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軍師官兵衛 |
第28話(14/07/13)
巨星、墜つ。
今回は丁寧に本能寺の変書いてあって面白いなぁと思いました。
こだわりが見えるとやっぱ面白いです。
つーか冒頭の明智光秀、やっぱセリフ2回繰り返すんか。
秀吉は官兵衛のとこにいって、今日も暑いなーという会話をしてて。
水攻めで田畑が台無しになってしまったと言ってたら、官兵衛がそれもちゃんと計算
して、秀吉が悪く言われないようにしておいた、と言われ感心しきりです。
もうすぐ信長がきたら戦もやっとこさ終わるなぁ、と。
光秀の方は本能寺に向かって進軍してたけど、確かこの時本来は、信長を討つとは
言ってなかったんだっけ。
信長を討ちにいくというと、光秀は人望が薄いから寝返るやつも出てくる、こそっと
報告する奴も出てくるだろうから、本当に信用できる数人以外には言わなかったと。
マジで人望薄かったもんなぁこの人…頭髪も薄かったようですが…。(これっ)
本能寺では蘭丸が信長に光秀の謀反と知らせる。
信長一言「是非に及ばず」と言い放った。
かっけぇぇぇぇぇ!!!
この意味は諸説ありますが私は、「相手が誰か今はどうこう言っている場合ではない。
ただちに応戦すべし」という意味だと受け止めています。
さてさて。
連れてきた人数が少ないとはいえ、それなりの手合いですからつぇぇのなんの。
簡単に落とせると思っていたかは知りませんが、光秀はイライラ。
この戦闘シーン、信長がお濃さんと一緒に矢を射るのはかっこよかった。
確か二人で矢を射る練習してるシーンあるんですよね。
あと刀にしてもやっぱお濃は肝が据わっていてすごかった。
そうして本能寺に火が放たれる中、蘭丸は入口に立ちふさがって、ここはお任せを!と
言う。かっけぇ。
中にも兵はいて斬りあいになるんだけどここでお濃がやられる。
史実では脱出できたとも言われてるみたいですが。
このドラマで一緒に死ぬのはなんかいいな、と思った。
お濃は信長に、生きて下さいと声をかけます。
不思議と襲ってこなくなる敵!←
信長は「わしの女房はそなたでなければつとまらなかった」と言ってて、これは本当に
信長の本音なんだろうなあと思いました。
そうして信長は火に包まれた本能寺の中で首かっきって死にました。
この死に方はどうかなと思ったけどまあいいや。
ちなみにこんだけ追手に逆らいまくって死んだのは信長くらいのもんらしいです。
この時信忠もまた、同じようにじたばたして明智の兵を切り捨てた後自害しました。
そうして転生したのがるろうに剣心の斎藤一、と。(それ中の人が同じなだけや!)
京都大火編/伝説の最期編お楽しみに!
信長が実際に最後何を思い、何を言ったかはわからない。
でもこのドラマのように、存分に生き切ったと言えるのなら、それは良い人生だったと
思います。
光秀の方は、あの火では助かるまいとか言われてんだけど心配性だから、信長の
死体を探せと言ってた。
まあもし生き延びてたら無事じゃすまないからねぇ。
京の方は早くも一報がいったらしく、光秀がやってくれたかーという感じ。
ひとまずこれで帝も朝廷も、公家も安泰なわけですからやれやれといったところでしょう。
安土城では信長の母が知らせを聞いて倒れていた。
そりゃこの人にしてみたら、息子夫婦と孫を失ったわけだしなぁ…。
おねも衝撃を受けてましたけど、オロオロするシーン、このカメラワークはなかなか
素晴らしかった。
うまくおねの心情を表してると思いました。
で。
皆を集めよとおねがいったから、召集掛けられた一同はすっかり、明智に対抗するもんだと
思ったら、おねは皆逃げよという。ジジババ女子供が戦ってもしょうがないから、って。
城より何より命が大事だと。
秀吉の奥さんらしい豪快な決定ですね。
光秀の方は城に戻ったら、りんちゃんなう!(おい)…お倫が、荒木一族の無念を
晴らしてくれてありがとう云々言ってたがそれはいいとして。
