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真田丸 |
第42話(16/10/23)
大坂の陣が始まらない…。
まあいろいろ書きたいのはわかるんだけどさ。
茶々とユッキー、懐かしげに話をしております。
でも、茶々が「秀頼様」と呼んでることからしても、月日の経過は感じますねえ。
些細なことではあるんだけど。
ユッキーは、戦は出来ればさけたほうがいいけど、やるとなったらとことん戦う、家康の首を
とる、と茶々に言います。
そこに入ってきたのが有楽斎。有楽町の語源になった人であり、信長・信忠が明智光秀の
軍に襲撃された時、信忠の方の二条御所から逃げて助かってます。
まあ信忠の方は包囲網あまくて、逃げようと思えば逃げられた説が今出てきてんだけど。
あと、有楽斎は最初無楽斎と名乗ってたけど、秀吉に有楽斎の方がいいのでは、と言われて
改名した。彼が改名しなかったら有楽町は無楽町になっていた可能性が…。(そんな地名嫌だ)
脱線が長くなったけど、その有楽斎が入ってきて、ユッキーがいれば安心じゃーんとすごい
ほめあげるわけですよ。ホメ殺しか。
宴に誘う有楽斎に茶々は、ユッキー休ませてあげてといい、ユッキーは退出していくのですが。
彼がいなくなると有楽斎の態度がコロッと変わった。
これだけおだてておけばまあ戦ってくれるだろう、的な。
局さんの方も、ユッキーなんか大したことないし、と思ってるしなあ。
なんだかねえ。
茶々は一人、信じているように見えましたね。
あと有楽斎役の井上さんの声がおかしいように聞こえたけど、普通の声も出していたから、
演技のためにわざとやってたのかな。
大野はユッキーに、言われた通り兵糧の手配しましたよーとか言ってて。
部屋に案内していくのですが途中、大野の弟の主馬に会うんですね。
この人が、ハイキュー伊達工の青根のようにいかつい顔で無口な人で。
ユッキーがふと振り返ると、相手もジーッと見てたのがよかった。
多分性格的には悪くない人のような気がする。
ユッキーは途中、がらんとした書庫によって、大谷、三成に「帰ってきました」と報告して
いました。
ここで大谷と三成が笑顔で後ろに立つくらいのシーンを入れてもいいのになあ。
ギャラの問題かねえ。←
春の方はどっかの屋敷で荷物整理をしてるんだけど、きりが、木曽義仲の時よりは
マシとか言ってて、オメーはあの時もわがままばっかりで、本当に大変だったのは
おばば様だろうがよと思ったわ。
なんでこいつ、いつも嘘ばっかり言って相手の優位に立とうとすんの。
春が何も知らないからって嘘吹き込んでマジで腹立つわ。
内記は長旅で疲れが出たらしく横になってて、大助がそれをユッキーヘ報告にきた。
偉いな。
褒めてあげるユッキーもえらい。(こういうのは当たり前と思わずきちんと褒めるべし)
ユッキー、手伝いしてくれる人がもう一人欲しいなあ、とか言ってます。
三十郎は兄のとこにいるしねー。
ユッキーは大坂城を見て大助に、秀吉はあの天守閣よりもっと大きな人だった、と
言います。
…進撃の巨人?(器量の方が大きな人!)
と、後藤又兵衛がきたんだけど。
ユッキー、前に会ったようなとか言ってる。
将棋の時のアレはもう二人の間にはなかったことになってんのか?
