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真田丸

第41話(16/10/16)

 関ヶ原から14年の月日が経過していました。
 ユッキーは大坂城へ入ることを決めます。
 このみんなに言い聞かせているシーン、なんで春より先にきりが映るんだっていう。
 おかしいだろ。

 ユッキーの、家康に一矢報いるという言葉を聞いて、父が生きていたら泣いて喜ぶ
だろう、という内記。
 で、ユッキーはそのために力添えを内記と佐助に頼みます。
 てか出浦はもうこのまんま出てこないのかな。
 ずっと真田に仕えた記録あるんだけど。
 大坂の陣に参戦したらかっこいいけどね。
 まあともあれ、苦労をかけるなって皆にいったらきりが苦労大好きとか答えてて、だから
お前がいちいち答えることじゃないだろっていう。
 疲れるこいつ…。

 大坂城に続々浪人が入ってきていて、後藤又兵衛もきていた。
 名簿リストがあってそれと照合しているらしい。
 秀頼が手紙出したリストか。
 ルイーダの酒場みたいだな。←
 毛利勝永って人もいました。
 待ってたとか言われてるあたり、名の知れた武将なんだろうなあ。

 一方駿府では家康が、続々と大坂城に人が集まっているという報告を受け、秀頼もただの
大名として暮らせばよかったのに、なんで滅びの道を選ぶんだろうなとか言ってる。
 いやお前が好き勝手してるからだと思うけど…。
 あと、真田は大坂には入ってないな?と確認している。
 父は死んだとはいえ、息子が生きているので気になるらしい。
 見張りを増やせ、と家康は命じます。

 ユッキーの方は村長に、真田紐の売り上げで大変もうかったから宴しようぜ!と、
イソノー野球しようぜ!のノリで誘ってた。
 
 一方江戸の真田屋敷の方。
 稲がいろいろ指示出していました。
 すっかり奥方が板についたなあ。
 ユッキー兄のとこには作兵衛が、すえとともに結婚相手のパタリロ殿下を連れてきていました。
(それ中の人の役!)
 来月祝言するらしいです。
 よかったのう。
 これでユッキーの方も一安心でしょうな。
 すえですら、こんな風に礼儀作法心得ているのに、きりときたら…。
 てかユッキー兄しれっと「作兵衛の乳を吸っていた赤子がのう」とか言ってたけどそーいや
そんなことあったね!

 その兄には家康から出陣の手紙が来ていましたが…。
 ここで、信吉、信政の兄弟が出てきます。
 信吉がおこうの息子、信政が稲の息子です。
 それぞれ、母親の血を強くついだなあ…という部分が。
 信政は武芸に強く、信吉は得意ではないらしい。
 でも稲は、武術の稽古で、信吉が落とした木刀を信政が遠くへ放ったことを強く咎めるんですね。
 勝負はついていたのだからそこまでする必要はないと。
 お前には兄への礼がないと。さすがです。
 信政は三十郎に、兄はいつも木刀取り落すからーと言わせてたけど、だからにしても、兄に恥を
かかせて良いということにはならないもんね。
 稲、いい母親になったと思います。

 一方信吉の方は、自分は稽古嫌いだなーといってるとこへおこうがきて、信政に謝りなさいと
言ってくる。
 ケガをさせた方が心に傷残るのですよって。
 こっちもいい母親ですね。
 お互いにしこりがないようにした方がいいもんなあ。

 三十郎と松の旦那が話をしているとユッキー兄がきて、大坂と一戦交えることになったと言ってくる。
 で、息子らの初陣とすると。
 これから先、いくさはもうないだろうから、戦場を見せておきたいと。
 ちなみに兄はここに残るそうです。
 兄は、今回は小田原のような籠城戦になるだろうと予想する。
 豊臣にはたくさんの兵を率いて戦う人間がいないから、と。
 兄貴昔から状況読み間違えてるなあ…。

