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真田丸 |
第23話(16/06/12)
秀吉は三成に、20万を超える軍勢の指揮を取るよう命令。
三成としては「お役に立って見せまするぞお館様!」といった感じでしょうな。(それ真田幸村のセリフ)
というわけで三成は集まった大名に指示。
秀次を総大将とし、家康が小田原城を攻め、上杉らはその他の城を全部潰していく作業、という
わけです。
いやー上杉側久しぶりに出てきたなー嬉しい!
で、三成は、真田は上杉に加わるように、と言った。
ここでユッキー父の驚き方があまりにもわざとらしくて笑える。
久々に芝居かかってんなあ。
家康は、真田はうちの部下ですがというけど三成は、「だから今回はって言ったでしょ」と。
上杉には上野へ入ってもらう必要がある、上野と言えば、土地勘がある真田というわけです。
もうユッキー父が踊りださんばかりに、「いやーワシら徳川の部下だげとさ、秀吉が言うなら
仕方ないね、秀吉の命令ならね!」みたいな感じでめっちゃ笑える。
解散した後も、「いやーホント残念ス」と家康にダメ押しでさらに笑えました。
もうユッキー父、ニコニコですよ。
一方ユッキーは、景勝におひさーと声をかけていた。(そんな、デスノートのL→松田への電話じゃないんだから…)
景勝はユッキーを半ば裏切るような形で大坂城に置いていったこともあり、気まずそうだったけど、
ユッキーはちゃんと立場わかってますよと伝えることで、まあ何とかなったんじゃないかなと思います。
そしてユッキーは三成にもお礼を言っていた。
真田を上杉の軍に加えた事についてです。
三成は、家康をまだ信用してないから、万が一秀吉を裏切った時に、真田もろとも連れていかれては
困るからだ、という。
真田が徳川についていくことは絶対にないですけどね。
沼田の件でビキビキ…!ってなってるから。
三成は、今でもこの戦いはすべきではないと思ってるけど、やるからには勝つ、負け戦ほどムダなものは
ないし、私はムダが嫌いだ、という。
なるほど、ディオとは気が合いそうだ…。(無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!)
小田原城の包囲でちらっと、長宗我部の名が出てきて嬉しかった。
大谷、三成、ユッキーは山の上から包囲網を見てました。
大谷は、秀吉は次の戦いの総稽古と思ってるかもな、という。
つまり朝鮮出兵の話ですね。
あと平野がきたんだけど、自分が仕事さぼりたいばっかりに、膝がいたいからと伝令の役を全部
ユッキーにさせてた。
まあユッキーとしてはそれはやりたかっただろうからいいんでしょうけどね。
馬鹿だなー平野も出世の機会フイにして。
今のポジションで満足なのかも知れませんけど。
秀次の陣にユッキーが行くと秀次、あそこに桜の木がずらーっとあるよ、もう一月早くきたら
桜がきれいだっただろうなあ、とのんきなことを言ってる。
馬鹿か…。
ユッキーが、秀吉が呼んでいるということを伝えるとあわててすっ飛んでいきました。
あ、ユッキーが背負ってるのは目印の意味もあり、また、矢をよける意味もあります。
家康の陣にユッキーが逝くと、つれション付き合えとか言われたぞ。
秀吉が呼んでるのに…。
仕方なく付き合うユッキーですが家康、おしっこ手にかかったらしくてそれをユッキーの服でぬぐいやがった。
貴様…!
