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平清盛

第18話(12/05/06)

 さて、次回あたりからいよいよ、面白くなってくるのではないかなと思うのですが
どうですかね。
 この時代の見所はやっぱ保元の乱だからねぇ。

 さて近衛帝が危篤となり、この流れで行くと、崇徳の息子、重仁が次の帝になるだろうと
いうことで、平家一門はかたずをのんで成り行きを見守ることになるわけです。
 1154年のこと、鳥羽法皇も得子も、わが子近衛帝のために祈りをささげておりました。
 近衛帝を帝にするために、崇徳を遠ざけていた因果が報いたのだ、と鳥羽は思ってる
らしいですが、まあ今更どうにもならんでしょうなぁ。

 同じころ藤原家成も病に伏せっておりまして。
 なんかもうあっちもこっちも大変ねって感じですな。
 家成は清盛に、どうか自分亡き後も鳥羽法皇に手を貸して欲しい、この先は自分の
息子、成親らに相談していってほしい、と頼みます。
 清盛は力強くお任せ下さい、という。
 家成は、今はたくましき野良犬の吠え声に、朝廷自ら耳を傾けるようになった、と嬉しそうに
言います。もう野良犬じゃないんだから余計だろ…。
 ともかく、それで安心しちゃったのか知りませんが、家成はほどなくして亡くなりました。
 
 清盛は崇徳帝に面会して、次の帝はおそらく重仁だろう、自分は院として支えるつもりだ、
どうか力を貸して欲しいと言います。
 え、力って…元気玉?(皆ー!オラにちょっとだけ力を分けてくれ!)←違う。
 これからの政にはもはや平氏の力は欠かせない、という崇徳の頼みを清盛は断ります。
 自分は鳥羽法皇に忠誠を誓った身、仲が悪い崇徳に力を貸すことはできない、と。
 清盛が帰ると言い出したのでブチ切れる崇徳。
 お前が言ったんじゃないか、忌み嫌われている私に、面白くこの世を生きよと、と言う崇徳
ですが。
 崇徳さん、回想シーンおかしいんですけど。
 これ「私はこの世を面白おかしく、私なりに生きてみたいのです」としか言ってないよ清盛。
 お前は回想シーンがいつもおかしいヅラか!(ヅラじゃない、桂だ!)
 
 ここでいきなり歌を詠みだす崇徳。
 ミュージカルか!ミュージカルなのかこのドラマは!
 清盛展開についていけないのか、完全にポカーンです。
 ああそうだった、この人歌の才能ないから理解できないんだった!
 まあ意訳すると「俺、政権取りたいわけよ、お前空気読めよ」といったところでしょうか。
 崇徳は、せっかく自分が面白おかしく生きようとしている機会が訪れようとしているのに、
お前が私の力にならずしてなんとする、と結構自分勝手なことを言っています。
 他力本願過ぎだろお前。

 その帰り道清盛、偶然雅仁に出会います。
 崇徳も落ちぶれたもんだよねー、武士を頼るなんてねーという彼に清盛は、崇徳が変わった
のではない、武士の役目が少しずつ変わってきたのだ、と言います。
 
 平氏の連中は、今まで鳥羽に仕えてきたのに、近衛帝に何かあったら今度は、崇徳の天下に
なる、そうなったら自分達は政治の中心から遠ざけられるかも、と戦々恐々な感じ。
 家貞は、それを指摘する盛国に、立派になったなぁ、と。
 うん、おっさん今その話はいいから!ちょっと流れ読んで!
 崇徳に味方をしては、というのは経盛。
 歌会に招かれたい、からだそうです。
 よーし、バケツ持って廊下に立ってろ。
 んでチャラ男代表、時忠は、皆にいい顔しとけばいいんじゃない、と言います。
 わぁ、わっかりやすーい!
 清盛は、鳥羽法皇と崇徳上皇の二人に、仲良くしてもらおう、と言う。
 長年の溝があるから、それを埋めなければ世の中の乱れは正せない、平氏はそのために
働く、と。
 盛国がまっさきに賛同したのはよかったですねー。
 
