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真田丸 |
第7話(16/02/21)
きりが性格最悪すぎて、今後側室になるかと思うとうんざりなんですが、何とかならんので
しょうか…。
でもぐぐってみたら、「あなたが望んだキャストです」と言うのがあって笑いました。
(リーガルハイ・古美門「あーあ!長澤まさみだったらなぁ!」)
北条と滝川が戦いとなり、滝川は総崩れ。
撤退を余儀なくされました。
小田原城では北条氏政へ、味方が勝ったという報告が。
氏政は明日にしろと言ってたけど、これは氏政の言い分が正しい。
明日の朝知らせても構わないような良い知らせは朝に回すべきで、逆に悪い知らせはたとえ
何時であってもすぐ知らせるべき。
これが有名な「午前2時の勇気」です。(ナポレオンの言葉)
フン族のアッティラですら、「悪い知らせを持ってきた者をたたえる」と言ってますから。
それだけ悪い知らせというのは早く対処する必要がある。
話がそれました。
滝川はひとまず、箕輪まで退きました。
真田ではユッキー父がその知らせを聞き、今こそ城を取り戻す時、と立ち上がり沼田城を
数秒で奪還。
ナレーションで終わったがな!
まあいいけど。
しかしここには、人質として送られたはずのばば様はいなかった。
滝川これ絶対移動させてるなと思ったら案の定で、背後から討たれることを警戒していた
滝川が連れていった様子。
ユッキー兄には岩櫃を押さえろと命じ、父は箕輪へ行くと言います。
なんとも大胆だなぁ。
周りは止めるけど父は、今は戦に負けてバタバタしてるからそれどころじゃないだろう、と
読んで乗り込んでいったのでした。
なお、ユッキーもつれていきました。
まあ父が相手してる間にユッキーに探らせれば話早いですもんね。
何も知らない滝川は父をよくぞ来てくれた、と歓待します。
真田は応援を出すつもりだったけど間に合わなかった、という言い訳を信じてるらしい。
父もしれっと、改めて北条と戦いましょう、と言うが滝川はもう勝負はついた、伊勢に戻ると
言う。
父はお供しますというけど、それも辞退する滝川。
うーん、この父の白々しいまでの狸芝居が。
滝川は、ばば様をもう少しあずからせて欲しい、無事に伊勢までいったら返すからと約束。
なんか…何もしなかったらうまくいってたような気がしてきた(笑)。
そのばば様ですが。
のどが渇いたときりに言ったら、きり、私が汲んでくるんですかみたいな文句言いながら見張りの
とこにいって見張りに頼んでましたけど。
なんで侍女のくせにこんな偉そうなん、きり。
身分的にも臣下の娘であるわけだし、なんでこんなタメ口きくのかわからんのだけど。
そんな中ユッキーが来て、きり、助けにきてくれたのねとか抱きついてるけど、別にお前を
助けにきたわけじゃないんだけど。
しかも、ばば様は?と聞かれて「知らない」と。
なんなんこの女。
立場的には、ばば様を助けだしてこの女放置していかれてもしょうがないんですが。
何様だと思ってんだよ。
ばば様もユッキーに、この女ちとうるさいって言っててめっちゃ笑った。
やっぱうざいって意識あったんだなー。
ユッキーは、滝川一行はこのまま伊勢に向かうことになった、ばば様もひとまず同行する
ことになった、と伝えます。
そこで必ず助けだす、と。
その横できりが今助けてとかうるさいからこいつ放り出して下さい。
一方滝川とユッキー父は酒を飲みかわしているのですが、滝川が岩櫃と沼田を返すと
言い出した。
あっちゃー…。
父、内心待ってればよかったな…とか思ってそう。
でもしゃーないですね。
どうなるかわからなかったんだから。
滝川は、自分は織田家を建て直すことにしばらく時間を割くから、どの大名についていくかは
好きにしろ、と父にいってくれた。
なんていい人なんだ!
むしろいい人過ぎて、跡目争いに乗り遅れたともいえますな。
そういうわけで酒宴が終わってユッキーのとこに戻ってきた父。
待っておけばよかったー!という感じです。
まあ情報が耳に入るのも時間の問題でしょうな。
とりあえず父は信濃に戻るそうです。
後はユッキーに任せると。
伊勢に戻る滝川は、途中の小諸城で一泊するはず、そこで何とかしろ、ということですね。
まあ確かにこのままにしておいたら、真田の裏切りが耳に入ってばば様の命がやばいからな。
とか思ってたら滝川、裏切りのことを今知った。
やっべぇぇぇぇ!!!
