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龍馬伝 |
第15話(10/04/11)
龍馬はまた旅をしていました。あの画家のおっさんが見せてくれた世界地図では、
日本は米粒のように小さかったが、実際歩いてみたらなかなか広い、と感心している
龍馬。
ご安心ください龍馬君。日本だから歩きまわれますが、大陸だと1日くらいで力つきます。
(何もない荒野、なんてのも多かったため)
彼は今会いたい人が2人いるという。
生きる道を教えてくれる誰か、そしてもう一人は…加尾さんかねぇ。
つーか生きる道は自分で見つけるとか言うただろうがぁぁぁぁぁ!!!!
なんでシーズン2の2回目で他力本願全開なんだよお前は!
1862年、京都にて土佐の屋敷。
山内のバカ息子がきたらしいです。前回寝てるだけのシーンしかなかったやつか。
三条のさねとみにも会える身分になったか武市。(もうさねとみ漢字変換するのめんどくせー)
三条は、帝の考えは幕府に伝えたが、やるやるといって全然やらないと回答。あー
今の政権みたいなもんですね。大事な改革をやるやる言うていらんことばっかしよる。
昔っから日本の政権グダグダじゃねーか!
武市は、徳川将軍を引っ張ってきて帝の前で約束させればいい、と提案。
一方加尾は兄さんに会ってました。
加尾の働きで、山内の上洛がかなったということですが、龍馬のことになると兄の顔は
曇りました。
脱藩の話を聞いて驚く加尾。
流石に「…だっぷん?」「脱藩!」のやりとりはなかったか…。(当たり前です)
んで、武市センセはすごい!と酒を飲んで語り合う土佐勤王党の連中。
あっはっは、表の顔しか知らんアホタレはそう言いますわ。
つーかお前ら金使いすぎじゃねーかおい。そんな贅沢して大丈夫か。
以蔵がすごい緊張しておねえちゃんに酒ついでもらってるけど…。こんなところでも
以蔵は末席なんですね。可哀想だなぁ。
で、こんな中おねえちゃんが、本間のおかげでうまくことが運んだんでしょ?と発言した
ところから空気一変。誰だ本間て。
なんか、吉田を失脚させた、山内のバカ息子を上洛させたのは自分じゃ、とウソを言って
歩いてる男らしく、武市は見過ごすことはできない、とわざとらしく以蔵の前で言います。
武市よ。
お前は地位上がったかも知れんけど人間としては見下げはてた奴だな…。
加尾さんは買い物をしていたところ、たまたま龍馬と遭遇。つーか龍馬、久しぶりに会ったのに
いつもの調子って…。別れた時のあのシーンがウソのようです。これ佐那さんだったらブン
殴られてますよ…。
加尾はこんなとこ兄に見られたらやばいといって走り去っていきました。
そりゃそうだ。
つーかどっかで落ち合うとかすればよかったのに。
こういう時こそ矢文だ!(加尾さんは忍者ではありません)
加尾が思い直して外に出た時には、龍馬の姿はありませんでした。龍馬、足はやっ!
でも龍馬がぶらぶらしていたおかげで2人は再会。
よかったねぇー。
龍馬は加尾には素直に胸の内を話せるようですね。
もう武市とは考えが違って、会えないことを話してますし、お前に会いにきたとストレートな
ことも言ってます。
以蔵の方は「また来てやるけ、ホンマホンマ」という、今言っても盛大に引かれるような
オヤジギャグを飛ばしている本間をマーク中。
加尾と龍馬は人目を忍んで逢引中。…出会い茶屋?
まあともかく、龍馬は加尾をベタ褒め中です。
恥ずかしくてまともに顔が見られないという龍馬ですが、これがのちに結婚して愛人も
作ってるんですから人は変わるものです。(時代的に、舞妓や芸妓を愛人にしている人は
多かった。情報を仕入れるためとかで)
つーかあれ?おりょうさんと結婚て加尾さんのことは?
いい気持ちで歩いてたらいきなり襲撃にあい「誰や!誰や!」と逃げ惑う本間。
聞いて驚け!この夏また映画で帰ってくる仮面ライダー電王様だ!
(映画があるのは本当です)
…じゃなくて。
龍馬は加尾とラブラブ中です。
NHKなので映像お見せできるのはここまでです。
以蔵の方はなんかやっとこさ斬り殺したって感じだなぁ。ま、それも仕方ないですけどねぇ。
つーかお前はあちこち物を壊さんと人を斬れんのか。
翌朝。
加尾さん、顔がニヤけてます。
土佐の屋敷は大騒ぎ。本間が斬られたと聞いて皆「罰が当たった」と言ってます。
でもって以蔵が聞いているのを承知の上で「礼を言わんといかんのう、斬ってくれた奴に」
とか言ってる武市。
しかも加尾兄に、以蔵は使えるぞとか言ってる。
おいちょっとガトリングガンないですかガトリングガン。今すぐぶっ放してやりたい。もしくは
土間の武市の草履を接着剤で引っ付けておきたい。履いた瞬間に前のめりでコケるがいい。
なんつか…非情ですね。
さて土佐では。
弥太郎、農作業に力を入れてました。
生き生きしてると思ったらいきなりブチ切れですよ。俺は侍じゃ!とか。
お前が帰って来たんじゃねーかよ。
つーか今の自分が嫌ならまた這い上がって来い。
喜勢のとりなしで丸くおさまりましたが、本当にいい嫁さんですねー。
またまた京。
龍馬さん…あんた…人の家にやっかいになったままかい。まあいいけども。
龍馬は、加尾からもうすぐ兄や武市らが、将軍を引きずり出して帝の前で攘夷決行を
約束させるため江戸に下るということを聞きます。この頃は首都は京都だったんで、江戸に
行くのは下ると言っていました。今でも京都の人の中では京都を中心として、下る、上るを
使ってる人もいます。
龍馬は今さらそんなこと言ってどうする、という気持ちがあるようです。
交易を始めて外国人も入ってきているので、今さら戦争しても仕方がない。戦争をせずに
日本を立て直す方法、それを教えてくれる人を探していると。
加尾は武市や龍馬の仲が昔のように戻ってほしいと言いますが無理でしょう。方向性が
違うのに。
武市らはまた酒を飲んで攘夷談義中。
以蔵は武市のことをすごい人、とおねえちゃん達に紹介してその武市にいさめられてますが…。
かしこまる以蔵。
お前展開がこないだの酒飲みの時と同じじゃねーか!1年前の映像焼きなおしで使ってる
銀魂みたいになんぞ!