 一方。
 鎮西の地とかいうところで、鳥羽法皇の地を荒らしまわる者がいたらしいです。
 これが源為義の別の息子だったため、為義は責任を問われて失業していたらしい。
 このおっさん、まさに災難につぐ災難だなぁ。
 そんで、藤原頼長頼みになっている為義は、今日もせっせと点数稼ぎで、荒くれ
坊主を捕まえてきていました。
 その中にのちの弁慶となる、鬼若もいました。あれ、これ義経じゃなくて弁慶で
いいんだよね?(義経まだ生まれてないだろ!)
 鬼若、以前神輿の鏡を清盛が射た時に、証言の協力をしてやったろ、とか言ってるけど
頼長にはそんなことどこ吹く風です。
 さすがに最近増長しつつあるこいつの行動が目に余ったのか、父である忠実が、最近
やりすぎじゃないか、といさめますが、反対に頼長は「あまり口出しすると父でも容赦せんぞ」
と脅してくる始末。
 あーダメですね、これは…。

 一方、近衛帝の奥さんの呈子さんは妊娠したまま、内裏に戻ってました。こっちも
難儀ですのぅ。
 この子がもう少し早く生まれてきていたら、戦局も変わってきていたかもしれませんね。
 
 信西も、このままでは崇徳の世になる、と忠通らと言ってました。
 その信西ですが、帰宅すると奥さんが、待ってました!みたいな感じで出迎える。
 …雅仁来てた。
 なんだよ、来ちゃった、かよ!
 崇徳のそばにいると息が詰まるからってんでここに来たらしい。
 ここではくつろげるってか!人の家だぞ!
 しかも雅仁、奥さんちょっと借りてくよと言う。
 芸事が盛んな地にちょっくら遊びにいってくるから、お供にしたいらしい。
 信西はなりません、と怒る。
 でも雅仁は関係ないね!って感じで出かけていってしまうのでありました。
 信西、もう「だだこねる〜ダッダッダダッダ〜」でも歌ったらよろしいのに。
(「だだだ」グループ魂ボーカル)

 その頃近衛帝は「見えぬ!見えぬ!」と叫んでいました。
 え、日本の未来が!?
 このまま治らんのか!?と取り乱す近衛帝。
 そうですね、民主党の無能政権ぶりはもう治りそうにありませんね!
 得子は焦り、もっと僧を集めろ、目を治せる薬師を探せと命令、そこに義朝が護摩壇を
作らせたとやってきて、地道にポイントを稼いでいます。
 
 その頃清盛は鳥羽法皇のところにいって、崇徳と仲直りしなされ、と提案していました。
 白河の呪縛より崇徳を解き放ってあげなさい、というわげです、
 何でもかんでも解き放てって言えばいいと思うなよ!お前はRPGのナビゲーションか!
 清盛は崇徳に今までしてきたことを詫びたらどうか、と言う。
 鳥羽は、いまさら謝るなんて虫が良すぎではと言うけれども、清盛は自分の身の上を
改めて話し、皆でわだかまりに向き合い、乗り越えてきたからこそ今の自分がある、
わだかまりを解くのは今しかないと言います。
 何より、鳥羽法皇も実はそれを望んでいるのではないですか、と。
 てかお前、それを崇徳にも言ってやれよ…一方的に断られた崇徳気の毒すぎるよ…。
 
 一方で雅仁は、出かけた先で大道芸を見て大満足。
 そうして人々をかき分け、奥へ奥へと入っていった先で彼は、裏路地に迷い込みます。
 つーかお前、またそんなことしてると身ぐるみはがされるぞ!
 猫の鳴き声がして振り向けば、走り去っていく犬。…犬!?(見間違いだったらすいません)
 あとそこのカラス、邪魔。雅仁に思い切りかぶってるから!←演出です。

 林の奥で彼は、白拍子が歌っているのを発見します。
 …祇園女御なんですけど、あんた一体今いくつの設定なんだよ!数十年経過した設定で
全然変わってないとか怖すぎるわ!
 彼女は雅仁に気づくと立ち去ろうとするのですが、雅仁は歌ってくれ、歌え!とか頼み込んでます。
 頼み込んでおきながら上から目線とはこれいかに。
 彼女は乙前と名乗りました。
 名を変えてここで新たな人生を歩んでいるようですね。
 京へこい、と誘う雅仁。
 うん、いやキミが知らないだけでこの人、つい最近まで京にいたんですけどね!
 歌の師匠になって欲しい、という雅仁に対して断る乙前。
 雅仁はさっき乙前が歌っていた歌を、この歌のごとき男が京にいると言います。
 その歌を聞かせていたのが舞子なんですけどね!
 大丈夫か雅仁!やることなすことすでに過去あったことだぞ!?

