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龍馬伝 |
第11話(10/03/14)
乙女さん冒頭から家の文句をたれないでください。つーか納得して結婚したんじゃ
ないんですか。
あと乙女さんの旦那さん、もったいないといってシジミの殻を食べるのはいいですが
死にますよ…。
と、そんな朝から殺伐とした会話がなされる食卓ですが、龍馬はぼへーっとしてご飯を
食べています。よっぽどNG出されて、そのたびにご飯食べ続けておなかいっぱいに
なったんでしょうか。(加尾のことだよ!一週間で忘れるなよ!)
さて弥太郎の家では、弥太郎からの手紙を読んでおりました。
長崎でうまくやってるようですね。
父親もなんだかんだいいつつ嬉しそう。よかったですね。
これまでの弥太郎の苦労が報われたなーと思います。
奥さんは「親バカじゃのー」とか言ってますが、以前はバカ親だったことを考えれば
すごい進歩です。
…ってあれ?
弥太郎いますけど?
え?どうしたん?魂だけ帰って来たん?(それ弥太郎死んでる!)
芸者遊びが楽しくて調子こいて藩の金使いまくったらしいです。100両使ってお役御免。
…確実に親の血を引いてるじゃねーか!
その頃江戸では桜田門外の変が起きていました。
まあ起こるべくして起きた暗殺ですね。
これやっぱ桜田門の中で死んでたら桜田門内の変になったんだろうか?
山内のおっさん、ワシの謹慎は終わったと大喜びです。
あ、そーいやこのジジイ、4賢老とか言われてたんだっけ?素行見てるとどうもそのようには
思えませんが。
武市さんの方はこの知らせを聞いたのはばあさんが亡くなった時でした。
あっちもこっちも忙しいのー。
武市さんは、井伊の件は天誅だとか言ってます。
天誅というか人誅というか。
ますますこれで土佐を攘夷の旗頭にする、といきり立ってしまいましたね。
それはいいのだけど、とにかく力でやれ押せそれ押せじゃなくて、もっとすべきことも
あるような気もしますが。
龍馬、武市さんに会いに来ました。
武市さんも加尾のことが気になるようで、ぽつっと聞いてますが…。
龍馬は自分の甘さを悟ったといいます。
自分の生き方は周囲には左右されないと思っていたけど、世の中と関わらずに生きて
いくのは無理、なれば自分から飛び込んでいくしかないと。
いやそれはいいけど武市が、自分と戦ってくれると、いい方に誤解してるぞおい。
早く誤解を解いてあげて!
龍馬は武市に、皆を集めて何をするつもりなのか、と改めて問います。
ただ異国の侵入を防ぐといっても難しい。
武市は、吉田東洋をまず引きずりおろすと言いました。
日本が危機にあることをまったくわかってないと。
それは、吉田が土佐だけを見ているか、武市が日本を見ているかの違いだと思うよ。
どういったらいいのかなぁ、今の県知事に「あんたは県のことばっかりだ、日本の政治にも
口を出しなさいよ」と言ってるのと似たようなもんではないかと…。いやもちろん知事だって
日本全体を見なければならないのはもちろんのことですが。
そういう、スタートからしてすでに2人は逆方向に走ってしまっているのだから、武市さんが
吉田のことをどうこうっつーのは違う気がする。
というか武市さんは下士風情がのことをまだ根に持ってるから、そんな風になってしまう
んじゃないですかねー。あの恨みがあるかないかでいえば「ある」でしょうし。
龍馬は、吉田を辞めさせるだけなら皆をあそこまで煽る必要はないのでは、と指摘。
もう上士にひるむことはないと言われたら、ケンカを売るものが出てくる、そうなったら
どうすると。
確かに、もう恐れる必要はないんだ、武市さんにそう言われたから、となると、トラブルを
避けようとせず、飛びこんでいく人間達も増えるでしょうしね。ムダな争いを招くだけになって
しまいます。
そうじゃなくて、上士を恐れるのではなくて、こびへつらう理由はないんだ、志は高くあれ
と教えることが大事なんじゃないでしょうか。
武市だめだー。龍馬の忠告もひねて受け止めてるー!
