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西郷どん |
第42話(18/11/11)
菊次郎はアメリカへ留学することになりました。
琴の息子、市来とともに行くようです。
琴がメチャクチャ心配してて、今からとめに行くとか言ってるし。
心配性なんだなあ。気持ちはわかります。
西郷は菊次郎にアメリカで農業を学んでこいといいます。
向こうでは農業を教えること自体も学問として成立しているから、そのノウハウを学んで
こいってことなんでしょうね。
もっとほかにも学んだほうがいいようなことはありそうですが…まあいいか。
立派なスーツきて送り出されてますね。
シルクハットかぶってるのはこの時代の流行なんかな?
村人たちも出立をお祝いしてくれます。
あと、琴から「アメリカ行きをとめてくれ」って皆に手紙きてる模様。
うーん。ここまでくるとさすがになあ…。
大久保はイギリスから手紙をよこしていました。
写真つきだった。
いらんやろそんな写真…。
西郷はヒゲが似合ってないと笑ってます。
ただ大久保は、アメリカとの不平等条約の改正もままならず、ロンドンでは予想以上に
近代化が進んでいて、日本はまだまだかないそうもなかったと手紙に書いてました。
そのせいでハゲたらしいよ。
あーあ。
この使節団、10ヶ月の予定でしたがそういう事情があったために大久保は一年経過
しても帰国していませんでした。
ただその間、政治を何もしないわけにはいかないので西郷は残ってる人たちとともに
いろいろな政策を進めていこうと決意します。
信吾も、動かんっていう盟約だったのでは?というけれども西郷は、でも国と民の
ためにはいろいろやっていかんといけん、大久保もわかってくれるはず、というのでした。
つーか君ら室内で靴はいてるの?
欧米にならってかなぁ…。
と、みんなが大騒ぎしていた。
話を聞けば、井上が汚職をしていることがわかった。
またかよ。
西郷は話を聞いてそれが事実だと確信し井上にも役職を降りてもらいました。
あっちもこっちも本当に大変だなあ。
三条はこのままでは長州の者がいなくなる、と案じていますが、不正するほうが悪いと
思いますけどね…。
西郷は、これからはみんな一枚岩にならないといかん、やることは山積みであるとして、
後藤や江藤、大木を参議とし、動かし始めました。
彼らとしては今まで薩長ばっか採用されてという気持ちがあったから、この決定に異論は
ないですわな。
そんで休みの日に西郷が近所の子供らの髪の毛を切ってあげていると、いきなり町民が
よそよそしく子供を取り上げ始めた。
税だけでなく血もとるんかといってます。
西郷笑い出した。
それは血税のことだと説明する西郷。
血ではなくて、体と税って意味かな。
つまり徴兵制の話であり、希望すれば誰でも国を守る兵になれること、大臣に昇進する可能性も
あるというものでした。
そこまではいかないにしても、職が保障されれば生活も安定しますね。
みんなホッとして、西郷先生に髪切ってもらえー、と華麗な手のひら返ししてて笑った。
その後も西郷は徴兵制度、教育の導入、地租改正、鉄道、製糸場、太陽暦の導入、裁判制度
などのちの日本文化において大きく影響してくるものを取り入れていきました。
いいことですね。
そんな夜、三条が西郷のところにやってきた。
岩倉らがいない間に西郷がやりたい放題なので心配になったようですね。
西郷は逐一こちらの動きは知らせてますよ、とぷるっとしたもの。
三条は心配すぎて、夢に岩倉が出てくるらしいです。
うん、それはいろんな意味で怖いな…。
と、西郷何か変なにおいがすることに気づいた。
宮中より火事が発生したのでした。
誰だ家の中で焼き芋したやつは。(違う違う)
西郷は半次郎に天皇を避難させるように伝えます。
火は3時間燃え続け、天皇は無事だったものの宮中は焼け落ちてしまったようです。
明治6年5月5日のことでした。
へとへとになって帰り着いた西郷、家で倒れてしまった。
2日間寝込んだ西郷ですが、みんなは疲れてるのだから休んでほしいといい、西郷も
それを受け入れます。
それはいいけど信吾ら、太りすぎだの、父と同じ46になったんだから自重しろだの
どさくさにまぎれて結構ひどいこといってる気が…。
まあ寝ながらでも書類は読めるよ西郷さん!(休めや)
そんな中大久保が一足先に帰国しました。
予定より8ヶ月も遅れていて成果なし。
これは足取りも重いだろうなあ。
政府のみんなの目も冷たい。
成果なくてもいってきたこと自体大きな経験なんだけどもね。
三条がわあ話聞きたいなってすっげえ空気読んでる!
