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麒麟がくる |
第22話(20/08/30)
もうすっかり忘れちゃったよ…(ひどい)。
桶狭間の戦いから4年、1564年冬のこと。
光秀はつつましい生活をしていました。
子供が女の子二人生まれているようですね。
のちのヤンデレ細川忠興の嫁さんになるたまも生まれてました。ガラシャです。
で。
京は今のところは平穏でした。
三好が取り仕切っていて、将軍はすっかり傀儡化していたからです。
松永は大和の国を任されていた。
んで周りは将軍義輝に、改元を帝に提案しようぜと言ってます。
60年に一度の甲子の年は改元するのが慣わしで、将軍が帝に提言する風習なのだそうです。
お前らか!お前らがやたら改元して歴史の暗記箇所増やしてやがるのか!
許さんぞ…!(いやこ現代はもっと早いサイクルでかわっとるし)
しかし義輝は、えー?俺じゃなくていいじゃん、三好でいいじゃん、とすっかりヘソを
曲げている様子。
なんでも、6年前朽木にいたころ帝は改元したのに、自分に知らせがなかったよう
なのです。あーあのなんか騒ぎ起きて逃げてたやつ。
将軍がどこいったかわかんねーから連絡できなかったんじゃないの。
今と違ってスマホないしさぁ…。
まあそれで、働きたくないぜってなってるわけか将軍。
独歩のラップ歌わせてやろうか!(BLACK OR WHITE)
そんなことは知る由もない光秀のとこに、細川幽斎が訪ねてきた。
久しぶりの友の来訪に光秀はとても喜びます。
奥さんも頑張って食べ物出してんなあ…てかまだこんな貧しい暮らししてるのか。
浪人だもんね確かに。
で、母は自慢の孫らを見せてくるのですが。
知らない人にだっこされたら泣くたまが、幽斎をじーっと見ている、と皆ビックリするの
ですね。
幽斎は何も知らず喜んでるけど。
十数年後あなたの義理の娘になります。
この年でターゲットロックオンするとは…恐ろしい子、たま!
ともあれ幽斎は義輝のことを相談します。
三好の力が強くなって義輝がないがしろにされており、もうすっかりヘソを曲げてしまった
のだと。
自分等もあまりにも小言を言うから遠ざけられているくらいだと。
そんで、光秀に会いにきたのは、義輝が能を一緒に見たいと言い出したのだと。
もう朝倉には話をつけてあるという幽斎。さすが有能。
光秀は二つ返事で引き受けますが…。
奥さんの労をねぎらいつつ光秀、なんで自分が呼ばれたかわからんと言ってる。
あれぇ!?
幽斎かなり説明してたよ!?
義輝がヘソまげて光秀呼んでって言ったと説明してたよ?
まあいいや…。
そういうわけで光秀は京に行くことを決意します。
そして京では望月が患者を治療中でしたが、隣の部屋で駒が丸薬作っていて、
そんな副作用が出るかもしれんようなものをうかつにホイホイ配るなと注意しています。
何かあっては遅いのだからと。
私これ望月の注意はもっともだと思うんですけど。
駒は、よく利く薬だし私は薬に詳しいから大丈夫、とケンカして出て行ってしまいました。
思い上がりはなはだしいな…。
そんで、伊呂波太夫は近衛とゲームして遊んでんだけど、そこに駒が来た。
てか明らかに身分高い人と見てわかるだろ。
普通にしてんなよ。
で、関白と聞いてビックリしている。
太夫は、弟のようなもんだと言います。
そーいや近衛家に拾われて育てられていたと言ってましたな。
実は太夫、大和に行く用事がありました。
松永が、奥さんが死んで喪に服すため、鳴り物を禁止して民がとても困ってる上に
自分等も興行できなくて困ってるから、直談判に行くらしい。
気軽に各地の大名に会えるのはこの人と望月くらいのもんですね。
そのころ松永は、多聞山城にいました。
この多聞って毘沙門天の多聞(多聞天)かな?
