多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→真田丸


真田丸

第47話(16/11/27)

 砲弾で多くの女が命を落としたらしいです。
 画面2人しか映ってませんでしたけど…。

 片桐は様子を見て、話が違うと言っていたけど、家康は無言でした。
 そらそうだ。
 騙される方が悪い。
 このあとナレで、片桐は豊臣を裏切ったことを悔いて半年後亡くなったと言っていましたが、
悔やむくらいならまず裏切るな。
 忠義を通せよ。

 さてユッキー、和睦と聞いてびっくりしています。
 砲弾で気が変わったらしいと。
 まあどうしようもないですね。

 このあとユッキーは茶々に会いに行くけど、茶々は誰にも会いたくないと言ってる、と
断られてしまった。
 しかも納得いかんのが、きりが茶々を助けたとドヤ顔してたんですよ。
 どう見てもなんもしてないどころかお前勝手に転んでたけど。
 ガレキに近寄ろうとしたのを引きとめたのだって、終わった後でしょ。
 何が守ったの。
 嘘ばっかり言うのやめてもらえませんかね…。

 秀頼は大野に、和睦するとしたらどういう流れになるのか、と聞く。
 双方が案を出し合って妥協点を見つけていくことになるそうです。

 和睦だと聞いた牢人らは当然不満を持つ。
 で、毛利が「うるさーい!」とか言い出して何かと思ったら、この後の牢人のことは面倒見る!
…又兵衛が、と言ってて、お前じゃねーのかよ!とめっちゃ突っ込んだわ。
 まあ又兵衛も兄貴肌だから、面倒見ることはやぶさかではないようですが。
 ユッキーは木村に、今後徳川はおそらく、牢人を大坂城から出すように言ってくるだろう、
そうなったところを総攻めする気だと話す。
 だから和睦はダメだと。
 大野弟もそう言ってます。
 まあなあ。
 戦を知ってる人間からしたらそうなりますよね。
 政治家の公約なんて選挙前どんだけ言ってても受かったらポイされるだけだしね。

 表情が始まり、ユッキーは、できるだけこちらが有利になるようにしましょう、と話します。
 牢人をまず豊臣の家臣にしましょうと提案。
 局は当然無理と突っぱねる。
 ユッキーは、牢人がいなくなれば徳川の思うつぼと言ってるけど、徳川のスパイである
有楽斎はともかくとして、この局が頭悪すぎてダメだ。
 無能が権力持つと本当どうにもならん。
 秀頼も、牢人には報いたいと言います。
 有楽斎がここで、和睦となると人質を出せと言ってくるでしょうな、と言い出した。
 茶々になるだろうと。
 で、秀頼もここを出て、西国の大名になるかも知れませんねーとか言うんですね。
 秀頼は、まあそれくらいは別にいいわ、こだわりねーしと言ってます。
 それなら話は早いんだけどねえ…徳川が飲めばだけど。

 で、ユッキー茶々に呼ばれて会いに行くと、茶々は怖くなって和睦をしてしまった、と伝える。
 この城にはつらい思い出しかないと。
 そういうわけでユッキー、茶々がこの城を離れるのも悪くないかも知れませんねーという感じです。
 あと、牢人らの方は、ユッキーがあまりにも茶々のところに出入りしてるので、彼が茶々に取り入って
自分だけいい思いをしようとしているのでは、と考えていました。
 まあそうなるわな。

 さてさて。
 ユッキー兄です。
 お通ちゃんのとこに出入りしていると、スパーンとふすまあけて、稲とおこうがやってきた。
 おこうが、「兄癒すのは私の役目だったのにー」とお通にくってかかって、サッと手刀で
かわされていて笑いました。
 ギャグか!
 稲は、浮気を疑ってやってきたらしいんですが、そもそもこの時代こういうことは普通に
あるから、この展開自体がおかしいんだけど、まあこれは息抜きと思っておいた方が
いいのかな。
 で、お通は、ユッキー兄とはあくまでも客としてのやりとりをしていただけで、別に特別な
間柄ではない、ちゃんと料金も家臣からもらっていた、と言うのですね。
 次の客も控えているし、と。(ふすまあけると実際人がいた)
 そんで「今月の代金もらってませんでしたー」とわざとらしく証文を出してくるんだけど、
兄が「ひざまくら200文は高くねーか!」って違うとこに怒ってて笑った。
 いやお前、ひと月分だろ。安いもんじゃないか。
 現代だと一回数万というサービスが(以下自粛)。

 ともあれ稲は、今後癒すのはおこうの仕事、と言って引き揚げていきました。
 おこうさんの顔が複雑な表情だったのはなかなか面白かったなあ。
 三人が帰って行ったあと、お通が次の方ーと呼んでいました。
 
 これは多分どっちにでも取れる書き方してるんだろうと思いますが、私はあえて、お通有能説を
推したいですね。
 もちろんユッキー兄の他にも客がいたのは本当だろうけど、普通こういうのはかちあわない
ようにするもんなので、あの待機していたのは、万が一妻が乗り込んできた時のための、
下男(サクラ)じゃないかなあと。
 それでうまいこと、兄も客の1人ですよーといっておっぱらったんじゃないかなあ。
 そうしとけばまたユッキー兄、通いやすいですしね。
 奥さんとの修羅場にもならず、客も失わない、いい方法ではないかと。

