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軍師官兵衛 |
第13話(14/03/30)
さあいよいよ大きく事態が動きはじめますね。
あとマジで小寺邪魔。
さて、お道が妊娠しているので、何でもかんでも気遣う善助。
この二人の夫婦はほのぼのしてていいなぁ。
しかもそれを井上が冷ややかな目で見ている、という構図。
ここ面白かったなぁ。
んで、秀吉がきたもののわいわい皆忙しそうに働いているので何かと思ったら官兵衛は、
この姫路城を秀吉に明け渡すべく引越しの準備をしているという。
当時、戦に負けたのでもない限りこのような、城を明け渡すということはほとんどなく、秀吉が
最大のおもてなしに対して感激したのもうなづけます。
てか官兵衛の浮かれっぷりが、有名人に会ってすっかり舞い上がっちゃった人のようで
ちょっと心配です。テンション上がりすぎてやらかさなければいいのですが。
それで秀吉はこのもてなしに対して官兵衛に、自分と官兵衛は兄弟の契りをかわす、という
誓紙を渡す。
官兵衛感激して光に見せ、これは家宝にするとか言ってます。
あーあれだ、このテンション何かに似てると思ったら、戦国BASARAの幸村だ。
お館様に「落ち着け幸村よ!」とぶっ飛ばされる直前のテンションに似てる。
(どういうテンションだ)
一方半兵衛はというと、物見櫓からあたりを見回していた。
官兵衛父が「卒爾ながら何をしておいでかな」と声をかけると半兵衛は、この城を攻め落とす
にはどう攻めればよいかを考えていた、と言う。
黒田家は兵力も高く、そして絆も強いから攻めるのも調略もたやすくはいかない、一筋縄では
いかないようだ、と。
それを聞いた官兵衛父、ふむと納得して問うのです。
「ところでどなたかな」と。
ヅラにきまってんだろ!(ヅラじゃない、桂だ!あっ違った、半兵衛だ!)
どうでもいいけどこの「卒爾ながら」という聞き方、私好きです。
その後光が住処となるせっまい家を掃除してるとこに父がやってくるんだけど、官兵衛はと
聞くと別所のとこにいってるらしい。
秀吉が姫路城にきたんで拝謁しませんかーと言いに行ってると。他のとこも回ってるようです。
光は秀吉と官兵衛が義兄弟の契りを交わしたんですよ、と報告。
父、何となく気になるっぽい感じでしたね。
小寺がなんというか気になるんでしょうね。
その小寺のとこですが、家臣が3人ならんで歩いててめっちゃ笑った。
相棒の3バカトリオじゃないんだから。
家臣らは小寺に、官兵衛が姫路城を秀吉に渡したらしいですぞ、と言いにきたんですね。
でも小寺は知ってたらしい。
で、斎の代わりに長政を人質として出してくれたからって、官兵衛のしたことを庇うんですね。
庇うのはいいけどだったら最後まで庇えよお前…。
その官兵衛は別所長治に挨拶してんだけど、叔父の一人があーだこーだ文句言ってる。
長治は改めて秀吉に拝謁に行くから、とその場をおさめるのですが…。
官兵衛はその言葉にいったん姫路城に戻り、播磨の名だたる人らが秀吉に挨拶に来るのを
仕切ってるのだけど、別所がきた、と思ったら、叔父の重棟だった。
はやり病で長治はこられません、とか言ってるけど、なんかあったのはみえみえですな。
どうも、あの反対してた叔父がゴネてて、どうしても秀吉に挨拶に行くなら自分を斬ってから行けと
いってるらしい。
お前、前もなんか信長側につくよう官兵衛が言いに来た時も同じこと言ってなかったか。
何回斬らせんだよ。(斬っちゃダメだろ!)
で、しょうがないなーとか思っていると、小寺のとこもきたんだけど、これまた家臣でした。
はやり病で…と。
その手はもう別所が使ったんだよォォォ!!!
秀吉、風邪が流行ってるようだのぅ、とか言ってるけど、何があったのかは皆わかるわけで、小六
とか半兵衛もジロッと官兵衛を見てる。
官兵衛はあわてて小寺のところに行き、これマジやばいっスよーとか言うんだけど小寺は
箱庭を作りながら、「だって家臣が、秀吉は足軽の成り上がりだから、由緒ある小寺が行くの
ではなく、秀吉が来るべきだって言うんだもん」と。
マジこいつ腹立つわー。
その作ってる箱庭にシロアリ放ちますよ?
