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麒麟がくる

第18話(20/05/17)

 1556年。
 美濃の勢力が大きく変わりました。
 つか前回のラストであれだったからもう逃げ出してるのかと思ったら、まだ皆明智荘に
いたよ…何してんのこの人ら。
 しかもそのさなか、駒と菊丸がきた。
 こんな中なんできたんだアホなんこの人ら。
 尾張には逃げられません、兵がいるという駒。
 この人初めて役に立ったやん。
 てーかほんと早く逃げろよ。どんだけもたもたしてんの。

 山の中を行く一行。
 伊呂波太夫と遭遇します。
 帰蝶から助けるよう命じられてきた、という伊呂波太夫は越前に逃げましょう、と言います。
 すでに帰蝶という信用できる人の名前が出てるにも関わらず、光秀は駒に「どういう
人だ」と聞いてるし。
 アホなんかな。
 しかも自分も道三の屋敷で一度見てるでしょうに…。
 駒が自分を育ててくれた旅の一座の人間だ、というので安心する光秀。
 帰蝶の面目丸つぶれだな。
 まあいいや。
 で、太夫は朝倉義景のとこに行くと言います。
 あの人…なんかとにかく何もしなかったような印象強い人なんだけど。
 なんていうの、毒にもならない代わりに薬にもならない、みたいな。
 それでいてやたら口を出す印象。
 まあいいや。
 途中立ち寄った小屋で菊丸は光秀に、越前はいい国だ、自分は4、5日休むと
いって薬屋を出てきたのでそろそろ帰らないといけないと言います。
 そもそも駒のワガママに付き合わされただけだもんね。かわいそうだ。
 そういうわけで菊丸は帰っていきました。
 
 んで駒のほうは煕子や光秀母と話していて、火事の中から自分を助けてもらった
のが明智の人だとわかったと話しますが。
 母ここで、助けたのは亡き夫だと気づく。
 いやいやそれならなんで前回きた時気づかなかったよ。あの童謡歌ってたとか
言うてたやんか。
 いまさら?て感じだわ…。
 光秀の父は、火事の中から子供を助けたという話を母にしており、京にいくたび
行方を捜していたそうです。自分で旅の一座に預けたんだから、京にいるわけ
ないじゃん。どうもなんか話のつじつまがあわんな…。
 駒も駒で、命の恩人に会えると思ったら死んでたとかつらいって文句言ってるし。
 どうでもいいシーンだった。

 さて。
 越前は確かに戦などどこ吹く風といった感じのところでした。
 朝倉のところへ顔を出した光秀。
 なんかクジャクの鳴き声が聞こえるぞ。
 で、朝倉義景に会うのですか。
 あ、ダメだこいつ。顔見たらわかる。口だけで何もしないやつだ。
 次いこう。(オイィィィ!!)

 伊呂波太夫とすごい親しい仲のようですが、えーと、義景の嫁さんの家にあたる
近衛家に伊呂波太夫は拾われて育ち、顔見知りのような感じということでいいのかな。
 そんで義景はとある手紙を見せます。
 それは細川幽斎からでした。
 方々の大名に、明智光秀という人間が逃げてきたらどうか助けてあげて欲しい、と
手紙を出していたのでした。
 さすが幽斎、有能だ…!
 太夫も、光秀は帰蝶の縁者だから、もし美濃が越前を攻めてくることがあったら尾張が
助けてくれますから、とフォロー。
 義景はそれほんとか?と聞きます。
 光秀、「自分に尾張動かす力ないんで」
 なんでこいつこんなに世渡り下手なの…?
 まあ道三にも正直者であれって言われたけどさ…。
 これじゃただの空気読めないおっさんやん。
 一族の命がかかってるっての忘れてるね。

 ま、どう思ったのか知りませんが義景は、ここにいればいいよーと言いました。
 生活費もくれようとしたけど断る光秀。
 幽斎や帰蝶が金をもらうのと同じだと。つまり借りを作るのが嫌だったんでしょうね。
 ほんにお前は豆腐屋の娘か。(四角四面は豆腐屋の娘、色が白いが水臭い、と揶揄する意味です)
 
