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軍師官兵衛

第8話(14/02/23)

 これ森蘭丸かなあ、信長に会う前に官兵衛は、いらぬお世辞とか言わないようにね、
とか念押しされてる。
 あと、部下があわただしく動いてるのを見て、グダグダと言うよりもズバッと言うことを
好むたちだと思ったんじゃないですかねぇ、官兵衛は。

 そういうわけで官兵衛は信長に会って、小寺は織田軍につきます、と話をする。毛利攻めに
役立つでしょう、と。
 柴田勝家は北国の統治が先決だというけど、官兵衛は、勝家に対して一揆とかでも播磨は
助けが出来るし、何より毛利を何とかしなければ天下布武はなしとげられないと説きます。
 で、官兵衛から兵の数を聞いて、たった500じゃ、織田の助けが欲しいからすり寄ってくる
わけだなぁと馬鹿にする臣下に対して官兵衛は、信長は少数でも今川を討った、と話をする。
 つまり数が問題ではないってことですわな。
 で、官兵衛はすたすたと信長の近くに寄り、毛利を打ち取るなら山陽の道を通った方が
いいと説明を始める。
 この時ばかりは空気読まなさが役に立ったなぁ。まあ計算のうちでしょうが。
 で、播磨の中でも毛利についてる連中はいるけど、そんな結束強くないから、しかるべき
リーダーを派遣してくれたら皆信長の味方をするよ、と説明するわけです。
 播磨が織田につけば毛利を倒すのは容易でしょう、と。

 ここで信長無言で刀を手に取る。
 おっとこれは饅頭をブッ刺す展開かー!?(それはもう荒木がやった)
 なんと信長、この刀を官兵衛にくれてやったのです。
 よっぽど気に入ったんでしょうな。
 圧切ですか。
 ここに秀吉がドタバタと走って入ってくる。
 つつみの工事が遅れてるとかで、3ヶ月でやれと信長言うのに対して秀吉は、心配
ご無用とかいってるけどお前それ、「心配ご無用」のポーズ「お・も・て・な・し」じゃないのか。
(タテバージョン)
 まあいいや。
 で、秀吉は荒木から官兵衛のことを聞いている、と彼に会ったことを大層喜びます。
 あと、官兵衛に対しても礼を尽くして接していて、やっぱ大物だなぁと思いました。
 信長は秀吉に毛利攻めの指揮を取れと命じる。
 そして官兵衛が言ったことは信長も考えていたことであり面白かった、と満足して戻って
いくのでありました。
 やはりズバズバ言ったのがよかったんだなぁ。

 この後で秀吉がわざと遅れてきたことが明かされますが、恐らく信長はそれすらも
読んでいたのではないかと思いますね。だからこそ怒らなかったのだろうと。
 
 善助らは官兵衛が無事帰ってきたのを喜んでいます。
 そこに秀吉がやってきて、城下を案内してくれる。
 町はとてもにぎわっていました。
 岐阜は今や日ノ本一の町だと。
 信長が生きていれば…!(笑)
 それで秀吉は官兵衛が圧切をもらったという話を聞いたらしく、刀を見てほめています。
 昔信長に対して無礼を働いた坊主が棚の下に逃げたんだけど、信長はこれごと押し切って
殺した、だから圧切という名がついているのだと。
 棚と壁の間の坊主を切ったという説もあるみたいですね。
 ようかんでも切るようにすーっと切れたらしい。
 ともあれ、これをもらったということは気に入られた証拠!と喜ぶ秀吉。
 でも、刀を持ち出した時は切られるのではないかとヒヤヒヤしてたらしいです。
 ここで官兵衛は、彼が隠れて見ていたということに気付く。
 あの場に秀吉がもしいたら、毛利攻めについて話をする官兵衛に助け舟を出したろう、と。
したら当然秀吉を気に入らない勝家とか丹羽は秀吉憎しだけで官兵衛の言うことに反対
したはずだからやばかった、というわけです。
 さらに、自分が毛利攻めを命じられるためにわざと遅れた風にしてやってきたと。
 この人は人の心を読むのがうまいんでしょうなぁ。
 秀吉が、ここを押せばどうなるかというツボがわかってる、という説明をしていた時に
太兵衛が善助の肩を思い切り押してて、イヤがられてたの笑った。ツボはやみくもに
押したらあかーん!

 信長はお濃と話をしているんだけど、もともと毛利攻めは光秀がやるはずだった
らしいです。
 でも、家臣は全員大きな戦いを乗り越えてたるんでる、競い合うことを忘れたら役に立たない
からわざと秀吉に命じたのだと。
 したら光秀とかその他、あちこち攻めたいといってキビキビ働くようになったみたいです。
 光秀も秀吉くらいに人の心にさとかったらねぇ…。

 小寺の方ですが、なんと官兵衛父に、自分は毛利攻めの先鋒をするなんて言ってない、
毛利につきたいとか言い出した。
 きっさまー!!!!!
 どうせまた左京進が入れ知恵したんだろうなぁ。
 小寺は、生き残るのが大事、信長について生き残れるのか、とか言ってます。
 あーこりゃあかんですわ。
 
 さて黒田家では、長政と又兵衛が剣の稽古をしてるのですが、又兵衛が全然
やる気を出さない。
 光が尋ねると、長政は弱いから強い者と戦って剣の稽古になるけど、自分は全然
稽古にならんと言うのですね。
 で、光は自分が相手になるという。
 まあ見事又兵衛を負かすわけですけども。
 光はそこで、お前は長政は弱い、私は女だからとナメてかかったけど戦場でそういう
ことをしていると負ける、と説いてみせるわけです。
 さすがですな。
 それを見ていた官兵衛父は光のことを褒めます。
 で、小寺の様子がおかしいと話をする。
 毛利の手のものにどうも懐柔されている、みたいな。
 光は左京進か、とすぐ気づく。
 毛利についたらやばいし、信長を騙したことになる、ということで父は光にひと肌脱いで
ほしいと頼みごとをします。