ともあれ、又兵衛と毛利勝永は、ユッキーだけ部屋広いのはおかしいじゃん!という
文句を言いにきたのでした。
でも、毛利も一人部屋ということが発覚して、又兵衛と毛利がケンカはじめて、ユッキーが
仲裁に入って、3人でぐるぐる回っててバターになるかと思った。
お前ら何してんだよ。
いい年だろうが。
そういうわけでユッキー、部屋を引っ越ししました。
大野は正直助かったと。
あの部屋(ユッキーがいたところ)があれば、牢人を10人は入れられると。
どうでもいいけど無制限に入れすぎなんじゃないか。
もっと周辺の施設ないんかねぇ。
相部屋になったのは長宗我部元親の息子、盛親でした。
ああ、あなたんとこの親父さん、ゲームで活躍しておられますよー。
駿府では家康が真田が大坂城に入ったと聞いて動揺してた。
父か息子かって聞いて、おじいちゃんお昼ご飯は食べたでしょ状態になってる。
家康は出陣を早めると言います。
阿茶局がうろたえるなと家康をたしなめてるのかっこよかった。
こちらの人はな、昔はスケバン刑事で活躍した人なんだぞ!(おいやめろ)
秀頼のところには千姫がいるんだけど、それをこっちへ戻したら秀頼の命は助けてやると
言っておいて、姫を確保したら後はどうとでもすれば良いとか言ってる。
怖いとかいう家康に阿茶は、信長、秀吉はもっとひどいことをしていたと。
まあ確かにそうですが。
あと、薬を無理に飲ませていたのは笑った。
めっちゃ急き込んでますやん。
そういうわけで家康軍は出たわけですが、江戸の秀忠は、俺行くまで待つつったじゃんよクソ親父が
って感じで。
そばでは正信が居眠りしてて、この人も年を取ったなーって感じでしたね。
で、総大将は自分なんだからと怒る秀忠。
そこに江が入ってきたんだけど、今は正信と話してるから出て行けと追いやる秀忠。
まあ確かにこのドラマでの江はそれなりに頭よさそうなのに、こうやっていきなり入ってくると
いうのがちょっと唐突ですわな。
正信、話が終わって外にいた江にバトンタッチ。
彼女は、大坂城には姉(茶々)やら千姫がいる、被害が及ばないようにしてくれ、と
秀忠に念押しにきたのでした。
あとは気兼ねなくやれと。
豊臣はわかってない、世はもう徳川のものなのにって言ってたから、江もやはり気の強い
女性なんですねえ。
そこにユッキーの兄がやってきたという報告が。
兄は秀忠に二人の息子を紹介し、自分は病なんで出陣しないけどこの二人がでます、と
報告にきたのでした。
直接秀忠に会えるんですからかなり出世してますな。
家に戻って兄は息子らにしっかりなと言ってるんだけどここで松が、もし危なくなったら
後ろにいて、声だけ出しなさいよと言ってた。
兄たしなめてたけど、松の言うことももっともなんですよね。
戦で武功上げるのも大事だけど、うまくやって生き残るのも大事だし。
秀吉の朝鮮出兵では伊達政宗がうまいことやって、自分の軍の被害を少なくしてましたしね。
そうして秀忠の軍も江戸を出立致しました。
ところが。
ユッキー兄のところに佐助が手紙を持ってきました。
あ、交流は一応してたのか。
まあ情報のやり取りしてないと困るもんね。
その手紙を見て兄は仰天する。
ユッキーが大坂城に入ったというのを今初めて知ったのでした。
…あれ、九度山脱出した時点で知らせてなかったのか。
まあ大坂城入りを阻止される可能性あるもんなあ。
兄は佐助にもっと早く届けろと怒る。
佐助も年取ったからなあ。
兄は、ユッキーが豊臣につくと知っていたら病を押してでも参戦したのに、と悔しがる。
まあユッキーの顔知ってるのは兄だけだから、そうなったら息子らとうまくやって犠牲が
出ないようにしたかったんだろうなあ。
佐助は「前のように早く駆けることは出来なくなったということか」って言われて足を叩いて
いたけど、九度山ではあんなに饒舌に、きりに向かって兄とユッキーの文句ぶちまけてた
人が、なんでまたいきなりしゃべらないキャラになったんですかねえ。
あと兄が、自分が捨てた幸の名を拾った、やつは本気だ、この戦長引くぞって言ってたの
ちょっとかっこよかったです。
佐助はそのあと、作兵衛のところにいった。
ユッキーが、役に立ってくれる人間として彼を選んだらしい。
三十郎らは兄の息子についていくだろう、と読んでいたんだろうな。
作兵衛はたいそう喜びます。
ただ、その前にどうしてもかなえたいことがあり。
それは、すえの祝言でした。
気持ちわかるわー。
それさえ見たらもう思い残すことはないって感じなんだろうね。
と、これを見ていたユッキー兄の部下がどうやら知らせたようで。
出ようとしていたら兄がやってきた。
部下を連れずにやってきたってことは、秘密裏にかたをつけたいってことだったんだろうなあ。
見逃せないという兄、作兵衛と切り結んでいます。
私はてっきり、適当なところでわざとやられたフリでもするのかと思ったらマジだった。
生真面目な兄貴らしいなあ。
作兵衛がいよいよ切られそうになった時、兄が刀を取り落す。
どうやら持病が再発して、刀が持てなくなったらしいんだけど、作兵衛らは、わざと自分らを
逃してくれるのだと勘違いして「ありがとうございます!」と出ていき。
兄が「待て、違う!」って言ってるんだけど、信じてもらえてなかったのが笑えた。
兄貴の人望!