 さてさて。
 作兵衛が畑を耕していると、塙と毛利がやってきた。
 ユッキーのことについて聞きたいというんですね。
 命を預けるに足る男かと。
 この作兵衛が囲まれてる状況、踊る大捜査線のスピンオフ映画「容疑者 室井慎次」で
室井さんが狭い部屋の中、刑事に囲まれていたの思い出すなあ。
 そういやあの時、室井さんと話をしていたのも又兵衛役の哀川さんでしたっけ。

 話がそれたけど、ユッキーのことを聞かれて作兵衛はしらんという。
 彼が大坂に行った時自分は上田を守っていたし、九度山にもついていってないと。
 こういう、知ってる情報をつらつら話すんじゃなくて、知らんって言っちゃう展開面白くて
いいなあ。
 ただ作兵衛は、父昌幸のこと、そして真田の家風ならよく知っていると話す。
 よく裏切ると言われているのは誤解であり、昌幸は武田の領地を取り戻そうとしていた、
生涯武田信玄への忠義を忘れなかった人だと。
 そしてそのためには、すぐ裏切るという卑怯者の汚名も着た。
 ユッキーも、秀吉の恩に報いるためには何でもする人だ、父の思いをちゃんと受け継いで
いると説明するんですね。
 又兵衛とかが、合点がいったような顔になってたのが良かったなあ。
 作兵衛かっこいいと思ったのは、真田のことを語る時はとても力強く、この後「じゃ畑戻って
いいな」と言った時はいつもの優しいおっさんみたいな感じになってたのが良かった。
 うまい人だなあ。
 
 さて徳川の陣では、秀忠が、早く総攻めしようぜ!って言ってて、相変わらずこいつは
何も考えないなと思った。
 正信が、和睦するとは言ったけど、戦辞めるとは言ってないと説明。
 敵をまず丸裸にしてからの総攻めだと。
 ここまで説明されんとわからんとは…。
 まあ確かに秀忠の世になったら戦とは無縁なわけですから仕方ないんだけども。
 政治でももっと深読みせんといけんとこあるのに大丈夫か秀忠。
 
 そんで家康は、秀頼は四国がいいとか言ってるけど、そんなもんダメだし、江戸の近くに
するとか言ってます。
 もし秀頼が江戸の近くに住むことになってたら、この先江戸は大いに発展したから
「イエヤスゥ、ありがとう!」みたいな感じになってたかも知れん…。
 首都圏に通いやすいベッドタウン!(何のはなしだ)
 ともあれ、その徳川の和睦案が豊臣の方に届きまして。
 秀頼もさすがに関東はいやと突っぱねた。
 おっとー、軽い関東disきましたよー!
 とはいえこの時代、江戸というのはクソ田舎の代名詞だったので、嫌がられても仕方なかったんです。
 現在で言ったら、東京から山陰に転勤命じられて「えー山陰?嫌だ」って言われるのと同じ
ことですよ…。(自虐)

 ユッキーは、これは徳川が無理難題押しつけてこちらの出方を見ようとしているのでしょう、と説明。
 一度徳川と直接話し合った方がいいということで、代表を立てようという話になる。
 有楽斎が、「んじゃま、俺いくわ」みたいな感じだけど、彼がスパイだと知っているユッキーは
向こうは正信がいる、まずいから、女の使者にしようと言い出した。
 そうしたら向こうも女を出してこざるをえなくなると。
 向こうにも女性でしたたかなんがいるんですけどね…。
 で、ユッキーは初がいいと提案した。
 彼の旦那である京極高次は徳川の過信だからちょうどいいでしょうと。
 この高次の嫡男、忠高は松江藩、松江城の城主でございます。よろしくお願いいたします!

 えーとなんだっけ。
 あ、そういうわけで初がいいという話を秀頼にしてるユッキーですが、「私がまいりましょう」と
言ってる局が2回無視されているのが笑えました。
 コ川の陣ではその手紙を受け取って、正信が「出番なくなっちゃったー」と。
 やはりこちらは正信を出すつもりだったんだろうな。
 でもそれも警戒されてるからやりにくいといえばやりにくいかも知れん。
 そういうわけで白羽の矢が立ったのは…。
 阿茶でした。
 アチャー!(伊月、黙れ)

 さて、初は不安と言ってます。
 茶々は、ユッキーが選んだんだから間違いなしだなと言ってるけど横から局が、自分も
いきますから大丈夫でーすとか言っててうぜえ。
 ユッキーはきりに、阿茶がどんな人間かと聞きます。
 したら、女狸だと。
 いやお前ただ控えてただけだよね。しかも菓子持って来てって言われて思い切り「はぁ?」と
口ごたえしてただけじゃん。あれで何がわかるんだよ。オメーの、目上の人に対する態度がなって
ないことしかわからんわ。
(秀吉が生きていた時に、大名の奥さんを人質に出してもらうという感じで、阿茶がきていて、
寧、妊娠中の茶々と3人でお茶会するシーンにいた)

