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麒麟がくる |
第44話(21/02/07)
最終回、主人公がどんな描かれ方をするか、というのをいつも気にしてみてるのですが、
史上まれに見るクソ結末でしたね。
まさか主人公が「光秀は敗れた」とナレ死以下の扱いを受けるとは思ってもみなかった。
みんなの前で打ち据えられた光秀ですが信長に呼ばれて、あれは家康がどう出るか
見ていたんだ、本当に怒ってるわけじゃないからね、と言われました。
そんなん言われてもあの場で「ドッキリでした」という看板をもった人が出てくるとか、
家臣らも仕掛け人であるとかでない限り、光秀が叱責されたというのは広まっちゃうわけで。
信長、そこらのフォローヘタクソですよね。
で、信長は四国の長宗我部元親の話を出してくるんですがここでなんと、光秀は
家族同然の付き合いがあったことが判明。最終回に新設定出すなや。劇場版銀魂か。
そして信長は義昭を殺すよう命じます。
毛利の大義名分となってるのも邪魔だし、ということのようです。
光秀は義昭が、ここで釣りをしていれば殺されることもなかろう、と言っていたのを思い出します。
帰宅し光秀は細川幽斎に会う段取りをつけました。
たまたま京にきてるらしい。たまとね。あ、シャレじゃないですよ。たまと忠興もきてたと。
蹴鞠やってましたね。
アリアリアリアリ…アリーヴェデルチ!
…で、近衛がきて幽斎を呼んだ。
信長と光秀の仲が悪いらしいけど、信長が光秀を切り捨てたらどっちにつく?と
聞いてくる近衛。
「たちまちどちらにつく」という言い方をするんですね。
知らなかったー。
で、幽斎はそうならんことを祈るのみです、と答えました。
このドラマの幽斎は全然才能ある人間に見えないからつまんないなあ。
近衛は太夫と話をしていました。
太夫は背けばいいんですよって感じ。
光秀に勝って欲しいと。
まるで信長が討たれるのを見てきたかのように言うんじゃない。
光秀、信長に対して義昭は討てないと返答したようです。
信長は義昭を討って毛利を平定して二人で茶飲んで暮らそうやとか考えていたようですが。
君の人生プランは甘すぎる。
幽斎が息子夫婦を伴ってやってきました。
忠興がなかなかのヤンデレであることをたまが話していましたね。
もっといろいろ聞きたかったのですが。
庭師を切り殺した話とか。(やめろ殺伐とするだろうが)
で、幽斎は信長が義昭を亡き者にしようとしてる話を聞いたか、と光秀にふってくる。
不穏なBGMになりましたね。
光秀は断った、と答えます。
もう一度説得すると。
そして幽斎に、信長に物申す時は一緒だよって言ってくれたよね、あれ覚悟ある?と聞く。
幽斎は覚悟とは?って感じですね。
そうして話し合いが終わったあと幽斎、秀吉に連絡を取るように言うのでした。
ここだけ見ると幽斎が小ざかしく動いてるように見えるけどもともとこの人は戦況を見て動く
タイプの人で、光秀ともそんなにべったりというわけではなかったかと思います。
光秀が一方的に「俺らズッ友だよね」「フォーエバーフレンズ」と思ってたくらいの感じで。
んで、その話を部下にした時に菊丸がすれ違いましたよ。
光秀の館ではたまが薬をせんじていました。
またヤンデレ話がきけて面白かった。
光秀あれから信長を説得しようとしたけれど失敗したようですね。
お前がやらないなら自分がやる、みたいな。
自分の背中をおしてここまでにしたのはお前だろう、と言いたいようです。
そうして光秀、ある決意を固めたのでした。
というかOPまんまですな。
あの顔は信長を討つことを決意した顔だったんだなーと思いました。今更ですが。
5/29、信長は本能寺へ入りました。
その頃光秀は部下に、敵は本能寺にある織田信長、とつげたのでした。
自分が間違っていると思う者はこの太刀でわしの首を切れという光秀。
うーん誰かがやってたらどうなってたんだろう。
光秀は手紙を書いていました。
そこに菊丸がやってきて、自分は家康付けを解かれ、光秀の身を守るように遣わされたと
伝えてきます。
光秀は菊丸に、所詮これは自分ひとりの戦いだと思っている、と伝えます。
そしてこれから家康の力添えが欲しいとも。
一緒に戦えというのではなく、これからの平安な世を作っていくのに支えて欲しいというのが
光秀らしいですな。
そして今家康が堺にいるのは危ないからすぐに三河へ戻れ、と言います。
ああこれが伊賀越えですか。
新しい世になったら会おう、と家康への手紙を菊丸に託すのでした。
……。
あの。
光秀の身を守るよう言われてやってきました、と言ってる菊丸に手紙を届けてと
返すのもどうかと思うんですが。台無しじゃないか。
6/1の夜、光秀兵を引き連れて出ましたよ。
その頃秀吉も知らせを受けていて、光秀がやるかーって感じでした。
そして、やればいいとか言ってる。
私も秀吉ってこんなサバサバした感じだったんじゃないかと思うんですよね。
信長は信長として一応お仕えしてはいるが、すきがあれば下克上の気持ちはあったんじゃ
ないかと。
で、官兵衛相手に、毛利相手にしてる場合じゃない、帰り支度だ、というのでした。
ここ、声のトーンががらっとかわる演技は面白いなと思いました。
官兵衛演じてた濱田さんは軍師官兵衛の頃、官兵衛の部下として出てましたね。
懐かしい。
6/2 早暁(早朝4時ごろと推察される)。
…おいかなり明るいな!
