多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康


どうする家康

第14話(23/04/16)

 純粋に疑問なんだけどこのドラマ、こういう話の配分ペースでいいの?
 侍女がずっと走って1話使うとかものすごく無意味にしか見えないんですが。

 10年前。
 海辺の村で男の子を集めて、これはなんだろう、普通にかけっこなのかな、行われて
いた。
 賞品が干し柿だったのを見て、阿月は勝手にその勝負に加わった。
 当時女の子が走ったりするのはものすごくはしたないこととされていた時代ですかね。
 干し柿も、砂糖などがない時代としては甘味のひとつだったと思います。
 渋柿を干したら甘くなることに気づいた人はすごいと思う。

 で、阿月は男の子らの妨害もなんのそので一位を勝ち取り干し柿を手にするも、
父親につれていかれてしまった。
 可哀想…。

 それから10年後。
 金ヶ崎。
 カニでっかいなあ。
 守綱がこーんな!って興奮気味に説明してるのが面白い。
 あと、ナレとのやりとりはいらないって思った。ギャグが寒い。

 カニを盛って宴会してるわけですが、酒井はエビすくいを披露中。そこに秀吉がカニのように
刀でコスプレしてあらわれて、カニすくいを始める。皆バカ受けですな。
 家康が加わったギャグもめちゃくちゃ寒かったけど信長笑ってくれてよかったわ。
 音楽一瞬止まったよね…(笑)。
 
 4/27
 忠勝らは、いつになったら三河に帰れるのか…と言っている。
 まあ上洛したら戦につき合わされてる、じゃあなあ。
 信長は義昭のことを立派な将軍だ、といっており、直接あってあの体たらくを目にした家康は
懐疑的になっています。、
 
 浅井では戦支度が始まっていた。
 お市はあの小豆を入れた袋を阿月に作らせ、阿月は水くみにいった時に隠れていた草の者に
それを渡して、家康に届けてくれるよう頼んでいた。
 そんなことが起きているとは知らない信長は、家康をからかって笑ってました。
 気難しいのか、親しくなったら気安い人なのかわからんな…。
 あと家康が「ざけんな」って言ってたけど当時そんな言葉あったかなあ。
 いや鎌倉殿でもそういうのありましたけどね、なんかこっちは軽く聞こえてしまう。

 さて戦会議において、朝倉が城を出てこちらに向かっているとの知らせが。
 光秀は、朝倉は戦下手だからやけになってるんでしょう、と進言します。
 信長は考えているようですね。
 あの草の者が来るかとワクワクしてたけど、浅井の兵に簡単にとっつかまってたよ。
 あーあ。
 市は、家康は昔自分を助けてくれた人であり、なんとしても役に立ちたかったのにといってます。
 話の流れ上そうなるのはわかるけど、信長のためにとはいわんのかい…。
 阿月、自分がいきましょうか、とぽつりと言うのでした。
 10里離れてるのだぞというお市。(大体今の40キロ。しかし山の道なき道をいくことになるから相当きつい)
 だったらなんで草の者にはいかせようとしたのか…。

 家康は朝倉がこちらに向かっていると聞きながら、胸騒ぎがするとみんなに打ち明ける。
 石川は、朝倉が実直だからこそ裏切るのではないか、と言う。
 信長はあの義昭を見て褒めていた、つまり軽い神輿であればあるほどいいという意味で、浅井としては
信長が義昭を傀儡化して操ろうとしているのを見て危機感を抱いたのだろうと。
 要するに将軍の名の下に自分が日本を支配するつもりでいる、みたいなことでしょうね。
 でも朝倉と手を組んだところで、彼らだってやることは変わらないんじゃないかって思うんですが。
 それだったら信長のような力がある人間が全国統一したほうがいいよね。
 ということには思い至らないほど浅井もまだまだってことか。
 のちに家康裏切る石川さん、浅井の裏切り見抜くのさすがっす。

 阿月、近所にもらい乳にっていって出て行くけど、見張りに怪しまれてる。
 バカだな、一度本当に近所にいって戻ってくればいいのに。
 数度繰り返せば人間というものは油断しますよ。

