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金田一少年の事件簿R「人形島殺人事件」読書日記12

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

1/13 マガジン7号

 えーと、かりんの、犯人でなければしない行動とはいったいなにか!?
 え…「私が犯人なはずないでしょ」と開き直ること?(それ絶対違う)

 あ、紅小路の首と対面した時の対応のことだった。
 トキタの顔見て紅小路ってわかるはずないですもんね。
 顔見たことがない、ガード固くてって言ってたんだから。
 これはやっちまったなー!
 キャーくらいにしとけばよかったのにね。
 仮面も剣持さんが証拠確保のためすぐ袋に入れていたので、ちらっと仮面を見て
推測としたというのはありえないと。
 ここでかりんさん、見苦しい言い訳してますけど「実は、以前に正体を知っていたけど
知らないことにしておいて欲しいと言われたので」と話せばよかったのに。
 そうしたら、顔を知っていた理由になりますで。
 計画に便乗したというのはハジメちゃんの言いがかり、と言い逃れられる。
 素性は知らなかったということにしておけば。
 まあここまで理屈重ねたら面白くないんだけどさ。

 で、ハジメちゃんらが神社に向かう途中で、かりんが変装した紅小路に会った。
 別人だと言うならかりん自身はどこにいたのか、というハジメちゃんにかりんは、
いなくなった鈴丘を探していたというのですが。
 仮面を取ってくれとハジメちゃんが紅小路に行った時には、かりんは部屋にいたという。
死体を見て気持ちが悪くなっていたと。
 でもハジメちゃん、その答え方がおかしいと言います。
 紅小路に会った時に、と言っただけで、鈴丘がいなくなった時のことだとは言ってないと。
 なるほど、犯人が知る状況というか、そういうのをうまく突かれましたな。

 しかし早着替えというかよくやるなー。
 ドリフのコント思い出しましたわ。
(5つの家があって、奥さんからじいさん、はては豆腐売りまでドリフメンバーが次々着替えて
演じる)
 かりんもドリフで生かせば売れたのに…!(夢は芸人になることじゃないから!)
 一人二役の難しいところは記憶が混同して、本来なら知りえないことを口走ってしまうところにある、
というハジメちゃん。
 光彦が誘拐されてコナンが助けに向かうシーンのバックで、歩美や元太とともに光彦を描いていた
青山先生にも言ってあげてください!(コミックスでは修正されています)

 そういうわけでかりんは白状したわけですが。
 かりんは、強盗犯の奥さんの妹でした。
 つーか名誉棄損で訴えればよかったのになあ。
 いくら事実を下敷きにしていて、強盗殺人があったとしても、どれか簡単に特定できる状況で
フィクションを織り交ぜてかいた場合、名誉棄損が成立する場合があります。
 被害者遺族の名誉にもかかわるしね。
 
 もともとかりんが編集で働くことにしたのは、雲隠れしたトキタを見つけるためでした。
 でも他の編集者も探していたけど見つからなかったらしい。
 そしてとうとう、ペルソナドールに巡り合ったと。
 執念ですなあ。
 てか、ペルソナドールの担当になった後盗聴器しかけたりとか合鍵作ったりとかこぇぇな。
 その結果、トキタ一人だけが実質的に動いていることを突き止めたと。
 その一方で探偵から報告が上がってきた。
 亡くなった子供さんの人形は供養されたらしいのだけど、それをどこの寺社でやっていたの
かを調べてもらったそうです。
 そこでこの人形神社を突き止めて、人形と再会したわけですか。
 で、いろいろ因縁があることを調べて、この島の伝説や出来事を殺人に使おうと思ったらしいです。
 その時点で小説一本書いて、トキタに同じことしてやるくらいにとどめておけばよかったのにねえ。

 盗聴でトキタが、代役を探していること、その代役をこっそり返すつもりだと知ったかりんは、
この島でペルソナドールが殺されたことにして一人で活動するつもりだと見抜き、その計画を
利用したわけですな。
 すごいトントン拍子に話が進んでいくね!←
 ……まだ続くですかこれ。
 いいけどさ。
 姉は死にかけた自分に命を与えてくれた、というかりん。
 腎臓移植でもしてもらったんですかね。
 ともあれ、来週さらに過去が明らかになるそうですよ。


<今日のメモ>
 殺人するより計画をもとにした暴露小説書いて印税がっぽりの方がよかったと思います、かりんさん



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