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西郷どん |
第23話(18/06/17)
さあ久光の逆鱗に触れた西郷、大変なことになってまいりました。
といってもここで本当に切腹させられたら残り半年「西郷どんを偲んで」番組になってしまう
ので、誰もここで死ぬわけがないというのはわかってると思います!
つーか。
西郷がお膳見て「これはうまそう」ってご飯がっついてて、皆がシーンとなってるの笑える。
信吾によると、皆西郷の話を聞くために集まったらしいですよ!
西郷、空気読めや!
というわけで西郷は、この国を変えたいという思いは誰も同じだというのはわかってるけど、
行動に移すなら隙なくやらないとダメだ、と言います。
いったん動き出したら簡単には止まらないんだから、どこかボロが出て瓦解するようじゃ
駄目というわけですね。
というわけでまずはここは固い話は抜きにしてまず飲んで踊ろうや、それが自分がいた島の
流儀だったという西郷。
お前…。
西郷を探していた大久保が乗り込んでいきて、西郷怒られた。
前回遊びほうけてた信吾に怒ってたのに、今度はお前が怒られる立場になってどうする。
大久保はなぜ命に背いた、と西郷を問い詰める。
大久保は捕まって切腹させられるくらいなら自分が西郷を殺そうとまで思ってやってきた
らしいです。
西郷にも自分を刺せという大久保。
刺し違えて死のうとか言ってるけどお前生きることを簡単にあきらめるなよ…。
西郷は、自分が天に生かされたというのが本当なら、こんな死に方はせん、久光の前に
連れて行って欲しいと言います。
それでも刺せというなら好きにすればいいがそれでいいのか、という西郷。
お前その、相手に選択させるの場合によっては卑怯だぞ…。
んで大久保との話し合いから座敷に戻ってみたら皆帰っちゃってたわけですが。
海江田がやってきていきなり謝った。
ここのシーンちょっとわかりづらかったなあ。
要するに、久光に対して海江田が状況報告で、今京にいる維新志士らがこぞって西郷の
とこに行くんですよ、そして皆が討幕はなったも同じと噂している、西郷どんはやっぱりすごい
男ですなあー、と、自慢のつもりで言ってたわけですよ。
…こいつ西郷の状況しらなかったのか。
したら久光が、下関抜け出して京にいってるばかりか討幕をたくらむ連中と会ってるなんて、
ますます許せんということで、切腹、と言ったと。
そこで海江田自分がやらかしたことを知ったわけです。
有馬は話を聞いて、道理があわないことをしているのは久光ではないか、と憤る。
そんな中新八が腹を鳴らしてしまってすまんとか言ってる。
あれか、新八って名前のやつはどこにいってもそういうキャラなのか!?
海江田がなくので大山、泣くな!と励ましてる時にも新八腹がなってもう収集つかん状態に
なってるがな。
で。
西郷はウナギとりにいこうぜ!言い出した。
昔の時のように皆でウナギとって食べようぜ、と。
いいですね。
皆ワイワイ楽しんでウナギの取り合いしてました。
大久保も西郷には負けられん、と入って行くのいいなあ。
ちなみにこの時代の人も知ってたはずですが、ウナギの血には毒があるので、このように
川で取って食べるのは十分注意しましょう。焼けば無毒になりますが素手で触るのは危険だよ!
信吾は皆でワイワイやりながら、仲間に入れたようで嬉しいと言います。
西郷としては仲間内でバカやれるのもこれで最後かな…という思いがあったんじゃないかと。
久光に申し開きをすると言ってても、必ず許してもらえるような状態じゃなかっただろうし、ある程度
覚悟はあったと思うんですよね。
ただ皮肉なことにこれは、仲間たちにとっても最後の集まりとなってしまったわけです。
追手がきて西郷はおとなしく捕まり、新八も一緒についていった。
そうか、こいつも下関いろ言われてたもんな。
存在薄かったから忘れてた。(うぉぉぉぉい!)
