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西郷どん

第17話(18/05/06)

 西郷ら、なんやかんやで熊本まで来てました。
 すごいな!
 関所はどうすると言ってますが西郷が、月照が京から薩摩に使わされた徳の高い僧ということに
して抜けよう、ということになりました。
 で、月照がそれらしい手形を用意すると。
 これ、抜けるエピでもあんのかと思ったら何も描かれずあっさり通っててがっかり。
 こういう道中のすったもんだはないのかって思って。
 超高速参勤交代みたいにあるのかと思ったのですが。
 逆に、そういうのをやらないなら、何かありそうな会話というのはない方がいいと思う。

 さて西郷の自宅にもう帰宅ですよ。
 関所云々の次のシーンがこれだからねえ。
 皆が何があったのかと言う中、西郷は急いで月照の手当をしてくれるように頼みます。
 あとばあさんがボケてるシーン描かれたけど、これも不要なエピソードだと思うなあ。
 確かに、西郷がまた京にいったあと急にボケてしまった、というのはわかるんだけども、
ここの話に関係ないじゃんと思って。このボケが何かの伏線になるのかねえ。
 西郷は月照をしばらくかくまってもらうことにします。
 前もあったなぁ。ジョン万次郎…。

 で。
 斉彬父も、斉彬の死に伴い薩摩に戻ってきていました。
 …なんで?
 ともあれその父のとこに久光がやってきて、自分の息子、茂久を次の跡目にするのを
認めて欲しい、と言います。
 誰が次を継ぐか、と相談されるとでも思っていたのでしょうねえ。
 斉彬父は拍子抜けした感じでした。

 久光は斉彬がなくなる直前、斉彬の子を次の当主にしましょう、と言ってたんだけど斉彬が、
まだ赤子だしまた跡目争いが起きるからというので、久光の子、茂久を次の当主にするのが
一番いいだろう、と言ったんですね。
 そしてその茂久を支えられるのは久光だと。
 彼にしてみたら、尊敬している兄が託してくれたのだから張り切りますよねえ。
 そういうわけで久光は、斉彬父に話をしにきたのでした。
 ゆくゆくは兄の遺志を継いで兵を率いて無念を晴らしたい、という久光。
 由羅はまあいいんじゃね的な反応だったけど、父は、お前がか、と笑ってました。
 久光、認められたと思っちゃったんだろうなあ。
 この笑いはバカにしてる笑だよ…。

 江戸城では、篤姫が名を変え、天璋院と名乗ってました。
 でも面倒なので篤姫で通します。
 えーと…前の名前忘れたので家茂で。
 将軍になった家茂は、俺のこと嫌いなんじゃねーのと篤姫に言い出す。
 あーこれ完全に井伊に告げ口されて洗脳されてますね。
 子供だから信じてしまうんだろうねえ。
 まあ次の将軍を慶喜にと推していた、ということを聞かされたら面白くないかも知れんけど、
自分がまだ若いからだとは思わないのね、家茂。
 あとジュウシマツだか何かしらんけど、鳥籠つつくんじゃない。
 鳥がびっくりしてるでしょ!

 で、幾島は篤姫に薩摩へ戻ろうと言います。
 もともと自分らの役目は慶喜を次の将軍にすることだったから、それがダメになったら
もういる理由はないと。
 でも篤姫は、自分の故郷はここだから薩摩には戻らないと言います。
 立派です。
 そんな彼女に対して幾島は、じゃ自分は京に戻りますね、と言い出したのでした。
 つまり、自分が薩摩に戻らず京に戻れば、人々は「あの幾島という人間が篤姫を操って
慶喜を次の将軍にしようとした。だから京に戻されたんだ」と考える。それを狙ってのことでした。
 止める篤姫に最後のご奉公をさせて欲しい、といい幾島は部屋を出ます。
 この、ふすまを閉めた後に「お世話になりました」と頭下げるのがいいなあ。
 頭下げてお暇、じゃなくて閉めたあとっていうのが京の人らしいじゃありませんか。

 西郷の家に大久保が血相変えてやってきました。
 斉彬が死んだから、後を追ったのではないかと思っていたらしいです。
 西郷は島津家に月照を守って欲しいと言うつもりだ、というけれども大久保は、いやそれ
ちょっとまずいから今は隠れていた方がいい、というのでした。
 確かに今西郷が動いたらやばいな。
 大久保、嫁さんに、お父さんお偉いさんとじっこんだったよね、と尋ねます。
 この満寿さんがすばらしい人なんですよ。
 まさに一を聞いて十を知るというか。
 つけものがいい具合にできたから父に届けてくる、というんですね。
 つまり自分の役目をしっかりわかってる。
 そうして翌日、大久保は満寿父のとりなしにより、山田と対面を果たすのでした。
 あ…山田さん、大久保知らなかったっけね…。
 山田が、「ことわーる!」ってでかい声で言うの笑える。
 また西郷か!と怒ってるけど大久保は、怒りながら笑ってますよと指摘。
 まあ山田も西郷のことは嫌いではなかったでしょうね。
 そうして山田は、茂久への手紙をもって謁見の日を迎えるのですが…。

