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平清盛

第23話(12/06/10)

 ハイッ、言うだけ番長物語、今回もはっじまっるよー!!!!

 清盛に対し、帝に逆らったことは大罪、命を持って償うしかない、と告げる信西。甘い処分を
するとかえって世の中が乱れるということですが、信西ほどの人間であれば、厳しい処分を
下したことにして、こっそり忠正らを別の国に別人としてかくまわせることくらい出来たはず。
 そういうことをしないのが、清盛の中に大きな不信感を生んだのではないかと思ってるんですが
どんなもんでしょうか。
 清盛は、元々は帝同士の権力争いに駆り出されたようなもんなのに、なんでこんな扱いを
受ける、いつまで武士を犬扱いするつもりだ、と怒りますが、信西は従わぬなら財産や領地を
ボッシュート宣言。
 スーパーヒトシ君人形だけはぁぁぁぁ!!!(何を言っている)
 信西に怒る清盛だけど、もともとこういう人間だとわかりきってたですやん。出家してから余計に
酷くなりましたわ。
 藤原家成の息子、成親に頼みに行くも、自分の力では及ばず〜とか言われてしまいます。
 でもこいつ、清盛が帰って行ったあと顔をあげてたけど、思い切り嘘泣きだったっぽい。
 こいつ親と違って信用ならんぞ…。

 一方義朝の方も信西から、為義は死罪ねって言い渡されていました。
 動揺する義朝。
 こっちは、戦になれば父も子もない!と宣言していたのだから、むしろ自業自得じゃないん
ですか。
 それとも戦が終わったらまた父子に戻りたいってか。
 清盛よりこいつの方が実は甘い考えのような気がする。
 信西は、清盛は武士が力をつけるため、何をせねばならんかわかってるようだぞ、と勝手に
彼が忠正を切ることを引き受けたかのような言い方をしています。
 確かに最終的には引き受けざるを得なくなるんだけど、この言い方は腹立つなー。

 義朝、帰宅していきなり由良姫を殴りました。
 お前が連れ戻してきたからこんなことにー!とか言うけど、だったらあの時点で追い出して
いればよかったですやん。どこまで責任転嫁してんだよテメーはよ。

 清盛らのとこでは、伊藤が、ひそかに逃がしましょうとか、ほかの者とかも、信西に金を渡しては
とか言うのだけど、ひたすら否定してる時忠が超うざい。あれもだめ、これもだめと言うばっかりなら
お前いる意味ないから帰っていいよ。つーか邪魔。
 忠正の方はおそらく、清盛がうかない顔で入ってきた瞬間分かったんじゃないですかね。
 死罪と告げられても静かに聞いていました。
 が、清盛は従う気はない、と言い出す。
 お前いつもそればっかりじゃん。何とかするする言ってできた試しがない。
 一方忠正は承知した、と言う。
 自分が恐れるのは、己が平氏の災いとなることだ、と。
 立派ですなぁ。
 忠正は清盛に自分を切れと言います。

 一方義朝の方は、髭切をええい!みたいな感じで投げてました。
 投げたらあかーん!!!
 為義がそれを拾って渡してました。
 でもって、今から20数年前、忠盛が殿上人となった時、自分は悔しくて仕方がなかった、しかし
今お前が殿上人になって望みをかなえてくれた、なんと孝行なせがれよ、と言うのであります。
 え、ちょっと待って!
 忠盛が殿上人となったの、今から20数年前設定なの!?(そこはどうでもいい!)
 為義は、自分の首をその棟梁の証の太刀ではねよ、と言う。
 ええー、刀痛むじゃないですかー。←コラ。
 親兄弟の屍の上にも立て、という為義。そこは「俺の屍を超えて行け」と言って欲しかった!(待て)
 由良姫も鬼武者に自分の目で見なさい、と伝えますが…。なんかすごい教育方針だな。

 忠正のところに頼盛が来てすべては自分のせいと詫びますが、忠正は、自分の苦しみは平氏が
ついえることである、身内を切る痛みを乗り越えてこそ一門は栄える、そのためなら喜んで切られよう、と
死ぬ前に立派な人になるの法則全開です。
 家貞は忠盛の鎧に申し訳ないと報告してたけど、忠盛も多分この選択肢しかなかったんじゃないかなと
思います。
 いや…忠盛だと別人を差し出させて切ったことにしてたかもな。んで死体を町から貰い受けてきて
その首を差し出すとか。

 そういうわけで忠正らを伊藤が呼びにきました。
 つーかあの時捕まえたことを報告せずに、逃げられたままということにしておいて、どっかの国に
逃がしてたらまた違ったのかもしれませんが、今言っても仕方のないことですね。
 そこに清盛の子が、竹馬出来ましたー!?と無邪気に言ってきます。
 よーし空気読めボウズ。つーか忠正も結構時間あったのに作っておいてあげなよ!(コラ)
 忠正は、帰ったら作って下さいね、という子に、ああそうしよう、と答えていて、どんな気持ちで
それを言ったのかなと思ったらちょっと悲しくなりました。

 河原というか草むらというか、そういうところで忠正らが並んで座ってるわけですけども。
 こっそり西行が覗きにきた。
 お前、ホームズの謎はいいんかコラ。
 一方義朝の方も、鬼若が覗きに来てました。
 そろいもそろって何をしてんだこいつらは。
 あと斬首するのに目隠しはしないんですかね。江戸時代とかはしてた気がしたんだけど。
(死者と目が合うのはよくないとかなんとか…)
 まあいいや。
 で、清盛、義朝ともに、首をはねようとするができない。そらそうだ。
 顔色かえずに落とされてもいやですけども。

