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西郷どん |
第6話(18/02/11)
西郷が切腹ということを聞いて糸、牢屋にかけつけました。
いや行っても会えるわけないし、家への迷惑をですね…。
その頃西郷は牢屋で謎のヒゲと遭遇してました。
そのヒゲが何かいきなりつぶやきだした。
え?
ドラクエの復活の呪文ですか?(ドラクエV発売30周年おめでとう)←Vは復活の呪文いらねーし
糸の方は牢屋の番人とモメてたとこを、西郷の仲間に取り押さえられて引き戻されて
いました。
そこでやっと我に返ったらしいけど恥ずかしくて逃げ帰ってた。
ちょっとこの演出は過剰なような気もしますけどねえ。
仲間の一人が冷静だったと見えて、西郷は別に切腹は申し渡されてないようだ、とみんなに説明します。
牢屋の中では西郷がヒゲに声をかけて言葉が通じない中、水を、毒がないことを飲んで
示してやって差し出してあげたり、番人からもらった食べ物を渡してやったりして、少しずつ打ち解けて
いってました。
ところがどっこいそこに刺客が現れるんですね。
こいつは琉球で薩摩藩の秘密を見た、って。
まあ冷静に考えたら西郷が入れられる前に殺す機会はナンボでもあったはずなんで、これは
何か裏がある臭いなとはわかるかと思います。
西郷、あわててこの刺客を投げ飛ばし、失神してしまったヒゲを背負って牢屋を飛び出しました。
それを影から前回の山田が見ておりました。
糸は騒動を引き起こしたことを父親から叱責され、縁談にも影響が出るとして外出を禁じ
られてしまいます。
父親からしたら、嫁入り前の娘に何かあったら先方に申し訳が立たないという気持ちが
あったでしょうなあ。
西郷家ではもう西郷は切腹させられたものという状態になっておりまして。
そこに西郷がヒゲを背負って戻ってきたものだから皆ビックリ仰天。
ともあれ西郷は雨戸などすべて閉めてくれ、と言います。
翌朝目を覚ましたヒゲ。
西郷の母が介抱してたんだけど、冷静に観察していた西郷は、話すのは英語でもこちらの
言葉が分かっていると理解。
名前が、ジョン・マンだとわかります。ナナナナー?(それはジョイマン)
一方西郷家の雨戸が締め切られてることを不審に思った大久保、そーっといったら目の前で
扉開いてめっちゃびびった。わかる。
んで西郷に、アメリカの言葉わかるか?と聞かれますが大久保、父なら分かるけど自分は
わからないという。
ただここで大久保母が、父が使っていた和英辞書を持って来てくれるんですね。
これはすごいな。
というわけで2人して話を聞くことになる。
大久保の投げかける英語が通じてると皆大騒ぎしていたのほほえましくてよかった。
ただ大久保は、ジョン・マンがきちんと正座してご飯を食べていること、お箸を上手に使えて
いることから何か気付いたようで、嘘は良くない、ここの人達はいい人だから、世話になるなら
ちゃんと本当のことを言え、と伝えるのでした。
皆の前で問い詰めるんじゃなくてこそっと言うあたり、大久保は気が利くなあと思います。
実は西郷は山田の命であの相撲の後、わざと捕まったフリをして牢屋に入れられ、ジョン・マンが
何をしに薩摩にきたのか聞きだすよう言われていたのでした。
アメリカの船で密航し、情報を持ち帰ろうとしたのではないかと疑われているようです。
西郷なら人の心を開かせるのがうまいから、と見込まれたのでしょうね。
藩はジョン・マンをスパイと疑っているようだが自分にはそうは見えない、という西郷。
大久保は海外渡航の禁を犯した人間なのではないかと指摘。
これは死罪だったので、それで口を割らないんじゃないか、と考えたわけです。
でも死罪をわかっていてなぜ戻ってきたのか、ということになる。
と、ジョンが逃げようとしてると大騒ぎ。
慌てて西郷らが止めていると。
ジョンは西郷母の姿を見てました。
そこにいいタイミングで西郷父が、酒でも飲まんかと誘うんですね。
ここの演技良かったなあ。
西郷はジョンの態度に、母親に会うために日本に戻ってきたのか?と気付く。
斉彬なら必ずとがめだてはせずに国に返してくれるぞ、と。
ジョンは自分の名は万次郎と言い、土佐に母親を残してきたのだと伝えます。
西郷早速それを斉彬に報告。
山田は本当かわからないと言うけれど、斉彬は西郷の調べてきたところだから、という
気持ちはあったんじゃないでしょうか。
早速母親のことを調べさせました。
一方で斉彬は、万次郎の心を開いた西郷に感心する。
それから半月後。
城から使いがきて西郷のところに荷物が届きます。
それを開いて見ると。
万次郎の母親が持たせた羽織でした。(昔万次郎が寝かしつけの時に羽織っていたもの←浜辺で寝るのもどうか…)
母は健在と聞いて万次郎、安心します。
自分は漁をしていた最中漁船が流されて漂流し、アメリカ船に助けられたと話し始めました。
その船で世界各国を渡ったと。
しかし母親のことがどうしても心残りで、捕まれば死罪になると知りながら戻ってきたと。
ラブぜよという万次郎。
アメリカではラブが一番大事、好きなもの同士が結ばれるという万次郎。
大久保が好きという意味だと言ってます。
万次郎がちゃんと意味を説明しろよ。日本語わかるんだからよー。
ずっと大久保がフォロ方十四フォローさんみたくなってんじゃねーかよ!
