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麒麟がくる

第12話(20/04/05)

 1551年。
 光秀、薪を割ってますが心ここにあらずといった感じですね。
 義輝がいった、タイトル回収の話を思い出してました。
 近江から帰ってきてずっとこの調子だ、と母も叔父も心配しています。
 で、母は自分にはいえなくても嫁になら言えることもあるんじゃないかと言い、やっぱ
結婚した方がいいんじゃないかなーと言ってました。
 そういうわけで、皆が鷹狩りに行くというのへ光秀も誘って欲しい、あと、行くなら
妻木がいいと思うよーと言うのでした。
 完全にお膳立てされてますな。

 そういうわけで妻木にきたのですが。
 光秀一人になってるやん。
 煕子が声をかけてきました。
 いつの間にやら近くまで寄ってたのか…知りませんが。
 光秀いわく、ボーッと考え事しながら歩いてたら仲間とはぐれた上にここにきていた
そうです。
 仲間が気を聞かせてどっかいったのかと思ったけど、光秀のこの様子だとどうやら
本気ではぐれたっぽいなこの人。
 で、煕子は今日のような日は空が静かな音がするとか言い出した。
 不思議ちゃんかよ。そりゃ光秀も「へえ」て言うわ。
 煕子はせっかくだから館に寄っては、というのですが光秀は「今日は帰ります」と
いい、見事にフラグを折るのでした。
 お前…。
 んで煕子が見送るというのでほてほてと道を歩く二人。
 無言だよ!
 ここで光秀、世間話でもするかのように「嫁にきませんか」言った。
 大きくなったら嫁においでと言ってたからみたいな。
 なんかこういう言われ方すると、責任感からかよって思ってしまうけど、ほんとに光秀
マジメなんやろうなあ。
 ここにははぐれるべくしてきた気もする、とか言い出したし。
 そういうわけで光秀、結婚することになりました。
 あっさり!

 その頃織田は。
 義輝の和議申し立てによって織田と今川は和睦となったのですが、今川は重要な
拠点を手に入れることになりました。
 そして信秀はいよいよやばいことになってた。
 てか結構持ったな…望月先生の見立てから。
 まあともかく、信秀は自分に何かあったらこの末盛城は信勝にやる、佐久間は信勝を
よろしく支えてな、というのです。
 信長には引き続きなごや城(漢字変換めんどくなった)を任せる、と。
 信長は、なごや城で今後どうしていけというのだ、と不満を口にします。
 この末盛城は三河に近いし今川ににらみを効かせられるんだから、ここ自分がもらって
当たり前やんというわけです。
 確かに、拠点がなごや城というならなんで信勝はここを出て末盛城に移ったのか、って
ことですもんね。
 信秀は、なごや城は守護がいるとこに近いんだからそっち守ってよというつもりらしい。
 跡目を継がせるつもりがあるからこそなごや城を出たのだと。
 信長、怒って出て行きます。
 そして戻ってきて帰蝶に、大事なものはすべて信勝にやってる、それもこれも母親が
あれこれ言うからだと不満を漏らします。
 まあ信長の気持ちもわかるねえ。
 親の心子知らずと言いますが、ちょっと信秀の場合言葉がたらなすぎると思う。
 もしみんなの前であまり詳しく言うと、信長を排除しようと母が動く可能性もあったからかな、と
思ったんだけどどうでしょうかね。

 帰蝶は信長の話を聞き、確かにそれはおかしいですね、と言います。
 信長は、父は母には本当に甘い、今までのことも父が喜ぶと思ってやったのに、母が
不服を言ったから自分は叱られた、と言います。
 父は母の言いなりだと。
 帰蝶、何かを思い立ったらしく出て行きました。
 で、その途中御前にあった。
 彼女は帰蝶に、望月を知ってるだろう、信秀が呼べといってる、双六がしたいそうだと
言うのですが。
「まあ呼べいうても無理かなー」って言って帰っていきました。
 うっわ…むかつく。

 帰蝶、すたすたと信秀のところにいき、胸の内を聞きたいと話しかけます。
 どちらが跡目にふさわしいのか、教えてくれたらちょっぱやで望月呼んだげる、と。
 ここは会話聞こえないというか本当に話したかどうかわからんのよなあ。
 視聴者に想像の余地を残したってことなんだうろうか。
 私は、信秀はほぼしゃべるだけの気力もなく、一応信長を跡目にって思ってるのは事実
だろうけども、あとで信長に帰蝶が語って聞かせたことは、帰蝶の作り話ではないかと
思っています。

 信秀は帰蝶に信長をよろしく、と言ってました。
 帰蝶、急いで戻ってきます。
 信長ふてくされて寝転んでた。
 んで信長は何を言った、と言うんだけど、聞きたいですかと言われて「やっぱいい」と
立ち上がる。
 そんな信長に帰蝶は言います。
 信秀は、信長は自分の若い頃と瓜二つと言ってましたよ。
 良いとこも悪いとこも。
 それゆえかわいい、そう伝えよ。
 最後にこう言いました。
「尾張を任せる、強くなれ」

