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西郷どん

第13話(18/04/08)

 地震の被害はすさまじいもので、篤姫の嫁入り道具は全部破損してしまいました。
 輿入れは一時延期になったものの、斉彬はこれ以上は延ばせないと判断し、西郷に
一年で嫁入り道具をそろえるよう命令する。
 地震で被災してることと、当時っての考えたら一年くらいかかるんだろうなあ。
 婚礼衣装の図案は問屋の人が持ち出していてくれて無事だったようです。
 これさえあればまたつくれる、と言ってたけど別の模様じゃダメなのかな。
 あと、材木問屋でも西郷は切るのを手伝ってあげる人の好さでした。
 
 そして一年後。
 1856年、11月、西郷は無事すべての準備を整え、篤姫は江戸城へ向かいました。
 篤姫も万感の思いで西郷を見ていました。
 次に2人が会うのは江戸城にとって運命の時ですね。

 大奥。
 輿そのまま運んで来るんかーい!
 びっくりだ。
 しかも、家定との対面を待ってたら、バッと扉があいて覗いてくる。
 これは怖いわ。 お互いに「あっ」「ああっ」「あ…」「ああ…」って会話しててお前らカオナシかよ
って思いました。
 家定は篤姫が健康で丈夫、と聞いて満足したようでした。
 まあそれはそれで良かったんじゃないでしょうか。

 斉彬は西郷を呼んで酒を飲むぞ、と言うんだけども、西郷は「そんな恐れ多い、めっそうもない」と
屋敷にあがらないので、斉彬がじれて軒にやってきた。
 で、焼酎をグラスについでやって飲んでいます。
 この切子すごいなあ。
 斉彬は、これからこの切子や焼酎が薩摩にとっての金になると言う。
 最新の農業用具とかも作ってるんだけど、そういうので農業を楽にして、商人が薩摩のものを
あちこち売り歩けば薩摩は豊かになり、農民の暮らしにも余裕が生まれる、そうしたら国が一つになる、と
斉彬はそこまで見ているんですね。
 そしてそれはそこまでもうきていると。
 西郷はこの日、二人だけの楽しい宴を生涯忘れませんでした。
 西郷生涯忘れない事多いな…こないだもなんかあった気がする。

 さて。
 あの飯宿では、薩摩に帰るとかいう話を西郷の仲間らがしていると、西郷がやってくる。
 が、なんか様子が変なんですね。
 斉彬に感動した西郷は不動明王に、薩摩の繁栄と斉彬に男の子が生まれるように願いをかけ、
その代りとして不犯の誓いを立てたらしい。
 あんた…(西郷は3人の妻をめとっている)。まあ斉彬亡き後のことにしてもさぁ。

 薩摩に帰る道中、斉彬はとある公家の屋敷に立ち寄りました。
 近衛という人のところで、篤姫の輿入れをいろいろと助けてくれた人でした。
 ああ、なるほどなあ。
 こういうとこはいろいろ、優先してくれるツテがあるもんなあ。
 というかやはり、京都人って感じの人だなあ。
 で、話をしていると風が吹いてきて、「きはりましたなぁ」と近衛が言う。
 一瞬私、陰陽師かきたのかと思ったわ(笑)。
 月照という、これまた西郷の運命に大きくかかわる坊さんでした。
 なんかもっとはんなりした人かと思ってたんだけど…まあこれはこれで。

 斉彬は帝に、次の将軍は慶喜であるという詔を出して欲しい、とお願いにきたので
ありました。
 月照はそのを帝にお願いできるくらい気に入られてるのか、それで今回このような
顔合わせになったっぽいです。
 近衛も、月照はん願い聞いたげて、と言ってるし。
 これはすごい力になりそうですね。

 その頃の薩摩では。
 大久保家で大久保が、そろそろ嫁をとってはと言われてました。
 相手は満寿という女性だそうです。
 大久保があっさり受けたので両親は、江戸行きを志願していたから婚姻の話は断るかと
思っていた、とびっくり。
 大久保は、満寿は物わかりのいい女性だから、江戸に行くとなった時もわかってくれる
はず、と。
 面識があるようですね。

 その年5月、西郷が3年と4ヶ月ぶりに帰宅してきました。
 が、西郷は自分の家がますます貧しくなっていたことにビックリした。
 おいおい。
 両親と須賀がいなくなって、西郷もいなくなって食い扶持が減ったから何とかなったかと
思いきやそうでもないのかい。
 まあ働き手もいなくなったわけだからなあ。
 借金の支払いで首が回らなくなったが、琴の旦那さんがお金を借りてきてくれて何とか
なったと。
 …借金を借金して返済するのは一番やばいパターンのような…。
 ともあれ、そんな状態でした。
 西郷も、仕送りをしたいけど江戸はとにかく金がかかってなあ、と詫びる。
 いやあんたがあの宿にたびたびいかなければ済むことのような。