滝川激おこですわ。
その小諸城にて。
ユッキーは大事なのはコソコソしないことだ、と三十郎に伝えていた。
ここは引き上げてきた滝川の兵と、ここを守っていた小諸の兵が入り混じっているから、紛れ込んでも
わからないというわけですね。
この辺の大胆さは素晴らしい。
で、ユッキー廊下を歩いていた小諸の兵を呼び止め、自分は滝川の兵です、人質の確認をするよう
命じられました、と伝える。
なんでわかったかというと、足が泥で汚れていないのはこの城の人間だからということらしい。
すごい!
まるで古畑任三郎のような展開じゃないですか!脚本書いた人、古畑の脚本家みたいですね!
(同じ人)
人質の場所を教えてもらうと、そこにいったら見張りがいたので、今度は小諸側の兵のフリをして
ユッキーは見張りを変わりますよ、ゆっくり休んで下さい、台所に握り飯もあります、と見事さっききいた
情報を活用してました。
さすがです。
ユッキー、サッと中に入り、ばば様をおぶって助けだそうとする。
ここできりがすごい不満そうにしてて、三十郎がおぶってやろうとすると、「歩けます」って。
お前は何がしたいんだ。
自分が先に助けられて当たり前、みたいな意識イラッとするんですが。
少なくともユッキーは、ばば様救出の命できているのだから、きりを先に助け出すなんてありえない。
何を勝手に勘違いしてるのだか。
しかも逃げ出そうとしたら、忘れ物をしたと取りに帰るきり。
普段から準備しとけよ。
ばば様なんかなんも持たずに逃げ出したのに。
そういうわけでやっと外に出ると、なんと見張りの滝川兵が戻ってきてしまった。
きりがトイレに行きたいと言うんでとユッキーごまかすけどそこに、小諸の兵がやってきてしまって、
さっき人質いる言うたけど場所違ったわ、教えたとこは真田の人質いるとこだったメンゴーとか言ってきて
大ピンチなわけですよ。
きりはさっさと逃げようとか言ってるし。
本当に自分のせいだっていう自覚ないんだな…。
滝川と小諸の兵が「何者だ」と口そろえて言ってたのは面白かった。
で、ごまかしくれなくなって困ってたら、なんと滝川本人がきちゃってユッキー、「これまでか…なっ」と
逃げようとするも捕まりました。
滝川、人質をこっそり奪還しにきたってことは、真田は敵に回ると考えていいんだな、大体オメーの父親も
嘘ばっかりだしよーと文句言ってました。
そういうわけできり、人質が二人増えただけとか文句言ってる。
三十郎は、おまえのせいだろうがって言うけど、さらにきり、松もユッキーのせいで死んだとか言ってて、
お前それ言っていい事と悪いことがあるぞって本当に嫌いになったわ。
きり顔も見たくない。
なんでこんな性格悪い女が側室になれるのか不思議でしゃーないんだけど。
こいつ放り出されてもしゃーないでしょ。
真田の里ではユッキー母がご飯たべていたところへ、兄の嫁さんきた。
横になっていなくていいのですか、と母が聞くと「横になっていたら食べ物が口に入りませんから」。
コントか、コントなんだな!?
一緒に食べましょうってきたのに母、さっさと食べ終わって出て行ってしまった。
ひでー奴だなあ。
冷たい。
そこに作兵衛と梅がやってきて、この屋敷の警備を任されたってのと、野菜を皆に配りにきたって
やってたけどここのパートはまあどうでもいいや。
その頃父は、滝川が小諸から出ていないと佐助から聞き驚いていた。
実は、木曽で足止めをくらっていたのです。
この木曽義昌は武田信玄の娘婿でありながら、いざとなったら裏切って信長についた男でした。
ひでーな!
でもその木曽義昌が滝川に対し、自分が今ここにあるのは信玄のおかげだ、その武田を滅ぼした
信長は親の仇も同然、残党を通すわけにいかん、と言ってるらしい。
ずいぶんと虫のいい話だな。
滝川も、あいつ信玄裏切って織田についたじゃん、なんでだよと理解できないと言う。
信玄を裏切ったために、人質として差し出していた家族を勝頼に切られたらしいですよ。
じゃ武田は敵のまんまじゃん。
部下は、何か目的が別にあるのでは、と指摘します。
滝川は、清州会議が目前だから早くここを通りたくて仕方がなかった。
あ、それあなた間に合わないからゆっくりしていただいて大丈夫ですよ。(ネタバレ!)
滝川は木曽義昌のところへ直接出向くことにするけど、なぜかユッキーとかばば様らも同行することにした。
その途中の茶店みたいなとこでユッキーはばば様に、こんなことになってしまって申し訳ないと、謝る。
でもばば様は、大事なのは思うようにいかない時どうふるまうか、望みを捨てなかった者に道は開ける、と
いい話をしてくれるのでした。
で、こんな時にでも逃げようとうるさいきり。
いいからお前一人で逃げろや。
うるさいわマジ。
滝川はここを通してもらえるなら人質を全部渡そう、と木曽義昌に話します。
実は彼の狙いはここにあった。
この人質を各国衆との取引に使うつもりだったんでしょうね。
そうして滝川は木曽を通り抜けられたんだけど、山の中で更科六兵衛に会ったり、あちこちさまよってる
うちに清州会議は終わっていて、間に合わなかったのでした。(映画「清州会議」)
さて人質を集めて木曽義昌、偉そうに挨拶を始めるのですが、ばば様の姿を見た途端威勢はどこへやら、
がたがた震えだしたぞ!
