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西郷どん

第9話(18/03/04)

 前回の次回予告は、将軍が出てくるということで一応銀魂の将軍回タイトルにしました。
(分かりづれえよ)

 さて。
 西郷は斉彬のお供で江戸への道中でした。
 斉彬の近くで働けるというだけで嬉しい西郷。
 もうワクワクですなあ。
 一行は通常の過程より6日も早く江戸入りしました。
 路銀の節約にもなっていいやーね。
 しかし九州からだと普通50日以上かかるのか。
 昔の旅は大変ですなあ。
 金もいるよね。
 ここでナレが「西郷どん!チェスト!」って言ったけどそれ終わりにいうやつやろ。
 はぇぇよ。

 迫田という、リーダー格の人がいて、これがなかなか厳しそう。
 皆が名を名乗ってメンバーちゃんといるか確認してるみたいなんだけど、西郷に対しては、
斉彬に気に入られてるからといって調子こくなとか言い出した。
 それはお前…ちょっと僻み入ってんじゃないの。
 まあいいけど。
 あと薩摩藩士は江戸でだらしがないという噂流れてるからしっかりするように、と釘を刺され
ました。
 ここで出てくる流行り歌の「飯盛り」というのは女郎のことですね。
 門限は暮れ六つと定められています。
 そのまんま午後6時くらいです。
 …早いな…いいけどさ。

 てか1人部屋なんですね。
 これはびっくりした。
 1000人くらいいるそうだけど、それでも下の下は大部屋くらいかと思っていたから。
 西郷が部屋に入ると、先に江戸へいった薩摩の仲間らがいました。
 良かったねえ。

 江戸城では斉彬を阿部が迎えていました。
 なんでも江戸は政の方がいろいろアレな感じで。
 水戸藩が外国に対して戦仕掛ける気まんまんなわけですよ。
 武器も持ってる、と。
 そこに井伊直助が、それで戦いに勝てるのか、と冷や水をかける。
 まあいうても水戸藩だけの話じゃなくなるでしょうしな。
 開国を受け入れるのも大事だ、という井伊直弼。
 しっかし島根県の星、佐野史郎さんはこの手のインテリイヤミやらせたらピカ一だなあ。
 ここは殿に決めて頂こう、という流れになるのですが、このアホ無言で去りやがった。
 誰だ。
 家定かよ。
 無能め。
 というわけで会議はそのまま、開国した方がいいんじゃない?という流れになった模様。
 めんどくせー。
 斉彬は呆れて、日本側が対等の立場になれる用意整うまで、のらりくらりとして回答を
引き伸ばすべきだ、というのですが。
 惜しむらくはそこまで頭回るのがいなかったってことでしょうなあ。
 阿部も、上がアレではなあって感じ。
 斉彬は、将軍もっといい人についてもらわんとねーと言ってます。
 ただ結局はこれも、有能な人を将軍に据えるというよりは、自分らの言いなりになる
将軍を据えたいだけだよなあ。

 篤姫の方は、斉彬の実子、虎寿丸と遊んでいました。
 相撲をとろうという話になり篤姫、自分より強い奴がいるとか言い出した。
 いや、なんでその流れで思い出しちゃったの。
 簡単に連れてくること出来ませんやん、立場的に。
 と、斉彬がやってきたので篤姫、西郷はきてるのか聞きます。
 ええい…。
 んで西郷と戦うために篤姫、虎寿丸に稽古つけてあげるといってて、結局西郷いらんかったんやん、
と思いました。

 斉彬はその様子を見ながら、あいつ徳川の嫁さん務まるかな…と言ってて。
 山田は、もっといろいろ教えないと無理でしょう、と。
 でももうそんな時間はないわけですよ。
 開国が差し迫ってるのだから。
 もしこの時日本がもっと態勢整えて開国できていたら…いやでもそうなったら、のちの
戦争(昭和)で日本はボロ負けすることはなく、結果的に嫌な国になってしまっていたかもなあ。
 閑話休題。

 西郷の方は、仲間に連れられて花街に。
 飯を食うだけだとか言われてますが…。
 やっぱり女性が横につきますねえ。
 そういうとこだもんねえ。
 帰ろうとした西郷、女性とぶつかるのですが、それは昔売られていったふきでした。
 流れ流れてここにたどり着いたらしいですけども、お金を稼いで故郷に送ることが
出来るので今は幸せというふき。
 西郷もまあ、不幸じゃないと知れて良かったですねえ。
 ここで、ふきを呼びに来た店の人が、「ヒー様がきてる」と言い、ふきは目を輝かせて
飛んでいく。
 このヒー様、女性にメチャクチャモテモテでした。
 これ顔がいいって言うよりは、金払い良い客だからなんじゃ…。
 ふき、皆でいきましょうとか言い出して、西郷も連れていった。
 なんという強引な展開。
 つーか他の客連れてこられても困るだろ…。
 
 案の定ヒー様は男には興味がないとかいう。
 それでもふきが頼むので似顔絵描いてやって…牛じゃねーかよコラ。
 ヒー様は、西郷は一生貧乏の顔をしているとかバカにしまくってます。
 と、ここで別の男客が乱入してきた。
 とある女郎に、相手をしないなら金を返せと言うんですね。
 そらそうだ。
 ヒー様がきたからってそっちに行ってたら、何のために金払ってメシ食いにきたんだって
なるわな。
 ところがここで、コケにされて怒った男と乱闘になり、ヒー様はさっさと逃げ、西郷らが
ケンカするハメに。
 アホじゃのう…。
 これだからヒー様、鳥羽伏見の戦いでもさっさと自分だけ帰るんだな…。
 お前このドラマだったからいいけど、銀魂だったら絶対「ピー音かよ。テレビで放送できない
名前かよ」「銀さん違います。ヒー様です」っていじられまくってるからな。