まあ話した内容は、自分の娘が北条のとこに嫁入りしてるから、秀吉は自分を信用
してないのではないか、ということでした。
家康としては、離縁して呼び戻す、ということらしいのですが。
秀吉は、伊達政宗とか陸奥のあたりは、この軍勢を見たらきっとしたがってくるから、それを
待つための長期戦の意味もある、ゆっくりやってちょーと皆に言ってる。
それで、茶々を呼びよせるというんですね。
なんかそれするための口実っぽいな…長期戦。
ともあれ、皆も家族呼んでいいぞと言われたから、きりが秀次に呼ばれたらどうしよう、と思ったん
だけど、さすがにそういうのはなかったようで安心。
このあと秀吉は家康を呼ぶ。
ユッキーも一応役目なのでついて行く。
すると、またつれションですよ…。
家康さっきしたから出ないもんねぇ。
しかも、今度は秀吉が手を家康の服で拭いてた。因果応報ですな。
ここで秀吉は、この領地を家康にやる、あとお前江戸へ引っ越せな、と家康にいってました。
この当時の江戸というのは田舎も田舎って場所でした。
今でいう山陰みたいなものですよ、ははは…。
秀吉、ユッキーに、あいつ驚きのあまり出なかったなとか言ってたけど、それは別の事情が
あってですね…。
北条氏政の方は、余裕ぶっこいてました。
秀吉の軍は所詮寄せ集めに過ぎないから、戦が長引いたらこっちに寝返る者も出てくる
はず、そうしたらその頃に伊達政宗がレッツパーリィしてくるから勝てるはずだ、みたいな。
(途中なんかおかしかったぞ!)
江雪斎は話を聞いて氏直に、あまりにも秀吉軍を甘く見すぎている、という。
あの軍を見たらそもそも秀吉を裏切ろうというものはいない、と。
氏直は軍議を開く、と言います。
あれか…ぐだぐだやるだけで結局結論が出なかった…。
寧は秀吉からの手紙を受け取って、「戦いが長引くそうだから身内を引き寄せるんだって」と
言っている。
片桐は、あなたも行くんですかって感じだけど、寧は公家衆のもてなしなどがあるから行くわけには
いかない、と。
また片桐失言…。
で、茶々に知らせてきて、というのです。
片桐が去ったあと秀長が、寧の気遣いを褒めるようなこと言ってました。
自分がいない方がいいってのは寧もわかってるんだろうなあ。
ここのシーンは、寧、秀長の優しさがよくわかるシーンでしたね。
さて、上杉軍は着々と城を落としつつ進軍していたのですが。
ユッキー父、景勝は、やる気が起きない、この戦には大義名分がない、と意気投合してる
模様。
次は忍城なのですが父は、景勝が出てくほどでもない、真田がやりますといい、その後
兄に、おまえやってみろ、と。
あー…申し上げにくいのですが、そこは唯一落ちなかった城ですよ…。
のぼうの城見た方がいいです。
ここで、兄をいきなり出浦が腕つかんで連れてきたので何かと思えば、「今北条と手を
結べば秀吉を倒せるぞ」というのです。
真面目に言ってるのか、という兄に、冗談を言ってるように見えるか、という出浦。
でも兄は、秀吉を倒せば乱世に戻る、と承諾しなかった。
出浦は、乱世でしか生きられない人間もいるというのですが兄は、北条に手紙を持って
いこうとした佐助を行かせませんでした。
ここのシーンは、変わりゆく時代に取り残されている人間と、戸惑いながらも家のために
流れに載ろうとする人間と、の対比がよく表れてるなあと思いました。
北条の方では、軍議が毎日開かれるも結果は出ず。
会議好きに有能はいないと言いますがまさにその通り。
何でもかんでも会議を開きたがる人間は、会議を開くこと自体が仕事をしている、重要な
ことをやっていると思い込んでいます。そのクセ内容はなんも意味なかったりする。
結局だらだら話をするだけになるからね。
有能な人間ほど、必要最低限の会議しかしないもんですよ。