 ともあれ逃げる阿月。
 彼女はお市が眠った隙に独断で逃げ出してきたようです。

 信長のところでは、浅井が反乱しようとしているとは知らない光秀らが、浅井は疋田城に
入ったと報告。
 そこに家康が神妙な面持ちで伝えにきましたよ。
 浅井と朝倉が手を組んでいる可能性にそなえて、ここは陣を引き払ったほうがいい、金ヶ崎は
はさまれたら逃げ場がないと。
 勇気出しましたね。
 当然光秀や秀吉は何をバカなことをと笑う。
 信長も笑います。
 光秀は三河侍は臆病だとバカにします。
 でも家康ここでがんばった。
 浅井は信長の機嫌を取るばかりのイエスマンとは違うと。
 光秀が気色ばんでいたけどここはちゃんと光秀を映すべきだったな。
 カメラワークもったいない。引きで入れればよかったのに。

 怒る信長に対して家康はおびえながらも、お前を信じられない者もおるんじゃと言い放った。
 お前の心のうちなんかわかるもんかって。
 出て行けと激昂する信長。
 朝倉の次はお前だ、まで言われましたよ。
 信長涙目になってたけど、そんなに家康に反抗されたことがショックだったのかな。
 むしろ、自分が殺される危険をおかしてまで意見具申してくれた家康の存在は大事だと
思いますが。
 家康、石川らに連れられて出てったけど、身を案じてるだけじゃ、というセリフはもっと
はっきりと画面内で言うべきだったな…。出来れば言い争いの途中にでも。
 こういう演出がすごく残念。
 大事な言葉なのに。
 単に信長憎しで言ってるのではなく、案じてるからこそ言いにきたんだってわかるんだから。

 戻ってきた信長は家臣に、どうしてもっと早くとめなかったといってる。
 アホタワケまで言いましたからね…。
 このあたりリーガルハイに似てるなあ。
 どうしてもっと僕を強く止めなかった!強く強く強く!ってなセリフがあった気がする。

 忠勝は、しょうがないから早く三河に帰って信長と一戦交える支度しましょうと切り替えが早い。
 そこに柴田勝家がやってきて、信長は家康といる時機嫌がいいから、どうか見捨てないでやって、
というのでした。
 うーん。
 このフォローもいきなりで謎なんだよなあ。

 阿月のほうは隠れた森の中で、浅井軍が深夜出立し、夜明けには金ヶ崎だといっているのを聞く。
 ここの阿月の過去は…別にどうでもいいな。いらないわ。
 お市に拾ってもらったところだけやればよかったのでは。
 多分拾ってもらう理由付けが必要だから親に二束三文(実際は三百文だけど)で売られたってのを
作ったんでしょうけど、身寄りをなくしてさまよっていて盗みを働いたところを、でさくっとやれば
よかったと思うけどね。

 そういうわけでお市にすくわれた阿月は今後何があってもお仕えすると決めていたのでしょう。
 なんとか金ヶ崎の砂浜を走りぬけ、彼女は息も絶え絶えにそこにいた侍に声をかける。
 彼は幸いにも家康の部下だった。
 抱えてつれてこられた阿月はあわてて出てきた家康に、「お引き候え」と言って息絶えるのでした。
 マラソンの由来となった「マラトン」の兵士(40キロを走り、戦況を伝えて息絶えた兵士)にちなんでる
のはわかるけど、だから何としか思えない、薄っぺらい顛末だわ。
 
 信長が急いでやってきました。
 家康は阿月が言った言葉を伝えます。
 早く逃げろという家康に指図は受けないという信長。
 家康は、これは自分の意見ではなくてお市の言葉だという。
 阿月の命をムダにするなと。
 また「逃げんかアホタワケ」って言ってるな…。
 
 ともあれ信長は引く判断をしました。
 しんがりは秀吉に任せると。
 めっちゃ喜んでるように見える秀吉だけど、これ狂気の笑いというか。
 まあ死ぬ可能性高いもんなあ。
 代わりに、逃げ延びたら一気に出世できる。
 秀吉は家康に手伝うよう言います。
 ここで逃げたら、朝倉浅井側に寝返るつもりだと言いふらしてやるからなと、。
 かわいそうに。
 ま、そういうわけで姉川の戦いに巻き込まれていく家康なのでした。

 しかし阿月が走るのに1話使う必要ありましたかね…。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→どうする家康