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龍馬伝 |
第16話(10/04/18)
江戸の千葉道場。まさかまたこのシーンが見られようとは…。
龍馬がまるで昨日別れたかのように、ヤッホーみたいな感じでやってきました。
まっこと軽い男じゃ…。
佐那さんが内心嬉しそうでかわいかったです。
しかもいそいでめかしこんでるし。かわいいなぁ。
兄が沙那に早くしろぉぉぉ!とか言ってるけど、え…こんな猟奇的な音楽流す必要ありました…?
殺人事件起きそうですよ?
あと兄は兄で龍馬はお前に会いにきたんだよー!とかいってぬかよろこびしてます。
龍馬も龍馬であっけらかんと脱藩の話してるし。
龍馬はさっそく、勝のことを聞きます。知っているかと。
いやもっとこうさぁ…話早いのはキミの取り柄だけれども!
兄も身分的に会えるわけがない、とビックリ。
千葉先生は偉い奉行さんだしお前は脱藩浪士だし何より、攘夷派の人間だしなーとか
いってすっこんじゃいますが。
兄、佐那のことプッシュしすぎで笑える。しかも龍馬その話ぜんっっっぜん聞いてない。
勝と会う手段しか考えてねぇぇぇ!ある意味こいつ女の敵だ!
で。
兄のツテをたどって越前藩に無理やり連れて来てもらった龍馬。
越前藩藩主の松平に会わせてくれと頼みこみます。
でも何とかなるんだからすごいねぇ。
ここで龍馬が、家紋の入った羽織をきちんと着ているシーンがなかなかよかったです。
…って佐那さんに仕立ててもらったんかい!
そういや脱藩してんだから持ってるわけないわなぁ…。
佐那さんが複雑な顔しててちょっと可哀想。
お前戻ったらちゃんとお礼にデートくらいしてやれよコラ。
そういうわけで時間もないのでちゃっちゃと松平さんと謁見です。
松平は土佐のこともちゃーんと知ってました。流石耳が早いですね。
龍馬はお前も攘夷派か、と聞かれて正直に答えます。
周囲がババッと刀に手をかけたのはかっこよかったなー。龍馬も度胸あるぅー。
そして松平もすごいなと思いました。
ちゃんと話を聞く耳を持ってる。
脱藩したと言われても驚かない。
松平は、お前は何者だと尋ねます。
龍馬は自分は龍馬だと答えます。
え、なにこのボケにボケ重ねたような会話。
ま、要するに自分は自分ってこと言いたいんでしょうね。
これはいたく松平の気に入った答えだったようです。
つーか後ろに千葉先生も来てるし。
龍馬は、自分を勝に紹介してくれ、と言います。
龍馬のすごいところはこういう、人脈をどんどん手繰り寄せていったところでしょうねぇ。
んで。
その一週間前。
三条さねとみwith武市が徳川将軍、家茂の前に現れたらしいです。
で、将軍とあっても向こうが帝の命令を持っていれば三条の方が上座になるらしい。
へぇぇえ、これは知りませんでした。
高貴な色とされる紫の服を家茂着てるけど、これはよかったんだっけ…?
ともあれ武市も、将軍が上洛を承知したので満足って感じです。
家茂の方は荒れてました。
今さら外国にケンカを売れというのか、と。
おーい誰か、鎮静剤って書いてあるこん棒お持ちしてー!
で、慶喜、のちの徳川慶喜となるおっさんが、「ワシが帝に「ちょ、てめぇふざけんな」って
言ってきてやんよ」と名乗りをあげるわけですが。
このおっさんが実に調子こきまくりな中間管理職なわけですよ。
帝の前では「ぜひお任せ下さい!攘夷決行してみせます!」と言っちゃうわけです。
あれだ、どこの会社にも必ず一人はいるコウモリ型部長ですよ。
こういうのがいると政治がシッチャカメッチャカになっちゃいますからねー。
ちなみにこのおっさん、大政奉還の後は皆の苦労もなんのその、好き勝手に人生
まっとうしやがりました。
さあ龍馬は勝のところにやってまいりました。
部屋結構洋風だな、勝。つか龍馬君じっとしてなさい!椅子の敷物の匂いをかがない!