まあいいや。
三好が改元の話を帝に進言しようとしたらしいけど、近衛が却下したらしい。
それを松永に伝えにきたようなんですね、近衛。
将軍が提案するのが慣わしで、将軍差し置いててめーは何様のつもりだということ。
さらに、将軍暗殺の話が出ているぞ、と近衛は松永に告げます。
松永はすっとぼけるけど、近衛はお前の息子が疑われている、と。
こりゃ面倒なことになりましたなあ。
そのころ駒は町をぶらついてて、坊さんに出会った。
ふらっとここにやってきては食べ物を分け与え、民から感謝されているらしい。
てかこの坊さんを尾行する駒はなんであんな嫌そうな顔をしてるんだろう。
私最初、うわ汚いナリだな…とか思ってるのかなと考えたんだけどどうも
違うようだ。演技の問題だなこりゃ。
この坊さんは、自分に出来ることはこれくらいだから、出来ることを民にしている、と
伝えるのでした。
のちの義昭です。
この坊さんが信長になんでもおねだり始める人か…。
パパー幕府作ってぇーパパー寺建ててぇー的な。
そのころ松永は太夫をナンパしてた。
お前、奥さんなくなったのにこりんな…。
まあここ面白かったからいいわ。
ただ、太夫の言う、貢ぎたい男とは誰のことなのか…。
光秀の方は三淵と会ってました。
三淵は、能を見たあと将軍から話があるからと言います。
それはおそらく三好を討てという話だろうと。
光秀ビックリします。
能を見た後義輝は夢で見たお告げの通りだったと光秀に告げます。
夢で観音菩薩が現れて、越前から助けがくる、それを頼みにせよといわれたと。
それが光秀だったという義輝。
まだまだだね。(その越前ではない)
それで、これだとばかりに三好の暗殺を頼もうと思っていたのだけれど、冷静になって
よく考えたら、武士の頂点である将軍が、自分の意に沿わぬからと闇討ちをしたら
ダメなんじゃないかと思いなおしたって言うんですね。
えらいぞ!
で、麒麟の話をしたのを覚えているか、という義輝。
自分は麒麟を呼べる男になりたいのだといいます。
麒麟ビール下さいって言えば。(違う)
光秀は、これから力を取り戻すには強い大名の支えがいると提案します。
義輝は、呼び出しても誰もこねーんだもん、と文句言うのですが。
信長がいるという光秀。
今川義元を討ち取った彼には力がある、と。
信長が支えてくれるなら将軍家も力を取り戻せるはずという光秀は、信長を
自分が連れてくるといいます。
大きく出ちゃったけど大丈夫かねこれ…。
義輝も託す、と言います。
目にちょっと輝き戻った感じだよね。
今なら新幹線もすいてるから早くつれてこれるね。
光秀、ぶらぶら歩いてて望月の家に入ってきた。
てかお前入る前に声かけろよ…。
で、望月に、ある方が迷っている、それは雲がかかった月のようだ、私はその雲を払って
差し上げたいが、この先のことを思うと大きな山を前にしたような気持ちだと伝える。
月だといったり山だといったり忙しいな。
望月は、この年まで医者をしてきて分かったことがあると言う。
治る患者もいれば治らない患者もいる。
治る患者は自分の生きる力で治し、医者はそれを手助けしてるだけ。
雲が晴れるかどうか、目の前のことをひとつずつやっていくしかないし、山は大きなほうが
上るといい眺めですよ、と。
さすが望月いいこと言いますね。
光秀もようやく決心がついたようでした。
そのころ、三好が病に倒れ亡くなりました。
さあまたきな臭くなってまいりましたが…。
義輝は三好が死んだの嬉しくてしゃーないからちょっとニヤけてましたね。
次回第23話。
「弱音を吐くのはいい。吐きたければいくらでも吐け。俺が聞いてやる。だが諦めるようなことだけは言うな!」(シュタインズ・ゲート 岡部倫太郎)
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