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麒麟がくる |
第2話(20/01/26)
今回はなかなか面白かったです。
これが見たかったんだよーって感じで。
光秀が堺から戻ってくると、織田信秀の軍に対して明智勢が戦の支度を始めている
ところでした。
叔父が光秀に、今回は苦戦しそうだと告げてくる。
織田軍2万に対し、こちらは4000くらいしかいないそうです。
んで光秀が道三に会いに行ったら、なんか歌を歌いながら数珠を繰っていた。
いやそれ本来、お経唱えながら繰るものでしょうが。
(お経を一度唱えることに小さい珠を繰り、何回回唱えたら大きな珠を繰るみたいな
作法がお坊さんにはある)
ともかく光秀は旅の様子を道三に伝えます。
「敵をよく知っていれば100回戦っても負けないと言ったのは誰だったか…」と
いう道三の問いに光秀は孫子であると。
道三はずっとそれを守って戦をしてきたし、信秀のこともよく知っている、あいつは
金があるが人望はない、敵の数が多かったところでもろい、と言います。
戦は数で勝つものではないと思い知らせると。
これ現代にも通じるものがありますよね。
戦なれしてない千人より、武士が100人いた方がより効率的に動けるでしょう。
で、鉄砲を受け取った道三。
なんか喜んでるような感じもします。
名医の方はすでに奥さんを診ていると知り、満足した様子。
そして道三は堺を見てどう思ったかを光秀に聞きます。
彼は、美濃も堺のようになればいいと思った、と言います。
道三も豊かになれば戦をしなくてすむ、と答える。
まあ皮肉なことにそれをかなえたのは彼の娘婿にあたる信長ですが。
(楽市楽座)
このあと道三は光秀に、旅の費用半分返せとか言ってきた。
それが無理なら戦で大将の首2つあげろと。
ほんとケチくさいやつだな…。
お前もなかなかに人望ないぞ。
んで怒っている光秀、道三の奥さんのとこで誰かが呼んでいるといわれて怒りながら
いくとそこには帰蝶がいた。
医者を連れてきてくれたことにお礼が言いたかったんだと。
呼ぶなよ…。行けよ。
そして戦が始まりました。
なんか簡単に攻め込まれてるなと思ったら、門の前に落とし穴がありましたか。
うまいですね。
人はどうしても門に目がいきますからね。
その手前に罠しかけるのはうまいなあ。
光秀は別の箇所が苦戦していると聞き、大将はどこだー!って叫びながら
突き進んでいく。借金返せないから必死だな…。
てか一人で突っ込むなよ光秀。むちゃしすぎだわ。
道三のところにはいくつも城が落城したとの知らせが入ってきますが、彼は特に
あわてていませんでした。
そして、篭城すると指示を出します。
まだ戦は始まったばかり、またまだやれると思っていた部下達はズコーって感じ
でしょうね。
出鼻をくじかれたというか。
んで門を閉じるわけですが。
この門がめちゃくちゃペラッペラで蹴破れそうだった。
もう少し厚めに作ろうよ…。
で、門を閉めて投石したり、火のついた俵を転がしたりして、一応門の前からは敵兵を
追い払いました。
篭城ということで逃げ込んできたのは兵の他には民もいます。
こんなことでは数日ももたない、と皆思っているでしょう。
光秀は義龍にお前の父親嫌いだわと言う。
あのやり方は皆気に食わないぞ、と。
義龍は自分が父親に言ったところで聞いてくれない、自分は正室の子ではないから、と
光秀に言います。
光秀ショック受けてた感じだけどもしかして知らなかったのか?
てか今ここでカミングアウトか…。
織田軍では、民に紛れ込んだ乱破(忍者)から報告があり、皆メシ食って大将らも
酒を飲んでるという情報を入手してました。
信秀の弟、信康もこれなら総攻めで簡単に落とせるなーって感じだけど、他の部下達は
あそこは山城だから簡単には落ちないと指摘。
信秀は一旦兵を戻して早朝に攻めることを決めます。
こっちには神社の宮司さんきてるから万が一にも負けないぞーとか言ってるけど
それ負けるフラグですやん。
さて道三のほうです。
何か部下から知らせがきましたよ。
杯を傾けていた道三、皆にも杯を置けといいます。
中身は水でした。
そう、乱破がたくさん紛れ込んでいるだろうことをわかっていた道三は味方をも
欺く方法をとったのでした。
賢いやり方だと思います。
いちいち味方にこれ作戦だからって言って歩くよりは、民衆、部下ごと騙した方が早い。
幹部らだけが知っていて水飲んでればいいわけだから。
さあ全軍集めて門を開き、反撃が始まります。
乗っ取った村の中で宴会始めていた織田の軍は大慌てです。
メシ食ったり酒飲んだり寝てたりしたからまともに動けない。
どんどんやられていきますな。
それと疑問なんだけど太鼓叩いてる人はずっと太鼓要員なの。戦わないの?