氏政は歌を詠んだり蹴鞠したり、最近では化粧もしてる、と江雪斎は言っている。
あれか、ケマリスト誕生か。(それ今川じゃね)
江雪斎は氏政のところにいって、「逃げちゃダメだ、戦わなきゃ現実と!」と説明を。
彼はちゃんと見抜いていた。
化粧をしているのはやつれた顔を見せないようにするため、香をきつくたいているのは
風呂に入ってないのをごまかすため、と。
風呂に入ってる間に敵がせめてきたらどうしよう、という思いがあるみたいです。
なんだ、神頼みで風呂入ってないのかと思ってた…。
氏政としては、トップがオタオタしてたら部下の指揮にかかわるから、という気持ちで
こんなことしてたらしい。
そういう、部下への思いやりというか気遣いはもてるのに、なぜ時代の流れを読み切れ
なかったのか…。
北条氏政もまた、時代に取り残された一人だと思いますね。
まあ彼の場合、驕りがあるけども。
降伏はしない、という氏政に江雪斎は、負けを先延ばしにすることはできても、勝つことは
できない、と説きます。
氏政は、いずれ伊達政宗が出てくる、というのですが…。
秀吉はというと、茶々を呼び寄せ、阿国も呼んで踊りを見ていました。
そのうち一緒になって踊り出すんだけど、茶々は楽しくなかったと見えて、抜け出していた。
それをたまたまユッキーが見つけて声をかけるんだけど茶々は、利休来てんでしょ、行きたい、と。
もの売りにきてたのか、利休。
それをあちこち見て楽しそうにしている茶々。
彼女は、城が焼け落ちるさまを見たいとか言ってます。
なんか…これは彼女の強がりではないのかな、と思いました。
二度落城を味わった彼女の。
あとユッキー、付き合わされてたけど、刀で品物なぎ倒しそうで怖かった。
気を付けようぜ!
忍城ですが、ユッキー兄が攻めるも大苦戦。
三成、まだ落とせないのか、と怒ってる。
大谷は、おまえの読みが甘かったんだろ、とフェロー。
あと三成は、伊達政宗はどうした、と言ってる。
とうとう上洛することになり、5/9に城を出たはずなんだけど、まだついてないらしい。
今6月ですよ…。またどっかでレッツパーリィしてんのかあいつ。
大谷は、北条につくのではないか、と言ってるけど、三成はあり得ない、と。
もうストレスでおなか痛いらしい。
大変だな…。
そういうわけでお待たせいたしました。
レッツパーリィ政宗やってきました。
6/9でした。
一月経過してるやないか!
ギリギリまで粘ったな。
この時伊達政宗は死に装束の真っ白な着物をきており、そのパフォーマンスが秀吉に
気に入られて、遅い上洛を赦されたらしいです。
だってなんだかだって伊達なんだもん♪
こうしてはむかうのは北条だけになりました。
茶々はまた外を眺めながら、あの小田原城はどうなるのか、とユッキーに尋ねる。
北条は滅びるのか、と。
ユッキーはそうやって世は新しくなっていくのです、というのですが、浅井とか柴田を
見てきてるから茶々も複雑でしょうね。
北条では、政宗が秀吉の下につきました、という知らせを受け取って氏政激おこ。
秀吉は、もう北条だけになったからとっとと総攻めしようぜ、とか言ってる。
大谷は、他の残ってる城を先に片付けてはどうですかね、そうしたら進退窮まって
開城するかもしれませんよ、というのですが。
三成は腹痛をおして戦略を考えていて、この場にはいないらしい。
大谷は、忍城を三成に任せてはと提案、秀吉はそれを承諾します。
そういうわけで三成は、秀吉からの命を受け、忍城に行くのですが…。
ここでなんでユッキー残ったんでしょう。
史実では真田は忍城落としに三成に同行してるはずなんだけど。
さすがに史実捻じ曲げる展開はちょっとどうかと思うんだけどなあ…。
氏政の方はもう、死なばもろともって感じで、降伏など絶対にありえない、となってきました。