 久光が茂久を当主となったと紹介していて、これからは斉彬の遺志を受け継ぎ、皆で頑張って
いこう、と言っていた時でした。
 つーか茂久が「おもてをあげよ」と言ったあと久光も言う必要あったかな…。
 ともあれここに、斉彬父が乗り込んできた。
 斉彬は今までろくでもないことをして金を使いまくり、幕府ににらまれ、あやうく島津家がお取りつぶしに
なるところだった、今後は幕府に恭順な姿勢を見せていくぞ、というのでした。
 ここで茂久がはっきり言えるわけもなく、久光も「お前が兄の代わりに兵を率いることが出来るのか」と
言われて反論することもできず。
 家臣らも、ちゃんと暮らしていけるようにすると言われたら、そりゃそっちの方がいいと思いますわなあ。
 斉彬父は借金抱えた島津藩を立て直した実績があるからねえ。
 まあ世の中開国の時期に来てるといっても、家臣らはわかりませんわなあ。

 結局こういう流れがあり、島津家の実験は斉彬父が握ることになってしまいました。
 この雰囲気では山田が言い出せないのも仕方ないと思う。
 久光、めっちゃ怒ってましたけどもしかしてこの先、斉彬父が亡くなったら一気に幕府にたてつく
感じになるのかなあ。ちょっと期待ですね。

 さて。
 西郷の仲間らは怒っていました。
 西郷、月照に死刑の沙汰が下ったからです。
 そりゃなー。
 西郷も、それが薩摩の出した答えか、と。
 静かに言ってるあたり薩摩藩に対してもう絶望したってのもあるんだろうな。
 皆が怒って乗り込もうというのを西郷は、本当の敵は異国や幕府である、と止めます。
 大久保は自分はあきらめない、西郷を生かす手を見つける、と決意するのでした。

 久光は書庫でボケーッとしていた。
 その久光に大久保、何とかしてよー西郷助けられるのあんただけだよーと言うも、久光は
怒って二度と現れるなと去ってしまいました。
 これは大久保、焦るあまり手段を間違った気がする。
 一番無力感を感じてるのはこの人だろうからなあ。
 その後、山田に会い、大ばか者ー!と怒られている大久保。
 またか。
 この山田のキャラいいなあ。
 大久保は西郷を助けるためだ、というのですが…。
 んで山田は大久保を伴って、斉彬父に会いに行きました。
 つーかさ、月照のことを斉彬父よく知らないと思うんだけど、帝とすごく親しくて月照の言う事
聞くよって知ってたら、扱いも変わったんじゃないかなと思うのですが。
 こういうの、頭回る人がいないのが残念だよなあ。
 斉彬だったらまずそのセンで攻めてたと思うわ。
 んでどんな策か知りませんが、手紙を読んだ斉彬父は面白がってました。

 西郷家ではうなぎを焼いて食べてました。
 おなかすくわー…。
 そこに大久保がやってくる。
 手を尽くしたがどうしようもなかった、と彼は謝り西郷に、一つだけ手がある。それは月照を
斬る事だと告げるのです。
 そうしたら島津藩が手をまわして西郷をかくまってくれる、と。
 西郷はいったん怒ったものの、わかったといいました。
 大久保も多分必死すぎて気付いてなかったのかなと思います。
 西郷はこういうの一番嫌うってこと。
 人の命を差し出してまで自分が生きようとは思わない男だと。

 西郷は夜、船を出しました。
 沖合で斬るみたいな感じだったのかね。
 坊さんを斬るのはあんま縁起いいことじゃないから、死体を海にドボンしろとでも言われたのかな。
 で。
 月照、辞世の句だしてました。
 もともと月照自体は自分は死んでも仕方がないみたいに思っていたから、このように
準備をしていたんでしょうね。
 でも、いざとなれば震えると。
 そらそうでしょう。
 
 沖合に船を出した西郷を見送って大久保が帰宅すると、西郷家の人間が「兄は無事旅立ちましたか」と
聞いてくるんですね。
 彼らは皆、新しい場所に仕事でいったと思ってるらしい。
 というかいかにも、で不気味ですね。
 旅立ったというのが。
 と、熊吉が変なことがあったと言ってくる。
 西郷が命より大事にしていた、斉彬からもらった短刀が飾ってある、というんですね。
 大久保それを見て覚った。
 というか自分のうかつさに気付いたんでしょうね。
 西郷という男は、生きるために人を斬るくらいなら、自分が死ぬ方を選ぶって。

 そういうわけで西郷は月照とともに海に身を投げるのですが。
 完全にプールだなここ。
 あと、横からどぼーんいくと地味に痛いから良い子はマネしないでね!
(良い子は心中しません)
 なんかここ、妙に耽美的な見せ方しててちょっとくどいなとは思いました。
 ま、いいんですが。

 次回より南国編ですね。
 じゃ銀魂の竜宮編の予告使うか。


 次回第18話。
 「夏休みは始まる前が一番楽しい」←西郷には楽しかねぇよ。



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