甲子園でのブラスバンド部みたいな位置づけなの?
信秀と信康たちションしてたよ。
のんきだな。
そこに襲撃浮けて転がり落ちています。
宮司さんもやられたやんか。後ろで。
で、光秀は必死に大将の首を取ろうとしていたのですが。
追いかけた大将が振り返ったら叔父だった。
え?ってめっちゃびっくりしたんですが。
その後説明もなく話進んでいったけど後でわかります。
なんとか大将首2つとった光秀。
これで借金チャラだね!
さらに道三、もはや勝負は決したと見て勝どきをあげます。
信秀はボロボロな姿になって逃げ延びてましたが。
城に帰って寝るか!がちょっとユーモラスで面白かった。
あとあの…川のゴミ拾って帰ってね。旗とか。
さて帰宅した光秀。
そこにケガをした叔父がいましたがなんか光秀はそれ見てへんな顔をしていますよ。
それに望月が声をかけてきましたがへんな感じです。
光秀は望月に、自分が首を取った大将が叔父の顔に似ていた、と言います。
なるほど、空似だったのか。
びっくりしたー。
マジで叔父かと思ったしね。
で、びっくりしたから首を落とすのが遅れてしまい、さらに、こんなことが武士の
本懐か、誉とは何かと思ったらしい。
そんなん言うてもなあ。
まあ光秀本人も、やらないと自分がやられるというのは理解していたようですが。
ためらった自分をおろかだと思ったそうです。
望月は、でもそれで勝ったのだから良かったのでは、と光秀を慰めました。
さて道三のところには帰蝶の旦那さん、土岐家の人がきてました。
いやー勝つと思ってたわーって感じなんだけど、帰蝶が強い口調で、内心どっちが勝つと
思ってたんだ、道三が苦戦するとわかっていたのなら戦支度して来るのが当然ではと
責め立てるんですね。
道三がまあまあってなだめると帰蝶は、夫を許してください、と言いました。
わが夫がバカ夫に聞こえた…。
ともあれそんな帰蝶を道三は一旦下がらせます。
その上で道三は、このバカ夫が織田信康に3ヶ月前出した手紙を見せました。
つまり今回織田の挙兵は土岐家がたきつけたものであり、道三を討ち滅ぼして
欲しいみたいなお願いをしていたんですな。もともと自分の父が道三によって
守護の座から引き摺り下ろされたのをうらんでいた模様。
それを道三はつかんでいたと。
この手紙どうやって入手したのかは知らんけど…。
道三はこの夫に、今まで散々つくしてきて、守護の座にもつかせてやり、娘も
嫁にやったのになんでこんなことするのか、と追求。
マムシがとか言い出したよ。
で、道三の父親は油売りしてて、もともと土岐家が取り立ててやっただけの
クセに思い上がってるなり上がり者が、と怒鳴る。
うわあ…道三の背中めっちゃ怒ってるで。
ここカメラワークで道三の背中しか映ってないんだけどそれで怒ってるとわかるの
すごいな…。
出て行こうとした頼純(バカ夫の名)を「頼純!!……様」ととってつけたように言う
道三ちょっと笑ったんですが。
ここの主は自分だからとりあえず座れや、とさすがの迫力でバカ夫を元の席に
戻らせた。
そんで、あんたも不満いろいろあるだろうから話聞くよーまずは茶飲めや、と
手ずからいれてます。
これ昔からの茶の作法だろうけど、茶せんで茶立ててるときにあちこち飛び散って
見た目あんまりよろしくないけど、茶道の人らはどう思うんだろうか?
で、道三が茶を入れてそれを部下が運んで、バカ夫は飲んでるわけですが。
道三、こんな歌がはやってるといって歌い始めました。
数珠を繰ってた時に歌ってたやつだな。
その間に頼純、倒れます。
茶に毒が入っていたようですな。
さてこの先どうなることやら…。
次回第3話。
「過去の傷を持たない奴などいやしない。もしいるとしたら、それは薄っぺらな奴だ」(幽☆遊☆白書 飛影)
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