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西郷どん

第33話(18/09/02)

 薩長同盟が成立して2日後のことでした。
 龍馬を捕縛せんと幕府のやつらが押し寄せてきました。
 おりょうが気付いて階段をかけあがり、龍馬に知らせています。
 大丈夫!この龍馬、木刀持たせたらヘリコプターも叩き落とすから!(銀魂2の宣伝やめなさい)
 鉄砲ぶっぱなす銀さんもかっこいいなあ…。(言っちゃったよ)

 おりょうは薩摩藩邸に駆け込んで西郷を呼び、助けを求めます。
 それを川路や半次郎が取り次いで西郷に知らせたと。
 おりょうの顔を照らしているのは龕灯(ガンドウ)という、今でいう懐中電灯のようなものです。
提灯と違い、持っている人間の顔は見えない感じだったので強盗によく使われました。何とも
不名誉な使われ方だ。

 龍馬は脱出したものの両手に深い傷を負い、おりょうの献身的な介護を受けていました。
 寺田屋襲撃事件ですな。
 つーか、あーんで食べさせてもらってて、西郷と大久保が声かけるタイミング失っていたのは
笑いましたね。
 で、西郷は龍馬に、薩摩にいってもらえないかと言う。
 西郷が戻ることになって、薩摩で療養すれば安全だしちょうどいい、というわけです。
 んでおりょうも当然ついてくる気でいたので、西郷何も言えず。
 まあ龍馬も、おりょうのおかげで助かったからと言われたらねえ。

 一足先に文で知らせをもらった西郷家では、今か今かと皆そわそわ。
 そんな中、西郷がおりょうとともに帰ってきたものですから、「浮気者!!」と大騒ぎですよ。
 なんで西郷も並んで帰ってきちゃうんだ。
 まあおりょうも、紹介してもらうまでは一歩下がって、とかの空気読めなさそうだしなあ。
 そうして騒いでるうちにゆっくり歩いてきた龍馬が追いついてきて西郷、おりょうは
龍馬の奥さんだと説明。
 まったくもー。
 西郷が浮気するわけなかろう。
 大久保ならともかく。(被弾!)

 龍馬の寺田屋での話、皆はわくわくしてきいてるけど、糸からしたら怖いよなあ。
 満寿も怖いねと言ってくる。
 そういう話をしていたら、おりょうが話に入ってきて、子供できないの気にしてるの、試さないと
わからんよ、とかズケズケ言ってきて。
 うーん、私このおりょうさんはちょっと苦手だなあ。
 裏表がない人といえばそうなんだけど、うらを返せば空気読めない人だからなあ。
 
 しかもこの後皆でご飯食べてる時も、浮気をしたら許さないって話になって、おりょうが、糸さんは
西郷に妾がいるのではって心配してるんだよと言い出し、西郷が「俺はおらん」といったことで空気冷えた。
 残暑厳しいというのに今年一番の冷えっ冷えじゃねーか!
 龍馬がごまかしてくれて何とかなったわ…。
 このあと龍馬は西郷に、薩摩で何をしたらいいか尋ねます。
 さすが、察しが早いな。
 実は薩摩は今度、イギリスの公使、ハリー・パークスを迎えるのだそうです。
 幕府は幕府で、フランス兄さんと仲良くしてるらしい。
 ああ、イギリスとフランスはねえ…。
 薩摩はかつてイギリスと戦ったことがあり、それでイギリスもあらためて薩摩という藩に
興味をもったらしい、それで話し合いをということになったようですね。
 龍馬、招く手筈をつけたのは西郷だろう、と見抜いていた。
 さすがですね。
 それで、もてなすための知恵を貸して欲しい、というのが西郷の頼みでした。
 結局この夜も龍馬と西郷、話しこんでいて、お糸との時間は取れなかったようですね。
 
 京の大久保は大坂城に呼び出されていました。
 この時点でもまだ大坂表記だったっけ?
 まあいいや。
 とうとう幕府から、長州の討伐命令が下ったというわけです。
 しかし大久保は諸藩の前できっぱりと、薩摩は討伐に加わるのはお断りします、と断った。
 板倉という家老がビックリしています。
 この長州討伐には大義がない、一度討伐された長州をまた討つのはおかしいし、そんな命令を
受けるいわれはない、という主張でした。
 まあ筋は通ってるわな。
 報告を聞いた慶喜、ビキビキ…って感じです。
 長州討ったら次は薩摩って感じでしょうね。
 この時家茂は病に倒れておりまして、それがバレたら長州討伐の兵の士気に関わるというので
幕府はひたすら隠し通していました。
 篤姫出てこんなあ。隠居してるとはいえ。

 そして10万の軍勢が長州に向かいました。
 
 その頃薩摩の西郷家には酒が運びこまれてた。
 龍馬がいない間に頼まれた品がきたらしいです。
 龍馬、帰ってきたよ。
 おりょうを背負ってた。
 この二人は新婚旅行にあちこちいってきたようですね。
 高千穂にも上ったと聞いてみんなびっくり。あの山は女人禁制だったからです。
 龍馬、けろっとして、おりょうは男装していったから、という。
 まあちょっとねえ。
 賛否両論あるでしょうが、龍馬というのはそういのをまったく気にしない人だったんでしょう。