 さて仲間らと戻ってきた西郷ですが。
 門限はとっくに過ぎており。
 仲間は手馴れてる様子でササーッと警備の人の目を潜り抜けて中に。
 西郷は行こうとして見つかりかかり、あわてて物陰に戻ってる。 
 ドリフかよ。
 そんで結局迫田に見つかり、罰として掃除を命じられました。
 
 そんな中、山田が西郷を呼びに来る。
 なんでか知らんけど西郷、「ああ…」とか言ってて、山田が「ワシの名前はああ…ではない」
と言ってるの笑える。
 この山田のキャラいいなあ。
 彼は斉彬の住まいに連れてこられて、庭の掃除を命じられるのです。
 すごいな。
 西郷家では西郷からの手紙が届いて、お庭方を命じられたというのに喜びつつも、庭掃除じゃあ
なあ、って感じだけど大久保は、庭掃除だけじゃなくて、警護の役目もあるのでは、と指摘。
 皆は、すごいなあと喜びます。
 その大久保も、自分は薩摩に取り残されてる焦りを感じるのでした。
 大丈夫!
 この先政府の要人になれるから!暗殺されるけど!←

 西郷はその真面目さでもって毎日毎日庭の掃除をしましたが、斉彬が来ることは
ありませんでした。
 って言ったナレのそばから来てんじゃねーかよ!
 山田は西郷に汚いとか言うけど、掃除してたんだからしゃーないだろ。
 むしろこぎれいにしてたら、本当に掃除してたかと疑うわ。
 斉彬は西郷に、水戸の屋敷に手紙を届けて欲しいという。
 徳川御三家らしいですよ。
 無礼のないように、と言うけど、だったらまず呼び出しがあることを先に伝えてやれよ…。
 掃除してる時にこられたら誰だって汚いわ。
 斉彬が西郷に、命をかけて庭掃除してるって言ったけどその命をくれ、危険な目に遭うかも知れない、と
告げると西郷は、昔ケガを負って刀は使えないことを話します。
 それで斉彬、昔出会って死ぬなと声をかけた少年が西郷である、と気付きました。
 そんで脇差をくれたんですよ。
 いつでもここにいて自分の手足となれ、用談をし、秘密を知ることもあるだろうが、それが守れない
時はこれを使えと。
 これはつまり、秘密が守れない時は自害しろというのと、敵に洩れそうになったらその敵を討てと
いう二重の意味があるのかな?
 
 さて西郷、地図もらって水戸家藩邸に行こうとするも場所がわからない。
 人に尋ねようにもみんなさっさと通り過ぎてしまう。
 ううーん。
 で、強引に引きとめて話を聞くも、早口過ぎて「紀尾井坂」しか聞き取れない。
 あの紀尾井坂か…。(大久保利通が暗殺された場所)
 何とか水戸家藩邸にきた西郷でしたが…。
 斉昭っていうのかこのおっさん。
 女遊びが好きだなあ。
 斉彬の書状を読んだというのだけど、それを破り捨てて屋根から投げてしまう。
 おい!
 それ回収するの大変なんやぞ!
 雨降ったら屋根に全部張り付くんだからな!
 斉昭はこのままのことを斉彬に伝えれば良い、と西郷に言う。
 なりあきとなりあきらだからややこしいな。
 西郷は、なんで書状を破ったのか、と憤ります。
 あんたそんなこと言っても、どういうやりとりがあるかも知らんクセに…。
 無礼討ちにされても文句言えんぞ。
 使いの者が無礼を働いたとして島津家にも何かあるかも知れんのに。
 怖いもの知らずというか無礼だなあ西郷。
 ともあれ、斉昭は怒りもせずに教えてくれた。
 あの書状には幕府の悪口が書いてあった。
 だから、破ったということは自分の心に留め置く、他言はしないということだと。
 西郷、自分の非礼を恥じて謝罪しています。
 あと、もう一つ聞いた。
 斉昭めっちゃウザそう(笑)。
 なんで斉彬は水戸家に悪口を書いて送ったのですかと問う西郷。
 斉昭は、紀尾井坂の話を知ってるかと言い出した。
 あれは、紀尾水坂であってしかるべきだと。
 つまり徳川の御三家である、紀伊徳川家、尾張徳川家、水戸徳川家からとった
名であるべきなのに、最後の「井」は井伊直弼からとられてるというわけです。
 それで腹が立つから幕府のことをよく思ってない。
 つまり斉彬はこっちに取り込もうと手紙送ってきたわけか。
 あれ、あーた昔井伊直弼やりませんでしたか?桜田門外の変で。(それ中の人や)

 と、ここで息子の慶喜がやってきた。
 このころは一橋でしたっけ。
 慶喜は、まあ幕府倒そうと思ってるから、紀尾水坂にはなりませんわなーとあっけらかんと
言うのですが。
 ここで空気読めない西郷、あの女郎屋で出会ったヒー様ですよねと言い出した。
 しらんと慌ててとぼける慶喜に対して、似顔絵まで出してみせ、いや、ヒー様ですよと。
 アホかお前は!
 空気読めや!
 慶喜、「あんなとこに出入りしてるのか」と斉昭から言われてしどろもどろで逃げた。
 西郷、あんた本当に空気読むことした方がいいよ…。


 次回第10話。
 「女の一番の化粧は笑顔」



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