官兵衛、秀吉と義兄弟の契りを交わしたんです、と言うけどこれがますます小寺を怒らせて、
だったらお前が相手をしろと言われてしまうわけです。
小寺も悪いけどこれは官兵衛の言い方も悪かったな。
秀吉の方は、別所も小寺も一筋縄ではいかんのーと言っている。
半兵衛は、別所のところは重棟が、小寺のところは官兵衛が抑えになっている、むしろこの
2人との関係を絶たないようにすることが大切です、とアドバイス。
で、秀吉は別所のとこの娘と、官兵衛の息子長政との婚姻を思い立ちます。
この絆を強くしておけば裏切りも防げる、といったところですかね。
さて秀吉の城では、長政がのちの加藤清正とか福島正則と剣の稽古をしているのを
おねが見守ってるんだけど、長政はまだ子供だから簡単に打ち負かされてしまう。
みかねておねが二人に手加減をするように言うのだけれど長政は、そのような鍛え方を
していたら戦場では勝ち残れない、常に本気であれと光に言われた、と言う。
おねは大層感心して、では本気で続けなさいと言い、光に会ってみたいものだ、と思うので
ありました。
二人は気が合いそうですねぇ。
さて本願寺の方はこう着状態が続き、7年も戦状態になっていました。
荒木は右近らから、実は内部に本願寺と通じている者がおり、ひそかに兵糧を運び込んで
いると聞かされ動揺する。
そんなことが信長の耳に入ったら自分が責任取って切腹するハメになるからですな。
その信長は天皇から直々に右大臣だかに任命されていましたが、そんなことにはまったく
興味なし。
本願寺の方が気にかかるようです。
荒木は、和睦してはと言うけど、そんなことを聞き入れる信長ではない。
彼はひそかに作らせていた鉄の船を使い、毛利の水軍を蹴散らすように命令するのでありました。
へうげもので見たなぁこれ。
てか荒木の様子がヘンですよ。
これはなんだか裏切りそう!(先に言ったらあかん!)
官兵衛父のとこに半兵衛が訪ねてまいりました。
ここらの地理とかいろいろ聞きにきたらしい。
父は、自分は引退した身だからと恐縮するけれど、半兵衛は、一歩引いた身だからこそ見えるものも
あるはず、と言う。
それも道理ですね。
それで酒を酌み交わしながら二人は話をするのですが。
これで半兵衛、酒癖悪かったら笑えるな。
ともかく。
官兵衛父は小寺のことが気になると言う。
秀吉と官兵衛が義兄弟になったことが耳に入り、へそを曲げているのではないかと。
耳に入ったもクソも本人が言っちゃいましたけど。
こうなると手ごわいという父。
半兵衛は手だてを考える、と言います。
この時相談していたのが功を奏したんでしょうね。つーか半兵衛、父に話を聞きにいったのは
さすがって感じです。
あと父は、官兵衛は役に立っているか、と聞く。
すると半兵衛は彼を誉めます。
表だって言わないのは、また調子こくからでしょうなぁ。
ただ父は、あれは昔から思いこむと一途すぎて、トイレに行くのも忘れると。
もうその話蒸し返すのやめたげて!
