多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→真田丸
真田丸 |
第10話(16/03/13)
せっかく北条をまんまと退けたものの、徳川が北条と和睦を結んでしまったため、真田は
領地を取り上げられる形になってしまいました。
室賀、激おこです。
なんつーか、ヒステリー起こして立ち去っていった。
血管切れそうだ。
とはいうものの、ユッキー父もすっかり弱り果てていた。
まあ確かにこれでは計画総崩れですもんねぇ。
なんでこんなすぐに和睦を結んだのだ、という父にユッキーは、何か急がねばならない
理由があったのでは、という。
だからそれを知りたいんだよ幸村君!
というわけで信尹の出番です。
本多正信のところにいってチクチク言ってる。
領地を安堵してくれるというから味方になったのにこれひどくね、的な。
家康は家康で、真田があれこれ言ってるけどザコに構ってるヒマはないとか言ってる。
お前…そのザコに2度にわたってコテンパンにされるんやで。
正信はさすが、そのザコが猛毒持ってるかも知れない、と警告。
一度呼んできちっと話をしてはと。
家康が呼んでるという知らせを聞いた父、駆け引きの場がうまいことできたなーって
感じでした。
さてどう出ますかね。
というわけで家康のところにきたのは…兄でした。
これはわざとなんだろうなあ。
ユッキー兄は、父はこれからのことを心配している、ちゃんと信濃を家康が守ると
約束してくれんの?と結構上からな感じです。
多分これも作戦なんでしょうね。
ついては、上杉がこっち狙ってるから新しい城を作れ、と言う。
海士淵というところに城を作れば、上杉に対する良い牽制になる、と言うんですな。
そこに真田が入ればちょうどいい、と。
ここで忠勝が図々しいのもいい加減にしろみたいに怒ってくる。
迫力ハンパないですな。
でも、ユッキー兄は父の命令とあれば一歩も引かなかった。
そしてすかさずユッキーが、図面もあります!とササーッと出してきました。
抜け目ない。
それを見て、なかなかいい城になりそうだなーと言う家康。
そーかー?
なんか子供の落書きみたいな図面ですけど。(コラ)
ただ家康はその代わりに、沼田城出してねって言うわけです。
北条と約束しちゃったからというわけですな。
信尹が、沼田と岩櫃の安堵は約束したじゃんハゲ、と猛抗議するも家康、北条氏政にまんまと
説き伏せられちゃったような感じっぽい。
「沼田城って織田の領土だったじゃん?(滝川がおさめていた頃ですな)
それ追い払ったの北条だから、おれっちの領地だと思うんだよねー」みたいな。
いや、実力で取り返した真田のものですけど?
ここでユッキー兄どうするかと思ったら、きっぱりと断った。
かっこいいですね。
徳川はきちんと約束したのだから、それを一方的に破棄というのは理不尽、というわけです。
じゃが…と家康がいいかけると「じゃがではござらん!」と一喝。
なるほど、じゃがいもではないのか。(違う)
忠勝が斬ろうとするとすかさずユッキーが割って入るのかっこよかった。
まあ彼の見せ場もありませんとな…。
信尹は一度この話は持ち帰らせていただきたい、と言います。
というわけで別室で一休みする一行。
兄、よっぽどこたえたと見えてぐったりしてた。
まあ気持ちはわかる。
あれは怖い。
で、信尹はここで初めて、なぜ尼ヶ淵に城を作るかの意図をあかした。
それは、徳川と対抗するためだ、と。
北条だけでなく徳川とも張り合える城、それをまんまと徳川に作らせるというわけですね。
ちなみにあれだけ怖がってた忠勝の娘さんと結婚することになるとは、この時のユッキー兄は