あと馬をいななかせるな!バレるやろうが!
ソーシャルディスタンスを守った兵士らが本能寺の前に到着しました。皆さんいい感じに
距離を取っています。
そしてかかれーの声が。
本能寺の変を検証した番組で、本当に大勢の足音が聞こえなかったのかどうか、をやって
いましたが確かに屋敷の中にいたら近づく足音は全然聞こえませんでした。
でも見張りとかいたんじゃないかなあと思うんだけどね。
それとヤスケ(本能寺にいたはず)の手記では、信長は起きて身支度を整えている最中に
襲撃された、みたいな記録があったかと思うのですが…。また調べておきます。
さてさて。
襲撃きましたよー。
てか信長もなぜのんきに外に出るのか。
矢、刺さったやん。
やだ、矢だ!
信長は襲撃が明智軍と聞いて、光秀なら是非もなしと言ってます。
あー光秀ならしゃーないわという意味らしいですが、この時信長にとってはいろいろ
複雑な感情あったと思います。
ずっと一緒にやってきたのに、とか、まああれこれムチャいったもんな、とかね。
愛憎の念が入り混じるといった感じでしょうか。
てかここで刺さった矢を折るんだけどもっと早く折りなさいよ。ぶらんぶらんさせて移動
するんじゃない。
…てか矢が刺さってたわりにはものともしない動きだな!
ミギーが右手に宿ってるんでしょうか。(映画寄生獣ネタつーても見てない人にはわからんだろ)
武士の作法といったらおかしいですが、普通こういう襲撃をされてもう逃れられないような
時には、おとなしく自刃するのが普通だそうです。
しかし信長、信忠ともにものすごーく戦って、明智軍側にもそこそこ被害が出たらしいです。
最後まで、破天荒な信長らしいですね。
そんなこんなで武器として使っていたヤリも折れまして。これがほんとの投げやり。
いよいよ信長も奥に入り、蘭丸にここへ火をつけるように命じました。
信長の胸に去来したもの、それはなんだったのでしょうね。
光秀と楽しく語り合っていたのがほんの7、8ヶ月前のようですよね。
私はここ、信長は自分はこれで討たれるけど光秀ならまあいい世の中にしてくれるん
じゃないかって気持ちだったんじゃないかなと思ってます。
まさかその光秀が秀吉に討たれるとは思ってなかったかな。そこまではわかりませんが。
本能寺から火の手が上がったのを光秀はどういう思いで見ていたのでしょうか。
信長の死体は見つかりませんでした。
まあいいだろう、という光秀。
太夫がやってきて、帝もお喜びになるでしょうといってますが…。
ここで終わるなら大団円なんですけどね、そうはいかないので。
この後、光秀と交流のあった大名らは声をあげず沈黙を守りました。
家康は光秀からの情報によって伊賀を越えて戻りました。
真田丸の伊賀越えの方が面白かったな…。
そして駆けつけてきた秀吉軍によって光秀は討たれました。
3年後。
京では光秀は生きているのではないか、といううわさが流れていたようです。
まあ天海になった説もありましたからね。
そうなっていたらよかったのですが。
この話の中の家康なら光秀を喜んで受け入れたでしょうからね。
とまあこんな感じでグッダグダで終わりました。
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