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麒麟がくる |
第10話(20/03/22)
望月がボーッとした駒に「困ったもんだ」とくそ寒いシャレを飛ばしてる中、駒はお囃子の
音に引かれて通りへ。
そこには大道芸人がきていました。
伊呂波太夫率いる芸人らしい。
で、駒どういう流れかわからんのだけどはられた綱の上でいきなり綱渡り始めてるし。
昔やってたなんとかってやつですね。
皆からは歓声が上がってます。
芸人らも俺らよりうまいとか言ってるし。
駒、太夫との再会を喜んでいます。
拾ってくれた旅芸人とは彼女らのことだったようですね。
太夫らは全国を旅していて尾張にもいったようです。
信秀とも会話しており、望月から金を10貫巻き上げたことを自慢していたとか。
ただ、美濃は野党が出ることもあり行ってないそうです。
でも明智光秀のことは知っていました。
松永にあったおり、彼がたいそう褒めていたからだそうです。
狭い人間関係やのう…。
望月は、太夫は全国旅しているから滅多なことはしゃべれないぞと茶化すけど太夫も、
望月のほうこそ公家の情報に詳しいと聞く、と返している。
こういう風に全国旅する人の中には本当に草の者もいたらしいですからねえ。
んで駒が元気がないというので太夫は団子を食べに連れ出してあげたのですが。
恋バナと気づき励ましてますね。
駒はいいこともあったというのです。
助けてくれた侍が美濃の人だとわかった、と。
太夫それを聞いたら喜びました。
もう誰かわかったも同然だと。
なんでも、駒を火事の中から助け出した侍は桔梗の紋をつけていて、駒にかけて
くれた布にもその紋が入っていたと。
なんでそんな重要な情報をもっと早く言わんのだね。
駒は地面に紋を書いてこれだったかと太夫に確認しています。
太夫もそれだと。
つまり、美濃の桔梗紋といえば…。
駒、いきなり走り出しました。
おーい団子の金払っていかんのかーい!(いやそれは太夫が)
望月の家に戻った駒、急いで明智母からもらった扇子を出しました。
そこには桔梗紋が。
おそらく駒を助けたのは光秀の父か叔父かそこらでしょうね。
駒、命の恩人は明智家の人だった…と喜んでますが。
絶対運命的なものを感じてるよなあ。
光秀と自分は結ばれる運命みたいな。
そういうことにならないことを願いますが。
いや悪いけどこの駒の光秀に対する固執というか思いが、真田丸の幸村に対する
きりのそれで怖いんだもん…。
さて1549年11月のこと。
織田と今川で戦がおこり、信長の腹違いの兄である信広が今川に捕まってしまいます。
今川はこれを人質に竹千代との交換を織田に要求してきたのでした。
美濃では光秀のおじが、帰蝶が嫁入りしてから織田に何かあるとすぐワシら呼びつけ
られるな、とプンスカしながら道三のとこへ。
道三いわく、信秀が人質交換の話を伝えてきたのだそうですが。
いやそれ美濃に伝えてどうするよってことなんだけども。
織田の話でしょ。
で、道三としてはもし竹千代が今川のとこにいったら、今川は三河を抑えたことになり、
いよいよ織田の立場が危ういものになる、そうなると自分等も今川と戦わないといけないけど
とてもじゃないが無理、というわけです。
そらそうでしょうな。
もし竹千代を織田が今川に渡すなら盟約そのものを考え直さないといけない、ちょっと光秀
お前様子見てこいよ、というわけです。
人使いあらいなあ。
さすがに光秀も怒りますね。
織田では信長も、竹千代を渡すなと言ってました。
信広は捕らえられた時に腹を切るべきだったのだと。
信秀としては、信長の兄にはいろいろ苦労させたから(側室の子だから家督継ぐ権利は
低いらしい)、なかなか見捨てることもできないらしいですが…。
信長は、今自分が預かってる竹千代は渡さないので、と言って退出していきました。
えーと土田御前だっけ、この人としては、信長よりも優秀な信勝に家督継がせてよ、と
言うのですが信秀は、生まれた順番でつがせることにしていると言います。
自分も弟の方が器量よしだと随分比較されて育ったと。
さてどうなりますことやら。
光秀、熱田にやってまいりました。
菊丸寝てるけど…そんなんで大丈夫なのか。
光秀は菊丸から味噌を買い付けて帰蝶のところへ向かいます。
この道中菊丸は光秀に、竹千代の話をふりました。
今川へ送られるそうだが、と。
三河としては今は今川に従うしかないと。
菊丸は光秀に竹千代が織田、今川どちらにいっても良い、大人になって立派な国を
