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軍師官兵衛 |
第19話(14/05/11)
お客様の中に、キラ様ーキラ様はおられませんかー。
デスノートをお持ちのキラ様ー。
さて、荒木が謀反というニュースは信長を驚かせました。
新しい時代には彼が欠かせないと言ってたもんなぁ。
光秀と秀吉を荒木のもとへ向かわせます。
秀吉は余裕な感じで、城が静かなのはいかん、宴会でもして騒いでないと、謀反の
準備をしてるんじゃないかという疑いをかけられるぞーと言ってたら、マジに武装してた。
おい誰か荒木に先週の録画見せてやれよ。
信長2回も、荒木は頼りになるとか言ってたのに…。
荒木は話を聞かず、二人に帰れと言う。
光秀は、それならば自分の娘(だし)と孫は返せという。
…でも謀反人の家族だから殺されそうだなぁ…。
ってかなんかこの流れでいくと光秀も裏切りそうですね!信長暗殺とかやりそう!←
荒木は、お前らも使い捨てにされるぞ、今後の身の振り方を考えろというのだけど、
ここで秀吉が本気でブチ切れてたのが良かったなぁ。
信長のことを心底尊敬してるんでしょうね。だからこそ秀吉が多少ヘマをやっても
信長は許すんだろうな。
んで二人はもどってきて信長に報告しようとするんだけど、多分信長は結果が分かって
いたんでしょうね。
追い返せとか言ってた。
お前、荒木に会いに行かせておいてこれかよ…。
寝込んでいる半兵衛は官兵衛に、天下がまとまるまでにはもう少し時間かかりそうだ、
私には時がないというのに、と言います。(CV:石田彰)←おいやめろ
そこに善助が文四郎が来たと知らせにやってきてその文四郎はなんと、小寺が荒木と手を
組んだことを報告します。
籠城の支度を始めたと。
ここで半兵衛だったら、恐らくこれくらいは読んでいたでしょうから、あっさり切り捨てるところ
でしょうが、官兵衛は甘いから、自分が説得すれば何とかなると思っちゃうんだろうなぁ。
自分の力を過信しすぎなんですよね。
しかも味方だから話を聞いてくれるはず、みたいな。
それもこれからのことによって甘い考えだったことに気付かされていくのでしょうが。
官兵衛父も小寺が毛利側に寝返ったと聞き、激しく動揺します。
会いに行くもまったく会わせてもらえず。
織田の配下である黒田家とは話さないというんですな。
父見抜いてて、どうせ播磨をやるとでも言われてそそのかされたんだろ、毛利の口車に
乗るのは危険というけど全然聞いてもらえない。
だからもう、十分恩義は返したんだからほっとけよ…。
なんでこう頑なにどうにかしようとするのか理解できないわ。
で、小寺は仏壇にむかって、この決断こそ間違ってない、って言ってるけど、お前の人生
間違いだらけだ。
あれほどお紺が何度も、困ったら官兵衛に頼れ、間違いないと言ってたのに。
ま、ここまでして自分が正しいと思ってる人はどうしようもないので、滅びてもらった方が
早いと思います。
さて、官兵衛があわてて戻ってくるわけですが、父はまったく話にならんと言う。
荒木と示し合わせての謀反のようです。
光は、長政はどうなると心配している。
つか黒田が裏切ったわけではないから、長政は問題ないと思うけどなぁ。
この時点ではね。
んで荒木のとこではあの中川が、別所に小寺も毛利についたから、播磨のやつらももう
なびくだろうと言っている。
…いや別所だって今毛利の助け来てないわけですけども…。
中川は、黒田家は、官兵衛が秀吉にほれ込んでいるから寝返らないだろう、と言う。
でも毛利軍が出てきたら手も足も出ないだろうと。
荒木は、その毛利軍自体はいつ来るんだ、そうだ手紙書こう、とか言ってた。
だしは、右近とか官兵衛にも話を聞いた方がというけど、もう荒木はダメだなぁ。
右近も結局、自分の命を救ってくれたのは荒木であるので、荒木が毛利につくと決めたので
あれば自分はついていくまで、と言う。
恩義が大事なのはわかるけどもなぁ。
なんか、右近や官兵衛の忠義心と、宇喜多直家の裏切りと、足して二で割ったらちょうどいい
武将が出来そうな気もするが。
その頃信長は、自分裏切るやつマジ許さねーからって涙目で言ってました。
もともと織田家って平家の家系らしいですよ。
ほぉー、天下統一したと見せかけて一気に転落するとこは似てますね!(シッ)
おねも、荒木の裏切りを聞いて大変に驚きます。
長政のことをわが子のように心配してて、いい人だなと思いました。
多分何かあればかくまおうとしてくれるのではないかと。
黒田家の会議では、皆が長政のことを案じていまして、ここは一日も早く小寺を攻め滅ぼす
しかないのではと血気逸っておりますが、官兵衛はこれをいさめる。
小寺のおかげで今がある、その恩を忘れてはならないと。
お前、第一話からどんだけ裏切られてきたか思い出せよ…ここまでくると山中鹿介に並ぶ
ドMだぞ…。(鹿介は「我に七難八苦を」と言い続けたドMです)
それで、自分が小寺にあっていさめてくる、と言うのですが周りは、行けば殺されると止める。
官兵衛は、小寺と自分は親子同然だからと。
事態が見えてないのは一体どっちなんだか…。
今回もう官兵衛の空気読めなさがいかんなく発揮されていますね!