武市は、文吉とかいう奴がうろついていると言います。
攘夷派を捕まえて回った男らしい。
以蔵に斬らせる気満々ですか…。
以蔵はそっと刀を持って抜け出しました。
彼がこんな使われ方をされていくのは本当に悲しい。
人斬りが続く話は加尾の耳にも入っていました。
今の攘夷派に睨まれた人間は殺されるんじゃ、と聞いて龍馬のことが心配になる加尾。
まあそれはないと思いますけど。
山内のバカ息子が、帝の令が出たちゅーて、同行に武市を命じます。
大出世ですね。
土佐で下士とバカにされていたのがウソのようです。
んで、満足そうな以蔵は酒を飲んでいたんですが。
武市のことを批判する連中を目にして結構ムカついた感じ。
お前、真昼間から人斬りするつもりかい。
と、待ち伏せていたら偶然龍馬に出会うんですよ。
龍馬、人違いぜよー!とかいって灰をかぶってて笑える。龍馬さん、あっという間に老けられて…。
でも以蔵は嬉しかったみたいですね。
よかった。
んで加尾の方は役目終わったから土佐に戻っていいとか言われてます。
兄よ。
てめーはほんっとに勝手だな。
加尾の人生メチャクチャにしておいて。
そりゃ加尾も怒るわー。
兄も、攘夷のためなら何をしてもいい、妹を犠牲にしても、邪魔をする奴は殺しても
成し遂げるとか言いますが。口滑りましたな兄よ。
加尾もわかったんじゃないでしょうか。龍馬が「もうあの頃には戻れない」と言った理由が。
と、加尾が半泣きで外に出て行くと龍馬と以蔵が呑気に騒いでました。
お前らぁぁぁぁ!ちょっと空気読めや!
高杉と銀時がやり合ってる時に出てきたエリザベスくらい緊張感抜けるわ!
以蔵は龍馬の脱藩にそれほどこだわりはないみたいで、普通に話してくれててなんか
良かったです。
ところがここのやりとりで。
以蔵が、自分は武市の役に立ってて感謝してもらっている、すごい仕事をしているが
それは言えない、という言動によって龍馬は以蔵が何をやっているか気づいてしまった…
つーか以蔵おめーからバラしてんじゃねーよ!
でも言いかけたのを龍馬がわざとらしく遮ってて、これは龍馬の思いやりだなと思いました。
龍馬は、武市を慕っていることはよくわかっている、でも人の道に外れたことをしたら
いかん、と以蔵を諭します。
今なら戻れると言いたいんでしょうね。
皆の考えが違うのは仕方ない、でも日本が異国のものになっていると思っている人は
いない。皆が今は力を合わせて立ち向かわないといけない時期だ。ケンカはするな。
こういった龍馬の言葉はどこまで届いたんでしょうかね。
武市が本当は以蔵を単に都合のいい人斬りとしか思ってなくて、龍馬こそが以蔵のことを
心配してくれている、ということに以蔵が気づけていたら、歴史から「人斬り以蔵」は消えて
いたかも知れません。デンライナー、出動だ!(本当の歴史を改ざんしないように!)
気が楽になったという以蔵。
そうして彼は去って行きました。
龍馬は加尾に、以蔵は人斬りをやらされている、と言います。
やっているではなくて「やらされている」と言ったのが彼らしいなと思った。
こういう形の攘夷じゃダメだ、と悩む龍馬。
どうしたらやめさせられるかって言ってるけど…アメリカに大砲ぶちこんでもらったら
どうでしょうかね。(日本滅ぼす気か!)
加尾は、江戸に勝というおっさんがいて、その人は日本のことを真剣に考えている
数少ない幕府の人間だ、と話します。軍艦を作っているとも。
龍馬めっちゃ食い付いたー!
超食い付いたー!もっぺん言ってくれと言ってるがメモれよ!
でも喜ぶ龍馬に対して加尾テンション低い。
そういえば以蔵の件ですっかり忘れてましたが、土佐に帰れと言われてたんですよね。
結局この二人は結ばれない運命なんですね。可哀想に。
ま、こういう女性がいたからこそ、龍馬は様々な機会をつかんでいけたのでしょう。
京には本当にお前に会いたくて来た、という龍馬。
…その割にはあちこちプラップラしていたような気もしますが…。これで加尾も報われたから
まあよしとしますか…。
10月。
三条さねとみらが江戸に向けて出発。
武市、以蔵をそばにおいてますよ。
なんだかなー。そういうとこだけはうまく立ち回りますね武市。
一方で加尾さんはおヒマをいただいて土佐へ。
龍馬はまたなんか浜辺みたいなとこに来てました。
…歩きにくくないですか?
次回「刀と心の目はよく研ぎ澄ませておけ」
絶対見てくれよな。