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麒麟がくる

第32話(20/11/15)

 将軍義昭から戦いの様子を先に知っておきたいと呼び出された光秀は、朝倉とは
引き分けだ、と語ります。
 兵を1000人失ったけどちゃんと撤退したし、信長は後追い不要として撤退しただけだと。
 摂津は、逃げ帰った兵はみんな負けだったといってますよーと指摘。
 腹立つなあこいつ。
 義昭はみんなのことが心配で3日も寝れなかったというんですね。
 摂津もと。
 それは浅井が信長を裏切ったと聞いたからだ、というのです。
 ここで光秀、それはおかしいというんですね。
 浅井が信長を裏切ったのは4日前のことで、3日前にそれを知って眠れなかった
というのならあまりにも情報が早すぎる、誰からそれを聞いたのか、それは内通者かも
知れないと指摘。
 お前は戦国時代の江戸川コナンか。
 で、摂津は政所の者が言ってたから知ったというものの、それは誰ですかと問い詰める
光秀。
 もはや朝倉と内通しているものをかばわないでしょうな、と光秀が言えば攝津は、
自分は朝倉を敵と思ってないとうっかり口を滑らせた。
 光秀、あなたも敵となるつもりか、と指摘したとこで義昭が止めに入ります。
 チッ。
 
 光秀は信長に命じられて自分が殿をつとめたことを義昭に語って聞かせます。
 それはそれは怖い経験だったと。
 かつて帰蝶にもからかわれた、高い木に登って下りられなくなったことを話し、
まるであの時のようだったと言います。
 義昭も自分もそれは経験があるといいます。
 光秀は、朝倉と浅井の戦いに義昭がいたら、浅井も裏切らなかったし朝倉もひるんだ
ことでしょう、次はゼヒ義昭に出て欲しいと頼みます。
 まあここまで頼まれたら義昭としても「俺がいないとダメかー」って悪い気には
ならないと思うんですがねえ…。
 その後信長が到着したので義昭はいそいそと出迎えにいきますが…はてさて
この二人の蜜月は続くのでしょうか?

 光秀、自分の屋敷に妻子がきてほっとしてました。
 やたらたまをピックアップするのもちょっとわざとらしいからやめてと思いますけどね。
 まあいいや。

 さてさて。
 それからほどなくして光秀は秀吉とともに堺へ向かっていました。
 戦で鉄砲を失ったからそれを調達してこいと言われたので、今井のところに
向かっているのです。
 前に鉄砲調達した京のあの店はもう無理なんですかね?
 ともあれ、今井に会いにいくと、いやーさっき別の客から250挺納品してって言われた
ばかりなんで無理ですわ。その客の名前は言えない、と断られてしまう。
 秀吉は、2年前三好と信長の戦いでこいつら武器調達したからまたやるつもりでは、と
疑っていますが光秀は、上洛にも力を貸していたしこの人はそんな人じゃないとかばう。
 そんで、茶でもと言い出すのですが。
 今井が、それなら丁度いい、夕方から茶会がありますからとそれに招いてくれるんですね。
秀吉が「自分も誘われてる?」ってちゃんと確認するのよかったなあ。

 そして時間があるので秀吉は作法を勉強しているわけですが。
 今井が茶会の顔ぶれを紙に書いてよこしてくれるんですね。
 光秀頭いいから、鉄砲を注文した客は教えられないが、茶会の客にいるとそれとなく
教えてくれているのだと察知、このリストから筒井順慶とアタリをつけます。
 まあさすがに買ってもいない客を茶会に招くとは思えないしな…。
 めっちゃ気まずい茶会になるし…。
 秀吉は、筒井だとするとやっかいだなと言う。
 松永の敵だからって。
 ここでちょっと引っかかったのが、秀吉が「リストに駒って名前があるけどこれは
女かなあ」みたいなのを言ってたこと。知らないわけはないだろうにえらくすっとぼけたなと
思っていたのですが…。

 と、茶会までご歓談下さいって光秀らが待ってたとこに筒井がきた。
 今井のはからいか。すごいね。
 さすが商人、ぬかりがない。
 で、筒井は光秀のことをよく知ってると褒めます。
 ここで秀吉が光秀を呼んで外でチラッと話をするんですね。
 鉄砲ゆずってくれと話して欲しいということらしい。
 光秀もそれは承知でしょう。
 そして秀吉ここで警告します。
 駒(同席していた)は義昭の寵愛を受けているともっぱらの評判になっている、あの場で
筒井に話すことはすべて義昭の耳に入ると思ったほうがいい、と。
 さすが秀吉そういうのをつかんでいて、下手に駒に近づかないほうがいい、この女は
やばい、と警戒したんでしょうなあ。

 さてそういうわけで筒井は、200挺ゆずるのはさすがに無理っすわって感じなん
だけども、160ならまあ…って感じなんですね。
 ただ、信長に会わせて欲しいと言い出した。
 松永と戦ってはいるけども、鉄砲ゆずるから松長を引かせろとは言わない、ただ信長と
知り合いになりたいのだと。
 そして駒にも義昭に会わせて欲しいと頼みます。
 したら光秀、信長にあわせるなら200挺ちょうだいよ、と。
 交渉がうまいですな…。
 商談がまとまったところで今井が、茶会の用意が出来たと声をかけてきました。
 この人も外でタイミング見計らってたんだろうなあ…。

 そして2ヵ月後。
 信長は家康とともに、朝倉・長井に戦いをしかけます。
 姉川の戦いでした。
 妹川もあるんだろうか?(黙れ)

 この戦では信長は勝ち、鉄砲をよく調達してきたと秀吉を褒めています。
 家康は光秀を呼んで、自分は三河に戻るといいます。
 武田信玄が鬱陶しいと。
 家康頑張って欲しいですねー。
 ただ、気になるのは幕府だと家康は言います。
 義昭はしきりに信玄へ上洛を促しているから油断するな、と。
 
 信長の戦は意外にもここで終わりませんでした。
 好機と見た三好がどさまぎでやってきたらしい。
 義昭も戦場に出陣したんですが…。
 声裏返っててなんか情けない感じだな。
 ただこの戦は信長苦戦することになりました。
 本願寺の連中が朝倉側に加勢したためです。
 信長、やむなく一時休戦をするため義昭に和議の手紙を書くよう言ってきました。
 義昭はそれが面白くなかったようで、信長も大したことないなと怒り心頭。
 摂津がうまいこと煽ってますなー。
 早く武田、上杉を上洛させようとたきつけてるしなあ。
 この二人が上洛したら信長と手を切るつもりでしょうねえ。

 信長またうめいてた。
 しかもなんか背中にくくりつけてるぞ。
 光秀がやってくると信長は、なんであいつら朝倉に味方するんだといってた。
 そんで、坊主どもが自分等は仏を背負って戦ってるから負けないって言うから
自分も背負ってると言った、と話す信長。
 いやそういう物理的に背負うことじゃなくてね…?
 重いとかいって結局放り出すしさぁ。

 光秀は結局は金ですよと説明する。
 朝倉らが寺に寄進してるから皆向こうに味方すると。
 まあそれでしょうね。
 さてさてどうなることやら。


 次回第33話。
 「あきらめるな。まだ何か方法があるはずだ。なければ作り出すまでだ」(CLANNAD 岡崎 朋也)



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