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麒麟がくる |
第41話(21/01/17)
九州では義昭が各国の大名に信長倒すべしの手紙を送ってました。
んで光秀の方は丹波の国衆を一部とっつかまえて処刑はしない代わりに、城を二度と
築城しないこと、復興に力を入れること、を伝えていました。
復興で大変だろうから税はとらないというのはかなり優遇だと思います。
国衆を帰すとき光秀は一人に、なぜ丹波の国衆は信長に逆らうのかと聞くと、自分達の
土地は代々足利将軍に拝領したものであり、その将軍をないがしろにする信長だから
戦っているという返事が。
つまり、将軍相手に戦ってるようなもんだいね。
そんで光秀は太夫が持ってきた平蜘蛛をどうするか考えていました。
そこに秀吉がやってきたという知らせを受ける。
秀吉は廊下を歩いてる時に薬草を届けにきた菊丸を見るんですね。
まあ覚えはあるでしょうよ。
で、秀吉は光秀に、おかげ様で播磨を抑えて総大将に任命されましたーと挨拶に
くるのでした。
光秀がめっちゃ明るく出迎えてるから、何があったんだ怖いって思ったら、見事に
(光秀の)足をすくいましたなと言い出した。
平蜘蛛の件を信長に報告したことを自分は知ってるぞ、と秀吉に知らせるわけですね。
最初はすっとぼけてた秀吉も、いやー信長に黙ってるのもあれだし、戦が終わったら
光秀には密告のこと謝るつもりでした、とわざとらしい。
ここの駆け引きはピリピリきますな。
光秀、口の軽い弟に諜報行為をさせないことですな、と言いました。
ああ、あの見張ってたやつ忍者じゃなくて弟か。
それが、自分が密会を見た、秀吉の手柄になったと町で吹聴して回ってたらしい。
ああそりゃどうにもなりませんや…。
光秀、この件は貸しにしておくと言います。
でもって秀吉は帰り際に、菊丸のこと知ってますか、いろいろかぎまわってますがと
それとなく言うも光秀は、あれは薬草売りの男だと認識してますが、といなすのでした。
うーんなかなかに対立してまいりましたなあ。
その後、あの秀吉の弟は刺客によって始末されていました。
もともと母親と不倫相手の間に出来た弟らしいよ。
かといってもそんな簡単に殺せるもんかって感じですが、それを難なくこなして
しまう秀吉が怖いですね。
ちゃんと自分で確認してるあたり現場主義の秀吉らしくもあるし。
マスクして出てきてるしさすがですね。(顔隠してただけや)
光秀はすぐに菊丸を訪ねました。
望月のとこで薬を作る手伝いをしているらしい。
光秀は菊丸に、家康の草の者であることは知っていると告げた上で、秀吉が正体に
気づいているから早く逃げろ、というのでした。
優しい人ですね。
ここの会話から、家康が最近の信長に不満を持っているのがわかります。
まあ同盟組んでても実際仲良かったかはわからんしね。
この後菊丸に追っ手かかってたけど逃げ切れてよかった。ここで始末されてしまう
のかとヒヤヒヤしました。
光秀、信長のもとを訪れました。
そこには近衛が。
近衛は信長に、京に戻りたければ九州にいってくれと言われていたらしいです。
毛利をたたくのにも後ろにいる九州の諸大名をなんとかしなければならない、そのために
近衛が九州へ行かされていたようですね。
ただ、京へ復帰するにも二条がまだいる、という近衛。
二条には将軍義昭を擁立した手前信長も強く言えないと。
という話をしていたら信長が、まだ完成前だけどぜひ天主を見て欲しいと言い出し、
近衛をていよく追い払った。
近衛が、この通り信長の操り人形よ、やむなしやむなし、と言ってたのはなんか良かったな。
信長は近く二条を関白から下ろすつもりだと言います。
近衛を挿げ替えると。
なんかもう朝廷さえ信長の思い通りって感じになってるね。
信長は二条について、京の評判が悪い、政治家は世論が大事だからなと言います。
そして京における自分の評判は上々だと。
整備された道を歩いてこの安土城を見に来るのが民の夢になっていると。
光秀、誰がそれを言いましたかという。
京での信長の評判最悪だって菊丸らも言ってましたもんね。
信長はみんながそういってると言い出した。
あー、周りがもうイエスマンになってしまったのでしょうね。
信長を持ち上げておきさえすれば自分等の身は安泰だから、口をそろえて「皆が信長様を
褒め称えております」とでも言ってんでしょう。
信長の評判よかったらなぜ松永、義昭は離反したのだ、という光秀。
で、信長は話を無理矢理終わらせた。
耳に痛いことを言ってくれる部下を大事にしろよ…。
光秀はここで平蜘蛛を取り出します。
あの時は知らんって言ったけど、あのまま後ろめたさをもって信長と接するのはためらわれた
から持ってきた、と言う光秀。
信長は何が言いたいと聞く。
これは松永は持つ者は覚悟がいると言っていた、だから所有するにふさわしい覚悟を
信長ももってね、と光秀は伝えます。
それなら誰もそむくことはないでしょう、と。
てっきり信長ありがたがるのかと思えば、今井にでもいって金にかえさせると言い出した。
かなりの値がつけば値打ちがわかるなと。
なんかもう信長思い上がりすぎてダメだな、というのがよくわかるエピソードでしたね。
つまり光秀にもう説教すんなってことでしょう。
この後光秀は実澄のお供で帝に会いに行きます。
実澄の話によると近頃信長が帝に譲位するように言ってるらしいです。
それを皆憂いているとか。
御所にいくと帝が月見のために出てきました。
人いねーのかよって思ったけど光秀と話をするからあえて人払いしてるのかな。
で、帝は月にいった者の名前を知っているか、と光秀に問うた。
桂男ですねという光秀。
桂男じゃない、桂だ!(黙ってろ)
調べてみたら中国の伝承なんですね、桂男って。
ともあれ。
帝はこれまで数々の力あるものが月をめざし、帰ってこなかったといいます。
すげえ、この時代から人類は月にいっていたのか…!
んで信長はどうかという帝。
光秀に、道を間違わないよう見届けて欲しい、と言います。
あー……なんか本能寺のフラグたった気がしますね。
もちろん帝もそんなつもりはなく言ったのでしょうが。
そして1578年秋、たまは細川忠興のもとへ輿入れしました。
ある意味光秀にもう失うものはなくなった、と言ってもいいかも知れないですね。
次回第42話。
「人間関係は化学反応。一度作用し合ったら もう元には戻れない」(東京喰種
-トーキョーグール- ユング)
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