 そんなことが起きているとはつゆ知らず、官兵衛は秀吉にともなって彼の領地内を
案内されてました。
 そこで、盗人をとらえたという報告が入る。
 秀吉は首をはねろと命じるけど官兵衛は割って入り、昼間は働かせて夜は牢に
入れると良い、と言うのですね。
 年は若いし健康だから働かせないともったいない、みたいな。
 秀吉は官兵衛の言う、命の使い道についてとても感心した様子でした。
 で。
 これ別荘地みたいなとこなんかな。
 屋敷に行くと石田三成がいた。
 秀吉様、私に敵軍を殲滅する許可をー!!!!!(いや戦国BASARA4がこないだ出たんで)

 その屋敷で歓迎会みたいな感じで騒ぎまくっておりますが。
 おい、嫁さんに内緒でいいのか秀吉。
 善助もバカ騒ぎに、あれが出世頭…と秀吉のことを呆れてるんだけど、バッチリ秀吉に
聞こえてたのは笑った。
 そんで秀吉は、今日まで岐阜にいたことにしてね、と官兵衛にお願いするのでありました。
 そして翌日何事もなかったかのように、秀吉の城に一同やってくるわけですが。
 おねが、ゆうべはお楽しみでしたね、みたいな。
 もとい、ゆうべはどこにいたんですか、と。
 秀吉が岐阜にいたというと、城内で見たものがおるとか言われました。
 完全にバレてるじゃねーかよ!
 秀吉もおねも官兵衛に詰め寄ってて笑った。
 官兵衛は、昨日はどこにもおりませぬ、という。
 これから秀吉はともに戦っていく大切な方だから、約束をたがえるわけにはいかない、
かといっておねはその秀吉の大切な人だから嘘をつくわけにもいかない、だから「どこにも
いなかった」と。うまいですね。
 で、ここにミッチーこと三成がやってきて、お土産の用意が出来ました、と。
 秀吉があわてて隣の部屋をあけると、反物がすごい並んでるわけです。
 おねは喜ぶ。
 あと、城下をきちっとするお金について、領民から税金みたいな形でとろうとしていた
秀吉に対しておねは、損して得取れ、今は領民の心をつかむ時だから自費でやれという。
 まあそれが良いでしょうなぁ。

 官兵衛の留守を預かる光の方は、お紺に会って、小寺がまた考えを変えて毛利につくと
言い出していること、信長は延暦寺や一向一揆のように女子供であろうと容赦ない怖い
人であるが、味方になれば頼もしい、と説明します。
 斎のことを考えたらそりゃお紺としては、毛利につくなんてとんでもないって感じでしょうね。
 お紺も小寺の悪い癖がーって言ってるから、こりゃちゃんと説得してくれるでしょうな。
 そういうわけで小寺は左京進に対して、自分は信長につく、それが生き残る道だ、と言う。
 もう左京進もそんなに毛利毛利言うなら自分で勝手に毛利のとこいったらどうですかね。
 てかこの先なんかやらかしそうな気がするのですが。

 蜂須賀小六と太兵衛が相撲してて、太兵衛めっちゃ強いのに感心した秀吉は、この者を
自分の部下にしたい、という。
 けれど善助が、太兵衛は自分の言うことしか聞かない、そしてわれらは官兵衛についていくと
決めたので、いくら金を積まれようと、いくら領地を約束されようと、それをたがえるつもりはない、
と言うのであります。
 秀吉は、酒の席だ、忘れろと笑いました。
 第1話の時の、官兵衛を取り戻すために赤松のとこにいった官兵衛父を思い出すなあ。
 状況はあっちの方が切迫していましたけど。

 その夜、秀吉と官兵衛はミミズみたいなのを酒の肴にしてました。
 あの、すいませんがモザイクかけてもらえませんか。(どこの銀魂だ)
 こうやって大名になった今でも、苦労した時代を忘れないために、こうして食べてるのだ
そうです。
 これ調理する方も嫌だな…。
 あと、針を売って歩いたこともある、とか秀吉言ってた。
 このエピソードは「信長協奏曲」という漫画に出てきましたね。あの秀吉は間者だったけど。
 ともあれ、官兵衛の「いかに兵を減らすことなく勝利するのが肝心か考えている」という言葉に
秀吉は、人こそ宝である、と感心するのでありました。
 この後のミミズ食うやり取りはアドリブっぽいなぁ…。

 毛利の方では小寺が信長側についたと聞いて、そうだ義昭呼んで来よう、的な。
 将軍だから使い道があるとか言ってました。

 そして秀吉ですが。
 半兵衛の姿見えないな、あいつまた楽屋でスタンバってんのか、とか思ってたら、官兵衛と
入れ違いに播磨を見に行ってたらしいです。 
 官兵衛の言うことが本当か確認してた様子。
 さすがぬかりはないですな。
 で、秀吉は官兵衛と半兵衛気が合うかもしれない、とか言ってる。
 まあのちにいろいろありますからねぇ。
 そんで半兵衛は官兵衛のことを試したい、と言い出したのでありました。
 やるなら今しかねーZURA!
 やるなら今しかねーZURA!(黙れ)


 次回
 人間を偉大にしたり卑小にしたりするのはその人の志である
 byシラー



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