後藤や江藤らは、俺ら忙しいから!話聞いてるヒマねぇから!ということで、成果
あげられなかったオメーの席ねえから!と追い出していました。
確かに事実なんだけど大久保にとってはどんだけみじめな出来事だっただろうね。
つーかそんな態度とってるから暗殺されるんだぞ板垣。
水に流せよ…。
西郷のところに大久保がやってきました。
大久保はなんで好き勝手やったよと西郷に文句言うわけだけども西郷も、一年以上
何もしないわけにはいかない、という。
確かにこれは西郷の言い分ももっともだと思います。
(ただしこのドラマでは言われてないけど、もっといろいろなことも西郷はやらかしてる)
んで大久保は、ロンドンで蒸気機関車を見た話だの、その技術を輸出して金を稼いでいる
話だのをしています。
思い知らされた、と。
んで大久保は見てきたものでないとあのすごさはわからん、これから政府を取り仕切っていく
ために後藤らを全員政府からやめさせようと西郷に言う。
西郷はみんながんばってくれてるから今はずすわけにはいかん、自分だけでは今までの
ことは到底できなかったというのですが。
大久保はこの人事は無効とかいってる。
大久保が浅はかだと思うのは、これまでの後藤らのがんばりを評価しようともせず、
「西洋を見てきた自分だったらもっといい政治ができる」と過大評価している点だと思います。
それは私も違うと思うんだな。
後藤らのがんばりを認めたうえで、自分らが学んできたものを生かせる仕事、分野を受け持つ、と
やったら一緒にやっていけたと思うんだよなあ。
確かに大久保のみんなと一緒にやるのでは船頭が多すぎるという主張もわからなくはない
ですが、受け持つ分野を分ければいいんだよ。
結局どの時代も、俺が俺がっていう人は出てきてしまうもんですね。
西郷も、学んできたことは無駄にはならん、といいますが大久保は、西郷の優しさにつけこまれて
いるだけだ、と。
逆らうものは取り除けばいい、俺にだって理想はあるという大久保。
それができなくて苦戦していたから西郷は、後藤らの力を借りたんでしょうになあ。
西郷、だったら政府におらんでいい薩摩に帰れといいます。
政府は俺らで十分だと。
うーん。
帰る大久保、外で子供らがすもうとってるのを見て、自分らの子供時代を思い出しています。
ケンカしたり意見対立することはあったけど、ここまでなのは初めてじゃなかろうか。
西郷、異国の土産で時計もらってましたけど、2つも時刻あってどうすんのこれ。
明治6年。
新たな問題が立ち上がっていました。
朝鮮が日本に対して反発してきて、国交断裂したっぽいです。
このまま国交断裂していてくれれば日本にとってどんだけよかったか…!
板垣は兵を差し向けて朝鮮に謝罪させよう、と言い、西郷はそんな板垣をたしなめる。
戦争になったら現地にいる日本人が真っ先に人質になる、と。
ただ話し合いをするにしても、いった人の危険が危ないわけですね。(危険が危ない…)
そこで西郷、三条に呼びかける。
三条が勘違いして「麿か?」というの笑った。
西郷は、自分が行くと言い出したのでした。
それは危ないから岩倉の帰国を待って決定してもらおうという三条。
西郷はだったら何のための政府だと怒り、2ヶ月議論ののち、西郷が派遣されるという
ことに決まったのですが…。
西郷は大久保の家を訪ねてましたけど彼には会えませんでした。
ヘソまげてんなーと西郷、理解してる模様。
まあ、一緒に政したいのは本当だから伝えてくれ、とおゆうにいってます。
明治6年9月13日、予定より一年遅れて岩倉が帰国しました。
何の成果も出せなかったことについて天皇に報告しているのですが、天皇も
「民は失意してるぞ」と。
これはもう岩倉土下座で謝罪ですわなあ…。大変だ。
そんで井上はそんな岩倉をお店に連れてくる。
こんなときに芸者遊びはと気が乗らない岩倉でしたが、いってみたらヅラたちがいた。
ヅラ子よ〜!(やめなさい)
長州の連中が集まってたんですな。
汚職でやめさせられた山縣と井上もいた。
このままでは政府は土佐と肥前の思うままだから何とかしてくれ、と言ってます。
お前らが悪いんじゃないかよ…。
責められるべきなのは西郷のほうですよね、俺らやめさせた上に大久保だって
カヤの外だしとか言い出したよ。
しかもそこに大久保きたし。
呼んだのかよ。
つーかこいつら、自分らのことばかりで、本当に日本の未来を見てるやついないんだな…。
西郷は三条に、いつ天皇から朝鮮への派遣を許してもらえますかと言ってますが、三条
岩倉にも承認してもらわんとーとかいってます。
朝鮮国との関係は悪化している、早くしてもらわないとという西郷。
三条たまらず逃げました。追えー!
…しっかしたまたまでしょうが、タイムリーな話題ですな…韓国との関係悪化とかね…。
さて10/14、ようやく岩倉を交えた閣議が行われます。
西郷の派遣をもうみんなが岩倉が認証して終わりと思っていました。
ところが大久保が、考えなおすべきですと言い出した。
今は内政が大事なときだと。
…それ振り切って海外にいった挙句、一年半くらい戻ってこなかったのは誰でしたかね…。
なんか大久保、反発心だけで西郷の朝鮮行き反対してるよね。
自分が行く時散々いわれたから西郷の時も言ってやれ、みたいな。
日本のためになるかどうかじゃない。
自分のプライドを守るの優先って感じしかしない。
なんですかねえ。
そういうわけで両者はここにきて対立していくことになったのでありました。
次回第43話。
「みかんは一個腐るといつの間にかダンボール中のみかんを腐らせる」