勝、袴じゃなくてもうズボンですね。
チャキチャキの江戸っ子みたいな感じ。まわりくどいことが嫌いって感じ。
で、坂本龍馬の漢字を聞いてるのが笑える。
勝らしいなぁ。
「坂本の坂はどうかくの」って聞かれたらやはりここは「坂本龍馬の坂です」とボケて
欲しかったですがこれ真面目なドラマなんでそれはありませんでした。
松平の紹介状では面白い人間だと書いてあったからと、面白いことしてくれとフる勝。
お前ぇぇぇぇ!お笑い芸人がいつでもコントできると思うなよ!(龍馬は芸人ではありませぬ!)
つか龍馬緊張しすぎてて笑える。
×が4つついちゃったぞ勝のメモ帳に!
緊張が解けたらもっといろいろ話ができるんだろうけどなぁ、龍馬。
なんとか弟子にしてくれ、と言ったのでありますが…。
勝ゥゥゥゥ!×どんだけつける気だオイ!お前はまだ金八先生ですかーこのヤロー!
それならこっちは銀八先生つれてくっぞ!キャンディ高速でなめてて煙が出るんだぞ!
で、そんなところに茶を運んできたのは長次郎でした。
でも龍馬を無視してサクッといってしまう。さらに勝も、おめぇみたいなアンポンタンと話してる
暇はない、という。
龍馬は、この日本を守りたいだけというけれどもてんで相手にしてもらえない。
勝は地球儀持ち出してきました。
ああ、画家の先生が見せてくれたのと同じことを言おうとしてんだけど。
龍馬が「土佐で見ました」というのへ「はやく言えよ」という勝。
「トサデミマシタ!(早口)」←その、「早く言え」じゃねーんだよ。
つーかコント!?これ2人のコント!?会話がなんかちぐはぐですよこいつら。
最終的に龍馬は、勝に勝手に幻滅して文句言ってます。
まあ勝も、勝手に持ち上げられて勝手に幻滅されて迷惑って感じでしょうね。自分では
たいそうなことを成し遂げているとは思っていない、ただ国のためにやってる、って感じだから。
龍馬、長次郎に、「土佐にそっくりな奴がいる」とかいるけどこれどう見ても本人じゃん!
本人だとわかるといきなり攻撃する龍馬(笑)。
長次郎は、学問を学んで弥太郎が商売を始めたことに刺激を受け、思いきって勝の弟子に
なったらしいです。
弥太郎は今材木を売ってるらしい。
確かに、土佐で学ぶより江戸で学ぶ方が見聞を広めるのにいいのは確かだと思う。
今みたいにインターネットもないしね。
それを聞いてる龍馬はしょんぼり。
佐那の兄も、期待しすぎたんだよ、とか言ってます。
うーん、私は龍馬がもうちょっと肩の力を抜いて話していたら見えてくるものがあったと
思うんですけどね。久坂みたく。
兄は、千葉道場に戻ってきてくれと誘っています。
要するに今の門下生はケンカの仕方を学びたいものばかりで、真剣に剣を突き詰めようと
いう人間がいないということらしい。あとあわよくば佐那の旦那にと。
兄ストレートに佐那のこと言いすぎです。
龍馬は加尾のことがあるしねぇ。
というか前回もそうやって押しつけて逃げられたんじゃなかったっけ?
龍馬はまだ自分は何も成し遂げていない、と言って実質断りました。
そりゃそうだ。
兄こそ、もうちょっと佐那の気持ちを考えろよ。
勝の方は長次郎に、龍馬はお前が言うほど面白い人間ではなかったなーと言ってます。
長次郎は、土佐にいれば坂本家で楽な生活ができたはず、まさか脱藩するとは、と
言うのですが。そうか、彼は龍馬がどういう気持ちで脱藩したか知らないのかー。
んでそんな中、勝のところに武市がやってきます。
あれ、気軽に会える身分なんだこいつは。
勝自身は武市のことはうさんくせぇーと思ってる様子。
長次郎は、自分が弟子になったこと知られたらやばいかもとか言ってます。勝は
攘夷派じゃなかったでしたっけかね。
武市は、慶喜が上洛すると聞いて、将軍がこなければ意味がないということで、勝に、
将軍に来いって言ってよとお願いしにきたらしいです。
以蔵が刀握り締めてるのを見逃さない勝がかっこいいな。
つーかまた地球儀かよ!
