多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→麒麟がくる


麒麟がくる

第9話(20/03/15)

 なんか…ぼやーっとした回でしたな。
 いや今後の展開に対して必要だとは思うけども。伏線いろいろあったし。

 信長のもとに帰蝶が輿入れし、織田と斉藤が手を組んだことは大いに今川を刺激しました。
 今川も竹千代の父、松平広忠をめっちゃ煽ってますな。
 戦争しかないっショ!みたいな。(いやそんなに軽くはない)
 というわけで戦をするためにどこだこれ岡崎か、帰ろうとしている山中の広忠ですが、
いきなり何者かに襲われて命を落としましたよ。
 出番短かっ!
 駆けつけてきたのは菊丸でした。
 これ多分すでに広忠の首が持ち去られた後なんだろうね。
 脇差をとって、竹千代の母に届けていました。
 なるほど、菊丸はこっちの草のものだったのかな。
 もしかして野党にとらわれて売られにいくところだった、という1話のやつも、そのフリで
どっかの国に忍び込むところだったのかも知れない。
 ぽやーとしてると思ったけどすごいですね、菊丸。
 てか残念なのは、岡村さんが悪いわけじゃないんだけど、外見的に、これで有能とか
言われても信じられないとこだな…。
 でもそういうのが意外に敵を油断させるんですよね。

 そういや光秀が織田のところから帰る時に織田の者に襲われたが助かったのは、
菊丸の仲間だったのかな?
 今光秀がやられたら困ると思ったんですかね。
 この、広忠を襲ったのとは別の人らなのかな。

 さてさて。
 広忠がやられたことで竹千代の叔父にあたる水野は、やったのは織田の手の者では
ないかと指摘。
 菊丸も、織田の人間が広忠の近くにもぐりこんでいたのは突き止めたのですが、と。
 こんなことをいると今川が黙ってないぞと危惧する水野。
 今戦って織田に勝ち目があるかどうか、と。
 こうなった以上、広忠の子である竹千代は三河の代表であるから、今川は全力で
とりにくるだろう、というわけです。
 なんでこんなことをしたのか織田の意図がわからん、という水野。
 犯人知ったらびっくりするだろうなあ。

 帰蝶は結局一晩待ちぼうけか。
 波の音とともに信長が帰ってきました。
 この演出はいらんような気もするけど…。
 ともあれ、信長は帰蝶が美人だったので良い意味でびっくりしたようです。
 蝮の娘と聞いてたから、みたいな。
 てかいきなりくつろぐのかよ!
 帰蝶はすっぽかされて怒ったことを伝えるのですが信長はあっけらかんと、
村の者が化け物を見たと怖がっていたので、池をさらって探していた、というのですね。
 いきなり「池の水全部抜く」を始めるんじゃない!
 ただどんだけすくっても無理だったので最終的に自分が池に入って探したと。
 まあこの時代ポンプとかないから…。
 でも信長としては自分が入って何事もなければ皆安心するだろ?というのです。
 これは確かにそうですよね。
 マヌケそうに見えて意外に考えてますね。
 信長は、まあそういうことがあったんだけどすっぽかしたのは事実だからごめんね、と
謝ってて割りと素直だなと思いました。
 あと、信長の部下というか家臣なのかな、帰蝶を見に野次馬きたよ。
 
 このあと二人は信秀とその奥さんに会いに行きます。
 ここで信長は信秀に、自分からも結婚の引き出物がある、といってある箱を
持ってこさせた。
 これ…形状からして…。
 案の定、中を見た信秀は奥さんと帰蝶に席を外すように言う。
 その後信長に対して、なんで広忠を討ったとメチャクチャ怒りました。
 信長は、先手を打ったんだ、広忠を討ち取ればうちに竹千代がいるんだから三河を
織田が抑えたも同然だというのですが、信秀はTPO考えろやと叱る。
 今川は竹千代を取りに来る、と。
 信長は斉藤と手を組んだんだから美濃が助けてくれるというけど、信秀は手を組んで
日が浅いから助けてくれるとは限らん、と。
 そうだな、仙道頼みは良くない。(今の人にはわからんスラダンネタを使うな)