官兵衛が会いにいくとなんと!
あっさりと「お会いになるそうだ」と。
半兵衛だったらこの時点で絶対何かあると警戒していただろうに…。
小寺は官兵衛に、お前も毛利につけと言ってくる。
官兵衛は、播磨で毛利についた者は、どういう末路になったか思い出せというけども、
織田だって上月城見捨てたじゃんとか言ってる。
それは確かに悔しいことではあるけれども、それだって戦の運命でしょう。
いつまでも一つのことに拘って先を見誤るのが一番危ない。
官兵衛は、荒木にもう味方すると言っちゃったし、という小寺に、まだ打つ手はある、
荒木だって本位じゃない、そそのかされた可能性がある、それを証立てる、だしからの
手紙もあると言う。
いずれ荒木も考え直すでしょう、そうしたら小寺だけ孤立しますよ、という官兵衛の言葉に、
小寺は、荒木が翻意すれば自分も考え直そうと言う。
官兵衛はウキウキと、じゃ自分が荒木を説き伏せてきますという。
小寺はやはり官兵衛がいてよかった、頼りになるのぅとか調子いいこと言ってます。
ああここに半兵衛がいたら絶対に気付いてくれてたでしょうに…。もしくは井上。
官兵衛今の時代に生きてたらありとあらゆる詐欺にひっかかりそうな気がします。特に
振り込め詐欺。
意気揚々と出て行く官兵衛ですが、小寺、様子が変でした。
それで秀吉のとこに報告に行くと、「いやマジそれ無理だから」と言われる。
それでも官兵衛は、荒木とは彼が浪人の頃からの知り合いだからと言い、説得するには
命を捨てる覚悟でいかなければ、人の心は動かないと言う。
いやうまいこと言ってるように聞こえるけど要するに、説得に失敗したらどうするかって
まったく考えてないってことじゃん。
世の中すべての人が自分の考えに賛同すると思ったら大間違いだよ、官兵衛…。
半兵衛も、今あの城は殺気立っているから危ない、と言い、自分の跡を継ぐのは
官兵衛しかいないのだからと言うけど、官兵衛は頑固だから聞きゃしませんでした。
なんつーか…。この後の展開を知った時皆が皆「だから言っただろうが」って思った
んじゃないかと思います。
さてさて。
善助らは、官兵衛が半兵衛のとこにいって話を聴けというので待ってた。
太兵衛がイライラしてて、2時間くらい待たされてたっぽい。
その半兵衛もようやく出てきたかと思えば呑気な感じで。
そこに井上が血相を変えて、官兵衛がさっき出てったのを見てたやつがいる、と
やってくる。
実は、官兵衛が決意を変えるつもりがないと知った半兵衛、善助らを巻き込まない
ための芝居に乗ってあげたんですな。
彼らがここにきて、待っている間に官兵衛は一人荒木のとこに向かったと。
まあ確かに、数人でいってたら殺されてた可能性あったから結果論としては
良かったのかも知れませんが。
半兵衛から事の次第を聞かされた太兵衛は今からでも行く、というけれど善助は、これは
官兵衛の命令だ、お前はそれに背くのかと叱る。
そういうわけで、荒木のとこにやってきた官兵衛。
話し合いたいという彼に荒木は、もう手遅れ弟子末。
官兵衛はまだ間に合う、小寺も荒木が考え直したら小寺も考え直すと約束してくれた、信長に
頭を下げればあとは秀吉が仲を取り持ってくれる、と言い、初めて会った時の話を始めるけど、
荒木にしてみたら「こいつマジうっぜぇ…空気読めないし…」って感じなわけですよ。
荒木は必死に説得を続ける官兵衛に、もうお前が哀れに思えてきた、と言い出した。
そして手紙を見せる。
それは小寺からのもので、官兵衛がそちらに行くから殺してくれ、というものでした。
毛利に寝返る決意を固めた小寺にとってもはや官兵衛は邪魔者でしかなかった。
空気読めないで「説得すればなんとかなる」と言い続けた結果がこれですわ。
官兵衛も思い知ったんじゃないですかね。
何でも説得では解決しないということを。
まあ、もう遅いけど。
ただ荒木は、小寺はこうはいっているが殺さない、お前とは手を組みたいというけど、官兵衛は
毛利につくのは断る、自分は断じて裏切りをしない、と。
荒木は、お前こそ裏切られたのに、そんな甘い事で生き残れるのかと言う。
それで結局官兵衛、とっ捕まります。
確かに荒木自身もこうやって信長を裏切っておきながら生き残ってんだから、それなりに
しぶといといやしぶといのですが…。
官兵衛が牢屋に入れられるさまをだしが目撃してました。
彼女がこっそり動いてくれたら何とかなるんでしょうが。
来週は「あれから一年」とかはさすがにならないですよね、うん。
そして信長も、荒木を討伐すべく、直々に動き出していました。
今回、官兵衛の空気読めなさが大爆発した回でありました。
次回
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。
by三木清
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