地球儀好きだな勝。
勝は武市の決意に対して、龍馬と同じだな、と言いますが。
武市はあの男はもう土佐とは無縁、幕府も藩ももういらんといった男だ、というのですが。
それが何かしら勝の琴線に触れた様子。
あと勝先生、むやみに長次郎の名前出したらあかんー!
見つかったー!
でも武市、長次郎に、饅頭屋の分際でつまらんことしおってと言いました。
長次郎はその言葉に食ってかかります。
「武市さんがそういう言葉を使われるようになったとは」
私はこの時の長次郎の気持ちがよくわかる。
武市はもともとこういうことを上士に言われ続けて来て、悔しい思いをして、そして何とか
しなければならないと土佐勤王党を立ち上げたはず。それが、今や自分が同じことをしている。
目が腐っちまってるってことですから。
こうなったらもう、日本を守るとかじゃない。ひたすら権力を大きくする方向にいってしまいますよ。
まさに、自分が嫌っていた上士らと同じことになってしまいます。
長次郎はそれをいさめたのですが…届かないでしょうね。
さて勝は龍馬のことを気にしておりました。
イギリス大使館?だかなんだか知らんけど、過激な攘夷派が焼き打ちしたりしていたらしい。
もーえろよもえろーよー(やめなさい)。
勝は龍馬を呼び出してました。
自分が間違っていたかもと思ったらさくっと考えかえるのはさすが勝。
何でも聞いてくれとか言ってます。
よし、聞け龍馬。
「好きなお好み焼きの具はなんですか」とか「俺は海賊王になる!って言ったことありますか」とか。
(話の流れに全然関係ねぇぇぇぇ!!!!)
龍馬は、日本が戦いになったら勝てると思うか、と尋ねています。
勝も、異国の勝手にはさせたくないとは思ってるらしいですが、具体策はあまりないらしい。
勝は龍馬の考えを聞きます。
龍馬は、日本に軍艦を作るところがあるとは夢にも思わなかった、と話します。
軍艦乗りたいのかこいつ。
日本は四方を海に囲まれている、異人達は海から来るのだから、強い海軍が必要だと言います。
あれだ、でっけぇ船乗り回してて空中に鎖はやして暴れまくる長曾我部元親呼んでこい!
(かなり前に滅びました)
今日本が異国のいいなりになっているのは、戦いをしたら負けることがわかっている
からだ。強い海軍があれば、強い剣の腕があればいい。
今日本はもう開国しているのだから、海外の技術をどんどん取り入れて、渡り合える文明を
持てれば日本は安泰になる。そうすれば戦をしなくても攘夷を成し遂げられる。
龍馬が、目指すものを見つけた瞬間でした。
勝は長次郎に、自分の負けだとか言ってます。
負けるが勝ぜよとか言って長次郎が負けるが勝ちとかけたとか説明せんでもいいから!
ともあれ、龍馬は勝に認められたのです。
海軍を作る人間を勝は探していたと。
幕府の人間は頭が固くて進まない、もう2年も前からもめてると言う勝。
彼はすでにアメリカへ咸臨丸で渡っていました。
船を操っていたのは身分の低い水夫だったけれども、自信を持ったわけですね。
身分の差をあれこれ言ってる場合じゃない、日本人として日本を守らなければとそれぞれが
自覚したらしい。
225年ぶりに日本の船が外洋に出たらしいよ!すごい引きこもりだ日本!
龍馬は咸臨丸を見たくなったようです。
気持ちはわかる。
今龍馬の胸の内はドキドキワクワクなんだろうなぁ。
黒船じゃー!と騒ぐ龍馬。
おい、こいつ幻覚見てやがる…!(本当に黒船です)
夢にまで見た黒船への乗船。どれだけ嬉しかったでしょうね、龍馬。
よーし、そのノリで「俺は海賊王になる!」って言うんだ。
えっとね。
すごい感動のシーンのとこ申し訳ないんですが。
音楽と波の音うるせーよ!もう2目盛削れボケ!
つーか。
弥太郎かと思ったらジョン万次郎いた。
あと大砲ぶっ放した奴だれだおい。もったいない使い方すんな。
グダグダで終わっただろうが!
次回「船酔いする奴に限って「景色きれいだったー」とか言う」
絶対見てくれよな。