それからしばらくして万次郎は斉彬に呼ばれました。
万次郎は外国人のことを、体が大きいから天狗に見えるようだと説明。
斉彬、「はて、どこかで聞いたような…」と。
お前も言われてたし、自分で言っただろうがァァァ!!!
斉彬は、アメリカ人は皆優しいというのならなぜ軍艦を差し向けてきたのかと聞く。
万次郎は、世界あちこち行くのには食べ物や燃料がいる、その商売できているのだと説明。
それを拒んだら戦争になるが、今の日本では到底太刀打ちできないだろうと言います。
だから商売した方が楽と。
今の日本の装備は古い、西洋と渡り合えるようにしないといけない、と思っていた斉彬は正しかった
わけですな。ただまあ外国はいきなり戦争するつもりはなかっただろうけども。
さらに斉彬はアメリカでは学びたいものは身分に関係なく学べると聞き、アメリカの底力は
そこか、と驚く。
でも日本だって寺子屋とかで学べたんですけどね。
薩摩のように、女は学ぶ必要ないみたいなのがちょっと特殊なわけで。
ともあれ斉彬は万次郎に話を聞いて蒸気船を作ろうと言い出しました。
…万次郎、食事に招かれて何も口にできてないわけですが…。
そのあと西郷が呼ばれました。
山田一人だったんで拍子抜けしてると斉彬がきたんですが、西郷頭あげてたんで「控えよ」と
怒られた。
で、斉彬が話しかけても平伏してたんで「おもてをあげよ」と言われた。
忙しいな!
斉彬のそばには、西郷が倒したはずのあの刺客がいました。
なるほど、西郷も刺客までは聞かされていなかったのか。まあこの人、ドッキリの仕掛け人には
むいてなさそうだしなあ。
西郷の働きがあっぱれだったと褒めた斉彬は褒美を取らせるという。
そこで西郷は大久保父と大久保の謹慎を解いて欲しいと伝えるのです。
万次郎のことは自分だけではなく大久保の力添えなくしては出来なかったことだと。
いや他にも同じような処分受けてる人いるんだから、皆の罷免を希望しなよ…。
ともあれ斉彬は、わかったので少し待って欲しいと言う。
なんかやっかいごとあるからそれ片付けてからにすると。
やっぱり斉彬にはそういう状況伝わってなかったのかなあ。
多くの人が処分受けてることが。
その後大久保と会う西郷。
大久保も話を聞いて喜びます。
で、大久保は糸の縁談を止められるのは今しかないぞと西郷に言うのですが、糸が好きなのは
大久保だと思ってる西郷、それはお前の仕事だろと。
あかんこの人…どんだけ鈍いんだ。
熊吉らもやり取りを見て、ずっと気付かないなあれはとあきれる。
糸の家では使用人が、西郷がきたと知らせてきたので糸、慌てて外に出るのですが。
きたのは熊吉らでした。
まあ彼らも西郷家の人だから間違ってはないけども!
赤山の月命日が今日だということにして彼らは糸を連れ出したのでした。
こうでもないと外に出られないからだ、と。
大久保が頼んだらしいですね。
彼は糸に、西郷のことラブなんだろと言います。
覚えたての言葉無理して使わんでも…。
糸の背中を押してやる大久保。
いいやつだなあ。
思いをきちんと伝えるべきだと言われた糸、西郷家にいくのですが…。
そこで彼女は、西郷が嫁を迎えることになった、という話を父から聞かされます。
そうなったら言いにくいわなあ、ますます。
相撲で西郷を向こうさんの父親が見初めたらしい。
なるほど。
橋の上でしょげていると西郷が、糸の気持ちもしらんと、またゲタでも落としたのかと
やってくるんですね。
で、海老原はいい男の人だったよとまた余計なことを。
フォローのつもりか、いや大久保の方がいい男だけどね、という西郷。
もう本当に誰かツッコミという名の棍棒持って来て!!!!
糸は西郷に、たった今海老原に嫁ぐことに決めたと言います。
余計なことを言いましたと謝る西郷でしたが。
糸は、アメリカでは好きな者同士が結婚できると聞きました、この国もいつかそういう風になりますか、
そういう風にして下さい、と西郷に言う。
自分は間に合わなかった、と。
そしてやっと西郷に、自分は西郷のことが好きだったと伝えるんですね。
びっくりする西郷。
で、糸はそのまま立ち去りました。
そのあと泣いてるの、ちょっと可哀想だったなあ。
糸は海老原家に嫁いでいきました。
それを複雑な顔で見送る大久保、そして西郷。
まだまだだね。CV:越前リョーマ
次回第7話。
「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」