 この後のシーンで義景が意味深に出てきたから何かと思ったら単に掃除の指導してる
だけだった。何の意味があんだろ。

 さて。
 義景が用意してくれた小屋、くっっそボロでした。
 まっくろくろすけ出ておいでー!(コラ)
 確か実際も用意されたとこはマジのボロ小屋だったよね。
 しかも義景の屋敷からめっちゃ離れてた。
 いざという時、無関係だということを装いたかったのかなとは思いますが。
 今の時代と違って素性をネットで調べるわけにもいかんしね。
 
 掃除しようにも道具すらないということで光秀は、質にいってくるという駒に数珠を
渡して売って来るよう言います。
 これは父の遺品で母は止めようとするけれども光秀は背に腹は変えられないと。
 ここで煕子が、自分も質屋を見に行きたいと言い出すんですね。
 何かと思ったら。
 めっちゃ気の利くいい嫁だった。
 自分の帯を質に入れて金を作り、数珠は売らないようにしたのでした。
 えらい。
 
 光秀の方は母と話してして、母は負けた時どう耐えるかでその者の値打ちが決まると
父の言葉を話しています。
 ここで初めて父の顔出たような気がする。
 誇り高く…と父の言葉をかみ締める光秀。まあこの小屋、埃だけは舞ってますが。

 駒はやっと帰っていきました。
 こいつ自分のワガママでついてきたのはいいけど、どう考えても一週間くらいは
経過してるわけで、その間望月が他国に情報漏らすために駒を逃がしたと思われて
殺されてるとか考えないのかな…って思いました。
 まあ望月が死んだら死んだでまた明智のとこくるんだろうけどさ。
 自分がやりたいことやるばっかで周りの人の迷惑考えないよね。

 さて道三の死は尾張の情勢にも大きな変化をもたらしていました。
 反信長の勢力が動き出していたのです。
 弟・信勝の部下である柴田が信長のもとへやってきました。
 謀反の動きがある、と知らせにきたのです。
 信長はお前、自分が首はねられてしかるべきことをいっているのわかってるのか、というけど
柴田は、この国の行方を案じたのだと。
 信勝の背後には義龍がいる、と言います。
 帰蝶もびっくりしてる。
 単に信勝が信長キラーイだけで動いてるならともかく、他国とつながってるとなるとまた
話が違ってきますからね。
 義龍は今川とも通じていて、双方で尾張を飲み込むつもりでしょう、これは見過ごせないと
思い報告にきたのだという柴田。
 彼にしてみたら自分は殺される覚悟で注進にきたってことなんでしょうね。
 
 信長、前も信勝は自分に背いたけど、母が許せというから許した、自分はおろかだなと
言うのです。
 帰蝶は今回も許すんですか、と信長に言います。
 信長としてはどうしろと?って感じでずか。
 帰蝶は会えばいい、というのです。
 顔を見てどうするか決めればいい、と。
 あーたこないだから戦略そればっかりですな…。

 数日後。
 信長が病と聞いた信勝がいそいそとやってきました。
 あれえ、このパターン、義龍のとこで見たぞ。あかんやつだ。
 母、土田御前は別のとこで待つように言われました。
 なんも知らん信勝は、なんだ元気そうですねーって感じで信長のとこにやってきました。
 なんでも、霊験あらたかな湧き水を手に入れたのでゼヒにと思い持ってきたというのです。
 これ大腸菌検査した?(ねえわ)
 
 病気ってのはウソだからという信長。
 ネタ晴らしはやっ!
 本当は殺すために呼んだけど顔見たら殺す気うせたわっていう信長。
 母が嘆くからなーって。
 その後二人はしばし話し合います。
 まあ結局お互いに相手のことをねたましいと思ってたのは事実でしょうな。
 そして信長、その水を飲んでみせろと言います。
 躊躇する信勝。
 毒入ってるんやろうなあこれ。
 信勝もバカですよね。
 本当に水くらいまともなのもって行けばいいのに。
 
 このあと信長の部下が入ってきて障子閉めてたけども、シーン変わったので
信勝が水を飲んで死んだのか、切り殺されたのかはわからず。
 ここらは想像の余地を残したということでしょうか?
 土田御前なんかおかしいと気づいたようですね。
 帰蝶は笑ってるとも無表情ともとれる顔だったなー怖い。


 次回第19話。
 「お前の親父は死んで時代を変えた!!それくらいの男になってから死ぬも生きるも好きにしやがれ!!!!」(ONE PIECE カーリー・ダダン)



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