 そのあと稲がユッキー兄に、お願いがあるとやってきました。
 信吉を嫡男にして欲しいと。
 信政を嫡男にと言うと思ってた兄びっくりですよ。
 まあ確かにこれからの世を考えたら、信吉の方があってるだろうねえ。
 戦はないわけだから。
 話をきいたおこうもビックリして、たいそう喜びます。
 良かったですねえ。
 今回兄貴がいろいろでっかいフラグ立てまくってましたけど。

 1614年10月7日のことでした。
 九度山村に竹本という徳川の使いがやってきて、ユッキーに「見張りを増やす」旨伝えてきました。
 ユッキーは、元よりここに定住するつもりだからと答える。
 そして、今は村人とどんちゃん騒ぎしてるから良かったら一緒にどうですかと誘うんですね。
 ここで九兵衛という人間がユッキーに「大坂にはいかないのか」と声をかけてきた。
 てめえ声でけーよ!
 ユッキーは、そんなつもりはないと答える。
 ユッキー気をつけろ!
 こいつは少女に声をかけて「ボクと契約して魔法少女になってよ!」と悪質な契約を結ばせる
やつだ!(それはキュウベヱ)

 さて宴のさなか。
 舞をみせつつ佐助から順番に消えていきますよ。
 てか春の踊りがかわいかった。
 んでもって抜けてたたたーと走っていく春かわいいです。
 竹本もご機嫌で、自分も舞うとか迷惑なこと言い出して(おいやめろ)、その前に酒を飲もうとしたら、
村長からつがれた酒が米のとぎ汁であることに気付く。
 はい、罰ゲームでしたー!
 …あっ違うのか。
 竹本、騙されたー!と言いながら村人とともにユッキーを探します。
 てかここ疑問だったのは、下女があれだけいるのになんで春も、一緒に酒をついでまわって
いるのかってことなんだけど。
 普通はしませんよ。
 まあいいけどね。

 さてユッキーが隠れていた皆と合流していると、九兵衛がやってきた。
 自分もいくと。
 山から降りる近道を知ってるというんですね。
 私ここの会話シーンでかっこいいと思ったのは、大助がずーっと九兵衛を警戒していること。
 ひっそりと構えてるんですよ。
 かっこいい。
 で、ユッキーは九兵衛と契約して魔法少女…いや男子…?になる…わけはなく、山を抜け出した
のでありました。

 村長の方は竹本らと「落ち合うならここじゃないかな」みたいな寺にきたけどもぬけのから。
 怒る竹本。
 んんー間違ったかな?とか言ってるアミバ…いや村長。
 寺は沢山ありますからなあとすっとぼけてるあたり、最初からユッキーとグルだったんですな。
 でも、グルだとわかると村も咎を受けるから、ユッキーにまんまと騙された、というていにしてるん
だろうと思う。
 竹本らが別の場所を探しにいった時に、影にいた佐助が頭を下げて村長も応じるのだけど、
この後村長、無言でまた頭をさげていて、この演技がすごいなと思いました。

 ユッキーが山を抜けていく際、こちらも頭を下げていて、まあ世話になったいろいろな思いが
あったんだろうなと。
 さてさて。
 家康。
 ユッキーが山を抜け出したという報告を聞いて、息子でも侮るなと言っています。
 でも正純に「あれ名前なんだっけ」と聞いてたから、ボケは進行してるんだな…。
 家康としては、息子自体はどうでもいい、真田昌幸の子であるということが問題だという。
 今の世だったら二代目なんてろくでもないって評価なのにな。←

 でも正純が、二度にわたり上田城で徳川の軍を破ったものを知らぬものはおりませんからな!と
ドヤァ…みたいに言ってて、家康に睨まれていたのは笑いました。
 大坂城にはなんとしても入れたくない、ということで服部半蔵を動かすことになるのですが…。

 ある場所にてユッキーらは一休みしていました。
 大坂城には夜入るのではなく、日中堂々と入る、というユッキー。
 その方が集まってる人らのテンションもあがるからだろうね。
 でも、自分も戦うという春に対してすごい剣幕で、ダメだと言ってました。
 梅のことがあるからだろうな。
 
