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西郷どん

第45話(18/12/02)

 このドラマ、全47回というのがわかったので最終回は12/16ですか。
 どうなるか楽しみですな。

 明治8年、西郷の私学校が発足して一年経過していました。
 生徒は2000人を超え、九州のあちこちからも西郷を慕ってたくさんの人がきていました。
 まあこれだけの人数になったら政府も確かに危ぶみますねえ。

 東京でも新聞が政府を批判し、そのために西郷を祭り上げている、と皆苦い顔。
 多分大久保はなんとも思ってないんだろうけどね。
 西郷なら大丈夫って気持ちがあるだろうから。
 で、大久保は反乱の種は摘み取らないと、と言ってる。
 川路に命じて私学校には密偵をもぐりこませているから、変な動きがあればすぐ
わかるでしょうね。
 川路は、薩摩が逆賊の汚名を着せられないように、と密偵に伝えてるようですな。
 なんつーか、国を思う気持ちを利用してんですねこれ。
 
 このころ西郷は私学校を若い人達に任せ、菊次郎を連れて開墾できる土地を探して
旅をしていたようです。
 今思えばこれが、父にとって最後の幸せな日々だったのだろう、と菊次郎は語るのでした。
 
 西郷の帰宅を皆で出迎える西郷家。
 川口も熊吉もまだ生きてるのびっくりだよ…(笑)。
 西郷は奄美大島から菊草をつれてきていたのでした。
 とうまに似ててかわいいね。

 明治9年3月。
 大山が私学校の皆に刀を帯刀しないよう言ってました。
 まあ皆は当然反発しますよね。
 大山は刀狩にあう、という。
 この学校は政府に目をつけられている、つぶされるぞ、みたいな。
 で、半次郎がやってきて刀に手をかける。
 これは侍の魂だ、それでもこのせいで西郷が作ったこの学校にケチをつけられてたまるかと
言う半次郎。
 彼は、これは政府の言いなりになるのではない、学校のためだといって腰から刀を
はずしました。
 大山も、しかと聞いたといいます。
 大山自身も刀を捨てるということがわかるから、ちゃんと受け止めてあげてて、いい知事
さんだなあと思いますね。
 こうして政府の半ば嫌がらせとも思える策を生徒らは飲んだのでした。
 ところがこれをあざ笑うかのように政府は、士族の金録を廃止した。
 つまり県から給与もらえないってことかな?
 そりゃ暴動起きるよね。
 こういうことってアメと鞭でいかないと。
 これを受け入れてくれたからこっち緩和するよというやり方でないとうまくいくはずがない。
 政府、ヘタこいたなあ。
 特に大久保なんか、たびたび辛酸なめてきただろうに、なんで自分が政治取り仕切る
立場になると同じことをやってしまうのか…。

 私学校の皆も不満を爆発させていました。
 刀も給与も取られてどうやって生きていけというのか、と。
 今たたなければ薩摩は笑いものである、と。
 それでも半次郎は皆を止めるんですね。
 皆は腰抜けと言ってるけど、なんかこの展開前にもあったな…。
 と、西郷がやってきました。
 西郷は皆に、まだこんなことをしているのかと声をかける。
 立つことは断じてならん、と。
 で、皆が政府がこの学校をつぶそうとして密偵を送り込んでいる、という話をするんですね。
 それどう思いますかってわけですよ。
 熊本の反乱もその密偵によってつぶされたと。
 んで皆、お前が密偵じゃないか、お前じゃないのかとか言い出してる。
 西郷はそれを見て笑うんですね。
 このやっせんぼどもがーって。
 密偵がいて何が困ることがある、鍛錬して田畑耕してるだけなんだから別にいいだろ、と
いうわけです。
 確かにそうですね。
 それでその場は解散ということになるんですが…。
 半次郎、何か気づいたぞ。

 で、密偵から政府に「反乱の気配あり」という連絡が送られる。
 これこの時代の通信のやつかな。
 るろうに剣心でも由美がやってたやつかね。
 ともあれ、なんで今の展開で反乱の気配になるのかわからんけども、まあそれで
政府は警戒を強めるわけです。
 それで大久保は熊本に出兵の体制整えろと。
 信吾は大久保に西郷のことを信じてないのか、という。
 あの兄が立つわけはないだろと。
 大久保、それは裏を返せば西郷が立てば皆発起するというんですね。
 ひどい言い方だなあ。
 でもって、密偵に下した命令も偵察だけか、と信吾が問えば、反乱が起きそうになったら
説得して止める側に回ること、それが出来なければ西郷には死んでもらわなければ、と
川路が言った。
 それはおかしいと思うけどねえ。
 ますます反乱の種になるだけですよ。
 そりゃ信吾も激怒するわ。
 川路は、西郷は立たないはずだ、大久保も信じてるというけども、そんなこといまさら
言われてもって感じですわ。
 川路も、自分も半次郎とは戦いたくないといったけど、大久保のもとに残っておいて
何をかいわんやと思います。

 大久保も、西郷に立たないでくれとつぶやくように言ってましたが、頭から士族を
押さえつけるような策をまず何とかしなさいと思うんだけどね。

 つーかこの展開でなんで、暗殺命令が下るのかって感じなんですけども。
 これ、大久保が下したのではなく誰かが勝手にだったら面白かったけどそれだと
ミステリードラマになってしまうので、大久保か川路の命令でしょうなあ。
 とにかく伝令で「ボウズヲシサツセヨ」というのが密偵に届けられます。
 視察だったりしてな!カタカナじゃわからん。