今夢中になっているのは秀吉で、それが危うく思えると言う父。
半兵衛、どうやら気づいたようですなぁ。
今一番解消すべき問題に。
同時に、なぜ小寺がこないかも見当ついたと思います。
さて。その官兵衛はといえば、秀吉が仲立ちして長政に縁組の話がある、それ
受けようと思う、と光に話してた。
あーダメだこの人本当に周り見えなくなってる。
そこに秀吉が酒をもってやってきて二人で飲むことに。
光も薄々と、官兵衛の有頂天っぷりが気にかかっていたのではないかなぁ、と思います。
さてそれから少しして。
官兵衛のところに半兵衛が訪ねてくる。
彼は、義兄弟の誓紙が見たいと言います。
で、官兵衛がなんかあれこれしてる間にそれを手に取って、火鉢にくべて燃やすんですよ。
ここちょっと残念だなと思ったのは、もうちょっとパァーッと燃えても良かったと思う。
この後官兵衛があわてて火を消すシーンがあるから、火傷とかのことを考えてのこと
だと思うんだけども、でないと何してるか分かりづらい。
燃え上がって、それに気づいた官兵衛があわてて火を、手ではたいて消すというシーンは
別アングルからのカットにしてもよかったと思うので、燃えてる、というのを映像で見せる
演出は欲しかったですね。
さてさて。
官兵衛激怒して、刀を抜いて半兵衛に突きつける。
何故このようなことをするのかと。
半兵衛はしれっと、こんなものがあるから周りが見えてこないのだという。
誓紙はただの紙切れ、そんなものに拘って何になる。
今の官兵衛は秀吉のためにあせってばかり、秀吉に喜んでもらおうとしているだけ、
もともと目指していたものは何だ、何のために播磨中を駆け回っていたのだと。
半兵衛は、こんな紙切れよりももっと大切なものがある、大儀の前につまらぬ面目など
無用、と言い捨てて帰って行きました。
ところがこの帰り、半兵衛はせき込み、喀血します。
ほらぁ、トマトジュース飲みすぎるからぁ…。(違います)
来週から半兵衛「僕には…無駄な時間などないんだ…」ってなります。(それBASARAの方や)
官兵衛、結局誓紙をグシャってやって燃やしてしまいます。
それで秀吉に半兵衛との間にあったことを報告し、目の前の霧が晴れたという。
肝心なことは、秀吉と小寺を会わせて、確かに味方であると確認することであり、どっちが
会いに行くだの行かないのだのではない、と。
それで、秀吉の方から会いに言ってほしいというのです。
秀吉は、自分は信長の名代できているからそれは出来ないというけれど官兵衛は考えがある
と言う。
そういうわけで小寺のもとへ善助らを連れて会いにいった官兵衛。
荷車を引かせていた男を小寺に会わせます。
いやいやいや、荷車は誰かにひかせようよ!そこから秀吉にやらせちゃうのかよ!
まあともかく、その小汚い男は秀吉だったわけですが、小寺は最初信じない。
あっ…信長に拝謁した時見てないんだっけ…。
でも官兵衛が本物の秀吉といい、周りもちゃんと頭を下げているのでようやく気付いたようで、
ようやくこれが「ドッキリ大成功」ではないと思ったようです。
秀吉は、自分もはやり病にかかっていた、とうまいこと言って、それが治ったからきたという。
つまり、小寺は会いたくない口実としてはやり病を使ったわけですが秀吉も、自分は信長の
名代だから自分から会いに行くわけにはいかない、と変なプライドに拘っていて、それを
はやり病にかかっていたという形で見事に返したわけですな。
さて秀吉は、これから西に兵を進めるから力を貸して欲しい、そして官兵衛をしばらく貸して
ほしい、と小寺に言う。
彼が断われるはずはないですから官兵衛は晴れて堂々と、秀吉のもとで働くことになるわけです。
そうして毛利に近い方の、福原城との戦になります。
半兵衛はまず官兵衛に攻略の方法を聞く。
自分の命が残り少ないと知って、官兵衛を育てていこうと思ったんだろうなあ。
同時にあの大きな出来事もあるわけで、なんかちょっと悲しい。
ともあれ、官兵衛はこの戦いで秀吉が大勝利を収めれば、播磨中に秀吉の強さが知れ渡ると。
ただし、城の四方をすべて囲ってしまうと、相手も死に物狂いで反抗してくるからこちらも痛手を
おう、だから一方のみあけておいて、わざと敵がそこに逃げ込むようにするのが良いという。
半兵衛もいい方法だと納得。
秀吉は二人に任せる、と言います。
官兵衛も半兵衛に、紙切れより大事なものがわかりました、それは天下を統一することです、
と伝える。
半兵衛も、自分が隠居の身から秀吉に仕えることを決意したのは、この乱世を終わらせるのが
自分の役目だと思ったからだと言う。
天下泰平の世に作り替える、これほど面白い仕事はないと。
そのために我々軍師ははたらくのだ、と言う半兵衛へ自分もかと聞き返す官兵衛。
半兵衛は改めて言うのです。
「軍師、官兵衛殿」
はい、タイトルにつながったー!
さて次回はいよいよあの!
島根県安来市のドM武将!
戦国BASARA4でも多分活躍中!
山中鹿介ハッピー盛が登場でございまする!
すべからく見よ!
次回
世の中には勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものだ。
byモンテーニュ
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