 信長めっちゃにこおー!てなった。ちょっとかわいいわこの信長。
 いや信長がこの笑った顔で「ウソであろう」といわないかハラハラしたよ。
 サイコパスな面見せてくるかなとちょっと思ったけど。
 まあ良かった。

 んで帰蝶は急いで望月を呼ぶように言います。
 その頃の京は大変なことになっていました。
 三好の軍が入ってきて、民間人も襲われたらしい。
 これはひどいですね。
 んで望月の診療所には若い医者がいて手当てをしているのですが、望月はといえば
九条という公家かな、屋敷に薬代を巻き上げるといって行ったらしいんですけども…。
 しょんぼりして帰ってきたぞ。
 これ絶対負けたやろ。
 闘鶏をやってボロまけして40貫の借金作ったらしい。
 つーかこの人、賭け事で勝ったことあったっけ…?
 で、伊呂波太夫に2貫貸してとか言い出した。
 アホかよ。
 んで駒は使者がきて手紙を渡していった、と望月に見せます。
 それは尾張からで、信秀が双六をやりたいといってるから急ぎきて欲しい、金は
望みのままと書いてありました。
 望月からしたら、借金返せるから願ってもない話ですね。
 太夫、40貫の借金を自分が肩代わりするかわりにひとつ頼みを聞いて欲しいと
言い出しました。
 駿河にもついでにいって欲しいと。
 友野という商人がいるんだけど、その子供が病弱で名医に見て欲しいといわれてるから
そっちにも行ってほしいということでした。
 お礼は100貫だそうで。
 突然運が向いてきたな望月。
 駒は自分も行くといいます。
 ついでに美濃も寄りたいって。
 あの助けてくれた明智家の人を確かめたいというわけですね。
 光秀が結婚したこと知らないでしょうな…。

 その美濃では。
 道三が、土岐頼芸がタカをくれたとかいってウッキウキで使者と対面しているの
ですけども。
 ラナーハヤブサかな。かわいい。
 と、受け取ろうとしたタカがいきなり飛びかかってきて、家臣がとっさにかばったのか
たまたまそっちに飛んでいったのか知りませんがともかく、背中にタカのツメが食い込んで
その家臣そのまま倒れて死にました。
 つまり、タカのツメに毒がぬってあったのです。
 道三激怒。
 このワシを殺そうとしたのか、このワシをって言ってます。いーえ、タカです。(黙れ)
 てかキミも前に人毒殺してましたよね…。

 明智城では、結婚めでたいなーと皆が和気藹々としていたのですが、そこにのろしが
上がっていると知らせが入る。
 すぐ参上しろってことだね。
 道三は家臣らを集めて、タカのせいで大事な家臣が死んだ、頼芸許せんとめちゃくちゃ
怒ってます。
 ずっと頼芸敬ってきたのにこの仕打ちおかしくね、と言うわけです。
 んで道三は頼芸相手に戦をすると、言う。
 不満のあるものはここから出て行けと。
 いやそんなん言われても…出て行きにくいじゃんこの場からだと。
 切り捨てられそうだし。
 義龍も稲葉らと顔を見合わせてますがやっぱり立ちませんね。

 というわけでよーし戦じゃー!となるのですが。
 義龍は光秀に、自分は頼芸の味方するからお前も味方してくれるよね、と声をかけるのでした。
 何でも言うこときくっていったツケがこれだよ…。

 なごや城では帰蝶がにっこにこでした。
 駒が寄ってくれたからです。
 久しぶりに会ったのだからうれしいだろうねえ。
 望月は信秀のとこにいったらしいです。間に合った、と帰蝶は言ってますが…。
 で、駒は美濃にも立ち寄りますと言いますが、帰蝶は「光秀結婚したってよ」と話す。
 駒どんな気持ちだったでしょうねえ。
 ただ、結局自分は気持ち伝えなかったわけだから、煕子みたいにきちんと話をしとけば
よかったのにね。
 帰蝶は、また光秀に会うことがあったらからかってやろうと言ってますね。

 そして望月。
 信秀のとこに向かっています。
 双六をするといったら珍しく起き上がったらしいです。
 で、双六台を前にしている信秀ですが。
 望月、近づく。
「一足先にお上がりになったか」
 信秀そのまま死んでいました。
 誰がうまいこと言えといったよ。
 さあ、争いが起こりそうですね。

 えーっと。
 光秀と煕子が結婚するエピソードはバッサリカットかあ。
 実は煕子は結婚直前、疱瘡だかにかかってしまい、顔に跡が残ってしまったんですね。
それを気にしてよく似た妹が結婚式にやってくるけども、光秀はそれが妹だと知り、疱瘡の
ことを知った上で煕子を貰い受けたい、とちゃんと話して結婚したと思ったんですが。
 ま、いろいろ支障があるんでしょうね今後。


 次回第13話。
 「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…」(新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ)



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