多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→麒麟がくる
麒麟がくる |
第11話(20/03/29)
1549年11月。
尾張の竹千代は人質交換として、今川のところへ送られていました。
確認が済んで信広が戻ってきたと報告を受ける信秀ですが、無傷だったということを聞いて、
城を守ってる人間としてせめて満身創痍でいろよと言っている。
まあ全然傷ついてないってことは戦ってないってことだしねえ。
それに信長はあれだし、信勝はあれだしで子供が頼りにならんという信秀。
まあしゃーないですね。
こんな有様では今川が攻めてきたらやばい、と信秀は考えているようです。
逆に言えば今川は織田を攻めるなら今、でしょうね。
三河の将来の大将となる竹千代を抑えているんだから。
今川では義元が竹千代を手厚くもてなしていました。
三河を取り戻すために年明けたら織田と戦ですって言ってるしねえ…。
そして1550年夏。
今川は尾張制圧に乗り出していました。
そんで美濃では義龍がほーれみたことかって感じで。
道三はしばらく織田の様子を見る、と言ってます。
家臣は今兵を出せといわれても皆刈入れ時だから無理っすわーという返事。
道三は、美濃を今川が攻めてきても刈入れ時だからといって戦わないのか、と言う。
したら家臣ら、さすがにそのときには刈入れ時でも戦いますわって言ってますが…。
道三笑って、思う存分稲刈りしてろ、今日の会議はこれまで、と。
なんかぐだぐだですなあ。
道三は光秀の叔父に、織田が援軍よこせと言ってるがどうしたものかと相談。
叔父は、米送るしか無理でしょうよと。
その知らせを織田に伝えるために選ばれたのは光秀でした。
(光秀が信長と知り合いだから丁度いい、的な)
こき使いすぎだろ…。
もしその返答に織田が不満であれば、盟約を破棄して今川に乗り換えるまで、と。
それしたら帰蝶が危ないのでは。
やってきた光秀ですが。
信長は相撲に夢中。
平手があわてて光秀にあって話をつなごうとするけど全然間が持たねえ。
ただ信長、めちゃくちゃ鉄砲買ってるってことだけどこれ将来役に立ちそうじゃないですかね。
で、平手は今川の戦いのことを説明しようとするも、光秀は「道三は兵を出さないと
言ってます」と伝えました。
刈入れ時だからと。
その代わりに、彦五郎が背後から信秀を討とうとすることがないように見張っておく、
とのことでした。
平手としたら援軍あてにしてたのにあきれてものも言えないって感じになりますわな。
というわけで出て行ってしまう平手。
帰蝶は光秀に、自分は美濃に帰ったほうがいいだろうか、と言いますが光秀は、こうなったら
どうあっても織田は返さないでしょう、と。
と、信長が入ってきました。
今川は現在、刈屋城というとこで食い止めているが、兵をかき集めて総出でも勝てないだろうな、
という信長。
結構現状はっきり認識してるんですね。
っていうかさりげなく帰蝶に膝枕してもらってるしさあこいつ…。
で、信長としては刈屋城やるからそこで手打ちにしてくれと今川に言うしかないかなと。
つまり和議の提案です。
仲立ちが必要ですね。
誰が…と考えて光秀は、土岐家でいさかいが起きた時に、将軍のとりなしで治まった
ことを思い出します。
将軍家が動くかどうか、という信長ですが。
光秀はツテあるもんね。
てかてっきりその細川家を頼っていくのかと思ったんですが…。
光秀、とりなしを頼まれて困っています。
まあ使いでいったのに更なる面倒ごと押し付けられたようなもんですしね。
というわけで道三に報告するわけですけども、道三は、帰蝶さっさと救い出してくれば
よかろって感じで全然取り合わせない。
しかも将軍家頼むとなったら金がいる、自分は払うつもりはないと。
光秀、めっちゃ小声でケチって言ってて笑った。
で、光秀は義龍を利用することを思いつきました。
なんでも言うこと聞くから、土岐頼芸のとこへつれてってくれというのです。
アホかこいつ。
簡単に何でも聞くとか約束しやがって。
まあ義龍もアホ……根が単純ですから、争いをやめるために必要と言われて
光秀を頼芸のとこへつれてってやりました。
んで光秀、頼芸に和議頼みたいと切り出します。
将軍に対して文書いて欲しいと。
使者でもいいですよというのですが。
頼芸の態度がおかしい。
なーんで自分が金出さないといけないの、多分金5〜6枚じゃすまないでしょ、と。
道三に出させなさいよってわけです。
それはごもっとも。
てか光秀も細川家直接頼ればよかったのに。頼芸の顔を立てないとと思ったんで
しょうかね。
義龍は、あの道三はケチくさいから金を出さないといいます。
頼芸当然、なんであいつが出さないものを自分が出さないといけないと怒る。
頼芸は、道三はワシを追い出して自分が守護の座に着こうとしている、稲葉(道三の家臣)
から聞いたぞ、あいつが漏らしたんだといってます。
オーイとんだとこにスパイいたよ。
義龍は、それが本当なら自分にも覚悟があると言い出した。
頼芸に、道三を殺せるのかと聞かれてうなずいてるし。
そこまでいっちゃダメでしょ…。
光秀も話聞いててやっべえって顔してます。
自分の選択がとんでもないことになってるってようやく気づいたな。
頼芸、満足したらしく文を書くと言い出した。
お盆の上に酒こぼしてたと思ったけどスタッフが片付けたんですかね。(小姓や)
金いくらいるかのと言われてすかさず10枚という光秀。
ふっかけてきたなあ。
まあ文書くって言った以上頼芸も断れませんけど…。
その頃の京では、細川春元と部下の三好が対立していて、三河は下克上を成し遂げ、
将軍義輝は近江に逃げていました。
大変ですねえ。
将軍に文届けにきたらそんなことに巻き込まれてしまった光秀、残党狩りから
うまく姿を隠しながら宿場町にいきました。
てか三好なら松永は知り合いじゃん。うまく伝えてもらうとかダメなのかねえ。
逃げてきた人らか知らんけど満員の宿にいると細川幽斎が声をかけてきた。
なんというめぐり合わせでしょう。
細川…と言いかけてあわてて口ふさぐ光秀面白いなあ。
幽斎は話を聞いて将軍のとこへ案内してくれました。
義輝はその文を読んで光秀に、お前と会うのは三度目だ、と声をかける。
一度目は幽斎との対峙、二度目はあの将軍批判のやつですね。
で、義輝は「将軍が一言、争うなと命じるべきなんだ」という光秀の話を聞いて
なるほどそのとおりと思ったそうです。
今はそのように叱ってくれる人間がいないと。
自分には今その力が足りない。でも世の中を平和に出来たら麒麟がくるはずだと。
光秀驚いてます。
自分のほかにも麒麟の話をする人間がいたんだしね。
義輝は和議を承知した、と言ってくれました。
織田と今川に争いをやめるよう手紙書く、この両者なら聞く耳持ってくれるだろう、と。
義輝は麒麟がくるのは遠いのう、としみじみ光秀に言うのでした。
将軍、麒麟きたら最終回だってばよ。
次回第12話。
「傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!」(新世紀エヴァンゲリオン 惣流・アスカ・ラングレー)
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→麒麟がくる