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真田丸 |
第39話(16/10/02)
今までで一番ひどい回だったなこれ…。
ユッキー兄が九度山にきて、父の位牌に手をあわせていました。
兄が来るのは自由なんですね。
で、ユッキーは父からこれを託された、と兵法を見せるのですが。
凡人にはわからんと驚く兄。
中は、全部記号だらけでした。
これはわからん…。
兄「全部こんな感じか」
ユッキー「全部こんな感じです」
うーむ。
碁盤の目の進み方とか?
ともあれ兄は、父も亡くなったのだし、一日も早くご赦免していただくように働きかける、と
言います。
しかしユッキーは、ここの暮らしにも慣れてしまっているので、特に上田に戻りたいとは…
みたいな感じでした。
てーかきりが聞かれてもないのに、何とかやってますから大丈夫とか、勝手に仕切るなよ。
春もちらちら見てるしさあ。
下女が勝手に言うのはおかしいでしょ。
このあとユッキーは、兄と酒を飲みながら実は生活が苦しいことを切り出した。
ほらな。
父にいい暮らしをさせようと無理をしていたので借金がかさんだようです。
兄は食べ物に不自由しないよう何とかする、と言ってくれました。
あと、自分もお通という、寧の下女をしていた人間と会っていることを話す。
そこから何とかしてもらうって。
と思ったんだけど兄、なんかお通自身のことが気に入ったらしくて、また来てもいいですか、と
いってました。
心が落ち着くんだって。
気持ちはわかりますが。
ユッキーは父を亡くしてほうけたようになっていた内記に、大助の傅役をやって欲しいと
頼んでいました。
まあやりがいは作りませんとな。
でもえらい意地が悪いというか、内記がひどかったんだけど。
囲碁覚えたての子供に勝ってすげー喜ぶみたいな。
きりの親だなと思いましたよマジに。
ともあれ内記は大助に、囲碁は戦と同じだ、と教えます。
家康は参勤交代の原型みたいなものを各大名にさせていました。
それで薫ら真田の女も江戸にきているらしいです。
ここで薫は京の懐紙がよかったーとかいってて。
あと、すえも来ているらしく、一緒に扇とか見せてキャッキャしてました。
この後ナレーションで、薫はこの2年後に江戸で亡くなるとか言ってます。
はっや!
それからさらに3年が経過しました。
1614年です。
大助すっかり大きくなっていましたが、それでも内記に囲碁は勝てないようで、内記の
大人げない喜びようがマジで腹立ちますわ。
あと、きりは町の子らに、ユッキーの子梅とともに縫物を教えていたんだけど、つーと抜いて
ぶすっと刺すって、全然わからんのですが。
擬音でだけ教えてどうするよ。
ユッキーは山の湧水があったと水を畑近くに引いてきているのだけど、それが壊れて
きりと直している。
それを春が見てるわけですよ。
きりがチラチラ見てるけど、知っててこういうのやってんだからなあ。
性格悪い。
ユッキーもユッキーですよ。
春を放置してなんできりとばっかりこういうことしてるのかと思うし。
今回は本当に脚本がひどい。
兄から荷物が届いたんだけど、またそばだったらしい。
ユッキーは、大変な思いをしているといったのは遠回しに金が欲しい的な意味だった
んだけど、生真面目な兄はそのまんま食べ物が必要と受け止めたらしいです。
でもなあ。
きりはきりで佐助と会ってるし。
こっちでくっついて出てこなくなればいいのに。
しかも唐突に佐助が、信之の悪口を言い始めてびっくりした。
さらにはユッキーについても、あの人を見てるとイライラするとか言い出して、マジで
何があったんだ?と思いますよ。
本物の忍なら、こういうことを言っちゃダメでしょうに。
で、ユッキーがそばを売ってくると言い出した。
そばがきを春が沢山作って、それを売ってくるらしいです。
そばがきを細く切ればおいしいみたいな。今の時代のそばみたくなるらしいです。
てか佐助に来てほしいと言ったのになんできりもいるのかっていう。
ちなみに村人相手に売ろうとしましたが、10文という価格が良くなかったのか(高い)さっぱり
売れませんでした。
春が、私が悪いのですねとか言ってて、マジでもうきりのことなんか気にするなよって思いましたね。
はっきりしないユッキーが悪いんだけど。