 仲間が集まってきて、西郷の帰郷を祝いのもうということになったのですが、西郷は
斉彬から密命を受けているため、詳しく日常を話すことが出来ない。
 西郷もうまく「勘弁してくれ」とでもいえばいいものを、怒鳴りつけるようなことを言うから
気まずくなってしまいましたなあ。
 ここで大久保が、自分は結婚すると言い出し、空気はなんとか戻ってきました。
 良かった。
 翌日、皆でさっそく、満寿がよく来るという寺に姿を見にいくのが笑える。
 しかも西郷もいるし。
 大久保がやってきて、こんなことに西郷をつきあわせるな、と怒っています。
 西郷、自分できたと言ってるんだけど…。
 その、大きくなった騒ぎを聞きつけて満寿がやってきて、もし自分のことがつまらない縁談で
あれば、どうぞ断ってくれて構わない、というんですね。
 この話の流れでグダグダになりつつ、縁談まとまる形になったの笑ったわ。
 西郷がナイスフォローでした。さすが西郷フォロー之助。
 
 そして斉彬も、西郷の祈祷がきいたのか男の子が生まれていました。
 その斉彬はというと、山田相手に写真撮ってた。
 魂が抜かれるとビクビクしてて、動くなと言われて呼吸さえとめてしまう山田面白い。
 で、斉彬は呼ばれてそっちにいってしまい、山田放置やし。
 久光がやってきたらしいよ。
 彼はめっちゃ張り切ってて、島津の家のために尽くします、というけど、斉彬は、「お前まだ
そんな古いこと言ってるのか」って感じ。
 国がなくなるかもしれないような一大事に、家のことなんかどうでもいい、と。
 久光、彼が軍艦を買うときいて、外国と戦をして勝てると思ってるのか、と。
 斉彬、西郷に答えろとブン投げています。
 しょ、しょんな〜。

 西郷は、戦に勝つというのではなくて、外国と対等に交渉する力をつけるためです、と
こたえるけども、久光に「なんじゃお前」と言われてしまった。
 腹立つなあこいつ。
 部下の話を聞く耳持てよ。
 
 そして月日は流れて大久保の祝言の日。
 皆そわそわしながら待っているが、山田が西郷を呼びにきた。
 斉彬の命で、急ぎだそうです。
 困る西郷だけど、大久保父に早くいけと言われて仕方なくついていった。
 それと入れ替わりに満寿が到着していました。
 残念でしたね。

 斉彬の屋敷では斉彬が困った顔をしていた。
 阿部が亡くなった、というのです。
 毒殺でもされましたかね。
 慶喜を次の将軍に推すという件はいったん取りやめということになった。
 今までのようにはいかない、と。
 急ぎ江戸にもどり、西郷には働いてもらわないといけないというわけです。
 そこで西郷、あるお願いを斉彬にします。

 西郷急いで帰宅しましたが、さすがに祝言は終わっていました。
 と、大久保がまだ起きていて、西郷を招き入れてくれる。
 2人だけの祝賀会みたいなもんですな。
 西郷はそこで、大久保も江戸にこないかと誘う。
 必ず斉彬の役に立つ人間だ、と言ったら、熊本まで連れていけと。
 なんで熊本なんですかね。江戸じゃダメなんでしょうか?
 熊本までは藩が金出してやるわってことなんかな?
 ともあれ、西郷は行こうぜ!って感じなんだけど大久保は怒る。
 そんなことを自分がいつ頼んだ、上から目線で偉そうにって。
 そんなことないのになあ。
 とにかく大久保は、自分の力で江戸に行くから余計なことするな、と西郷に怒鳴る。
 そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。(CV えなりかずき)
 あ、違った。
 そんなこと言ったって、これもチャンスのひとつととらえ、うまく生かせばいいのに。
 上から目線なのはどっちだと言いたいですね。

 で、結局喧嘩別れのようになってしまいます。
 
 そして西郷は喧嘩別れしたまま、江戸に発つ日がきました。
 その頃大久保家では満寿が大久保の旅支度をしていた。
 両親も彼を呼び、この満寿はお前のことなんかまるっとお見通しだ!とどっかのマジシャンの
ようなことを言います。
 今西郷を追わなければお前の将来はずっと開けないままだ、と。
 満寿も、私の旦那はいい友をお持ちですという。
 それで大久保も反省したんでしょうね。
 一生懸命西郷を追いかけて走った。
 すると山道を西郷が戻ってくる。(途中転んだ)
 何か忘れ物か、と大久保が問えば西郷、「大久保という人間を忘れてきた」と。
 やはり彼も、どうしても大久保を連れていこうと、再度説得に戻ろうとしたんですね。
 大久保は西郷に自分の浅慮を詫び、二人はともに連れだって江戸を目指します。
 大久保は生まれてはじめて薩摩から出たのでした。


 次回第14話。
 「メニューが多いラーメン屋はたいてい流行っていない」



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