ただそんな兄も最後は笑ってましたから、「まあしょうがないか」という気持ちはあったんだと
思います。
ユッキー、秀頼、千姫の前にいるんだけど。
秀頼が、「千姫も親子で敵味方になってしまったが、こちらの味方になってくれると言うておる」と
言った時に、千姫の顔が「聞いてねえよ」的な表情になったのをユッキーは見ていた。
茶々や江と違ってそこまでの決意は出来てなさそうでしたねえ。
ま、それは経験値の差か。
秀頼はユッキーに、総大将になって欲しいという。
一度は辞退したけど大野の口添えもあり、引き受けることになったんですが…。
話を聞いた内記はたいそう喜んでいます。
二人が話している後ろで盛親何してるのかと思ったら、植木に水をあげてた。
優しい!
盛親も、ユッキーが総大将を引き受けてくれればこれほど頼もしいことはない、と
言う。
自分はこういう顔の割に戦嫌いで肝が小さいから、相部屋になってほっとしているとも。
ユッキーが「そうは見えませんが」って言ってて、お前割合失礼だなと思った。
そういうわけで軍議が始まるんだけど、なんか加藤のもとで鉄砲の取り仕切りをしていた
という人がユッキーに声かけてきて、名刺(木札)渡してた。
名刺をどうしたらいいかわからなくて困るユッキーが笑える。しまってましたが。
なるほど、この名刺が実は矢を胸にうけた時にユッキーを守り、命拾いするという
展開に…!(竹中半兵衛じゃないんだから…。←胸に入れていた餅に矢が刺さり命拾い)
皆が集まった時に又兵衛がいきなり立ち上がるからどうしたのかと思ったら、身分の差なく
皆で力あわせていこうぜ、と言いたかったっぽい。
あんたそれを言っておいてこの後の展開かよ、って思ったんだけど。
大野が、その件は一旦預かって吟味すると言ってたけど、わかった、じゃダメなんかね。
その後、総大将を決めるということで、秀頼はユッキーを望んでいる、というのですが、又兵衛が
また立ち上がって承知しないと言う。
つかお前は立たないと発言できないのか。
真田に使われるためにきたんじゃないとか言うけど、結局自分をもっと上に扱え的なことを
言ってるあたり、身分の差を忘れてというのはどこにいったよ、って思いましたね。
で、長宗我部盛親なんか大大名だからふさわしいじゃんとか言い出したけど、そういう
身分の差を嫌ったのは誰だとか言われる又兵衛。
ブーメランじゃねーか。
というわけで、大野があずかろうとしたら今決めろと毛利に言われた。
ユッキー、自分は総大将を辞退すると言ったけど、盛親も、ユッキーがダメなら自分も嫌だと
言った。
まあそうだろうねえ。
で、ユッキーが策があると。
誰か一人がトップに立つと角が立つから(立つだけにね!←黙れ)、軍を5つにわけてそれぞれ
大将を置き、その上に総大将として秀頼が立つのはどうか、という話になった。
又兵衛がその中(大将)に我々は入っているんだろうな、とか言っててこれまたうざい。
お前より身分が上のやつはなんぼでもおるわ。
てか又兵衛がこんな性格悪い書かれ方してるのもなあ。
黒田の忠臣だったのに。
また大野があずかろうとして、あずからんと決められんのかと怒られた。
そりゃそうだ。
というわけで、ユッキー、毛利、盛親、明石、又兵衛を大将とすることに決まりました。
あー面倒くさい。
内記も呆れて先が思いやられると言ってましたが、ユッキーは笑っていた。
無理やり戦に駆り出される徳川の兵よりは、皆やる気があって集まった人間たちだから、望みを
持っていると。
…中には金目当て食い扶持目当てだったのもいると思いますけどね、豊臣側にも…。
ともあれそういうわけでユッキー、この戦勝てる、と確信するのでした。
今年は豊臣が勝つかも知れませんね!←
次回第43話。
「ゴロツキに負けたとあってはこの上ない不名誉」