ユッキーは、きりにいとまを出す、というけどそうすると春が、それでは私が追い出したみたいになる、と。
面倒くさいな。
しかも春、また障子に穴をあけながら出ていくし。
何とかしろよこの脚本。
さらに情けないと思うのは、ユッキーがわざわざきりにそれを言ってることですよ。
夫婦間のことをなんできりに言うって。
きりも出て行けというなら出ていきますよとか言ってたんだけど、なんか結局出て行かないし。
お前がいなくなればすべて解決なのに。
内記は内記で、大助にまた勝ったと大喜び。
今回は本当に見てて胸糞悪いというか、全然スッキリしなかった。
と、ここにたかがやってきました。
ルソンにいったままだった、名目上はユッキーの側室になっていたあのたかです。
ユッキーに抱き着くたかに、春が思わず火箸持っていたのはかわいかったけど、あの秀次の件を
知らないからなあっていうか、そこにいるきりさんが秀次の死を台無しにしたんですよ。
たかは向こうで商いをしていると言い、いろんな土産物を見せます。
でも、売る気まんまんなのは笑った。
その中に、サナールというヒモがありました。
非常に強く、伸縮しないのがうりだそうです。
ユッキーはこれを見て、上田の紬を思い出しました。
それでヒモを作ることを考えたのです。
春ときりが作ってて、ここでどうでもいい話をしてんだけどきりが、皆があなたに気を使って
るのよとか言い出してて、皆がお前にはうんざりしてるよ、とちょっと思った。
てーかこんなんわざわざ春に言うってどういう神経だよ。
んで春が、きりさんどこにもいかないで下さいとかいっていきなり頼りにしだしたし。
今のどこに、頼りに思う発言がありましたかね…。
あなた思い切りバカにされたんですよ?
たかは、京にいってばば様にあい、その後またルソンに行く、といいました。
助けてもらった命は大切に使うと。
やっぱりこの子ちゃんとわかってたんだなあ。
いい子ですわ。
さすが秀次様の子。
あとサラマッポとか言ってたけどこの意味は教えないそうです。
真田紐が完成し、ユッキーは佐助に、天井のはりにかけて登らせてみた。
つーか安普請だからはりが折れないかとヒヤヒヤしたわ…。
で、大丈夫だと確信したユッキーだけど、佐助が降りてくるなり「1本おいくらですか」と言った
のは笑った。
確かに忍者にとってはこんなヒモがあれば忍び込みやすくなるね。
ものを運び出すのにも便利だし。
ユッキーはこれを長兵衛のとこに売り込みにいった。
彼らは、武具の飾りにと言われても自分らはそんなん使わんと言うけれどユッキーは、
そうではないという。
人手が足りないから、技術を教えるのでまずみんなに作ってもらい、それを各地で売り歩いて
もらう、手付金5貫と、売上1割をもらえればそれでいいと。
そして必ず名称は「真田紐」というものを使うことと。
売上の1割程度ならすごい交渉ですよ。
ユッキーとしては村も栄えてくれればという気持ちがあったんでしょうね。
そういうわけで久しぶりに豪勢な食事ですよ。
この分だと借金を返すのもそう遠くなさそうですね。
ところが皆で食卓を囲む場に大助がいなかった。
ユッキーが大助を探しに行くと、彼は一人で囲碁をやっていた。
内記に勝てないのが悔しくて仕方ないんだろうな。
ユッキーは大助に、私は囲碁を知らない、教えてくれと言います。
内記の方がいいのではという大助に、お前に教えて欲しいのだと。
こういうところユッキーはうまいですね。
大助は内記に教わったことを説明しはじめます。
まず、碁盤は地面であると。
そしてこの碁石は杭であり、これで囲った領地が広い方が勝ちだという大助。
ユッキーも、お前の説明はわかりやすい、と褒めます。
いいですねえ。
で、自分の石で四方をふさぐと相手の石が取れるそうです。
ほう、なるほど。
こうやって、相手の杭を引き抜きながら領地を広げていくのが囲碁だそうです。
うーん。
将棋は多少はわかりますが囲碁はさっぱりだったからなあ…。
昔ヒカルの碁ってのがはやりましたけどね。
さておき。
皆が宴会をしている様子を庭から見ていたユッキー。
その後ろから、宇喜多の家臣、赤司という人間が現れました。…明石でした。
(素で間違えた)
赤司君だったら「頭が高いぞ」で大抵の武将倒せたな。
ともあれ、その明石という使者が、ユッキーをまた戦の場へ呼び戻すことに…多分なるのです。←
次回第40話。
「目にものを見よ!我ら真田隊の力!」