師になったそうですが、メガネごときで変装できるわけなかろうに…。
 まあいいけど。
 ところがトキタは何らかの理由でまた小説を書き始めた。
 ただ、絶対に自分の正体を知られたくないということから、ペルソナドールというものを作り上げた。
 特異な設定も、作風から目をそらすためのものだったんでしょうね。
 
 で、死体については一人の死体をバラバラにすることで、複数人いるように見せかけたのでは、
ということをハジメちゃんが言い出した。
 ああ、あの黒歴史の…(シッ)。
 ハジメちゃん曰く、一人で三人の覆面作家を演じてきたトキタは、皮肉にも真犯人によって、三人の
死体を演じることになった、と。
 つまり最初の死体が見つかった後の紅小路は犯人だったということですかね。
 んで、船に乗ってきてやってきた二人については、最初からトキタによって帰る手筈が整っていたから
帰ったんじゃないか、ということらしいですが、真犯人の計画に比べてこっちはずいぶんと適当だなぁ。
 いいけどさぁ。
 ともあれ、トキタが計画していた、こうやって忽然と二人を殺すためのトリックが真犯人にまんまと
使われてしまったというわけですね。
 でもトキタが最初に計画してしたものでは忽然と姿を消す、ということだったらしいけど、それでも
捜査は続けられるわけで、そんな中でも小説を書き続けたら絶対、一人の作家でありあと二人は
ダミーだったと気付く人は出てくると思うんですけどねぇ…。
 ともあれ、最初の死体発見後、ハジメちゃんらと話していた紅小路は犯人だったということで。
 となると背格好が似ている人の必要があるから、ごつい野郎連中は犯人から外れますな。
 
 鈴丘役の人にも、ドッキリだという話をしてごまかしてたわけですか。
 つーかフランス語できるんかい真犯人。
 ともあれこうして、まんまと計画のっかりに成功した、祟り人形(ダサい)とは!?
 いったい誰なのか!
 ってここで続くのかよ!
 大体そうだと思ってたけどよ!

 というわけで私は、やはり当初の推測通り、犯人はかりんだと思うのですがいかがでしょうか。
 次回は年明けの発売だ!
 犯人にはこのまま2週間黒タイツ姿でいてもらいましょう!


<今日のメモ>
 明智警部の事件簿面白いですよー!皆アニメ見よう。



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