作ってもらえればそれでいいのだと答えます。
そらそうですな。
帰蝶に会った光秀。
早速道三の指図かと見抜かれております。
つかこう簡単に会えるのもどうかと思うんだけどね。
織田の内情筒抜けってことになるから。
それはともかくとして菊丸は味噌を運びにいきました。
二人になったところで帰蝶、茶でもと誘っていたら信長が帰ってきた。
道三の使いできたという光秀に、どっかで名前聞いたと思い出す信長。
帰蝶が、鉄砲の話を持ち出すと思い出したようで、自分の鉄砲を渡した信長、これが
どこ産か当ててみよとムチャクチャ言い出した。
光秀、それをじっくり見てこれは国内の品ですね、と言う。
助太夫か徳左衛門だと。
信長、光秀が当てたことにいたく喜んでおりました。
茶でも飲んでいけといわれて光秀上がりこむことに。
驚いたことに信長は、一度光秀が自分の顔を見にきたことも覚えていて、何をしていたと
聞きます。
すごい記憶力だ。
私なんか目の前で会ってても数秒後に顔と名前忘れるのに。(忘れすぎ)
光秀、帰蝶のために調べにきたともいえず、人に頼まれてどんな人か見にきたといってると
帰蝶が、自分が頼んだのだとばらした。
この時の光秀のあわてた顔、面白いなあ。
で、帰蝶は「信長はよくわからない人だったといわれた」と伝えます。
信長笑ってるぞ。
自分も自分がよくわからんらしい。
そこまでは良かったんですが。
光秀、釣りによくいってるけど釣り好きなんですか、と信長に聞く。
すると彼は真顔になってあまり好きではない、と言った。
これ…地雷踏んでないですか。
信長によると、子供の頃は母親から疎まれて育ったため、何か喜ばせられることはないかと
思い、釣りに出かけて大きな魚を釣ったのだそうです。
それを母に献上したらとても喜ばれたと。
生まれて初めて母から褒められたのだそうです。
それが嬉しくて何度も何度も釣りに出かけ、大きな魚を釣ってきたけど、それ以後母が
褒めてくれることはなかったのだと。
なるほど。
愛情が欲しかったんでしょうなあ。
これで弟に魚をやって弟を喜ばせたら母が喜ぶかも、なんて小ざかしい知恵は働かなかった
のでしょうね。そういう性分ではなかったのでしょう。
それでも釣りを続けたのは、漁師が褒めてくれるし、魚を民に分け与えればその人らが
市に魚を売りにいって喜んでくれる、皆が喜ぶのが楽しい、それだけだと。
まあ領主としてはうまくやれてんじゃないでしょうか。
にしても気まずい空気になったな…。
と、竹千代がやってきた。
将棋やって欲しいと。
竹千代も光秀の顔知ってるだろと思ったけどこっちはさすがに覚えてなかった様子。
良かった。
で、信長は子供とは将棋しなーいと言います。
竹千代は、自分の父を信長が討った事で遠慮してるのなら気遣い無用と言う。
母を離縁し追い払い、今川についた乳だから私は大嫌いですと。
いやその離縁多分、今川について何かあった時に奥さんや竹千代巻き込まないためだと
思うんだけどね…。子供だからまだそこらわからないか。
話を聞いて信長、将棋をしてやるといい、帰蝶、光秀に席を外すよう言います。
ところが竹千代に駒を並べさせ、自分はすたたたーと外に走っていった。
何かと思ったら光秀に、お前面白いからまた明日話そうぜ!と約束を取り付けにいって
ました。
さっきとはうってかわって楽しそうな顔だな。
戻りかけてまた戻ってきた信長、帰蝶に宿泊のためのお金渡してあげてと言います。
そしてまた去っていった。
子供のような、と帰蝶は言う。
ただ、その分不安もあると。
確かにコロコロ変わるのは困るねえ。
光秀、菊丸はどこにいった、と女衆に聞くも、帰ったといわれてびっくり。
いやそれは特に何も言ってなければ帰るんじゃないの。
むしろなんで待ってもらえると思ったよ。
とはいえその菊丸、帰ったと見せかけて天井から信長と竹千代のやり取りを見て
いました。
信長は竹千代に、お前を今川に行かせたくないが迷いはある、でもこの話を潰せば
兄が切られるから迷いはある、と迷ってばっかりなことを言ってます。
竹千代は、今川は敵だから討つべきだけど、その顔を自分は知らないから、ふところに
入り込み探ってくるみたいなこと言ってます。
強いですな、この子。
次回第11話。
「何かを変えることができる人間がいるとすれば その人はきっと… 大事なものを捨てることができる人だ」(進撃の巨人 アルミン・アルレルト)
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