知る由もないのでした。小松殿と呼ばれる鬼嫁です。
家康が、沼田のこと安易に言わなきゃよかったと言ってると側室かな、人質の中に真田の
関係者がいると知らせてくる。
それはとりでした。
てか家康がそそくさと会いにいってるのがおもしろいし、相手が家康だと知っても態度を変えない
とりがおもしろいですね。
その夜の宴で家康、とりを真田に返すと言う。
信尹の母になるのかぁ。
これで恩を売ったんだから沼田のことよろしくね、と言うわけです。
まあ父からしたら、それはそれ、これはこれだろうねぇ。
ちなみにとりがここにいたのは、木曽が人質をまるっと徳川に渡したかららしい。
降伏したのかな…。まあいいけど。
話を聞いてユッキー父、沼田は渡さんと言うかと思いきや、新しい城作るならまあ沼田はいいや、
一旦忘れよう、と切り替えが早い。
でも沼田を管理している、矢沢が絶対に承諾しなかった。
栄吉か。(それミュージシャン)
三十郎の父らしいんですが、長老なのでユッキー父もむげにはできないらしい。
これは困りましたねぇ。
その一方でとりは、ユッキー母らとこれからの話をしていて、ユッキーを結婚させてはというような
話になってました。
つまり、ユッキー母が絶対に人質にいきたくないというから、しょうがないからユッキーが結婚したら
その嫁さんを人質としてどうこうすることもできるでしょうというわけですな。
ここできりが、それはよくないとか言い出した。
うぜぇ。
ユッキーに「人質としての駒がどうの」言ってたお前が言う権利なかろ。
まあ、ユッキー兄の嫁さん、おこうさんの「母様のアレとは何でしょうか」っていうやつは面白かった。
さて沼田ですが。
北条は、家康が任せるといってきたんだから力づくでもらってもいいわけだな、というわけで
沼田攻めを開始しました。
そういうわけで沼田の城に北条の使者がいったわけですが、矢沢はこれを切り捨てた。
使者が死者に!(そういうのいいから)
というわけで戦が始まりましたが、開き直った年よりつぇぇな…。
矢沢の勢いに北条、沼田城に近づけず。
三十郎はユッキーに、うちの父がすみません、みたいなこと言ってるけど、本当は加勢したかった
ようでした。
その頃、徳川に城作ってもらってた父。
ここがこの先上田城と呼ばれる、真田のキルゾーンです。(byふぅ〜ん真田丸)
沼田には援軍は送らない、という父。
今真田が北条と表だって戦うわけにはいかないと。
ここ、内記と碁をしながら話してるんだけど、窮地に立たされた父、ユッキーが「火急の相談が」って
やってきたらこれ幸いとばかりに、わざと崩しやがった。
笑えます。
古畑でもこういう演出あったなぁ。オセロだか将棋だけで古畑が今泉に負けそうになった時に、
誰かに呼ばれたかどうかしたのをきっかけにわざと崩したやつ。
まあともかくそれで、三十郎は矢沢を支援に行きたいといい、父はこれを快諾。
さらに、戦が長引くようなら適当なところで連れて帰れ、死なれては困るという。
ユッキーには上杉にいけという。
力を借りるほかはないと。
でも一度裏切ってるから無理なんじゃね、というユッキーに、まあ無理だろうなと。
策を用いれば、というのでユッキーがそれを聞くと「知らん」と。
ユッキーに考えろってさ。
丸投げしすぎだろ!
でもユッキーは純粋に喜んでるみたいですね、任されたって。
大人になればこれを丸投げって言うんだってわかってくるよ、ユッキー…。
ともあれ、梅のとこにウキウキで報告に行くユッキー。
自分が策を考えるよう任された、と言うユッキーに梅は、二人でお帰りを待っています、と言う。
作兵衛とか?、とユッキーが言うと、作兵衛を入れると3人になると。
回りくどい!
要するにできちゃったわけですよ!
