多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→龍馬伝


龍馬伝

第13話(10/03/28)

 さあ、月末にあわせてシーズン1完結!とかやったら13話というハンパな数になりました!
 多分銀さんなら「いーんだよこんなもん。適当に割り振っておけば文句言われねーんだから!
ジャンプの打ち切りだったらもっと話数短いんだぞ。それにな、シーズンごとにわけた方が
DVDもシーズンごとに分けて売ったり、全シーズンまとめて販売とかえげつない売り方が
出来るってもんだろ!」と暖かいフォローをしてくれたはずです!(…フォロー?)

 そういうわけでシーズン1完結編いってみよう!

 えーと龍馬を殺せと言われた弥太郎と、吉田を殺せと言われた龍馬。共通してるのは
頼んでる奴があくまでも他人任せということです。

 龍馬にこっそり吉田暗殺を頼んでいたつもりが、声がでかすぎて奥さんに「なんでそんな
恐ろしいこと言ってんの」と見つかった武市さん。お前は考えなしのドアホか。
 吉田への恨みはわかるけれども、力に力で返せばそれは同じこと。日本を力づくで開国
させた外国と同じじゃないですか。
 命がけで攘夷を実行する決意を分からせてやるといってもさぁ。

 龍馬は吉田にあって、彼の考えを確かめてくると言います。
 もし自分の前でおかしなことを言ったらその場で斬ると。
 おかしなことっていったらあれですかね、「龍馬さんや、メシゃまだかいのぅ」「やだな吉田さん
さっき食べたじゃありませんかー」…それはただのボケ老人だ。

 一方、弥太郎の方も困り果てていました。
 後藤にこれで龍馬を殺せと毒を渡されていたらしいです。
 後藤のメシに毒入れてやれよもう。
 つーか弥太郎の性格ならてっきり吉田に報告するもんだと思ってたけど。

 弥太郎は街中で茶を飲んでいる龍馬を見つけて声をかけます。
 あれ?
 暗殺の件が大きすぎて普通な感じだけど、もしかして初めて弥太郎から龍馬に声をかけた
記念すべきシーンじゃないですか!?あのツンデレ弥太郎が!
 恋愛シミュレーションゲームでいえば、意中のあの子が「一緒に帰らない?」と誘ってくれた
シーンに該当する感じ!(いやいいから別に)

 うまい具合に龍馬が湯呑を置いて席をはずしました。
 弥太郎、あたりを見回して毒を入れました。
 …量的にいくらなんでもとけないだろ、みたいな…。
 で、弥太郎立ち去ろうとするのですが。
 龍馬が倒れてその声に耳をふさ…幻覚かヨォォォォ!一瞬マジで信じただろうがぁぁぁぁ!
お前は六道骸と契約でもしてんのか弥太郎!!!!

 つーわけでやっぱり悪に徹することはできなかった弥太郎。
 戻ってきて茶をぶっとばしました。
 でもって後藤に命じられて龍馬暗殺をしようとしていたことを話す。
 なるほど、なんで吉田に報告しなかったかの謎が解けました。
 弥太郎は、後藤が嫉妬心から龍馬殺害を依頼したのを知らなかった。吉田自らが、
龍馬を暗殺しろと後藤にいったのだと信じてたから、吉田には報告してなかったと。
 なるほどねー。
 運命とは皮肉なものですね。
 ここで弥太郎が確認のために吉田に話をしていたら、もしかしたら吉田も武市に殺されるのを
免れたかも知れませんから。

 ともかく、龍馬は吉田が自分を消したがっているのだ、と気づいて驚く。
 つーか回想と眠れない龍馬のシーンを交互にしないでほしいなぁ。
 最初龍馬だと気づかずに、弥太郎と龍馬の会話を聞いていた誰かがいるのかと思ってた…。

 というわけで「べ、別にあんたを助けたかったわけじゃないんだからね!」と定番のセリフを吐いて
くれた弥太郎。キミはあれか、ツンデレのさきがけにでもなりたいのか。

 めいっこが起こしに来たのを、龍馬、眠れなかったのをごまかして「もう朝か」と言ってるのも
すごいフォローきいてんなと思いました。

 吉田の方は、後藤が昨日どこに行っていたか、と問いただしています。
 女のとこにいっていたとか答える後藤。
 …えっ?その顔で!?(失礼だから!)