さて久光が京にきましたよ。
西郷に腹切ってわびれというわけですが大久保は必死に、志士らの暴発を止めたんだと説得。
でも久光、自分の命令無視されたやん、と怒ってる。
西郷は、久光の命に背いたとしても結果的に、薩摩のためになると信じている、罰は受けるけども
もう斉彬はいないんだから斉彬のやり方を真似るのではなくて自分の目で世の中を見て自分で
考えて欲しいと久光に言います。
で。
ここで部下が言い出すんですよ。
斉彬が言ってたことがあります、と。
久光、斉彬の言ってたことは気になるらしい(笑)。
部下は、西郷はクセがある男で使うのは難しいが、主君の物差しになる。放っておけばただの
棒切れだが使い道を心得たら役に立つ、使いこなせるかで上の者の器量がわかる、と。
他の部下も自分らも聞いたと言い出す。
となるとここで西郷を死なせてしまうと、久光はそこまでの人間だった、所詮斉彬にはなれなかったと
言われてしまうのは確実なわけで。
久光としたらそれはやりたくないだろうね。
というわけで一応西郷は助かったのでした。
そして数日後、西郷と新八は島送りの沙汰が下りました。
どこの島に送るかはまだ決まってないので、まだ薩摩にとどめ置かれる模様です。
大山は、前とは違って罪人としていくのだからどんな扱いを受けるかわからない、と大変に
心配していた。
大久保きまた呼び戻す、と言ってます。
そうして西郷らは薩摩に戻っていったのでした。
一方久光はあの近衛家に呼び出されてました。
帝が、京をウロウロしてる不逞の輩がうぜーから何とかして欲しいと言ってる、と伝えてくる
わけですよ。
久光、詔が自分に下された、と知って舞い上がります。
でも大久保はなんか不審な顔してた。
そりゃそうだろうな。
帝が久光のことを知ってるとは思えんし…。
まあそういうわけで取り締まりが始まったのですが。
取り締まられてるシーンちょっと気になったけど、額押さえてた人、あれガチで頭打ってませんでしたか。
ちょっと心配だよ…。
討幕派への久光の弾圧は相当なもので、これによって西郷が抑えていた志士たちの不満はどんどん
高まってきていました。
まあそらそうでしょうなあ。
西郷の方は薩摩で、これでよかったんだろうかと言ってるけど、後悔するくらいなら行動するな!
そして1962年4月23日のことでした。
久光のもとに、伏見の寺田屋にて不逞浪士らが集まって話し合いをしている、という情報が入ります。
その中に薩摩の精忠組もいると聞かされた久光。
薩摩から反逆者を出すのはいかんと、直ちに討ち取れと命じる。
大久保は慌てて止めようとする。
大捕り物すればかえって京内に、薩摩が同士討ちしたと広まってしまう、と。
使いを立てて説き伏せた方がいい、と言いますが周りは、そんなこと言っても話通じるわけないだろ、と。
大久保は自分がいくというけど久光、それは駄目と言いました。
つーか大久保、ほんと今まで見てきてる限り、君に説得の能力はないからやめた方が…。
で、大山らが行くことになりました。
久光としては大久保は手元に置いておきたいというのはわかるけど、言い方が気持ち悪い。←
そういうわけで大山らが行くのですが。
有馬らは、帝を守るように言われてると言う。
宮様から言われたって。
あれ、やっぱこっちにも詔出てるんじゃん。
で、信吾が飛び出してきて、もうやめてくれ、何が正しいかわからん、ここに西郷がいたら止めるに
違いない、と言い出すのですが。
そのちょっとしたことがきっかけで切り合いが始まってしまったわけですよ。
もうどうにもならんわな。
信吾を大山がかばってくれて、ここにおれと言うてくれたのに、また信吾ウロチョロして、有馬が
守ろうとして、結局有馬は自分ごと敵をつけ、と仲間にいってそれで刺されて死んでしまったし。
信吾のせいで…!
大山は有馬が死んだことにショックを受け、もうやめ、と切り合いをやめさせた。
大久保がきた時にはもう切り合いは終わってて後片付けになってたんだけど大山が、血をぬぐった
懐紙を大久保の懐に入れて去っていった。
つまり、久光が何をしたかちゃんと見とけってことなんじゃないかなあ。
つーか寺田屋が一番被害者のような気がする。
営業できんやろ…。
この顛末は薩摩にも届きました。
有馬が死んだと知り、嘆く西郷でしたが。
同時に西郷の家もやばくなってるらしい。
さていよいよきな臭くなってますりました。
次回第24話。
「人生はベルトコンベアのように流れる」