 忠正は清盛を叱りつけます。
 これから自分は忠盛に会う、その時に言ってほしいか、「やはり清盛は棟梁の器ではなかった、忠盛の
考えは間違っていた、あんな赤子を引き取ったから一門が滅んだ」と言ってほしいか、と。
 為義の方も、義朝の手にかかって死ぬのが父の最期の望みである、と言います。
 つーか二人とも戦場では刀を交えてたのにねー。
 そういうわけで清盛も義朝も太刀を振り下ろす。
 …と思ったら義朝の方は腰抜かしてただけでした。
 こっちは出来なかったらしい。
 いざとなるととんだ腰抜けだな。確かに親を切れないってのはあるけども、それを乗り越えていくことが
父の望み、と為義は言ってくれたのに。
 清盛の方は忠正の息子らが、自分らも早く切ってくれ、忠正が見えているうちに後を追いたいと
言います。
 …忠正のことだからものすごい勢いで走って(嫌がらせ)息子置いていきそう。そうして笑いながら
忠盛と待ってそう。←どんだけ性格悪いんだよ。

 てか合計5人の首を落とすって結構体力いるんだぞ!
 やたら剣をふるう清盛がバーサーカーみたくなっとる!

 義朝の方は、きれませーん!僕はしにましぇーん!とか言ってたら、乳父があっさり切りました。
 やっちゃったよ!!!
 んで他の処刑を待つ為義の息子らも、父の最期の頼みが聞けぬようなものが父と呼ぶな!と
罵り、順に切られていってます。 
 なるほど、義朝がもしここで為義を切れていたなら、この先平氏が栄えることはなかったやも
しれませんな。

 倒れこんだ清盛の隣に盛国がいるんだけど、なんかこのカットだと清盛がやられたっぽい…。
 忠正、為義らの処刑を聞いた信西は、顔色一つ変えずに、道に晒せと言います。
 こぇぇな…。
 えーと、師光とかいうやつが、死罪にしないとならないほどのことでしたか、と言うけれど、
信西は為義らに生きててもらってはまずい、藤原摂関家の力をそぐには必要だったと言う。
 それならそれでうまいやりようもあったでしょうに、なんか力任せにゴリ押ししてる気が
しなくもないですなぁ。
 頼長だったらもうちょっとうまくやってたかも知れないのに。
 この後泣いてたけど多少は良心痛むんですかね、信西も。

 で、清盛のところに、力になれませんでー、と成親が来るんだけど何しにきたかと思ったら、
後白河が宴を催すので参加してくれ、ということでした。
 空気よめやぁぁぁぁぁ!!!!
 成親は、病気ということにしておきましょうか、と言うけれども清盛は出ると言う。
 んでその宴の席に、忠通がいるのですが清盛のところに寄ってきて、以前忠盛が殿上人となった
時に自分はそれを受け入れられず嫌がらせをし、からかって恥をかかせた、しかし今回は武士の
働きを認めざるを得ない、と言って酒を注ぐのです。
 ああ、そういやそんな設定があったな…すっかり忘れてた…。

 後白河は清盛のためのお祝いじゃーとかいって白拍子連れてきて、あの歌を歌わせてます。
 おい、なんか節が違うぞ。
 テクノ風にアレンジしてみました、みたくなってんぞ!
 清盛の心情を知らぬはずはないのに、のめや歌えや騒げー!とか言う後白河。
 こいついつか刺されるな…。
 清盛が怒りをこらえて、宴に招いてもらった礼を言ってるのですが、ここはもうちょっと絞りだす
ような声にした方がよかったんでは…。
 ともあれ、何が遊ぶために生まれてきただ、武士の力を見せつけたところで何も変わらぬ、と
清盛が文句を言っていると、その通り!という声が。
 信西でした。
 ってか清盛が顔を上げたらもう誰もいなかった!誰か宴終わったよって清盛に教えて
やれよ!ずーっと一人ぼっちかよ!!!なにこれ!?イジメ!?

 これからの世の宝になれ、とか言い出す信西をぶっ飛ばす清盛。
 まあそうなりますよねー。
 太刀を手にしたことがないものが気楽なことを言うな、という清盛に、太刀ならふるっていると
いう信西。
 太刀魚とかいうのはダメですからね?(いわねーよ)
 この腐った世を治すために見えない太刀をふるっているという信西。
 うっわ見えない太刀きちゃった!エクスカリビャーきちゃった!(言えてないよ)
 知力を持って清盛の野心を支えるから、お前は武力を持って我が政を補え、と言う信西。
 忠正を死罪にしておいて協力しろもクソもないと思うんですけど。

 一方時子は、妹滋子に、誰かに仕えなさいと言ってました。
 平氏一門として生きるはそういうことだと。
 んで義朝らのとこでも、鬼武者が元服したーい!とか言い出して、頼朝という名になっていました。
 早く父を支えたい、と。
 いい子に育ちましたねー。

 そうしてまた少しずつ事態は動き始めたのですが、ナレーションが「道のりは一層険しく、過酷な
定めがあった」と。
 またかよ!いつになったら順風満帆になるんだよ!


 次回、「僕にしかできない。人を殺すのが犯罪なんて事はわかっている。
      しかしもう、それでしか正せない。いつかそれは認められ、正義の行いとなる。」



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