 ユッキーここで、きりを行かせることにして、なんかあったら場を引っ掻き回せとか言ってたけど、
どう見てもなんの役にも立ってない、ただ空気読めない無能になっただけなんだけど…。
 まあただ、局のマネをしてヤケで「お任せあれ!」って言ったのだけは面白かった。

 秀頼がユッキーのことを苦難な状況になっても常に道を開くことを考えていてすごいな、と
声掛けしていました。
 お前が先のこと考えなさすぎなんだよ!
 ユッキーは秀頼に、望みを捨てぬ者に道は開かれると伝えます。

 さてさて。
 話し合いですが…。
 始終阿茶のペースになってるのを気付かない局がひどすぎ。というかバカすぎ。
 茶々も秀頼も人質にしないし、どっかの国いきたいと思ったらいつでもいってくれ、大坂城も
別に明け渡さなくてもいいよと。
 牢人も処罰しないし、好きに召し抱えて下さい、みたいな。
 「貴方がたは戦に勝ったのですから」という阿茶の策にもうはまってることに気付いて
ないなあ。
 局としては自分らが安泰なら牢人はどうでもいい、という考えしかないからあれだけど、
コ川にしてみたらそれに漬け込んで、牢人いなくなったら後は何とでもできる、という考え方
だもんね。
 局は自分が斬首される時にでもならないと、事の重大さを理解できないと思う。
(されることはないだろうけど)
 んで阿茶は、後なんかあったっけ…まあおいおいやりますか、とごまかしておいて。
 ここできりがいきなり転がりだすから、何だよお前目立とうとしすぎだろうと思ったら、これで
初にサイン送ったつもりらしい。
 バカなの?
 これで邪魔って追い出されたらどうするつもりなんだか。
 初は、牢人を養いたいので領地を増やしたいのですがというけど、ここに割って入ったのが局。
 牢人らが邪魔で邪魔でしょうがないということを伝える。
 阿茶、それが思うつぼだったんでしょうねえ。
 真田丸壊して領地広げればいいじゃん、ついでに堀も埋めたら、ここを守る価値がなくなった
といって城から牢人出ていきますよと持ちかけた。
 局、めっちゃ喜んでいます。
 バカすぎて話にならんわ。
 牢人が出ていくということは戦う手段がなくなるということなのに、気付いてない局が。
 んでまたきりが転がって、初に目くばせして、それは相談するということになるのですが…。
 阿茶、男らに任せるとまた戦になって血が流れる、私らで決めましょうと言って、結局
きりはうざかっただけで何の役にも立たず。

 家康はこの結果に大満足でした。
 豊臣から、なーんもわからん女が来たのも幸いって感じだったでしょうね。
 豊臣の方は局がドヤって顔してたけど、おそらくユッキー、大野あたりはまずいことになってる
はずだ、と気付いてたんだろうなあ。
 初に聞こうとしたら疲れて寝込んでいるというので、仕方なくきりに聞きにいったら、真田丸と
堀を壊す約束があると言われた。
 局はわざと言わなかったんだろうね。
 さっそく破壊が始まっておりました。
 この後、ユッキーは秀頼のところにやってくる。
 局、真田丸を壊すことは自分が許したとしれっと言ってるのですが、さしものユッキーも
「それがコ川の狙いだとなぜわからん」と激怒。
 局の息子の大野も、豊臣をつぶす気か、と叱る。
 局、豊臣のためにやったとか言ってるけど、自分のミスを絶対認めない人なんだろうなあ。
 あんたのせいで豊臣は滅びるんだよ。
 もうすでにカウントダウンに入ったがな。
 あと有楽斎がこれでよかったとか言ってて、こいつにはマジで殺意湧いたわ。

 こうして大坂城は完全に無力化されてしまいました。
 秀頼、ユッキーに謝ってるけどもうどうにもなりませんよ。
 家康、「あとは向こうが和睦を破るように仕向けるだけだ」と言ってます。
 そうしたら総攻めの理由ができるからと。
 これぞ城攻めよと言う家康。
 鷹の爪の宣伝ありがとうございます!←違う。

 もはや万策尽きたというユッキー。
 牢人らにすぐここを立ち去るように伝えます。
 討ち死にするなどと考えるなと。
 まあそうなるわなあ。
 結末はわかってるけど、あの局が最後にくらい、自分のしたことを悔いてくれればいいんですがね。

 ユッキーは春たちに、兄を頼るように言います。
 そうしていたら又兵衛らがやってきた。
 どうすればいいか考えろと。
 しかも秀頼もやってきて、望みを捨てぬ者に道は開かれるのだろう、と言ってくる。
 わーすごいな、なんか勝つフラグが立ったような気がするよ!←
 いよいよ最後の戦いが始まります。


 次回第48話。
 「真水のようには悟れずとも、ただひたすらに歩むのみ!」



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