 中原が別府に力を貸してとか話しかけていました。
 金貸してではなく?(コラ)
 最近、篠原ら過激な連中がいきり立ってるから、抑えるのに力を貸してくれんか、というわけです。
仲間を集めたいと。
 別府が、もしかしてお前は政府の密偵かと訪ねると中原はそうだとうなずいた。
 ここで、であえーであえーですよ。
 悪いけどこれちょっと笑ったわ。
 中原もうかつだなあ。
 前々から怪しい思われてたんだろうね。
 で、捕まった中原は何かを飲み込もうとする。
 篠原や半次郎らが取り押さえるのですが…。

 西郷が風呂に入ってると弟3がやってきて、半次郎らが政府の連中を襲い、武器庫を
襲撃したと知らせてきました。
 やっちまいましたなあ。
 無論政府にもその話は届いていて、大久保かなり動揺します。
 で、事態に備えよと皆に命令。

 西郷やってきました。
 密偵の中原がつるされてるのを見ておろせというけど半次郎らは動かなかったから
新八がおろした。
 西郷、半次郎らを殴ります。
 いや、話くらい聞こうぜ…。
 西郷はなんてことをしたんだ、お前らのやったことは国家への反逆だと怒る。
 これで一人残らず討伐されるぞと。
 ここで半次郎が言うんですね、先生はわかってない、と。
 彼が取り出したのは中原が受け取った命令文でした。
 これが大久保の本心です、坊主を殺せとある、これは西郷先生のことです、と。
 坊主を視察せよかもしれんし…。(イヤ坊主を見ても…)
 まあでも篠原も、中原が自白したっていうんですね。
 この私学校を瓦解させるために西郷を殺すつもりだったって。
 そりゃあ皆憤るわなあ。
 政府を信じ、自分達を率いてくれた西郷を政府側は殺そうとしてたんだから。
 
 西郷は中原に、これは自分を殺せということなのか、と確認する。
 中原は西郷先生といっただけだったけど、西郷それで理解したんだろうなあ。
 それと同時にどれだけショックだっただろうですかね。
 あの大久保が、自分を殺せと命令していたというのは。
 …というか中原おろしてあげたのなら手当てしてあげて!ずっと放置されてる!

 半次郎も、この薩摩から新しい日本を作るといわれその夢を信じて従い、理不尽な
ことにも耐えてきたという。
 その結果がこの仕打ちとは悔しい、と。

 ちょっとそれるけど半次郎役の俳優さん、こういう演技の時声かすれさせるのではなくて
腹から低い声出したほうがいいと思う。
 声かすれるだけだと単にうまくしゃべれてない、みたいな印象を受けます。

 で、ここまで尽力してきた西郷を殺そうとする大久保はあんまりだと憤る。
 これは半次郎の言い分が正しいと思いますわ。
 新しい国に自分達の居場所はないという半次郎。
 出来ることはもはやひとつ、自分の命を捨石とし、政府を正すのみだと。

 皆の思いをどう受け止めたんでしょうかね。
 西郷は一言「わかった」といいました。
 そして、東京に行き、士族たち皆の思い、散っていった先人達の願いを届けようと。
 政府に訴え、あり方を問いただし、そして皆で薩摩に帰ってこようという西郷。
 ぞろぞろいくのやばくないですかね?
 
 このとき見ていた菊次郎は、西郷がどんな考えをめぐらせていたのかわかりませんでした。
 西郷、書を書いてますが愛人しか読めん。
 あ、これが「敬天愛人」ですか。
 あと菊次郎、自分もついていくといいました。
 この行く末を見届けたいと。
 西郷も心配する糸に、必ず連れて帰ると約束します。
 ここで菊次郎が「ありがとございもす」と言ってたのは「ありがとさげもす」の丁寧な
言い方かな?

 その夜糸は、新しい国を見せてくれるといってたがまだ見せてもらってない。
 それをかなえるために行くのですか、と西郷に聞いてました。
 うーん、西郷が薩摩でやってたことも十分新しい国のようなもんだと思ったけどなあ。

 大山、話すだけだからな、と皆に念押ししています。
 そして、政府と各県に、薩摩が物申すという文章ばら撒いてやると張り切ってた。
 明治10年2/17、鹿児島は50年ぶりの大雪となりました。
 西郷、今日だけはといわれて川口と酒を飲んでいます。
 また、熊本、宮崎、大分からも西郷に同行したいという申し出がありました。
 西郷は喜んでそれを受け入れてました。
 んで俊斉がやってきて、久光からの伝言を伝えるという。
 モノマネしててメチャクチャ笑った。うまかったですよ。
 久光は、自分は見送りにはいかない、自分に目通りしたかったら必ずかえって来いと
いうことでした。
 このあとくしゃみしてる久光出てきて面白かった。
 
 雪の中皆会話してますけど、シーンごとに肩の雪はらっておけば本物らしく見えるのに。
いや、肩に落ちた雪がずーっと消えないとかなので。まあ細かいことですけど…。
 菊草が皆の出立にあわせて歌ってました。
 これとぅまも歌った曲だっけね。
 忘れちゃったけど…。
 あと、メチャクチャ人数多いんですけど…こりゃ戦と間違われてもしゃーないのか?
 政府にも西郷が立ったとの知らせが届き、大久保は動揺します。
 そして、自分が行く、西郷に会いに行くといいました。
 岩倉、必死こいて止める。
 お前は日本を見捨てるつもりか、と。
 めずらしく岩倉が正論言った!雪になるんじゃないですか!?(もう降ってる)
 結局話し合いが戦争になってしまうんだなあ。


 次回第46話。
 「無職は何者にも染まらない」



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