 そこに龍馬が来たと聞いて驚く吉田。
 龍馬は、武市を足蹴にしたそうだが、あれは下士を束ねる者、このままでは土佐は真っ二つに
なると言います。
 ただでさえ地理的に土佐っつーのは四国の中でも、山隔てて他藩より少し浮き気味なのに
ねぇ。(高知県の方申し訳ございません)
 仲良くせんといかんよ。

 龍馬は武市に役目を与えてほしいと言います。
 意見を言う機会を与えてくれたらケンカにならないと。
 吉田は、能力があると思ったら下士でも取り立てる。武市は無能だから意見を聞かなかった
だけだ、と言います。確かに弥太郎は身分与えられてるもんねぇ。そういう意味では確かに吉田の
目は確かなんだけど、残念なのはこの人は致命的なまでに、交友関係っていうか人間の気持ちに
疎かったということでしょうか。
 人から恨みをかっても気にしない、それが結局自分の命を縮めたわけです。

 で、どさくさにまぎれて龍馬を斬ろうとした後藤を「やめぃ!」と突き飛ばす吉田。
 すげぇぇぇ!
 こんな突き飛ばし方、ドリフのカトちゃん以来だよ!吹っ飛んだよ後藤!
 おしいな、そこにふすまがあればバリーンっていったのに。(これコントじゃありません)

 吉田は武市を捨てて自分のもとにこい、と龍馬を誘います。
 あれ?吉田の頭上から映ったんだけどなんで頭の上少し髪の毛黒いん?ヅラなん?
今はやりの「アデランスは誰でしょう?」っていうやつなん?(ヅラはヅラだけども!)
 龍馬はこのやりとりで吉田が自分を殺そうとしたのではない、と気づいたようですね。吉田も
恐らく龍馬がチラッと後藤を見たことから、後藤が龍馬を殺そうとしていたことも気づいたんじゃ
ないかと。
 
 で、吉田は立派な人だけれども、土佐だけのことを考えるというのはできないという龍馬。
 ここまで言われたら吉田もあきらめるしかないでしょう。
 
 一方。
 めちゃくちゃへこんでる弥太郎。
 役目しくじったらどうする?とか奥さんに聞いてます。
 でも奥さんは、どこまでもついていく、と優しい。
 
 弥太郎、吉田の命令に背いてしまったとか言ってるけど、クソオヤジは「吉田?」とか言ってる。
てめぇの息子の上司を忘れてんじゃねぇよォォォォ!
 弥太郎は、このままじゃやばい、土佐から逃げようっていうけど。
 皆動かず。
 喜勢に至っては「イヤじゃ」と一蹴。
 嫁さん今どこまでも付いて行くっていったんじゃねぇのかよぉぉぉ!そりゃひでーよ!

 そんなところに吉田からの文が届き、さらにびびる弥太郎。
 でも内容は、後藤の命令に背いたんはよくないけど、それは俺が言ったもんじゃないから
不問にするっつーことでした。
 さすが吉田。君には二代目フォロ方十四フォローの名を…いるかぁぁぁぁぁ!!!!

 武市の方は、腕の立つ剣士を何人か呼んでいました。
 いよいよ動くか武市。
 なんか最近日に焼けて地黒になってきたと思ったけど、腹も黒くなってきたのー。

 龍馬は沢村と会っていました。
 沢村は脱藩した浪士がいるということを話し、自分達も脱藩しようと持ちかけます。
 脱藩は親兄弟を捨てることになる、という龍馬。
 確かに逃亡犯みたいなものだから、一度出たら二度と戻れないでしょうね。

 で、朝餉。
 あの…乙女さん…あんた…また来てるんですか…。

 ここでも脱藩の話題が出て気になる龍馬。
 先に脱藩した吉村の家がお取りつぶしになる可能性もある、と聞かされては内心穏やかでは
いられないでしょうね。
 でも乙女さんは顔を見て、迷いがあるのに気付いたんじゃないでしょうか。
 兄の奥さんも「土佐で道場開くんですよね?」とか釘さしにこない!
 というか龍馬が立ち去った後の家族の様子を見ると、薄々わかってるんじゃないですかね。
 しかも兄、龍馬の部屋の家探しまでして、沢村の地図見つけちゃったし。
 乙女さんは、龍馬が願っていることなら叶えてやりたい、と言います。
 父が生きていたら…しばらく考えて「お前の好きにせい」と言ったんじゃないですかね。

 乙女さんは、龍馬は土佐にはおさまらない、大きなものを持っている男だと説得。
 やっとやりたいことを見つけたんだと。
 わぁ、まるでこの後の展開がわかっているかのようですね!(待て)

 龍馬の方は武市に会って、吉田は悪人ではない、土佐のことを深く考えている、と話します。
武市は妙に静かな感じで、吉田が生きていると聞いてホッとした、考えが違うからといって殺すと
いうのは間違っている、お前に助けられたと言います。
 気をつけろ!こいつがこういうおだやかに話をする時は大体何かをたくらんでいる!

 龍馬は厳しい顔で「吉田を殺してはいかんぜよ」とか言ってる。
 やっぱりわかってるんだー!