木曽の屋敷に連れてこられたユッキーやばば様らですが、きりがまだ帰りたい帰りたい言ってて、マジで
こいつどっかほうりだした方がいいんじゃないかって思った。
そこに木曽義昌がこそーっとやってくるわけですよ。
ばば様を知っていたのです。
小さいころ信玄のところに同じ人質でいたのかな。
信玄公の前でおしっこもらしたとかばらされてて笑いました。
さらに、なんでこんな大恩ある武田を裏切ったのかと説教タイム!
ばば様つぇぇ…!
で、ばば様は皆に人質を返してやれ、と言うけど、それはさすがに無理っていうから、ユッキーだけ
返してやれ、と言った。
ここには自分が残るからそれでよかろう、と。
確かにここなら、ばば様を悪いようには扱わないし、これで木曽は真田に恩を売れるという強みもありますね。
ばば様、人質を駆け引きの道具としてあちこちに渡すようなことはするなと約束させる。
で、「ということになりました」とユッキーに言うのがおもしろい。
ユッキーは、ばば様を助けにきたのにと言うけど、滝川の時にいたのなら危なかったけど、ここなら自分は
むげに扱われることはない、大丈夫、と言われ、しぶしぶ承知することに。
あと、きりもやかましくてうざいから連れて帰れって言われてた。
途中で捨てとけよこんな奴。
三十郎もきりの自己中心発言聞いてて腹立っただろうなあ…。
しかもこのあときり、解放されるとわかったら、温泉によって帰りましょうとか言い出した。
馬鹿なんマジで。
ユッキーにも余計なこと言いまくって、あっち行けとか言われてるし。
心底邪魔な女ですわ…。
そのころ真田では出浦が父に、室賀や他の国衆が北条についた、と報告にきていた。
出浦も北条に一応ついてくれ、まず内情が知りたいという父。
自分は北条にはつかないと言ってます。
真田の里に戻ってきたユッキーは自分に納得がいってなかった。
確かに、ばば様を救い出してこいと言われたのに、きりのせいで失敗し、ばば様のおかげで
帰れることになったけど、きりもついてきたし…。
兄に自分は足を引っ張るだけだ、と話すユッキー。
兄は、気の利いた事を言ってやりたいが、自分は今岩櫃の城を任されていっぱいいっぱい、と
言っていて。
でもそんな兄の優しさはちゃんと伝わったんじゃないかなーと。
元気になりました、とユッキーが言ってて良かったです。
その頃父は、上杉景勝のところにいました。
真田は北条には寝返りません、上杉にお願いしますわって。
あ、これ絶対嘘だ…。
と、景勝笑いましたよ!
生涯一度しか笑うことのなかった景勝が笑った!これ景勝死ぬんじゃなかろうか!(おい)
戻ってきた父にユッキー、さすがに怒られてましたけど、でもきりのせいだしなぁ。
言い訳しないユッキーはえらい。
父はユッキーに、なぜお前がしくじるかわかるか、カンに頼りすぎるからだと説教する。
ワシもカンで動いてるが、場数を踏んできてのカンだ、それもたまには間違える、と。
いやあなたカンが外れたとこしか見てないんですけど。この第7話まで。
「こいつは一世一代のうっかりだよ」って毎回うっかりし続けた黒田官兵衛か!
で。
兄はカンに頼らない、あいつはきちんと考えて選択するからおのずと間違いは少ない、という父。
どっちが正しいかわかるか、と言われたのでユッキー、兄ですっていったら違うって言われた。
二人で一つだと。
おいまてやお前どっちがって言っただろうが!
このクソ親父が!
つまり、二人ならLに並べる、二人ならLを超えていける、というデスノートのメロとニアみたいな
感じと言うことでよろしいか。
それとも二人はプリキュア!でよろしいか。
そういうわけでまあよくわからん親父の説教は終わったわけですが。
ユッキーに、上杉の春日っていう家臣のとこにいけと言われた。
信尹がいってるらしい。
春日をひそかに北条へ寝返らせろ、というわけです。
で、自分が北条につく時の土産にすると。
つまり、景勝を信濃におびき出して北条と戦わせ、その間に春日が背後から景勝を攻める。
一網打尽にしたところで北条に仕えれば、手柄は真田のものだ、ということで。
うーん。
うまくいきますかねぇ。
次回第8話。
「機が来た! 全力で参る!」