江雪斎は、家康にとりなしてもらいましょう、と言ってる。
でも氏政は、降伏はせん、どうしても頭下げろというなら、上杉らと同等の大大名
扱いをすること、本領安堵すること、北条は特に丁重に扱え、これを飲めばいい、と提案。
上洛騒動の時もそうだけど本当にどうしようもないな…。
相手が下手に出てるとどんどんつけあがる人間ですね。
これが受け入れられなければ、城を枕に死ぬという氏政。
どうでもいいけどメモ取る時に勢い余って、城を枕に寝るって書いてしまった。寝るなら
特にダメージはないな。
江雪斎は氏直に言うけど、こいつも馬鹿なので、父の言うことには逆らえない、と。
しかも、この条件では秀吉の怒りがもっと増すだけ、という江雪斎に、やってみなきゃ
わからないだろう、と逆切れですよ。
何でもかんでも人任せにしすぎだろ…。
北条の出した条件を知った秀吉、めっちゃ怒ってます。
大谷、家康の、氏政は生かしておけば戦上手だから役に立つ、という話も聞かない。
そらそうだ。
いくら有能でも上の意見を聞かない人間は話にならない。
秀吉は、茶々と温泉に行く、戻るまでには片付けておけ、と言ってました。
そして三成の方は、真田がまだ忍城を落とせないことに文句言ってた。
三成は、自分なら4日で落とすという。
水攻めだと。
来る前に地形をぐるっと見てきたから、堤作ればたやすくできる、と言います。
さて。
ユッキー、家康に呼ばれました。
今、徳川の使者が北条の城に入って話をしているけど、まったく埒があかないと。
で、大谷もそろってユッキーに、おまえいって氏政を説き伏せてこいというのです。
それ官兵衛の役目じゃないの…。
さすがに歴史上その役目を果たした人をなかったことにして、忍城にいたユッキーを
こっちに当たらせるというのはおかしいと思うんだけど。
ともあれもう氏政の心を動かせるやつはいないし、小田原城が開城したら忍城も
開城するはずだ、と。
秀吉が戻るまでに何とかしたいからという皆に押されるようにしてユッキー、ある
場所に向かう。
そこには正信が待ってました。
いやあの、その黄金のマスク結構目立ちますよ正信さん…。
どういうセンスだよ。
実は、江雪斎から正信に相談があり、氏政を説得できるのはユッキーしかいない、
ということで意見が一致したらしい。
ユッキーは恐れ多いと恐縮しきりですが、あの沼田の時の朝まで生討論、で、
江雪斎もユッキーには一目置いてるらしいです。
官兵衛の立場!
そういうわけで道を進むユッキー。
正信が「城中は、降伏に承知しないものもいるから気を付けて」とでっかい死亡フラグを
立てて送り出してくれました…。
生きて帰れるかな、とつぶやいてたけど佐助がいて、ご心配には及びませぬって
言ってたの頼もしいし、ユッキーが歩き出すと姿消えたのもかっこよかったですね。
城に入ると江雪斎が待ってました。
よく来てくれた、と。
氏直も、ワシも降伏したいんで何とかしてとユッキーに頼んできた。
だったらまずお前が先に秀吉のとこに会いにいけばよかったのに…。
馬鹿なの。
あ、馬鹿だったこのボンボン。
ユッキーは、秀吉は臣従を誓った者には寛容ですよ、と説明。
まあ真田もギリギリまで粘って怒られたけど、一応許してもらえたしねえ。
その話を父にしてくれという氏直。
それはいいんだけど、氏政のとこに行かせるんだったら送ってやれよ。
一人で歩かせるから降伏を快く思わない連中に襲われまくってんじゃねーか!
ここで佐助の煙玉炸裂ですよ。
と、逃げようとしたユッキーを誰かが拉致!
それは!
あれれー、おかしいぞー?どうして高木刑事がここにいるの?の、松のダンナでした。
久しぶりすぎて名前忘れたわ!
次回第24話。
「み、見えぬ…その表情も、腹の中も…!」