 …あとすいません、後ろのSE、ウグイスの鳴き声はいいと思うんですが(平和的な外の風景と
緊張している一室という対比で)、これ鳴き声うまくないウグイスの声まじってる!すごい緊張感
そがれるよ!
 やめてください武市さんとか言ってる後ろで「ホヘヒョ」ですよ。力抜けるわ!

 武市は、スズメを捕まえようとして失敗した時の話をしています。
 つーか酒に浸した米食べたところでその場で酔いが回るわけじゃないですから、武市さん…。
 やばい、こいつかなりアホだ!
 
 武市さんは、年をとると同じものを見ることはできないと言います。
 その話をするのにスズメの話必要ありましたかね?第1話の滝から飛び込んで遊んでた話でも
よかったような気がしますが。
 ともあれそんな武市に言葉もない龍馬。

 弥太郎の方も、わしらはずっと一緒じゃのとか奥さんに聞いてます。
 さっきなんか拒否られてたような…。
 そこに現れた龍馬。
 おおっといつものパターンだ!
 龍馬は弥太郎がそろばんができることを聞いて驚いています。え?そこ驚くとこなん?
いまいちわかりませんが。
 あと龍馬いきなりここで自分も商売に興味があるとか唐突に言いだします。
 ええい伏線はもっと自然にかつ前からしいておかんか!なんだよこの「のちに海援隊という
会社を興した」の伏線作っておきましたみたいな、バレバレなセリフは!
 こうなったら会社を興した暁には、「あっはっはー!試しにわしも商売起こしてみたら
結構うまくいってのー!今は社長じゃー!陸奥にはよう叱られるけどなー!」とか言いながら
グラサンかけて天パで登場していただくしかありません。
 その時にはぜひ万事屋に突っ込む登場でよろしく。

 本家は質屋の帳場で子供の頃の遊び場とかいう龍馬。
 それならそうと、そういうシーンを出しておいてほしかったです。
 弥太郎は、そんな彼を世渡り上手なのはそこからか、とからかいますが…。
 龍馬はそのまま帰ろうとします。
 弥太郎、何しにきたと声をかける。あ、確かに。
 顔を見に来ただけ、という龍馬ですが。
 本当に顔を見にきただけのパターンを初めてみたような気がする!

 そして龍馬はこっそり帰宅。
 そーっと音立てないようにしてるのが笑える。
 でも自分の部屋に明かりがついてるんですね。
 乙女さんがいました。
 袴を直してくれてました。
 丈夫にしておかないと長旅は無理だからって。
 ばれてるー!めっちゃばれてるー!←龍馬の内心。

 家族も餞別を用意してくれてました。
 乙女さんが頑張って説得してくれてたんでしょうね。
 兄も坂本家に伝わるという名刀、「備前忠広」をくれ…おい、いいのかこんなすごいもの!
(ちなみに備前忠広は、岡田以蔵の持っていたとされる刀でもある)
 
 なんか龍馬が偉業を成し遂げたのって理解ある家族がいたからこそ、というのもあるで
しょうね。
 あえて他の家族が姿あらわさないっていうのもいいなあって思った。
 思いはいろいろあれど、送りだす気持ちに変わりはないんでしょう。

 そして夜明けとともに龍馬は旅立っていきました。
 もう姪っ子が起こしに来るのに寝ていたフリをする必要もなくなりました。

 つーか朝餉が!空気が重い!
 どんよりしてる!
 葬式でももっとザワザワしてますぅぅぅ!
 
 兄は質屋にいってくるというんですね。
 お偉いさんもこのご時世火の車だから、質屋に質草を入れてる可能性がある、
その台帳があったらそう簡単に坂本家を取りつぶしに出来ないだろうからって。
(武士はこういう風に金策するのは恥とされていた)
 兄さん腹くくったら結構やるなおい!
 自分達には自分達の戦い方がある、というのは頼もしいですねぇ。

 弥太郎もその日の夕方、沢村とともに龍馬が脱藩したというのを聞かされていました。
 弥太郎が雨に、書類と刀をぎゅっとしてるシーンかわいかったなぁ。

 で、一方。
 吉田の方は暗殺されてました。
 武市さんは呑気に絵描き。
 なあ…あんたそうやって最後まで人任せにするつもりなんか?攘夷攘夷言いながら、
行動力が一番ないのはあんたじゃないですか武市さん。

 つーか吉田殺されるシーンのカメラワーク考えてくれ。
 なんで人の股から吉田の顔を見にゃならんのだ。
 
 あとカメラ早くカットしてあげて!
 雨が容赦なく吉田の鼻の穴に入ってる!

 
 次回第二部開始!
 「甘いものを食べすぎると週一しかパフェが食べられなくなる」
 絶対見てくれよな。 




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