龍馬にお前変わったなとか言ってるけど変わったのは武市さんだよ!髪の生え際とか!
(いやいやいや!そこは見なくていいから!)
そして事件は起きた。
下士が武市センセすごぉーいとか言いながら剣の練習をしていた時のこと。
なんか池田忠次郎とかいう子が殺されて、逆上した池田兄が上士を切り殺すという事件を
起こしました。
ほら、いわんこっちゃない。
不用意に炊きつけるというのはこういうことだよ。
このことは吉田の耳にも入っていました。
上士の方も、下士が上士切るとは言語道断横断歩道とかいって集まってました。
結局力で何もかも抑え込もうというのはこういうことになるんですよ。
武市さんはあわてて押さえようとしているけど、皆の気持ちは収まらない。
戦も辞さず、って感じです。
武市どうする?自分のやってることに矛盾が出てきたぞ。
力で異国を蹴散らして日本を守ると言いながら争うのはよくないと言う。
そこに龍馬がやってきました。
加勢に来たとか言われてるぞ。
違うぞ!こいつは銀時のところに遊びにきただけじゃきー!(それも違うわ!)
龍馬は武市のいう通り、やみくもに刀を振りまわしても、やっぱり下士は下士と言われる
だけ、といさめますが、出て行けとか言われてます。加勢に来たと言われたり出て行けと
言われたり忙しいのー!
それでもやるなら武市に絶縁状を書くのが先、と龍馬に言われて、一同は「ではどうすれば
いいのか」と問う。
武市がいって、非は上士にあると認めさせるというけど、いきなり行くのは危ないから
龍馬が行くと。
こういう、危ないことの交渉役はいつも龍馬が買って出ますよね。
今まで武市はこういうのを見てきたはずだけれども、龍馬の忠告を自分への説教と
切り捨てる。
どっちが正しいかは明白です。
それともあれですか、やばいとこだけ龍馬にまかせて、安全になったら自分が出て行く
というのは卑怯じゃないんですか、武市さん。
上士の方、吉田が頭を冷やせとか言ってます。
うかつに乗りこんだら斬り合いになると。
おいおいおい、弥太郎がちくりにきたぁー!お前は藩の金使いこんで解雇されただろうが!
あの使い込んだ金は藩のためになるとか言いわけしまくりですよ。
将来何倍にもなって藩に返ってくるとか。
吉田は弥太郎を、ごうまわり?要するにスパイか。下士の動きを探れと命じてます。
そこに龍馬登場。
龍馬丸腰なんですね。なんたる豪胆さ。
龍馬は、話しあいをしたいと武市は云っている、と伝えますが、上士も聞く耳もたんな…。
このままでは土佐は真っ二つ、藩がお取りつぶしになる可能性もある、と龍馬が指摘した
のへ、吉田がきましたよ。
おっさんなんで頭頂部だけ髪の毛黒いんだ。(そこは今どうでもいい!)
吉田は上士をまず下がらせ、龍馬に声をかけました。
吉田は、後藤に命じて、武市の話を聞くよう伝えました。このクソジジイにしては珍しい
寛容な決断だな。
見ていた弥太郎は、龍馬の成長っぷりに驚きます。
うん、でも多分龍馬はそこまで考えてないと思うよ!「なんとかなるじゃろ」くらいだと
思うよ!
そういうわけで武市と上士、後藤の話し合いが持たれまして、双方刀を納めるという
ことで決着します。しかし池田兄には腹を切らせると。
全然平等じゃないし、武市受け入れるしかないし。
下士の皆はどう思ったでしょうか?
肝心な時に動けない武市を。
結局理想論言うばっかりじゃないですか。
こんな結末で納得するの、みんな。
龍馬の家で誰かお経をあげてるか?と思ったらお春ちゃんが三味線弾いてた。
(ひどいな!)
