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真田丸 |
第1話(16/01/10)
さあ始まりました!
私が今回すごいなと思ったのは、無理に幼少期から始めないで、いきなり中間地点から
始めた事ですね。
ただこの時点でユッキーは15、6歳なのでかなり無理はあるのですが、堺さんは声を高くして
うまくイメージを表していたなぁ、と思います。
あ、信繁はユッキーで通すのでご了承ください。
てか信長もう死ぬ時期じゃん…。←
あ、一つ難点。
OPのところのユッキーの殺陣。なんじゃありゃ。
やり直した方がいいと思うけどなぁ。
ひょろっと刀ぶつけて、肩にかけて走っていくのがてんで迫力なかった。
ともあれ。
おやかたさむわぁぁぁぁぁあ!!!!
この真田源二郎幸村、ついに大河ですぞぉぉぉぉぉぉうぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
おーやーかーたーさむわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(うるさい)
1582年2月のこと。
武田信玄の死から9年。
武田勝頼率いる武田家は弱体化する一方でした。
まあ勝頼は武将クラスていえばふつうだったんだけど、信玄が偉大すぎたからねぇ。
ユッキーはそんな中、攻めてきた徳川の様子を見にいっておりました。
これがまあ、熱心に覗きすぎて転がり落ちて発見されてしまう。
しかし彼は落ち着き払ったもので、すたすたと歩いて馬をうばって逃亡。
すごいなぁおい。
こうなるとは思わなかった。
徳川軍もあっけにとられて一瞬対応遅れましたし。
てーか馬もう少し本気で走ろう!
後ろ追いつきそうになって対応に困ってる!
これが、33年後大坂夏の陣で徳川家康を自害寸前まで追いつめ、日の本一の兵と言われた
真田信繁、のちに真田幸村の名で知られる若者でした。
まさか彼も、のちの世までネタにされるとは思わなかっただろうなぁ…。←
で。
小原城。
武田勝頼はここにいました。
織田軍の進軍に備えていたわけですが、これからの対応についてどうしたものか考えあぐねて
いた。
というのも、離反者が相次いでおり、どんどん織田側に寝返っていたんですな。
新府に戻った方がいいのでは、という家臣と、そんなことしてなるものか、という家臣で意見が
割れていたところに、ユッキーの父えー…名前忘れた…ともかく父が、新府に戻った方が
よかろう、と提案する。
寝返った者がいるために、守りが手薄になり、そこから攻め込まれる可能性があるから、
一旦引いた方がよかろうと。
ユッキーの父は兄に、一足先に新府に戻れ、南の守りが心配だ、と告げる。
徳川がそっから攻め込んでくる可能性があると。
今回は地図で説明でるのですごくわかりやすいです。この手のドラマで苦労するのが、
どこへ行くとかどこに引くとか言われたところで、詳しくない人間にはさっぱりわからないこと。
だから、今回は解説あってすごくわかりやすかった。
その頃家臣の家族は武田の本拠地で暮らしていました。
つまり人質なわけですな。
このあたりは軍師官兵衛でもやったからわかるよね!
ここには、ユッキーの姉、松も住んでいました。
お兄さんののちの嫁、小松殿といい、なぜ松がつく女性は気が強いのか…。
(※個人の感想です。実在する名前とは一切関係ありません)
これからどうなるかと姉に聞かれて、「私に聞かれても。信長に聞いたら」って答えるユッキー。
それはそうなんだけどさぁ!
そんで戻ってきた兄に、物見にいってたことを話すユッキーですが、なんと危ないことをしたのだ、と
叱る兄。
でもユッキーは、皆西ばっかり気にしてるから南が気になった、と父と同じことを言い、兄を驚愕
させる。
兄貴がくそまじめな武将だとしたら、ユッキーは絡め手が得意って感じだろうからなあ。
紙に書かれた迷路を解くのに、お兄さんはじっくり考えてといていくだろうけど、ユッキーは外通って
ゴールまでいっちゃうタイプ。
ともあれ、ユッキー父が戻ってきました。
心配する皆に、ここは安全だ、と伝える。
武田は滅びることはないのだから、と。
でもそのすぐ次のシーンで兄とユッキーに「武田は滅びるぞ!」って言っててズコーッ!ってなった。
心配させないように家族には嘘いったってのはわかるけど、おまえ手のひら返し早すぎるだろ!
ユッキー父も戦の天才でしたから、情勢をきちんと見極められていたんだろうねぇ。
父はこの城は捨てる、と言い出しました。
防御に問題がある、と。
当然二人は「ここ大丈夫といったじゃないか」と反論。
すると父「誰が言ったんだ」。
おめーだよ!!!誰が大河一話目で家族大喜利やれっていったよコラァ!
戦国BASARAの幸村ぶつけんぞ!
その夜勝頼は武田の寺に参っていたんですけどそこでユッキー父は、武田は大丈夫です、富士か
浅間山が噴火しない限り滅びることはありえない、といらんフラグを立てていたのでありました。
そして、浅間山の噴火。
ユッキー父ィィィィィ!!!!!