 雅仁は皆が清盛を頼るのに自分のことは誰も見てくれない、と言います。
 彼が好き勝手するのも結局、注目して欲しいということの表れだったんでしょうね。
 乙前は、いつかあなたは世を動かすでしょう、と言います。
 まことか、という雅仁に乙前、頷く。
 だって歴史の本に書いてあるもんね!(コラ)

 一方。
 近衛帝が亡くなりました。
 平氏の館では盛国が、今は誰につけばいいか、世の中が戦々恐々している、平氏の
中にも騒ぐものが現れたと清盛に言ってきます。
 清盛は今こそが鳥羽と崇徳、2人歩み寄るいい機会だ、と出かけていきました。
 また、藤原頼長はたまたま、奥さんが亡くなって喪に服していたのですが、近衛帝
崩御の知らせを聞いて参上したところ、服喪中の人はご遠慮ください、と言われ、それは
理にかなっていると一人で納得して引き上げていきました。…というとでも思ったか!くらいは
言うかと思ったけど。(なんのキャラなんだよ)
 清盛だったら関係なく突進していきそうですなあ。
 のちにこのことが、頼長の命運を大きく動かすこととなりました。

 崇徳上皇はいよいよ自分らの世がくる、とワクワクしていました。
 その頃鳥羽法皇らは誰を帝にするか会議中。
 いろいろ名前が出てきて、結局また重仁の名が出てきて、「話が戻っておる」と信西が
言ったのはちょっと笑いました。
 お前らコントやってんじゃねーんだぞ。

 清盛の方は雅仁と会ってたんですが、雅仁はかけられていた御簾をバサッと落として、
生まれないと勝つも負けるもない、それでは面白くない、とか言ってます。
 どうでもいいけどその落とした御簾、ちゃんと戻しとけよてめぇ。

 えー会議の方。
 鳥羽は清盛に言われたこともあり、重仁を帝にして、これまでのことを崇徳に謝るつもりだ、
いやいっそ崇徳をもう一度即位させてもいい、と言い出します。
 今こそ詫びたい、ともに政をしていきたい、と。
 いいからおっさんちょっと落ち着け。
 そこに信西が「その主張いいけど考えが甘い」と全否定です。
 鳥羽せっかく頑張って長セリフしゃべったのに!
 崇徳はおそらく謝っても許さないでしょう、そうなったら国が鳥羽派と崇徳派、真っ二つに
割れる、そうなるのはまずい、と。
 あくまでも鳥羽法皇が政権を握り、うまいこと操れる人間を帝にすべきだという話に
なります。
 でなければ天下大乱となるのは必定、と。
 そこに得子も駆け込んできまして、近衛帝も、世の中の平和を望んでいた、どうか災いの
種をまくような裁断はやめてくれ、と言うわけです。
 あれ、鳥羽一人アウェイじゃね、これ。

 清盛の方は雅仁が歌ったあの歌を聞いていたのですが驚きます。
 あの歌が聞こえなければ海賊船で生きていられなかったかも、と。
 どこの話だ。覚えてねぇよ。
 そなたもか、という雅仁。
 すいません、話が見えないのですが?
 は!近衛帝が言っていた「見えぬ!」とはこのことか!(違います)

 というわけで。
 崇徳、膝から崩れ落ちました。
 どうしたの!デスノートに名前書かれたの!?Lたんがきっと解決してくれるよ!

 雅仁親王が即位して、後白河天皇となりました。
 白河の名を二重につけるのやめろ。
 お前らのせいで歴史のテストが大変になるんだろうが!

 
 次回、「ただ漠然と、死にたくないから人の寿命をいただき、漠然と生きている…。
      本当に今の死神界っていうのは腐っている。
      何の為に存在しているのかすら、もう誰にもわからない。
      たぶん存在してる意味なんて ないんだろう…」



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