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麒麟がくる |
第35話(20/12/06)
光秀は新しく城を建てて移り住む話をしていたのですが、家族に対してどうも乗り気では
ない様子。
それを煕子は不審に思います。
そんな中秀吉がきました。
光秀の働きをめっちゃ褒めてます。まあ、うらやましいとか同じように出世したいとハッキリ
口に出すあたりイヤミっ気がなくてよろしい。
で、秀吉は信長からの命令を持ってきたのですが光秀は内容を読んで驚く。
税金を設けてその税を富裕層に貸し付けて利息を取り立て、それを公家衆に与えろ、
さらには幕府が帝の妹から奪った土地も取り戻し幕府を処罰せよというものでした。
まあこれやったら間違いなく幕府と対立しますね。
秀吉は、信長にとってもはや幕府はどうでもいい存在なのだ、大事なのは帝だ、と言う。
朝廷と手を組みたいのだと。
確かに。
光秀は、そうではなく、病んでいる幕府を正したほうがいいというけれども秀吉は、100年もの
間内輪もめを続け、腐りきったこの幕府を光秀が何とかできるのか、という態度。
確かにそうなんだよね。
今の光秀は理想論を言うだけで何ひとつ解決できてないわけだし。
二条城では。
4日後に義昭主催の茶会が催されることになり、摂津はその機会に明智を暗殺する、という
話をしていました。
しかしそうなると信長が乗り出してくるのでは、という部下の話に摂津は、武田、朝倉、
浅井が味方になるから問題ないと。
こいつらがバカだと思うのは、信長が乗り出した場合間違いなく勅命をもらいにいく
はずで、そうなると皆朝敵になるということですが。
武田以下がその汚名を背負ってまで戦ってくれるかどうか、なんてなんも考えてないですね。
ドラえもんの「君は実にバカだなあ」というセリフ思い出したわ。
医者の望月を訪ねてやってきた、大層やかましい女性がおりました。
ちょうどたまのケガの様子を見てもらってた感じだったんですが、望月がまだ帰って
きてないということでその女性は、煕子が光秀の奥さんということを知らずに、自分の
息子自慢をしたあと、「その点出世しすぎた明智光秀は、幕府ににらまれて裏切らないよう
妻子を人質として京において自分ひとりだけ坂本の城に行くよう言われている、さらに
義昭のねたみで命をとられる可能性さえある」と語るのでした。
この女性はなかといい、秀吉の母でした。
息子が出世したの自慢したくて仕方ないんだろうな、って感じで私は嫌いなキャラでは
なかったな。むしろ肝っ玉かあさんって感じでうまく演じてるなーと思いました。
んで義昭は駒にそれを言われて、摂津がいないとこの幕府回らないんだから、光秀を
暗殺したいといわれたらそうするしかないとか言ってます。
大事な人間とかいってたのにどうしようもないなこいつも。
太夫はその話を駒から聞かされ急いであることを手配します。
さすが太夫ですわ。仕事が出来る。
駒は自分が一番将軍に近いのに何もしないんだね…。
何もしらない光秀が茶会にやってくると、幽斎がきていました。
珍しい。
彼は光秀に太夫の踊りを見たかったんですよー出るらしいですよと言う。
こっからつながりがわかりますね。
太夫は急いで幽斎に話をつけたのでしょう。
で、彼が守るために駆けつけてきたのだと。
幽斎、この屋敷の奥にはいかないほうがいいよ、危ない、と忠告する。
あなたを暗殺する計画がある、と。
光秀、これを知ってあえていくんだから豪胆というか、何してんのって感じではありますが。
刺客に襲われつつも奥の、義昭がいる部屋にたどり着いた光秀。
挨拶してます。
この迫力にびびった義昭、側近をひとまず遠ざけた。
まあさすがに目の前で命を取るようなことが出来るような肝ではなかったようですね。
光秀はこの騒ぎで3年前のことを思い出していた、と言います。