まだ嫁にはいかないという彼女に龍馬は、いろいろ思うようにいかないことがあるよ、
と言って聞かせます。
龍馬は池田のことで、自分がもし腹を切れと言われても嬉しくない、死んだら終わり、
とか言ってます。
結局こういう始末の付け方にうんざりなんでしょうね。
日本人ってそういうのがあるからなあ。責任者が辞めればそれで責任を取ったと
みなす、的な。
龍馬また三味線を弾いてます。ギターじゃなくていいのか!?(時代に逆らうな!)
さすが歌手、皆が聞き惚れる歌声です。龍馬は歌もうまい、と…。←待て。
おっと、龍馬のところに武市がきましたよ?
今さらどのツラさげてやってきたんだ?…このツラ。
ともかく武市は今回のことで、自分の行動をいたく反省したらしく、詫びて…って龍馬
茶の味なんかどうでもいいんだよ!聞けよ話を!あくまでもマイペース!
武市は、吉田が自分達を許すはずがない、どうやって自分達をつぶそうか考えている
はずだ。その前に自分が下士をまとめて勢力を作る、そうすれば吉田も手を出せなくなる
とか言ってます。
つーか武市さん、勝手に龍馬をメンバーにカウントしないように。
皆も、上士の中に乗り込んで行った龍馬を見直しているとか調子いいな。きみらは手のひら
かえしに忙しいですネー。
龍馬は、異国を撃ち払うと言いながらやってることは吉田とのケンカだ、と指摘。
話しあって吉田に、武市の考えを理解してもらった方がいい、と言いますが、やっぱり武市は
聞く耳持ちません。
ケンカしないと世の中変えられないというけれど、だったら今回のケンカを止めてみせた
龍馬はなんだったのかと。話し合いにもっていきましたけど。
龍馬がたき火にあたっているとまた弥太郎がいて、「藩の金使いこんでクビになったとか
いうのはウソだからな!」とか「今は吉田様の下で働いてるんだからな!」とかツンデレっぷりを
いかんなく発揮しててかわいいです。最終的に龍馬に「なにしにきたん?」って突っ込まれてて
めっちゃ笑った。
弥太郎は、吉田が龍馬を呼んでいると伝えにきたらしいです。
それを先に言えよ…。
吉田は龍馬が変わったと言います。
何かを捨てたやろと。
え?ゴミを?(違う)
つーか吉田の笑い方下品で腹立つなー。
ともあれ吉田は、龍馬の才能を見出したと言いたいらしい。
新オコジョ組に取り立ててやる?(絶対オコジョじゃないと思う!)
身分を上士にしてくれるらしいよ。
時間をくれという龍馬に、考えるまでもないだろという吉田。
いや、お前の下で働くのは誰だって考えたくなるよ!
たびたび「ワシは天才」とか言われてみろ。そりゃオー人事にも電話したくなるわ!
そういうわけでまた夜、木刀を振る龍馬。
そこに乙女がきて声をかけますが。
龍馬の言うとおりなんでまだここにいるんだよ!ここは私の家とか言う前に、嫁に
いった人間がなんでたびたび帰ってくるんよ!
龍馬は息苦しいと言います。いや、今の龍馬の場合、生き苦しいかな。
ここの土佐で、自分の居場所がなくなっていく気がすると。
多分これが今の龍馬の本音なんじゃないかなと思います。
こうあるべきとか、こうしなければならないという、しがらみが苦手なんだと思う。
と、そこに訪ねてきた人が。
なんか呼び出されたぞ龍馬。
こ、これは…!
「あそこの女子があんたに話があるんだってー」というパターン!←ねぇよ!
武市さんの使いかよ。
下士集めて、土佐勤王党作ったらしいですよ。
わぁー、今度の選挙で一票入れようかしらー。
仲間になってくれと言われる龍馬。
アホか。
群れんと何もできないような、そして群れていてすら何もできないような人間に、
何の価値があると言うんだ。
トンファー持ちの風紀委員長に粛清させるぞ。
次回「かわいい女の子だと思ったらヅラ子だった」
絶対見てくれよな。