 佐助の方は変装してもぐりこんでいた服部半蔵と対決。
 その後駆けつけたユッキー、内記を相手に半蔵、力づくで押し通る!と言ったんだけど。
 やってることがまんま、伊賀越えなんですけど。
 コントすぎてユッキーもぽかーんだよ。
 なんでこんな展開にしたんだ。

 ユッキーはじいさんに変装していました。
 白髪となり、歯も抜け、腰も曲がってよぼよぼしてるじいさんにです。
 油断させるというユッキー。
 九度山の過酷な暮らしがこんな風にしてしまったという風にしたいらしいです。
 きりにもついてきてと言っててこれはエッと思った。
 大坂城だからきりのこと知ってるやつもいるだろ。
 細川の屋敷に仕えてたわけだから、スパイがやってきたとしか思われないじゃん。
 バカなの。
 と思ったら、次のシーンではいなかった。
 カットされたんですかね。

 ともあれ。
 よぼよぼユッキーが入っていくと、後藤又兵衛や毛利さんとかが「アレが真田?」と
驚く。
 実際史実でも、ユッキーはヨボヨボで歯の抜けた、腰の曲がったジジイだったと描写されて
います。
 そんなジジイが家康をああまで追いつめるほどの活躍は出来ないだろうから、おそらく
史実のユッキーも変装して入ったんじゃないかなと思いますね。
 敵を欺くにはまず味方から、と申します。
 徳川の見張りが外にいるとか思ってただろうし。

 ユッキーは、トイレいきたいんだけど、といって杖を案内役の人に預けていきます。
 案内しようとすると、「勝手知ったる城だ」と。
 そらそうですね。
 戻ってきた時には精悍なおっさん…いや、武将姿になっていた。
 案内役の人もびっくりしただろうな。
 名前チェックするルイーダの酒場の人もびっくりです。(酒場チガウ)
 信繁の名をサッと消して、幸村です、と訂正するユッキー。
 てか、後藤らの前にも姿見せてビックリしてるけど、話題になるだろうし、まず秀頼の
前でだけ変装解くようにした方が良かったのでは…。
 家康にしばらく、「なんだ真田の息子大したことなかった。良かった」と思わせておく方がさ。
 いずれはバレるけど。

 ともあれ。
 秀頼を待つ間ユッキー、あの秀吉のベルとか思い出していました。
 懐かしいですね。
 
 大野がきて、ユッキー来てくれて助かったわ―という話をしています。
 ユッキーが兵の数を訪ねると10万と。
 うーん微妙な数字だなあ。
 有象無象含めて10万なのと、そこそこ使えるのが10万とではかなり違うしね。
 と、そこに秀頼がやってきて、お互いに昔のことを懐かしんだ後。
 秀頼、二度にわたって徳川の軍を退けたというのは真か、と言い出した。
 大野が、それは父ですと言ったのをさえぎるようにユッキー、あれは自分の策だという。
 世間では父の業績だと言われてますが自分がやったことです、と。
 このあたりはハッタリだろうなあ。
 頼もしい味方がきた、と内外に示すための。

 そんでユッキーはさっそく聞きたいことがあるという。
 大野が後にしろというのを押さえて秀頼が聞くと、兵糧はどうなっているかと。
 大野は、市内の米を買い集めてるというが、ユッキーはそれでは足りない、堺を押さえて
くださいと指示。
 さらに、徳川の屋敷の兵糧も取り上げましょう、と。
 そうしたら10万石は越えますよと。
 秀頼は大いに喜ぶわけですが…。
 大野が微妙な顔してたのが気になるんだよなあ。
 役に立つ武将がきたのはいいけどちょっと、みたいな。

 そのあとユッキー、あの局さんと歩いていたら、茶々が出てきた。
 この、大物っぽい表情をしていたのが、ユッキーを見た途端昔のような笑顔になるのがいいですなあ。
 ユッキーも見てゆっくりとひざを折るしぐさがかっこいい。
 来週もまたモメるみたいだから、大坂の陣はまだ先みたいですね。


 次回第42話。
 「近からん者は目にものを見よ!」



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