 首持って帰れといわれて信長、ブスッとして持ち帰りました。
 これどうすんだろ。
 埋めるのかな。
 それがのちの首塚に(違う)。

 一方帰蝶。
 信長の母であり信秀の奥さんの土田御前と一緒にいました。
 彼女はもう一人の息子を紹介してくれます。
 信勝。
 うあー溺愛してるというアレですね 。
 竹千代と将棋をさしてたんですが、竹千代が負けましたというのへ嬉しそうにしています。
 バカ息子よのう。
 いや史実はどうだったか知らんけど少なくともこのドラマでは、土田御前のかわいがりっぷりに
甘えて現実を知らんボンボンだと思う。
 土田御前は信勝が勝ったので次はもっと手加減してあげてーとか言ってるし。
 
 竹千代は帰蝶に、将棋わざと負けてやってるみたいな話をします。
 信長とうつ将棋の方が面白いって。
 その話をしていたら信長がきたので竹千代駆け寄りますが怒鳴られた。
 めっちゃ機嫌悪いなあ。
 で、帰宅した信長鉄砲撃ってました。
 帰蝶がやりたそうだったのでやらせてあげる信長。
 このあたり、かっこつけなくていいなと思います。
 大分機嫌はおさまってきてるようだし、興味深そうにしている帰蝶が珍しかったのかも
知れませんね。
 まあ…まだ帰蝶を知らんから…。
 帰蝶はどこで鉄砲を知ったのかと聞かれて、自分のいとこの光秀の話をします。
 鉄砲が欲しいといってあっちこっちいくから道三が困ってた、と。
 いやその道三が手に入れて来いって言ったんですけど…。
 ともあれ信長は、あの道三を困らせた男と聞いて興味を持っています。
 んで帰蝶は信秀となんかあったのか、と聞く。
 信長はいつものことだと。
 帰蝶は、いつもは道三好きだけど時々大嫌いになると答える。
 信長自分もだ、と。
 気が合いそうですね。
 ただ信秀、信長と話していた時にあの矢を受けた傷がかなり痛んでる感じだったから
そろそろ寿命ですかねえ。
 
 美濃ではそんな話をされてるとは知らない光秀が米を妻木という人のとこに
持ってきていました。
 米不足だったので支援してあげてるらしいです。
 で、米は伝吾に任せて光秀は屋敷の中を歩いてた。
 昔ここによく来ていたので勝手知ったるなんとやら、のようです。
 廊下で光秀は花びらが飛んでくるのに気づいた。
 それがどこからか…と追っていって小さな小屋に続いているのに気づく。
 戸をあけて中に入ると、奥から「戸を閉めて欲しい」という声がしました。
 花びらをカゴにたくさん乗せた女がいました。
 彼女の名は煕子。えーい一発変換で出ない字を使うんじゃない!
 彼女は子供たちとかくれんぼをしていたことを言うけれど光秀は、花びらが
落ちていたから子供らも気づくと思いますよ、と。
 煕子は、子らがやってきたらこの花びらを花吹雪としてあびせてやるのです、と
笑いました。
 いいなーこの子かわいいですねー。
 その言葉を聴いて光秀は、かつて自分もかくれんぼで見つけた女の子から
花びらを浴びせられたことを思い出し、それが目の前の煕子であることに気づいた
のでした。
 幼馴染かあ。フラグ立ちますね!
 てかなんで光秀こんなモテるの。
 
 煕子は光秀に幼いころ嫁になれといわれたことを話します。
 が、なんか子供らがやってきてウヤムヤになってしまった。
 おい、フラグ折んな!
 
 そのころ明智荘では光秀の母と叔父が今か今かと光秀の帰りを待っていた。
 どうやら今回の出会いは仕組まれたもののようですね。
 光秀もそろそろ身を固めて欲しいがふらふらしてるから、煕子と会わせてなんとか
しようと思ったらしい。
 叔父は光秀が結婚したらこの明智城を返すつもりでいると話します。
 もともとその約束でここにいるらしい。
 なるほど。
 で、光秀が戻ってきたのですが…。
 なんでも煕子とは会ったけど妻木がやたら酒を進めてくるのと、庭とか山の話を
ずっとしてたと。
 おい、縁談成立させるどころか一番邪魔してるじゃねーか!
 というわけで光秀、もう寝るっていってた。

 そのころ京では。
 望月はねずみがどうのこうのと、ぼてふりと話をしていたのですが、中では駒が
ぼーっとして鍼治療も手につかない有様。
 ダメだこれ。
 望月が困ったもんだと言ってます。
 ああ、駒だけに?(やかましいわ)
 さうどうなることやら。


 次回第10話。
 「本当の自由とは…自分のルールで生きるってことなんだよ」(ドラゴン桜 桜木健二)



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→麒麟がくる