お前は武田を滅ぼしたいのか存続させたいのかどっちなんだよ!
ユッキー、父に「そりゃ火山ですから火もふきましょう」とトドメのダメ押しだ!
そんなところに、勝頼一番の部下であった梅雪が裏切ったという報が入ってきて、もうドリフでいったら
いかりやさんが「ダメだこりゃ」っていうシーンだと思うのですが、ユッキー父は負けなかった。
真田領の岩櫃に来て下さい、と伝えたのです。
他の家臣は一かバチか撃って出て華々しく散るべきだ、と銀さんかみたいなこと言ってたわけですが。
(残念ながら言ったのは温水さんだったので…)
父は、諦めなければ活路は開ける、と言います。
そうして勝頼は行くと決定するのですが…。
この後家臣に言われて、あの温水のえー…役名は…小山田だっけ、それの城の方に来て下さいと
言われ、勝頼なんと承諾してしまう。
なんつーか、武田家が滅びたのは、この勝頼の決定力のなさというか、センター試験で最後まで迷って、
最初の答えと違う答えを選んで不正解になるみたいな運のなさでしょうなあ。
もし真田の地にきていたら何か変わったかも知れないし。
その頃ユッキーは、崩し将棋してました。
駒を山からとっていって音がなったら交代するやつですね。
それを見ていた兄、今やることか、と突っ込みを入れている。
ユッキーは、兄の将棋はまっとうすぎてつまらない、という。
常に正攻法できちゃうってことでしょうな。
で、この崩し将棋にも定石はある、とドヤ顔でやって音出してる兄。
はい、交代!
そこに勝頼きましたよ。びっくりした!
そんなに崩し将棋がしたかったのか…。(違う)
彼は二人に、自分は小山田の城に行く、と告げる。
どうしても甲斐の地を捨てられないと。
つまんねーな。
甲斐の虎と恐れられた信玄の息子は猫でありましたか。岩合さんに取材されてろ。(岩合さんも困るだろ)
で、それにあたり、二人は従う必要はない、岩櫃にいきなさい、と勝頼は言うわけです。
人質の任務も解くと。
さらに、小山田の部下である、ユッキー姉の旦那さんについてですが、それをもってユッキー姉は向こうの
人質ということになってたんだけど、それも勝頼の命で解くと。
つまり、真田は一家そろって岩櫃に行くがよい、といったわけです。
うすうす勝頼も気付いてたんじゃないかなぁ…裏切られそうだってこと。
ユッキー兄がかっこいいなと思ったのは、真田を信じる証としてここまでのことをしてもらったのだから、
自分達からもはなむけを渡すとして、自分たちにつけてくれる護衛を勝頼に回してくれ、と伝えたことですな。
守りは多い方がいい、と。
そうして勝頼は戻っていきました。
ここでユッキー兄、佐助を呼んだ。
「おっとー、呼んだかい、真田の旦那!」(CV.子安武人)←違う
あれ、佐助忍者なのに普通に走ってきた。空からはこないの?
兄は佐助に、岩櫃へいきこのことを知らせよ、と言いました。
まあ父も多分想像はついていたんじゃないかなぁ、何となく。
だからあっさり、先に行くっていったんじゃないかと。
さて。
ユッキーの母親、祖母は帰れると聞いて大喜びですが、道中危険だと聞くと、母ここを出たくないと
言い出した。
明日火をかけられるのに…。
そういうわけで朝になり、出かける支度を…って思ったけど母が暢気すぎて。
ユッキー兄も、出るのが遅れれば遅れるほど危険なのに、とイライラしている様子。
前日から準備させないからでしょ!
ユッキーはというと姿が見えないなと思ったら、出た勝頼の軍を見ていて、勝頼に対して平身低頭の礼。
幼いけど(設定上は)きちんとわきまえてるいい人ですねぇ…。
昼過ぎになって真田一行も出発。
おせぇぇぇぇ!
岩櫃までは37里、歩いて3日かかるらしいです。
新幹線は?(ねぇよ)
厳しい道のりになりそうですねぇ。
勝頼の方はというと、途中で逃げ出すものが後を絶たず、600名の道中がいつの間にか100名を切るような
状態になっていました。
しかも小山田、先にいって支度をするとかいっておいて、門を閉じさせたのです。
つまりこいつも裏切りやがった。
ひでぇなぁ。
松の旦那さんが泣きながら、お通しすることはできませんっていってて、この人は本当に忠誠心あったから
つらいんだろうなと思いました。もう松にどの面下げて会えるのかって感じだろうしねぇ。
勝頼、うすうすわかっていたのか、そのまま引き返していきました。
このあといくつか武将が出てくるのはいいとして、織田信長ふけすぎだろ…。
せめて江口洋介にしろよ。
真田の一行も山賊っぽいのに襲われて難儀してました。
まあユッキーがいるから大丈夫でしょう。
次回第2話。
「見ていてくだされ、お館様!」