というわけでユッキー、ますます張り切ります。
その頃上杉は家臣の謀反をまだ鎮圧できてなくて、さらに佐々成政とのにらみ合いもあり
結構面倒な状況になっていた。
そこにユッキーがやってくる。
まあ兼続は怒ってますわな。
景勝ここで、あれ、おまえ信尹の息子じゃなかったん?とか言ってる。
おっそ!情報おっそ!(コラ)
兼続はめっちゃ怒っているので兵にユッキーを取り囲ませるのですが、彼はものともしなかった。
それで逆に景勝は興味を持つわけですね。
ユッキーは、今上田城を作ってます、という話をする。
あれ完成したら真田が入りますと。
実はあれは、徳川に備えるための城です、と言うユッキー。
徳川の家臣になることは絶対にないと。
ユッキーは、沼田は真田が正々堂々と勝ち取った領地であったこと、それを徳川と北条が勝手に
分け合ってしまった、真田には真田の意地がある、と話すわけです。
こういうの、景勝好きそうな感じがするなあ。
兼続はだから加勢しろというのか、しねーかんなって感じだけど、ユッキーは芝居をして欲しい、と言う。
戦芝居をして欲しいと。
わざと真田が上杉を攻めるから、それを撃退する芝居をしてくれと。
したら、上杉は真田を倒した勢いに乗り、上野の北条まで攻めてくると噂を流すから、北条は沼田
どころではなくなるはず、というわけです。
景勝たいそう面白かったようで、生涯一度しか笑わなかったと言われてる人がニヤニヤしてんぞ。
まあいい。
で、面白いと言う景勝。
殺されるかも知れないのにやってきた勇気に免じて、その計画にのることにした、と。
ユッキー、足取りも軽く帰って行きます。まるで古美門のようだ!
彼が帰った後で兼続はまた騙されるかも知れないですよと言うけど景勝は、あれは多分そういう
男じゃないと言う。
兼続がここで、北条、徳川に真田がついたらまずいとか言ってるけど、割と長いセリフをワンブレスで
言いおったぞ、この男。
ともかく、景勝は試してみようと。
これでまた騙されるなら自分の器がそれまでのことだったのだ、と。
かっこいいですねぇ。
私はこの直江兼続のキャラづけ、嫌いじゃないですね。
大体某大河ドラマのおかげが、温和で優しい「愛」戦士(兜な)のイメージついちゃってますけど、
あの有名な閻魔エピソードだとか、伊達政宗と会った時には「いつも逃げる後姿しか見たことないから
誰かわからなかった」とか、「えーあなたが持ってた小判とか汚くて触りたくない」など、イヤミの応酬を
していることといい(奥州だけにね!←黙れ)、そこまで性格いい人じゃない気がするんだよなぁ。
もちろん景勝には真面目に仕えた良い部下だったのだとは思いますけども。
あれだ、鬼灯の冷徹の鬼灯みたいな人のイメージ。
沼田の城に三十郎がやってきました。
ユッキーが間もなく北条を追い払うから、それまでは持ちこたえましょうとか言ってる。
一方ユッキーらは、兼続率いる上杉の軍と向き合っていた。
誰かが、敵は真田だぞとか言ってるけどすっげー言いにくそう…。
アンドロメダ座だぞ、に通じるものがある。
ここでやってるのは、戦の始めの作法というか、そういうやつですね。
んでユッキー、一人ですたすた言って、兼続を見る。
彼がうなずいたのでユッキー、兵をひけーといって帰って行きました。
その知らせはあっという間に各地に伝わりました。
ツイッターかな。(違う)
上杉が真田を蹴散らしたと聞いた家康は、早く城の完成を急がねば、と焦る。
一方で北条ですが。
上杉がこっちくるかもって上野では噂になっていて、これを聞いた北条氏政も、景勝が息を吹き返したかと
ギリギリ悔しがる。
まあこっちは佐助が入り込んでわざと大げさに噂流したのもあるようですが。
それであわてて沼田から兵を引きあげて、上野の備えに回すことになるのかな。
ちなみに氏政が握りしめてこぼしてた金平糖はスタッフが後でおいしくいただきました。
かつての勢いは失われていたものの、上杉の存在はまだまだでかかったと。
北条はこうして引き下がったのでした。
しばらくは北条も動くまい、とユッキー父喜んでおります。
家康の方は北条が、沼田何とかしろよって言いに来てるらしいよ!
自業自得だよね!
家康は、秀吉のことがあるのでそれどころじゃない、と言ってる。
本多正信は、そろそろ邪魔になってきたから真田を排除しなくては…という気持ちのようです。
そんな簡単に排除されてたらねー、徳川幕府もっと早く到来してたかもねー。
ユッキーは梅のところへ報告にいってて、そのままプロポーズ。
良かったですねぇ。
作兵衛も大喜びです。
その頃室賀が徳川に呼び出されていました。
ひと波乱起きそうです。
次回第11話。
「だましたんですよ!彼らは あなたを信じていたんだ!」