皆自分の首を狙いにくるだろうがまだ時間はあるから、味方になってくれる者を
つどえ、という光秀。
この先朝廷の威光で、この世をあるべき姿に戻していく、と光秀は宣言するの
ですが…。
彼の計算ミスは、自分が思ってたより人望がなかったことかな…。
家康は信長が討ち取られたと聞き、もう三河に帰れない包囲されてるだろうし俺
ここで腹を切るわって言いだすけど、本田忠勝以下家臣が逃げましょう、と励ます。
道を通らねばいいんだ、と。
ああ、飛んでいけばね、うん、忠勝の背にのっていけば楽勝だね!←
…山を越えるそうです。
ああ、超高速参勤交代の方できたかー。
そういうわけで家康は生きて三河へ帰る決意を固めます。
その頃、織田の家臣長谷川が、これ草の者かな知らんけどこれを秀吉に届けよと
手紙を託していた。
毛利に知られるより先に、と。
本能寺の変の翌日。
そんなことがあったとは知らない官兵衛は小六とともに攻め方について話をしていた。
そうしたところ善助が、農民に米配っていたら小寺がいたと報告してくる。
もう死にかけとるがな…タイミングよすぎる。
小寺は今までの非礼を詫び、斎を頼むといって息絶えました。
早すぎだ。
まあいいけど。
それを秀吉に報告する官兵衛。
その夜のことでした。
官兵衛に会わせて欲しい、長谷川の使いできた、というものがやってきました。
ここの、人払いをっていうシーンの少し前に、この使いの者がいる部屋の向こうの障子に
人影がチラッと映った気がしたんだけどあれは何なんだろう。
隣の部屋のが映りこんだだけか、うっかりスタッフが映りこんだのか…。どうでもいいけど。
で、この使いの者は、秀吉か官兵衛だけに知らせろと言われてるといい、本人である
ことを確認したのち、官兵衛に手紙を渡しました。
信長が討ち死に、討ったのは光秀と書かれていたら、さすがの官兵衛もうろたえずには
いられなかった。
彼は善助を読んでこの者をいたわるように伝え、自分は一人で考えるという。
そうしてある策を考え付いたんでしょうな。
このあと善助を呼んで、絶対もらすなって言ってたけど使いの者が官兵衛か秀吉
のみにって言うたやろがー!
こうして噂って広まっていくんだよ!←
まあ善助なら大丈夫でしょうけどねぇ。
官兵衛は善助に、決して毛利に知られてはならない、網を張れ、と命令する。
これは多分これからの交渉を有利にするために、いらん情報が漏れないようにって
ことでしょうね。
この後官兵衛は秀吉を訪ねる。
そして心して読んでほしいと言い、手紙を。
秀吉の驚愕たるや、どれほどのものだったんでしょう。
パニックになる秀吉を叱咤する官兵衛。
こういうのは良い構図だと思います。
先に部下が事態を知っていればあわてる上司をこうしていさめて、指示を仰ぐのに
こうしてはどうか、ああしてはどうかって言えますからね。
最悪なのは二人同時にパニックになることですけども。
で、官兵衛はおもいっきり、運が開けてきましたとか言っちゃった。
秀吉が天下に名乗りをあげる時がきた、と。
これ秀吉勢いで流されちゃったけど、後から思い出してゾーッとしただろうなあ。
それで官兵衛を警戒するようになったんだと思うけど。
それで落ち着いた秀吉はどうすればいい、と官兵衛に尋ねる。
官兵衛、すべてお任せください、といいました。
つーか二人顔ちけーよ。ちゅーすんのかよ。
官兵衛はこのまま急いで安国寺に会いにいった。
そこで8か国の本領安堵は約束するから和議をと言う。
安国寺にしてみたらなんかあったなと思うのはたやすい。
官兵衛はずばっと、光秀が裏切って信長を討ったことをつげる。
驚愕する安国寺。
さてこの大勝負が吉と出るか凶と出るか…。
次回
自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。
これほどばかげていて根拠のない考えはない。
byJ.G.ホーランド
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