 しかもおりょうこの後、なんで糸は3番目の妻なのか、1番目と2番目はどうしたのか、と
ずけずけ聞いてる。
 誰がこの話したんだよ…。
 川口がうまいこと話をそらしてくれて良かったですよ。
 龍馬と西郷が酒の話をしているところに小松がやってきて、とうとう幕府軍が長州討伐に
向けて動き出したと知らせてきます。
 ただ、幕府軍は烏合の衆だから、最新の武器を仕入れて戦闘訓練してきた長州兵の
敵ではないという龍馬。
 龍馬は、西郷が心配だろう、と見てとって、ちょっと行って様子見てくるわ、と。

 その翌朝、龍馬が発とうとしていると、また糸が声かけてきた。
 ビビる龍馬。
 今回は危険なのでおりょうを置いていこうと思ってるようです。
 それで龍馬は旅立ったのですが、おりょうがあわてふためいて探していて、糸が止めても
自分は死ぬまで一緒と決めている、絶対に離れないというおりょう。
 その迫力に押されて糸は、今出たら間に合いますと自分の羽織をかけてあげてます。
 …え…着のみ着のままいくの…?
 身の回りのものいそいで持っていっても走れば間に合う気がするけど…まあいいや。
 皆起きちゃうかもだしね。
 おりょうは行く前糸に、お互い難儀な男に惚れたものですね、と言っていきます。
 そういう配慮はできるのになんで空気読めないんだ…。

 長州についた幕府軍、陸と海から攻撃を開始しています。
 それを井上という人が一千の兵で押し返している、と聞いて皆ビックリ。
 のちの井上馨かね。

 数日後。
 イギリスのパークスが薩摩にやってきました。
 ここのシーンどうなんだろう。
 素なのかな?
 席に着くパークスやそのおつきの人が、帽子とコート脱いでどうしようか迷ってる、みたいな
とこだったんだけど。
 まあそれはいいけど。
 久光さんや。
 なまこ出したらあかんがな…。
 向こうから見たらゲテモノですよ。
 いくらうまいからといってもこれは珍味になるから出したらあかん…。
 めっちゃ嫌そうな顔してるし。
 西郷もじーっと見てるなあ。
 
 薩摩の人間は話し合いは順調に進んでいると思っていました。
 ところが。
 小松らのもとに、パークスが激怒して帰ると言っている、という話が。
 さらに西郷家には、西郷がイギリスの船に捕まったという話が舞い込んできます。
 川口も、こりゃあ薩摩がいっぱい食わされたか?とびっくり。
 糸、走って行こうとするけど家族にとめられた。
 確かに今出来ることはないわな。

 さてその西郷ですが実は、交渉を打ち切ると言ってきたパークスと話し合うために、自ら
イギリスの船に乗り込んでいたのでありました。
 噂の伝言ゲームって怖い…。

 あと、通訳の人、この人は西郷って紹介するのにファミリーネーム先に言うの違うような。
どうでもいいですけど。
 パークスは、藩主にしか会わないと言いますが西郷は、うちの藩主というのはあなたの国の
女王陛下と同じような方です、あなたは女王陛下がこんなところに気安く来ると思うんですか、と
いってパークスを話し合いの席につかせた。
 パークスは、なんで薩摩の人間は宴会ばかりやって肝心の話をしないのか、と言ってくる。
 それが胡散臭く思えたんだろうね。
 薩摩はイギリスと協力を望んでいる、腹の内を聞きたいという西郷に対してパークスは、天子様とは
なんだ、幕府とはどういう関係だ、なんで国の主が2人もいるんだと聞いてくる。
 そっからかー…。
 ………イギリスだって女王と首相がおるやろが!!!!!(のちの世だから!)

 西郷は、幕府とは天子のもとに政を行う人間だが、今は腐敗してしまっており、全国の藩ももう
幕府の言う事を聞かなくなっている、と説明。
 パークス、この国はどうなっているんだと呆れる。
 西郷は、日本人としても面目ないと詫びる。
 パークスは、ならばイギリスが交渉するには誰と話せばいいんだというので、薩摩です、という西郷。
 天子のもとに、この国をまとめると約束する、この西郷がやる、と。
 パークス、やっと議論ができる人と会えた、と笑顔を見せます。
 それと、もう一つ重要なこと、として、二度となまこは出すなと言うのでした。
 そらそうだ。
 訳されてはなかったけど、炭を食わされてるみたい、的なことは言ってた気がする。
 まあこれには西郷も笑うしかないですね。
 そして二人は固く握手をします。
 龍馬に教えてもらってて良かったですね。

 帰宅した西郷。
 皆大喜びしてます。
 西郷は伝言ゲームが間違って伝わっていると知って笑ってる。
 あとなまこが余ったからもらってきたって。
 こっちにきたかー。
 まあ久光も、パークスはなまこに激おこって聞いたら出せないですよね。

 この夜糸は、とぅまとはどんな人だったのかと西郷に聞きます。
 西郷、とぅまは自分を生かしてくれた人だという。
 あの時自分は一度死んだ、そんな自分を献身的に助けてくれたのがとぅまだったと。
 島のエピソードは良かったですね。
 糸はそんな大切な人に自分は嫉妬してしまっていた、これからは気張る、と西郷に言います。
 
 秋になり。
 西郷、また京へ行くことになりました。
 おお今回は結構長く家に滞在してたんですね。良かった。
 旅立つ時に糸が、子供を授かったと知らせてくる。
 いいことだけど!
 もっと早くわからんかったかな!
 西郷も感動しつつも、なんでこんな時に留守にしないといけないのかと言ってるし…。
 ともあれ皆がまたチェスト言ったのでナレは「おめでとう」で終わりました。
 ナレにチェスト言わせないようにしてんのかコラ。


 次回第34話。
 「戦のあとには烏が哭く」



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