あの三好の残党が二条城に乗り込んできた時のことですね。
まだ義昭は還俗したばかりで、光秀とともに隠し部屋に逃れて、これからのことを
いろいろ語り合いましたね。
光秀はここらが契機として、摂津や古き悪しき習慣を捨てては、と提案しました。
信長が好き勝手するのを見てろというのかという義昭に対して、今も昔も自分の
決意は変わらない、将軍を守るという光秀。
どうなのかなあ。
てか義昭今日はよく泣くな。
で義昭、その怪我では今日の茶会は出られないだろ、茶会を取りやめるといいました。
光秀一人のためにやめるのかよ。当日キャンセルはキャンセル料100%だぞ。
三淵がきたというので義昭は、茶会取りやめと告げます。
こいつも光秀暗殺計画知ってたんでしょうかね。
さして取り乱す様子もなく、摂津が引き下がらんかったらどうしますか、と聞いてるし。
義昭は、摂津が従わないなら捕らえよといいました。
で、三淵、幽斎の者が門の前にいるから義昭がいいって言うなら入れますがという。
そういうわけで幽斎の手のものがどやどやと入ってきて摂津は捕縛されました。
光秀も脱出できるわけですね。
義昭、茶会が催されたとしても今日の茶は苦かっただろうな、とか言うけど、そこまで
わかっててなんで自分が決断せんかねえ、って感じです。
あと、信長とは性があわんというけども、それなら最初の時点で信長がついての上洛を
断っていればよかったわけで、今になってもともとあわなかったんだ、というのはただの
負け惜しみにしか聞こえない。
あんたが采配をちゃんとしてれば信長が見限ることはなかったのに。
結局三淵や光秀にそなたらが頼りとか言ってるしさ。
摂津がいないと幕府回らんとか言ってたのどうなったよ…って感じ。
調子いいな。
数日後、光秀は太夫を訪ねます。
信長が足しげく御所に通っているという話から、帝ってどんな人か知りたいと思った光秀。
太夫は子供の頃一度会っただけだからわからない、と。
そこで、帝をよく知る人にあわせてくれます。
それは公家の三条西実澄でした。
紹介する相手が極端なんだよ!
この人、ずーっと一心不乱に本読んでますな。
本が好きなんかな。
帝とはどんな人かと問われて、心の美しい人、それがすべてだと答える実澄。
太夫も少々困ったようで、どんな人というけどそれ以上は取り付くしまもないって感じですな。
で、歌詠みでは誰が好きだと唐突に言い出す実澄。
光秀が、柿本人麻呂だというと、あれはいい、みたいに言い出してる。
うーむ。
柿本人麻呂は謎の多い人物というかまだ解明されてないことも多く、島根県の西部に
終焉の地とされる碑や記録がいろいろ残ってます。
もしご興味あったら回ってみてください。
んで帝に会った実澄、帝が「明智光秀に会ったのか」と言ってくるもんだから逆に、ご存知
でしたかと驚く。
信長がしょっちゅう話に出してくるらしいです。
で、帝は、それを追い返したそうだな、みたいに言う。
これはからかいでしょうな。からかい上手の帝さん。(からかい上手の高木さんみたいに言うな)
実澄は追い返したとはていが悪い、いろいろ話してたら日が暮れてきたから帰ってもらったと
説明します。
んで帝は実澄も光秀が気に入ったんだろう、と指摘。
今度つれてきてというのです。
はーい、「帝の言うことはー?」「ぜったーい」(ちょっと、黒バスの赤司君じゃないんだから)
光秀の屋敷に太夫が訪ねてまいりました。
実澄からの言伝を伝えるというのです。
それは、実澄のお供で帝に会いに行くというものでした。
会いたくて会えなくて震えていた光秀ですからゼヒもなしといったところ。
次はいよいよ面会ですね。
次回第36話。
「降りて来いよド三流 格の違いってやつを見せてやる!!」(鋼の錬金術師 エドワード・エルリック)
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